トップページ > カブのぴり辛味噌スープ、焼きそば

2016年11月03日

カブのぴり辛味噌スープ、焼きそば

焼きそばはごくフツーのソース焼きそばなのでレシピは省略。今夜のメインレシピは昨日のQPで見たスープで、カブを胡麻油と豆板醤で炒めてから出汁と椎茸とカブの葉を加えて、アクを取りながら煮込んで味噌を入れるだけ。
文化の日も休日返上で執筆に勤しんでいたが、食事しながらNHK7時のニュースを見ていたら文化勲章受賞者の紹介があって、こないだ直島の岸壁でその作品に文字通り触れてきたばかりの前衛アーチスト草間彌生氏がいらっしゃれば、演歌の大御所船村徹氏もいらっしゃるという、何だかメチャ幅広いジャンルからの人選なので、最終的に絞りきるのは大変だったんじゃないかしら (^◇^;) と変に感心してしまったのだけれど、ちょっとふしぎだったのは平岩弓枝氏に関して時代小説作家という紹介だけで、お化け番組ともいえる高視聴率を獲得したテレビドラマを数多く生んだシナリオライターだった過去の側面が全く伝えられないのはご本人の意志だったのか、あるいは今時の若いマスコミ関係者はゼンゼン知らなかったりするんだろうか?てなことを考えてしまった。マスコミ的には地味な方ながら驚かされたのは中野三敏氏で、これって私が知ってる(別に面識があるという意味ではありません)あの中野サンピンさん??と思わずネットで確かめたくらいである。近世文学の泰斗であるのは間違いないし、別に受賞にケチをつけるようなつもりは毛頭ないが、たとえば暉峻康隆氏や野間光辰氏や中村幸彦氏といった過去の著名な近世文学の泰斗は受賞なさっていないので、ここに来てようやく近世文学の研究者が受賞対象になったということなんだろうか?いや、それにしても国文学研究者全体でも受賞されたケースってほとんどないんじゃなかろうか?ひょっとしたら私の知らないところで国文学研究者としてはかつてないくらい有名な存在になられてたんだろうか?とか何かとフシギで堪りませんでしたf(^ー^;


コメント (1)


「仮名手本忠臣蔵」を収めた日本文学全集、買いました。取り上げられた浄瑠璃はどれも歌舞伎で観てますが、観劇時には詞章を意識することは少ないものの、歌舞伎全集などで丸本にも触れているので、現代語訳で読むのは正直、不思議な気がします。カバーや表紙、しおり、花ぎれ、と色が統一されて、全集ならではの美しい装丁が心地よく感じられます。外出時や就寝前、日中など数冊を並行して読む癖があり、読む速さもめっきり落ちたので、なかなかはかどらず、この本は大部なので、枕元で読んでいます。先日、八百善で入手した「食前方丈」は読み終わりましたが、図版や献立も多く、江戸料理についても知れて、非常に面白かったです。9代目夫人の研究熱心なのに驚き、4代目善四郎や蜀山人の旅日記を自分でも辿ったとは素晴らしく、うらやましくもありました。

投稿者 ウサコの母 : 2016年11月03日 22:11

コメントしてください




ログイン情報を記憶しますか?


確認ボタンをクリックして、コメントの内容をご確認の上、投稿をお願いします。


【迷惑コメントについて】
・他サイトへ誘導するためのリンク、存在しないメールアドレス、 フリーメールアドレス、不適切なURL、不適切な言葉が記述されていると コメントが表示されず自動削除される可能性があります。