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2018年02月22日
塩だらとジャガイモの蒸し煮
昨日のQPで見た料理。塩ダラに胡椒してさっと表面に火を通しておき、ニンニクのみじん切りとベーコンを炒めたオリーブ油でジャガイモを炒め合わせ、白ワインと水を加え、塩ダラを戻してじっくり蒸し煮にする。仕上げに塩で調味してQPはパセリを散らしたが、ワタシは冷蔵庫に残っていたタイムを散らして煮込んで大正解!塩ダラは胡椒する前に水気を拭き取っておくこと。
昨日は午後から外出したため女子フィギュアSPや優勝したチームパシュートが見られなかったのは実にザンネン(v_v)もっとも競技結果や途中経過は出先でもスマホがしっかり報せてくれたが、報せに驚いたのは大杉漣の急逝で、自分とほとんど変わらない年齢の俳優だけに、改めて人はいつ何時どうなるかわからないという気がした。近年は映画やTVのバイプレーヤーとして引っ張りだこだった故人を、多くの方は根っから映像の人のような印象をお持ちかもしれないが、ワタシが初めて見たのは転形劇場の『水の駅』だったから、映像で見た時は「この人セリフもちゃんといえるんだ!」とヘンな驚きを覚えたものである。エリック・サティのBGMが流れるなかで俳優が無言のうちに緩やかな動きを見せつつ、そこに某かの人生の一片を表現した転形劇場の舞台は当時コンテンポラリーなお能といった感じに受け取られた先鋭的な前衛劇だったし、そこに登場した大杉漣も心身をシャープに鍛え上げたストイックな感じの男優だったから、後年のフレキシブルな活躍は意外に過ぎたというべきか。亡くなるのも早過ぎたというべきで、記憶に残る男優の訃報に昨夜は一種の感慨を催さずにはいられなかったのである。
コメント (2)
心配していた女子フィギュアも、今回は宮原さんのジャンプ、スピンを正しく評価してくれたようで満足しています。
しかしザギトワの際立った美しさを見ていると、この人が女王だと認めざるを得ません。ジャンプは最高難度、しかも後半、加点もあり。そもそも出てきただけで加点が貰える姿ですし。
「シャンハイ・ムーン」、私も昨日観に行きました。笑いながら最後はじーんときて、赤くなった鼻をマスクで隠しながら帰りました。魯迅を何とか助けようとする日本人の心に、銀メダルだった韓国人ライバルの肩を抱いてウィニングランをする小平さんの姿を重ねたり、萬斎さんを見てユヅくんの狩衣スタイルを思い出したり、オリンピック病だなあ、と思いつつ。
大杉漣さんの訃報、驚き、悲しんでいます。舞台「1984」を楽しみにしていたのに、残念でなりません。
投稿者 ルナ : 2018年02月22日 22:54
ご無沙汰しておりました。オリンピックには、距離を置きたい、なにしろ、東京オリンピック決定とその後にはいろいろ文句を言いたいクチだったのですが、それでも始まってしまうと、やっぱり気になったり、ひきこまれたり・・・それだけに政治が利用しないでほしいと思ってしまいます。
そこに大杉蓮さんの訃報にはホントにビックリしました。彼がほんの駆け出しの頃、転形劇場がその昔、TBS裏のアパートを稽古場兼舞台としていた頃に、見に行った芝居ではホンの下っ端?って感じで出ていた。だから、その後、沈黙劇で劇団も評価され、さらに大杉さんが北野映画やテレビでも活躍するようになって、正直ビックリでしたが、今回の急逝に2度ビックリでした。新国立劇場での「象」で舞台に立つ大杉さんを見、今年「1984」で舞台人の大杉さんを再び観たいと思ったいたのですが。
投稿者 ひまねこ : 2018年02月25日 20:07