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2018年01月15日

信州飯田行

底冷えの京都に生まれ、北海道で雪中乗馬までしたワタシにして、今回の旅行は人生イチバンの寒さに震える体験と相成りました(@_@;) 何しろ飯田は盆地で、それも京都のようにヤワな盆地ではなく、周囲に2、3千m級の山々が聳え立つ標高500mの盆地を今季最強の寒波が襲う最中だったから、まるで冷凍庫の中に閉じ込められたような状態で丸二日間を過ごすことに。北海道だと二重窓で室内は意外に暖かなのだけれど、飯田は真夏の気温が三十度を超えるらしいから、宿泊した高級旅館でも、温泉にのぼせるほど浸かった上にヒートテックと浴衣と羽織を重ね着したまま掛け布団二枚で暖房をガンガン効かせてようやく何とか就寝できる感じでした (^_^;)
取材中も氷点下な感じながら、それでも現地の皆さんは親切に応じてくださって、160年前に建てられた現存する日本最古の人形芝居小屋の中に入れてもらったり、江戸期のカシラを修復して使っている人形を手にして遣わせてもらったり、当時の古文書を手に取って拝見したり、何かと貴重な体験をさせて戴いて面白いお話も伺えたのは喜ばしい限り。こうした体験を通しての紀行文は3月に出る「ひととき」四月号に載る予定ですので、ご興味のある方は東海道山陽新幹線のグリーン車か取り扱い書店でゲットして下さい<(_ _)>
写真は上から往きの新幹線車中で見た富士山を新年らしくUPしました。次はこれまた新年らしく飯田の宿から見た南アルプスの日の出をUP。三段目の写真は江戸初期に使われたとおぼしき人形のカシラ群。下は極寒の中で160年前に創建された黒田人形舞台を保存会の会長さんたちが開けて下さっているところ。さらに下はその人形舞台の二階。最後は飯田近くの観光名所として名高い天竜峡だが、さすがにダレもいませんでした(^0^;)




コメント (1)


百六十年前に建てられた建物ですよね?。明治中期頃?。立派な造りな気がします。
とても栄えた町だったのですね。

少し不思議なのが、とても寒いところなのに、天井が無い事です。それは贅沢だったのか?冬場はまず使わないで夏場に使用するために天井を作らなかったのか?のどちらかが理由ではないかと思っています。

投稿者 nao : 2018年01月17日 23:03

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