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2017年06月10日

スープカレー

昨夜、大島さんから頂戴したお土産の北海道限定スープカレーの素で作って美味しく戴きました∈^0^∋
今週の世界ニュース標語は、願望もひっくるめて「驕れる者は久しからず」といった感じでしょうか。
まずBBCをずっと見続けてきた者としては英国人並にアゼン(・0・)としてしまった総選挙の結果で、する必要もなかった超前倒し選挙を宣言した時点でのメイ首相は、鉄の女サッチャーにますます似てきたと讃えられていたし、片や労働党のコービン党首は左派寄りの理想論ばかり述べるから今や党内でも浮いた存在として紹介されていたのだった。ところが高齢者福祉政策を誤ってからは保守党の凋落ぶりが甚だしく、これにテロの不運も重なって、絶対的な過半数を目指すつもりが、まさかの過半数割れに追い込まれたのだから世の中はどうなるかわからないものである。
ドイツZDFが「英国人は度を失っているように欧州全体から見られている」と評したように、EU離脱に続いて驚きの結果とはいえ、これはそもそもEU離脱反対派の若者が投票所に足を運んだ結果とされ、さらに社会的な弱者に有利な政策を掲げるコービン党首に、英国の若年層が大いなる支持を表明しているのは選挙戦中の報道でも印象深かった。こうした傾向は今や英国のみならず欧米全体で見られるのに、日本の若年層では近代以降かつてないほど政治に対する無関心が募っているかに見えるのは、今後の彼らに一体どういうツケをもたらすのか懸念されるところだ。もしかしたら日本を欧米諸国と比較するのが間違いで、今や公共放送のだらしなさを含めて民度的にはロシアとかインドとかと比べたほうがいいのかもしれない、と思ったりもする。
ところで総選挙の結果がぜん不安定化した英国の政治だが、米国のトランプ政権も予断を許さない状況で、今のところ大統領の弾劾までは行きそうもないと見られていても、元FBI長官に公然と「ウソつき」呼ばわりされてしまったのでは、今後世論の動向や司法省の出方次第でどうなることやらである。
もっともトランプ君は彼なりの方法で米国における社会的弱者の救済を目指しているようだけれど、それにしてもツイッター反論濫用病は一向に止む気配がなく、米国では精神的な障害を指摘する向きもあるほどで、日本社会でもよく問題になる一種の「モンスター」系人物であることは間違いなさそうだ。こうした傍迷惑なモンスター族が世界各地で増えているのは、やはりSNSの普及と関連するのだろうか?かつて大宅壮一はテレビ時代を「一億総白痴化」と喝破したが、SNS時代は「六十億総ナルシズム的ゴーマン化」とでもいうのだろうか?
ともあれ、こうした時代の人間は政治的な独裁状態をも長くは容認しないというメリットがあるのかもしれず、安倍政権の支持率はまだ五割を切ってないのがフシギとはいえ、加計学園問題に関する文科省内の怪?文書再調査が遅まきながら命じられたのは、さすがに世論の動向を無視できなかったせいだろう。ごく単純に、こんなあからさまな依怙ひいきを許しておいたら韓国より悪いじゃないかと思われる方もあるだろうし、インドやトルコやロシア並の民度に見られて表現の自由に関する国連の懸念を払拭することも難しそうだから、早いとこ民主主義政治の原点に立ち帰らないと、日本はまたぞろ何らかのことで「一億総懺悔」するはめになるかもしれません(-.-;)y-゜゜



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