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2018年02月21日

海老真丈とろろ汁、鮪とほうぼうのカルパッチョ、風呂吹き大根、豚の炭火焼き、ブリの炊き込みご飯ほか

世田谷パブリックシアターで井上ひさし作・栗山民也演出『シャンハイ・ムーン』を見た帰りに渋谷の「春秋」で文春の山口さん、川田さんとお目にかかって会食。
近代中国の代表的な文学者魯迅を日本人との関わりを通して描いた本作は、時代の傍観者にならざるを得ない作家という存在が抱く心の痛みを時にコミカルにもまた詩情豊かなセリフとしても綴った秀作である一方、戦前の中国に進出した日本人社会の問題をクローズアップしている点でも、初演時に増して現在に上演す意義が高いように感じられた今回の上演といえる。主演の野村萬斎はこの人の一種独特なエロキューションが魯迅という特異な人の存在にリアリティを与え、コミカルさと詩情が混淆する狂言で培われた演技力がぴったりはまった感じだ。まじめな助手から第二夫人となった女性を広末涼子がそれらしく好演し、魯迅を助ける内山書店主人の辻萬長、内山夫人の鷲尾真知子らベテラン陣が脇をゆったりと固めた好印象の舞台である。
山口さん川田さんとは最後に仕事の話もしっかりしつつ、大半はオリンピック話で盛り上がっておりました(^^ゞ


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