トップページ > 根菜のすいとん

2018年01月20日

根菜のすいとん

QPで見た料理。昆布+炒り子の出汁を煮立たせて鶏もも肉、イチョウ切りの大根ニンジンと斜め薄切りのゴボウ、椎茸、塩少々を入れて柔らかくなるまでじっくり煮て味醂醤油で調味したのがベース。すいとんの食感をよくするため薄力粉に白玉粉を混ぜるのがポイントで、ワタシはさらに卵の黄身を加えてみました。白玉粉は先に水で溶いてから薄力粉に加えること。
今週はやはり来る平昌オリンピックにからんで、韓国文政権の南北融和策にやや前のめり感が見られ、国論も賛否二分しているように報じられたが、この国はやっぱりまとまるのがなかなか大変なんだろうな〜と、つい同情してしまうのは、韓ドラ時代劇にちょっとハマってもう十本以上見ちゃってるせいかもしれない(^^ゞ ハマった理由はちょうど食事時に見る番組がないせいで、つい録画して見ちゃうわけだが、見ているうちにだんだんと朝鮮半島の歴史に興味が湧いたというか、およそ韓ドラを見るまで隣国の歴史をゼンゼン知らなかったことのほうが異常な感じがして、余計に見る気になったというのもある。中世と近世はともかく古代と近代には非常に濃厚な関わりを持っていた隣国の歴史をまるで教わらなかったことでは国の教育に意図的なものを感じざるを得ないのだけれど、ともあれ、いかにフィクションにしろ現実や歴史的事実はある程度反映されるのを身を以て知る人間として思うに、韓国と日本が大きく違うのはやはり地勢的な問題に収斂されるのだろう。中国大陸と隣接して絶えずその侵略を受け、常に国家の自立が危ぶまれる状態に置かれた半島情勢の厳しさや、それに培われたしたたかさと、四海に囲まれて領海は侵されても国境を踏みにじられずに済んだ国のノホホンさ加減とはとても比較にならないし、朝鮮半島の国々は対中国との関係において政権が替わりやすく、また権力闘争も起こりやすく、それによって庶民の命運も左右されるような事態がフィクションに限らず実際に多かったのかもしれない。その結果なのかどうか、韓ドラ時代劇の大方に国家の権力闘争が何らかのカタチでからむのはオドロキで、その点が日本の時代劇とは大違いなのである。翻って考えるに日本の時代劇は権力闘争を描くことがいささか少な過ぎるような気もしていて、国家の権力闘争を描くことが韓国では娯楽になり、日本ではならないのかもしれない。日本の庶民はそもそも国家的な権力というモノに反発どころか関心も惹かれないような特異体質なのかも?という気がするのは、近世の作品でもその手を娯楽にした例が非常に少ないせいである。現代に至っても、権力闘争といえば、せいぜい角界のそれぐらいにしか目が向かない日本の庶民感覚は一体どこから来てるんだろう(?_?)とかいろいろ考えちゃいます(-.-;)y-゜゜


コメントしてください




ログイン情報を記憶しますか?


確認ボタンをクリックして、コメントの内容をご確認の上、投稿をお願いします。


【迷惑コメントについて】
・他サイトへ誘導するためのリンク、存在しないメールアドレス、 フリーメールアドレス、不適切なURL、不適切な言葉が記述されていると コメントが表示されず自動削除される可能性があります。