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2016年11月01日

鶏肉、長芋、カシューナッツの炒め物

QPで見た料理。生姜とニンニクの薄切りと鷹の爪を炒めた油で鶏もも肉、椎茸、カシューナッツ、長芋の順に炒め合わせ、同量の砂糖、酢、醤油で調味し、仕上げに胡麻油を回しかける。具材はそれぞれ同じような大きさに切り揃えておき、鶏肉は酒醤油で下味してカタクリ粉を揉み込んでおくこと。
昨日からTVは韓国大統領の機密漏洩事件にからんで渦中の女性チェ氏が引き回しに遭って袋叩きにされる映像を盛んに流して、以前のナッツ姫騒動を想い出させてくれたが、権力者を引きずり下ろした時の社会の反応は実にワンパターンで、大統領を降りた人が必ずといっていいほど逮捕されてしまうのとも似たようなパターンを感じるのだけれど、これって韓ドラ時代劇でもよく見られるパターンで、それは果たして時代劇に現代の状況を反映させているだけなのか、はたまた昔から権力の交替や失墜には民衆のドラスティックな反応が起こりやすい国なのだろうか?ともあれ私はBSでやってる韓ドラ時代劇を録画していつの間にか結構イッパイ見ていて、北朝鮮なんて今も時代劇と変わらない雰囲気なのに驚くのだけれど、そもそも見るようになったきっかけは元米朝事務所の大島さんが「日本の時代劇を見たって一体いつの時代の話なのか順番がゼンゼンわかんないんだけど、韓国の時代劇見てたら韓国の歴史に詳しくなっちゃったわよ」と言われた意味がさっぱりわからず、それが気になって見始めたら、ナルホドそういうことか!とすぐに納得された。要するに韓国時代劇の多くは王様が登場するので時代がはっきりしているのに、日本の時代劇は誰が統治している時代なのかを明示しない話が多いことを大島さんは指摘されたのであろう。それは日本には権力闘争を描くドラマが少ないということでもあり、何もテレビに限らず映画やそれ以前の芝居すなわち歌舞伎や人形浄瑠璃に遡っても、権力闘争をもろに描いた作品が意外なほど少ないのに気づくのである。たとえば歌舞伎の時代物のベースになるのは大方が人形浄瑠璃作品で、それには大序と呼ばれる冒頭の部分に権力闘争っぽい背景がほんの少し描かれたりはするけれど、ドラマの中心は権力闘争に巻き込まれた庶民の苦衷であって、権力者自身は魅力的どころかリアルな人間性すら付与されない存在として登場し、現代から見れば何でこんな人のためにみんなが苦労しちゃうんだろう?という感じすら受けそうなほどである。権力者や権力闘争を真っ向から描くドラマが昔から非常に少ないということは、日本古来の権力構造の特異性とも関連しているのだろうし、あるいはひょっとしたら権力に対する庶民感覚そのものが特異なのか?権力というものに異常なまでに無関心な民族性なのか?等さまざまな想像が出来て、文化人類学のテーマとしても面白いような気がするのでした(∩.∩)


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日本では権力は人間ではなく体制にくっついているような感じで庶民からしたら体制が変わらない限り誰が権力者でも変わらないからどうでもよかったのでは、と思います。一方で家族や集落における身近な権力には直接影響を受けるのでやたら敏感ですが。  それにしても韓国ドラマがいろいろな時代を扱っているというのはとても意外です。ちょっと見た感じではいつも同じ時代に思われますが、時代が違っても服装や髪型が変わらなかったのでしょうか。ヨーロッパや日本の時代劇なら衣装でだいたいの時代がわかるのですが。

投稿者 ぷみ : 2016年11月01日 23:11



2016年11月02日

レンコンの味噌つくね

前にQPで見た料理。レンコンはすり下ろしとみじん切りを半量ずつ用意し、これに鶏ひき肉、味噌、酒、砂糖を混ぜ込んでフライパンで両面をこんがり焼いて火を通す。付け野菜は蕪を四等分してソテーし軽く塩を振ったもので、根菜と根菜の組み合わせ(?_?)は意外な感じもしたが併せて食べたら結構オイシイし、レンコン好きにはオススメの逸品である。
国民性というか、民族性というか、その手の地域限定的なメンタリティーというものが今後の本格的情報グローバル化社会においても残存するかどうかは知らず、いまだ近代社会の尾を引く現代では確かにそれを感じさせられるシーンが多々あるようで、渦中の人チェ氏の糾弾が韓国らしいワンシーンとすれば、豊洲市場の盛り土問題で責任アリとされた歴代市場長の会見はまた、いずれも当事者感覚が極めて乏しい印象を与える点において、実に日本らしいシーンといえるのかもしれない。結果的に無責任となる原因は当初の当事者感覚の乏しさに起因するとおぼしいのだが、当事者感覚が薄いのはむろん何も今度の件に限った話でもなく、また役人に限ってそうだというわけでもなく、われわれの身のまわりでごく日常的に潜む陥穽のような感じで、自分自身も含めて、この島国の人たちの多くに当事者感覚の希薄さを認めざるを得ない気がするのだった。それが一方では他人と揉めない秘訣でもあるのだろうから必ずしも悪いことだらけではないのだろうけれど、余り賞められたことでもなさそうなのは、物事が自分たちの不本意な方向に進んでも、その方向を変えようとする意志が巧く発揮されなかったり、発揮させる方法に無関心だったツケが回って、結果ただただ無力感に襲われながら不本意なことをしてしまう愚を繰り返すのが恐ろしいというべきか。恐ろしいのは為政者も庶民も同等に当事者感覚がなかったりする点で、民主主義の世の中でさえ体制を変えようとする意志がほとんど発揮されない国の問題は為政者にではなく庶民のほうにあるのかもしれません(-.-;)y-゜゜


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確かに。体制を変えるはそのような感じがします(庶民感覚)。一番怖いのは当事者感覚の薄さとどちらかと言えば男性に多いのですが、自身の間違いを認める事が出来ない度量の狭さが問題ではないかと思います。評論家では無いので偉そうに切って捨てる気持ちはありませんが、自分の間違いを認め誤り自身の言動を改めようと考える方は半数を切っているような気がします。
 私事に関してそのような気持ちを痛感していましたのでそのせいかもしれないのですが。
 なんとなく志があってもそれを貫くことが難しく、若者をいじけさせ、育てることが難しい社会になっているかもしれません。とはいっても今は子どもに甘いと言う意見があれば深く頷きます。
 私が子供の頃に世の中がこのような風潮なら、したいことが自由にできたかもしれない?。しかし分かっていても子どもの頃の考え方を思い返すと、親に逆らうのに多大なエネルギーを要するので私はしなかった可能性が高いと思います。
 悲観的になりやすいですが私はやや楽観的で性善説を信じたいので出来れば何とか変えていきたいと思います。

投稿者 nao : 2016年11月03日 00:48



2016年11月03日

カブのぴり辛味噌スープ、焼きそば

焼きそばはごくフツーのソース焼きそばなのでレシピは省略。今夜のメインレシピは昨日のQPで見たスープで、カブを胡麻油と豆板醤で炒めてから出汁と椎茸とカブの葉を加えて、アクを取りながら煮込んで味噌を入れるだけ。
文化の日も休日返上で執筆に勤しんでいたが、食事しながらNHK7時のニュースを見ていたら文化勲章受賞者の紹介があって、こないだ直島の岸壁でその作品に文字通り触れてきたばかりの前衛アーチスト草間彌生氏がいらっしゃれば、演歌の大御所船村徹氏もいらっしゃるという、何だかメチャ幅広いジャンルからの人選なので、最終的に絞りきるのは大変だったんじゃないかしら (^◇^;) と変に感心してしまったのだけれど、ちょっとふしぎだったのは平岩弓枝氏に関して時代小説作家という紹介だけで、お化け番組ともいえる高視聴率を獲得したテレビドラマを数多く生んだシナリオライターだった過去の側面が全く伝えられないのはご本人の意志だったのか、あるいは今時の若いマスコミ関係者はゼンゼン知らなかったりするんだろうか?てなことを考えてしまった。マスコミ的には地味な方ながら驚かされたのは中野三敏氏で、これって私が知ってる(別に面識があるという意味ではありません)あの中野サンピンさん??と思わずネットで確かめたくらいである。近世文学の泰斗であるのは間違いないし、別に受賞にケチをつけるようなつもりは毛頭ないが、たとえば暉峻康隆氏や野間光辰氏や中村幸彦氏といった過去の著名な近世文学の泰斗は受賞なさっていないので、ここに来てようやく近世文学の研究者が受賞対象になったということなんだろうか?いや、それにしても国文学研究者全体でも受賞されたケースってほとんどないんじゃなかろうか?ひょっとしたら私の知らないところで国文学研究者としてはかつてないくらい有名な存在になられてたんだろうか?とか何かとフシギで堪りませんでしたf(^ー^;


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「仮名手本忠臣蔵」を収めた日本文学全集、買いました。取り上げられた浄瑠璃はどれも歌舞伎で観てますが、観劇時には詞章を意識することは少ないものの、歌舞伎全集などで丸本にも触れているので、現代語訳で読むのは正直、不思議な気がします。カバーや表紙、しおり、花ぎれ、と色が統一されて、全集ならではの美しい装丁が心地よく感じられます。外出時や就寝前、日中など数冊を並行して読む癖があり、読む速さもめっきり落ちたので、なかなかはかどらず、この本は大部なので、枕元で読んでいます。先日、八百善で入手した「食前方丈」は読み終わりましたが、図版や献立も多く、江戸料理についても知れて、非常に面白かったです。9代目夫人の研究熱心なのに驚き、4代目善四郎や蜀山人の旅日記を自分でも辿ったとは素晴らしく、うらやましくもありました。

投稿者 ウサコの母 : 2016年11月03日 22:11



2016年11月04日

カレーうどん、トマトとルッコラのサラダ、コーンスープ

カレーはヒメからもらった五十六カレー。サラダは自家製フレンチドレッシングで食す。スープは市販品。
明日は北軽井沢に行くので超手抜きの晩ご飯。なぜこんな時期に行くのかは帰宅してから書くつもりです。というわけで明日明後日とブログの更新はお休みとし、月曜日の夜は芝居に出かけるので再開はひょっとしたら火曜日に持ち越しとなるかもです<(_ _)>
けさはまずBBCで英国のEU離脱に関しては議会承認が必要だという判断が高等裁判所で下ったというニュースに驚き、最高裁でも同じ結果が出たら、こないだの国民投票の結果は一体どうなるんだろう?もう一度やり直すことになるんだろうか?と、よそんちの出来事ながら案じられたのだけれど、これって直接民主制の是非が問われているような気がして、米国も同様に今度の大統領選では直接民主制の現在が試されている、としかいいようのない事態であろう。もしトランプ氏がなったら、舌禍を起こしてすぐにリコール運動が勃発するような事態にもなりかねない感じを、EU離脱国民投票後の英国の混乱ぶりに見て取れるような気がしないでもないのだった。で、EU離脱を招いたのはグローバリズムに対する反動に他ならないが、トランプ氏の支持者も同様に概ね色んな点でグローバリゼーションに落ちこぼれた、即ち利益よりも不利益を多くこうむっていると自覚する人たちであるのは間違いないのである。要するに今や世界的にグローバル化で未来志向が可能な世代や可能な頭脳の持ち主たちと、それについていけない人たちとの闘争が起きているわけで、このことは近代における資本家と労働者の闘争に匹敵する、あるいはもっと深刻な対立だと受け止めてもいいのかもしれない。深刻なのは、かつてないほど民主的かつ情報発信の平等化が達成された世の中で起きている事態だからで、情報発信の多様化と爆発的増大によって、過剰な既得権益者はすぐに暴かれて引きずり降ろされる展開が目に見える一方で、そうした発信をする人びとやそれを嬉々として受け取る人たちの能力が、必ずしも新たな世界の枠組みを構築できるほどの頭脳に恵まれている保証はないのではないか、と懸念され、その点で近代における資本家と労働者の闘争が生みだした成果のようなものを期待するのは極めて難しそうだからである。ともあれ直接民主制の危うさが現在そのことを立証しているかのようであり、目下世界中が注目するのは週明けの米大統領選の結果であろう。その前の衆議院TPP採決なんて意味あるんだろうか ? と思わざるを得ず、個人的には取り敢えず外貨預金を解約して少しでもキズを浅くしとこうか、いや今さらジタバタしたってもう遅いよね…>_<…と思ったりもし、とにかく今週末は北軽井沢の空気で一足お先にぴりっとして来週の寒波に備えるつもりであります(^o^)/~~~


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米大統領もTPPもどうなるのかな?とEU離脱も(なんとなく)興味深い。なんとなく受け取り方が違っていそうなのは労働者闘争?かもしれません。私は、最近子どもは何の職に就くか?より引きこもりを希望するような言動にげんなりしています。
 悩み中ですが今は機械に置き換えられる仕事が増えてきたので、では人はどこで必要なのか?と考え中です。
 全く自信はありませんが政治も行政も百年前からある価値観を続けていないのか?と思います。
適しているかどうかわかりませんがこの十年位で映画に行くと案内の人が十人位居たのに今は二ー三人です。これは雇用機会を減らしていると思うのですが、新聞や週刊誌を読んでも全く警鐘を鳴らす記事に出会っていません。
 以上はなんとなく感じていることです。今朝子様の軽井沢は嫌な感じでありましたら申し訳ありませんが、きっとあの子が欲しい。じゃんけんほいっでないかと想像しています。

投稿者 nao : 2016年11月05日 00:34



2016年11月07日

軽井沢行2016

週末に北軽井沢の乗馬クラブを訪れたのは、そこでお世話になったインストラクター石田真理先生の一周忌に遅ればせながら馳せ参じたためで、クラブハウスに設けられた祭壇にお花をお供えして心より御冥福をお祈り申しあげた。真理先生は馬場馬術で国体優勝し、日本全国エンデュランス第五回大会でも初出場初優勝を遂げるなど極めて優秀な乗り手であり、騎乗中はどんな馬でも何が起きるかわからないので決して油断しないよう常日頃よく注意なさっていた方だったから、昨年落馬事故死なさったことを知った時は自分でも大変なショックを受けたし、ご遺族にも一体どう声をかけていいやらわからない気がして、供花のみでお葬式には伺わず、毎夏訪れていたクラブにも今年はさすがに足が遠のいていたのである。ところが旧クラブで親しくしていた高校生のナッちゃん(今はもう立派な社会人)から Facebookを通じて連絡をもらい、一周忌に合わせて伺いませんかとのお誘いを受けたのだった。
ナッちゃんはたまたま大学生時代に当クラブでアルバイトをしていて、社会人になって初めて家族と一緒にここで外乗をした際に目の前で真理先生が落馬。先生は現場からヘリで病院に搬送され、ナッちゃん自身は逃げだした馬の後を追って厩舎に連れ戻すなど迅速且つ適切な対応を取ったものの、先生は意識が戻らぬまま虚しく旅立たれたという、想像するだに大変な経験を、高校生の頃からオトナだったナッちゃんらしく淡々と物語られたのだった。何匹かの犬が自転車につながれて向かって来たのに驚いた馬が瞬時に逆走しようとして舗装道路で滑ったことによる事故だったらしく、誰が悪いわけではなくても、人が亡くなるとその場に居合わせただけでも罪の意識のようなものに苛まれるから、社会人になったばかりのナッちゃんにとっては過酷な試練だったと想像される。
私は去年の夏の終わりに訪れた際、こういうことになったからより印象深く想い出されるのだろうけれど、真理先生といつになくしみじみ話した憶えがあって、「毎年、松井さんが現れないと夏が終わる気がしませんよ」と言われ「今年は秋にも伺うつもりですよ」と言い返して、結局それが果たせなくなったのが無念だった。
今回遺されたお嬢さんやご夫君の興平先生とお会いしても、最初はほとんど何も申しあげられず、それでも「松井さんに来てもらって良かった」と最後に言われたのが有り難く思えた。クラブは新しい男性のインストラクターが増えて順調に運営されているようだったし、好天に恵まれた週末とあってレッスンも盛況で、私もお馴染みの子に乗らせてもらい、「松井さん、見ちがえるように上手く乗れるようになったね」と興平先生に賞められたので馬場馬術専門のクラブに移籍した話をし、そもそも馬場馬術に関心を持つようになったのは真理先生が障害を含めて色んな競技にチャレンジした結果、「やはり馬場ほど奥が深くて面白いものはありませんよね」と仰言ったのがきっかけだっただけに、今こそ真理先生にやっといろいろ教われる段階の第一歩を踏みだしたところかもしれないのにと思い、返す返すも残念でならない。とはいえ故人から少しでも教わったことを活かすのが、生きている者の務めだと思い直して今後も乗馬をちゃんと習おうと心に決めた次第である。写真は快晴の青空の下、くっきりした浅間山を背景にしたクラブの様子。クラブ周辺の田園風景。折しも紅葉で賑わっていた軽井沢の風景とカラマツの紅葉ならぬ黄葉。





2016年11月08日

カジキマグロのスモークサラダ、生ハムと秋野菜のガレット

昨夜は人事部のSさんとシアターコクーンの「メトロポリス」を観た後に渋谷で食事。今夜は大宮駅ナカのサブリエでオペラ歌手のSさんと食事。旧クラブの馬トモと連チャンの会食だったのは全くの偶然で、別に米国の大統領選とは関係がありません(^^ゞ
無声映画の「メトロポリス」は昔に観た覚えがあって、その内容はむしろ今日のほうが時代にフィットしてヴィヴィッドに感じられるような気がしたし、松たか子と森山未來という配役にも魅力を感じたのだけれど、如何せんスタッフ組みによるものか、期待通りの感興が得られなかったのはストーリー自体がわかりにくかったせいだろう。映画の初公開時のようなシンプルなストーリーだと今日の混沌とせる世界を表現はできないという判断があったのかもしれないけれど、徹底的に異化して見せようとする台本には商業演劇の観客がついていきにくいものを感じざるを得ず、もう少しストレートな台本でよりダイナミックな演出をつい期待してしまうのである。脇も含めて出演陣はそれなりの魅力や技術を発揮していたし、題材もコンテンポラリーなだけに、何だか勿体ないような気がした公演で、今日における演劇界の課題を改めて考えさせられたものだ。




2016年11月09日

鶏肉とキノコのソテー

前にQPで見た料理。鶏もも肉を細切りにして先にしっかり炒めて取りだしておく。出た脂を拭き取って新たに胡麻油とサラダ油を半々に入れて細切りしたエリンギと舞茸をやきつけるようにじっくりと炒めてから
鷹の爪の輪切りと鶏肉を入れて、オイスターソース酒醤油で味つけするだけ。少ない素材と調味料で作るがひと手間ひと手間を丁寧にすることで意外なくらい結構おいしく仕上がります(*^^)v
けさは執筆中に旧友のモリから電話で「さっきアメリカの友だちに電話したら、やっぱり核はフロリダだってよ。ねえ、トランプが勝っちゃうかも〜」と聞かされたのが午前九時半頃。それからひとしきり「もしトラ」談義をして、その後はまた執筆に戻りながらもネットのニュースをチラ見して、五時過ぎにテレビを点けたら「もしトラ」が現実になっておりました(@_@;) というわけで今日は色んなことで気が気じゃなかった人が世界中にごまんといたに違いない。「まあ、あんなムチャクチャ言ってるのは、ああいう言い方が受ける層にアピールする選挙戦略で、もし本当になったら意外とまともな人だったりするのかも」と「もしトラ」談義で出た二人の意見が何とか当たってほしいと今は思うばかりである。「ゴアとブッシュの時はたった数百票差のことで結果イラク戦争まで引き起こしちゃってそれが今日のシリア情勢やらISやらにもつながってるんだから、今回の選挙がまた何を引き起こすかと思ったらぞっとするわよねえ」とモリが懸念していることはどうぞ当たりませんように(>y<;)
それにしても「ああいう言い方が受ける」層もまた世界中にごまんといそうで、「要するに自分は男であるとか、白人であるとか、あるいは日本人であるとか、そういうことでしかプライドや自信が持てない人たちの問題を今後どうするかが世界中で問われてるのよねえ」「そう、たとえばISだって似たようなもんなわけだし、プライドに見合っただけの能力が現代社会では発揮されにくかったり、ゼンゼン期待を持たれない人たちの気持ちを一体どうなだめるか、科学技術やイノベーションの過剰発展で人間の必要性がどんどんなくなる社会においては解決が非常に難しい問題だと思うわよ」てな話をモリとはしてたのだけれど、圧勝とまではいかなくとも結果意外なほど接戦にはならなかったトランプの勝利はたぶん「ああいう言い方が受ける」層だけの支持によるものでもないのだろう。そこそこの知識層だってクリントンじゃ今の状況があんまり変わり映えしなさそうだし、かりにしてもそれは女性の権利拡張路線みたいなもんしか期待できないんじゃないか、といった見限りようがこうした結果を生んだのではないか。選挙戦におけるスピーチのレベルがどんどん下がっていって、彼女の示す未来像が鮮明にならなかったのも、それはトランプに引きずられた結果だとしても、彼女の魅力を喪わせることにつながったとおぼしい。
ともあれトランプ現象は今後もまだまだ続いて、フランスやドイツといった欧州諸国に波及する可能性もあるし、既にプーチン露大統領やらインドのモディー首相やらトルコのエルドアン大統領やら強権主導的な元首が民衆の強い支持を取りつける一方で大変に抑圧しているケースを多々見かける現代の世界情勢において、トランプ大統領の誕生がその傾向をますます強まらせて、結果、一国主義同士の衝突が世界中に広がってゆくという悪夢のような展開にならないことを、今はただ祈るばかりであります(-.-;)y-゜゜


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トランプ(驚愕)?。自由と平等の国に相応しくない大統領だと思うが、任期中はまず降ろす事は出来ないのですのよね。仕様が無いので見ている事だけしかできませんが恐ろしいことが起こらないように祈る気持ちです。
 この前は、能天気な事をコメントして申し訳ありませんでした。今も背筋がぞくっとしますが、軽井沢行きの理由を読み失礼で能天気すぎたと反省しています。

投稿者 nao : 2016年11月10日 08:45



2016年11月10日

パパ、オブリガーダ

下北沢のシアター711でパニックシアターフリンジ公演「パパ、オブリガーダ」を旧友モリと一緒に観た帰りに近所のお好み焼き屋「南蛮亭」で食事。
女優の中村まり子が作・演出・主演を務めるこのシリーズ公演も今回は4年ぶりとかで私も久々に観る恰好で、この女優の才人ぶりに改めて感心させられた次第。たとえば学生劇団から出発して作・演出・主演をするようなケースは多々あれど、この人の場合は完全に新劇女優としてスタートを切り、中年からフランス戯曲の翻訳を手がけ始めたかと思えば、いつの間にか自身で新作戯曲を次々と生みだすという遅咲き狂い咲きのような極めて珍しいケースで、しかもそれらの作品が決して女優さんのお道楽といった感じではなく、ちゃんとプロフェッショナルな舞台にかけられる台本に仕上がっているからスゴイのである。今回は男運の悪い三姉妹とその家族の話で、そもそも30年間失踪していた彼女たちの父親が骨箱に入って家に戻って来たところからストーリーは始まる。30年間父親はいったいどこで何をしていたかのミステリーを孕みつつ、亡父を霊視しながらも彼がにこにこして現れる意味を理解し得ない長女、男性経験に乏しいまま中年を過ぎてとんでもない男にひっかかってしまう次女、夫の浮気を調査した結果あきれ返るような現実にショックを受ける三女、競馬に金を注ぎ込んだあげくに失踪した婿養子の夫が死んでも許せないでいる母親という、それぞれの事情や顛末を経て人間不信の不幸に見舞われた一家に、最後は心が洗われるような人物が登場して「パパ、オブリガード」(=ポルトガル語でパパありがとう)と言わしめるエンディングを迎える。東京を舞台にした日本人家族のストーリーであり3.11の震災もからめてはいるが、随所に笑えるセリフやしぐさを盛り込んだ西洋風のホームコメディの味わいで全体が進行し、展開も小気味よくテンポのいい仕上がりだ。それぞれのキャスティングもよくて役者ひとりひとりが個性を存分に発揮している。思えばこういう小劇場向きでオトナのウエルメイドプレイを書ける劇作家が今や日本にはほとんどいないのではなかろうか?てなことを考えつつ、コメディエンヌならではの引けた目線で作劇をものにした中村まり子の存在を演劇界は今後どう位置づけるのか実に興味深く思われたのだった。




2016年11月11日

チョレギサラダ、ナムル、サムギョプサル、タッカンマリ、石焼きビビンパ

角川春樹事務所の原さんと大宮東口の「クオンズ」で食事。
久々にお越しになった原さんだが、編集者の中では一番付き合いの長い方なので、昨今の出版業界の厳しい状況などを意外に淡々と時には笑い飛ばしながら面白くお聞かせ下さったのだけれど、それより面白いというか恐ろしいのは博多駅前の陥没事故に因んだ話で「東京は銀座あたりが危ないと思うんですよ。こないだ乗ったタクシーの運転手さんが、道路を走ってると銀座はあきらかに道路の感触が違うんだと仰言ったんですよね」とのこと(-。-;)今週のニュースにちなんだ話題としてはもう一つ「うちの社長は向こうでトランプに会ったことがあるらしいんですよね。ちょうどトランプタワーが出来た頃に」と聞いて、なるほど春樹さんはトランプに会った数少ない日本人のひとりなわけねと思いながら「で、どんな感じの人だって?」「そう、それを私たちも真っ先に訊いたんですけど、物凄くつまらないヤツという一言でした」とのことでありますσ(^◇^;)




2016年11月12日

レンコンのひき肉炒め

前にQpで見たような気がする料理だが、要は砂糖酒醤油で甘辛く調味したひき肉とレンコンを炒め合わせるだけ。鷹の爪を入れて炒めるといい。とにかくレンコン好きなのでシンプルに調理してもおいしく食べられます(*^^)v
今週は何たってトランプ大統領誕生が世界中のトップニュースだろうが、けさの海外ニュースではトランプ氏のそっくりさん芸を見ただけでも泣きだす女性がいるのでコメディアンも困っているという話が取りあげられて、反対デモも過激化している様子を見ると米国内の亀裂と混乱は相当深刻のようだが、ご本人は選挙直後の挨拶や現職大統領との会見なんか気の毒なほど神妙そのものだったから、ひょっとしたら冗談でいいだしたことが持ち前の負けず嫌いで実現しちゃって、イヤ〜正直困っちゃったな〜というのが本音かも(?_?)と思えたくらいである。今夜はNHKスペシャルでもこの件を取りあげていて、番組直後に旧友のモリから電話があって何かと話し込んで、これが欧州にも飛び火してグローバリゼーションの反動が世界を逆行させるような現象が今後どのくらい続くんだろう?という懸念を共有したものである。世界を覆うトランプ現象は、たとえば男女人種等におけるサベツを無くするとか、オバマケアのように社会的弱者を手厚くケアするとか、欧州が一つになるとか、難民を積極的に受け容れるとか、要はこれまでの理想主義的思潮に振れた政治に対する反動で、それらがいわば「キレイゴト」に過ぎないと認識されるような時代に立ち至ったということなのだろう。歴史はらせん状に上昇するというA.トインビー説を私は信じていて、こうした逆行もまた人類の歴史には避けられないという認識はありながらも、次の段階にアウフヘーベンする時期は少なくとも地球の崩壊前であってほしいから、トランプ発言に関してはパリ協定なんかどうでもいい!というのだけは困っちゃうが、他国の紛争やら係争やらに下手に介入しないという考え方は、これまでやたらと介入して結果事態をますます悪化させてしまった現実を見た時に、それはそれでいいかもという気がしないでもないのである。なぜなら中近東諸国を例にとっても、人権問題でシリアを叩いてもサウジアラビアを問責しないのは一体なぜ?といいたいような実に手前勝手な「正義」の理屈でやたらと派兵すること事態、所詮は偽善的なキレイゴトに過ぎないからだ。むろんこれまで介入してくれることを前提とした国作りをしてきた日本を始めとする東アジア及び東南アジアの国々は根本的な見直しを図らざるを得ない現実に直面するわけだけれど(-。-;)一番困るのは、ブッシュほどのバカではないにしてもトランプはあきらかに政治家のシロウトさんで、知らないことが有りすぎるため、国防軍事に関してはそれなりのプロのブレーンが補佐して彼はいいなりにならざるを得ない面があるだろうから、そのブレーンがかつてのブッシュを操ったネオコンみたいな連中だったら最悪だよね〜と思わずにはいられないのです(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

 全くすべて私もそう思います。
 私は今新聞を熟読できるほど心の余裕が無いのでほとんど目を通せていませんが、全くそう思うと納得するしかありません。
 一つ気になるのは、多分二年前位の週刊誌でトランプは若いころ常識をわきまえた発言をしていたことです。当選するために何でもするのは普通ですが・・・。
 なんとなく嫌な感じでブッシュのような金持ちのお坊ちゃま?。
酸いも甘いも嚙分けているならまだましですが、選挙前に言っていたことをどう収束するのかに興味を惹かれています。ダメなら駄目で仕方ないですが嫌だし、上手く収束したらそれも何をしたいのか分からないしで日本の橋下君がアメリカにいるのでは?位のスタンスで見ています。それでも大統領という役職で出来ることを想像すると怖いです。

投稿者 nao : 2016年11月13日 01:58



2016年11月13日

牡蠣と小松菜のパスタ、ミネストローネスープ、鴨のサラダ

乗馬の帰りに旧クラブからの馬トモMさんと食事。
今週のクラブにはKWPN種の黒鹿毛15歳セン馬のクリトンが入厩し、私にとっては新たな相方の到来ということに。KWPNは日本語でオランダ温血種と呼ばれる外国産馬で、見た目も可愛く人にはめちゃめちゃフレンドリーなお馬さんだし、ふつう新たな馬が入厩するとその馬がコーフン状態になり、他の馬もけっこう騒いだりすると聞いていたのだが、クリトンは馬運車から悠然と降り立って、怖めず臆さず威風堂々とクラブの敷地内に入場して他の馬と挨拶を交わし、他の馬たちがザワっともしなかったので逆にびっくりした(!_+)とにかく私は以前試乗した時に、外国産馬の割には小柄なので私でも何とか乗れそうな感じがしてたのだけれど、実際に入厩してサラブレッドと比べてみたら、げげっ!やっぱデカイ(@_@;)という印象に。それでも別に騎乗して怖い感じはしなかったし、S先生の指示通り速歩で巻乗りや三湾曲蛇乗りや八の字乗りや肩内などを一通りこなした上で、伸長速歩と収縮速歩を何度も繰り返してから、収縮速歩の時に弾み方をできるだけゆっくりさせるようにいわれてそう試みたら、何となくパッサージュ風の動きが出来ているのを自覚できて、なるほど、これが馬場馬というものなんだ〜\(^O^)/と納得しきり。思ったより順調に乗れたせいか、S先生が今度はいきなりハーフパスを私にさせようとなさるも、ハーフパスのイメージそのものができていない私にはさすがに無理で、「それよりまず駈歩をやらせてもらえませんか」と頼んだところ「松井さんがこの馬で駈歩するのはまだ無理だと思うけど、チャレンジするのは悪くないから」ということで最初は調馬索でキープしながらさせてもらえるかと思いきや、これまで調馬索の訓練なんかしたことのない馬らしくてそれは出来ず、独りで発進を試みたら物凄い馬力で駈歩をされてハンパない持って行かれ感に度肝を抜かれました(゜◇゜)ーとにかく半減脚をしっかり使わないと駈歩は輪乗りでさえキープしづらいことがわかったので、今後しばらくは速歩で半減脚を徹底的にマスターしようと決意した次第。とにかく外国産馬の駈歩はいわば滞空時間が長いので勢い乗り手もそれに合わせて腰の送り方をできるだけゆっくりにしなくてはならないらしく、それを維持するには相当な体幹の強さが必要とされるようである。またパッサージュっぽい収縮速歩にまで持ち込むには、馬の弾み方に合わせて乗り手が弾むのではなく、乗り手が馬の弾み方をコントロールするくらいに腰を使わなくてはならないので、いずれにしろ背筋のみならず腹筋を非常に使うのが騎乗後に判明。その話を華奢に見える女性インストラクターのY先生にしたら「今わたしは止めてますけど、馬場の競技に出てた頃は、腹筋も背筋も六つに割れてましたよ」とのこと(゜;)。いやはや馬場馬を乗りこなすのって物凄い体力や筋力が必要なんだと実感されました(^◇^;)




2016年11月14日

ゴボウ、レンコン、鶏肉の胡麻マヨサラダ、小松菜の塩炒め

サラダはQPで見た料理。塩を揉み込んで酒蒸しにしてムシった鶏胸肉と、茹でたイチョウ切りのレンコンと笹掻きゴボウを、練り胡麻、マヨネーズ、レモン汁、醤油の合わせ調味料で混ぜ合わせるだけ。小松菜は昨日乗馬クラブで戴いたもの。今のクラブではよく家庭菜園の農作物を頂戴するのだが、いずれも無農薬で有機肥料(お馬さんたちのアレ)栽培のせいかとっても美味で、この小松菜なんて驚くほど葉が柔らかいから食べやすかったです∈^0^∋
残念ながら大宮では今夜のスーパームーンを見られそうもないけれど、昨夜は明らかにいつもと大きさの違う月がはっきりと見えて、あんなデカイ月の引力で何かが起きなきゃいいけどと思っていたから、けさのワールドニュースで私が一番気になったのはやっぱりニュージーランドの地震だった。2011年には2月22日に同国のクライストチャーチでM6クラスの地震が起き、翌3月11日が東日本大震災だったのを憶えてらっしゃる方も多いのではなかろうか(-。-;)
世界のニュースはまだ相変わらずトランプ氏ネタに牛耳られている感じで、「国境に壁」の公約すら壁をフェンスに換えて実現しちゃいそうな雰囲気の漂うなか、一番実現しやすい公約としてTPP廃案は堅いところだと思われるのに、昨日の段階ではまだアベボンが日本主導で絶対やります!的な発言をし、それがどうも誇大妄想のようにしか聞こえなかったのは、先ごろ黒田総裁が2年で物価の上昇を2パーセントに引き上げてみせると言い続けた結果、完全にぽしゃったという認識まであるのに、何だかいけしゃあしゃあと任期満了まで居座られるようだからであります(-.-;)y-゜゜




2016年11月15日

ブリの照り焼き、小松菜と油揚げの煮浸し、昨晩の残り

近所のマルエツで北海道産の天然ブリ(温暖化のせいか最近増えていると釧路で聞いた)がリーズナブルだったので今晩のメインメニューにした。小松菜は昨日と同じ乗馬クラブ産の無農薬有機野菜。
ここんとこ洋の東西を問わず大統領反対デモの映像を見せられて、韓国の現職大統領が検察の事情聴取を受けるなんてのは、李氏朝鮮の王様が義禁府(ウィグムブ)で取り調べを受けるような感じなんだろうか?と韓ドラ時代劇に結構ハマッタ私は思っちゃうのですが(^^ゞ権力というか政権の中枢に対する市民の反応にはそれぞれの国民性というか民族性が反映されることを改めて思わずにはいられない。というわけで、日本ではその反応がイマイチ鈍いのは、政権の表舞台に立つ政治家なんてのは役人の書いた台本通りに演じる役者に過ぎないことが見抜かれているせいなのかもしれない。米国の大統領は想像以上に周りがコントロールできないことで「ホントびっくりしちゃうわよ」と旧友のモリが言ったのは、それだけ日本の政治家が官僚の台本通りにしているのを意味しているものと推察された。だから政治家は誰がトップになってもいいようなもんかもしれないとして、日本がマジに憂慮すべきはやはり官僚の劣化かもしれない。現役の官僚はもはやほとんどが私より若い世代だから、所詮あの程度のお受験に勝ち残ったレベルの頭脳かと思っただけでも不安が大きいのだけれど、今回の米大統領選ではヒラリーの勝利を微塵も疑わなかった外務官僚の稚拙な情報収拾と勘の鈍さに愕然とさせられたし、実に間抜けなタイミングでTPP承認案の衆議院通過を図った経産省だか内閣府だかにも驚きだし、南スーダンのPKOに自衛隊の派遣を決定しても、ひょっとしたらトランプイズムで米軍のほうが撤退を決めちゃうかもしれない事態まで予測しているとは思えない感じで、要は今やどの省庁の官僚も根っから想像力の乏しい優等生あがりだけになってる恐れありありなのがコワイのでした(-.-;)y-゜゜




2016年11月16日

ジャージャン豆腐

QPで見たリーズナブルな中華総菜。生姜の薄切りと鷹の爪を入れた油で豚肉、斜め切りにした長ネギ、三ツ割にした椎茸を炒め合わせて、一口大に切って表面をこんがり焼き炒めした木綿豆腐を加え、酒醤油砂糖少々胡椒で調味して仕上げる。豚肉は塩胡椒で下味を。豆腐は切ってからペーパータオルに挟んで 3 0分ほどしっかり水切りしてから炒めるのがポイント。
昨日はロシアで日露の経済政策を担当していた大臣が収賄容疑で逮捕されたというニュースを聞いて、プーチンもトランプと仲良くすれば経済封鎖が解かれるだろうから、もう北方四島でごちゃごちゃ言ってくる小国のご機嫌なんか取る必要ないや!という気になったんだろうか?と思ったりもしたワタシ(^_^;) そして中国のニュースを見たら習近平とトランプの電話会談が非常に順調に行ったことが伝えられて、次いで北朝鮮の金正恩に対する評価が随分と甘くなってるのにちょっと驚いてしまい、要するに中国もロシアと同様アメリカがもはや人権問題とか他国への侵略とかで噛みついてくる恐れはなくなったことを歓迎してるのかも?と思われたワタシであります(-。-;)ビジネスマンの感覚だと、人権尊重とかじゃ別に金にならないじゃん、ということなのかも?という気がするくらい、トランプ氏はこれまでの民主党政治と打って変わって、人権問題アリアリの両大国と仲良くしたいらしく、これで新たな冷戦構造が避けられそうなのは可としたいのだけれど、彼のおかげで今さら人権尊重とかのキレイゴトなんか言ってられるかよ〜的な悪童モードが世界に蔓延するのは誰しもまっぴらでありましょう(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

まっぴら全く・・・。
嫌ーぁな雰囲気。少し八つ当たりになるのですが、対立候補の戦略の無さと感情的なものを感じていて、馬鹿モーンと叫びたいです。選挙は水物?とは思いますが、傍観者だから言えることですが、女性初の大統領が見えていたのにと思います。

投稿者 nao : 2016年11月17日 00:08



2016年11月17日

さつまいもとソーセージの黒胡椒塩炒め

QPで見た料理。皮ごと食べやすい大きさに切ったさつまいもを10分ほど炒めて火を通しておく。最初の3分は蓋をして過熱し、あとは蓋を取って表面が色づくまで火を通してかりっと仕上げること。角切りにした玉ネギとソーセージとシメジを炒め合わせてさつまいもを加え、塩と粗挽き黒胡椒で調味する。ジャガイモでよくある食べ方をさつまいもに応用しただけ。
今日はまず右のお知らせ欄にご注目!河出書房新日本文学全集第10巻刊行記念のトークイベントが12/7にKAAT神奈川芸術劇場で催されます。私はいとうせいこう、三浦しおん、いしいしんじ諸氏との座談会に参加する予定で、どんなふうに進行するのか全くわかりませんが(?_?)ご興味のある方はご聴講くださいませ<(_ _)>




2016年11月18日

マッシュルームとベーコンのクリームパスタ、ブロッコリーのマスタードサラダ

2品とも昨日のQPで見た超お手軽料理。パスタはベーコンとマッシュルームをオリーブ油で炒めてクリームを注ぎ、茹でたパスタを入れて塩と粗挽き黒胡椒で調味するだけ。マッシュルームは厚めに切ってたっぷと使うのがポイント。ベーコンはブロック状のを細切りに。サラダは茹でたブロッコリーとグリーンカールをオリーブ油、レモン汁、粗挽きマスタード、塩胡椒を混ぜ合わせたドレッシングで和えるだけ。
今日の夕方はクロワッサン誌の副編太田さんとカメラマンの岩本氏がお越しになって『料理通異聞』の取材をお受けした。岩本さんは前に三茶の住まいで撮影して戴いたことがあるようで「ちっとも変わってられませんよね」と言われて気をよくしたワタシ(*^^)v本のほうも既に色々と好意的なご書評を頂戴しており、取材に同行された幻冬舎ヒメの話だと売上もおかげさまで好調のようでございます<(_ _)>
と、ここまで書いたところで旧友のモリから電話があって、案の定アベトラ会談について「ねえ、どう思う?」という質問から始まって延々と話をし、今夜は疲れたのでこの件については明日また書きま〜す(^o^)/~~~




2016年11月19日

肉じゃが

近所のマルエツで牛肉全品4割引き!という館内放送につられてこのメニューに(^^ゞ無水鍋で美味しく出来ました(*^^)v
昨夜は BSフジでアベトラ会談のニュースを見始めたところで旧友のモリから電話があって「ねえ、コメンテーターがみんなえらい評価してるんだけど、ホントにいいの?」と訊かれたので、「そりゃあ所詮フジに出てる人たちだからね〜」と答えたワタシ (^0^;) 「ただ海外ではシメシメと思われてんじゃないの。誰かが猫の首にスズじゃないけど、ホントはどんなヤツか知りたくてうずうずしてただろうし、アベボンがそれを率先してやってくれたわけだから。日本人として冷静に見たら、外務省のチョンボでヒラリーだけに先に会ってたから、慌てて行ったみたいでちょっと恥ずかしいけどね」とワタシ。「そうでしょう、そうでしょう!」とモリ。「まあ、お二人は気が合いそうだよね。プーチンとも気が合いそうだし。インドのモディ首相とか、トルコのエルドアン大統領とかも気が合いそう。反対にオバマとは絶対に合わない感じだったよねえ」とワタシ。「そうなのよ。ゼンゼン合わなかったのよ」とモリ。ところでいみじくもほぼ同時期に行われたオバマ・メルケル会談をワールドニュースで見たら、オバマがメルケルを世界で最も信頼できる人だったと非常に高く持ちあげていて、オバマの退場により彼に代わって世界の正義を守護する役割を託するような会談だったと紹介されていたのが印象的だった。人権擁護とか核廃絶とか難民救済とか人類にとっての正義を主張する人に対して、人類はちょっと疲れちゃったというか飽きちゃったというか、結局はキレイゴトに過ぎないじゃないと白けちゃったというか、とにかく後退モードに入った観があるのは間違いないけれど、この路線を突き進めば単に人類の終焉が早まるだけだろうし、人類がさっさと終焉しちゃえば却って地球の正義は達成されるのかも、と思えなくもない横着な人びとが今や大きな顔でのさばり返っているのも確かであります(-.-;)y-゜゜


コメント(2)

確かにオバマとアベは合っていなかった感じがしますが、トランプと合っているかも疑問です。
 日本が米に尻尾をふりふり噛みつくぞという態度をとったなら、トランプは従順なら良いが、そうでないなら絶対許さんという考えの持ち主のような気がするが・・・。
従順を徹底したいのか?噛みつくのかの情報はありませんが、なんとなく噛みつく気配を感じません。どちらも国交上は変わりなく自分のしたいように動くのならそれも安心できないけれど。
 よくわかりませんが、アベが米に従順なのは腐るほど見てきましたので驚きませんが、この後何をするのだろうか予想できず恐ろしいです。
 地球の正義は達成された方が良いかもと思いますが、・・・?。

投稿者 nao : 2016年11月20日 01:31

トランプ勝利を受けて「バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2」を見返してみました。何度見ても良く出来た映画だなあ、と改めて感心しつつ、これはないよね〜⤵︎⤵︎、と現実が映画を上回る悪夢になったことを未だ信じられない気持ちに。
映画では悪役ビフ(このモデルがトランプ。ビフタワーに住み、酒池肉林状態。)が未来の自分から貰ったスポーツ年鑑で勝敗の知れた賭けに勝ちまくり大金持ちになる。そして金の力で悪事の限りをつくすが、勿論最後は正義の味方マーティにやっつけられてめでたしめでたしになる。
が、この「間違った未来」がよもや私達の将来に待ち構えていたとは。
この映画で描かれて当たった未来(天気予報が正確になるとか、カブスが優勝するとか)と当たらなかった未来(ゴミでエネルギーを作って空飛ぶ車を走らせるとか)が話題になったりもしますが、一番当たらなかったのはビフがやっつけられるというお約束だったんですね。
知り合いのアメリカ人は、自分が小さい頃から家庭や学校で習ってきた「いけないこと」を全部やってトランプは勝利したと嘆いています。
願わくばトランプが「やらせてみれば意外と真っ当な人だったんだね。」と思わせてくれますよう。

投稿者 マロン : 2016年11月20日 11:26



2016年11月20日

ぬた、揚げ茄子の甘酢和え、椎茸の肉詰め、高野豆腐と椎茸の煮物

すべて大宮ルミネの総菜売り場でゲット。チェ・スンシル容疑者のお嬢さまによってめちゃめちゃイメージダウンした(-.-#)今週末も相変わらずの乗馬三昧(^^ゞ
騎乗したのは新たな相方オランダの子クリトンで、とにかくフレンドリーさは抜群だし、穏やかな性格だから私みたいな未熟者でもちゃんと乗せてくれるし、調教が行き届いているのでこちらの合図にきちんと従ってはくれるのだけれど、きちんと従い過ぎて、こちらが乗り方のバランスをちょっと崩したらツツツーと横歩きをし始めて「今ソレちゃんと腰内をしてるから、そのまま圧せばハーフパスになりますよ」とS先生に笑われる始末f(^ー^; 速歩をスローペースにすべく半減脚を使ったつもりが、両脚が均等に後ろへ引けなかったために合図を勘違いされてドドドーッと駈歩をされるはめに(>y<;) すぐにS先生の指示通り巻乗りでかわして何とか事無きを得たものの、クラブハウスから慌ててオーナーが飛びだして来られるほど地響きが凄かったそうで「やっぱりサラブレッドとは迫力が全然違いますね」とのこと(@_@;)外国産馬としては小柄なほうとはいえ確かに足の太さや蹄の大きさはサラの倍ほどあって、騎乗しているとそのパワフルさがこちらの全身に響いてくる感じだが、馬体が柔らかいので駈歩も反動が少なくて気持ちが良いし、ちゃんとコントロールして乗りこなせるようになったら素晴らしい相棒になるのは間違いなしヽ(^0^)ノもっとも今の私には速歩を自在にコントロールすることさえ大変で、巧く行けばパッサージュ風の収縮速歩にまで持っていけるものの、馬のバウンドと同期していたら速歩も駈歩もどんどんとスピードアップして持って行かれちゃうので、そうはさせじと馬のバウンドに少し遅らせるようにしてこちらの腰を動かさなくてはならず、そのことを持続させるには相当なパワーが要る。二鞍目の後半ではとうとうこちらのパワーが尽きてしまい「馬の透過性が喪われましたね」と先生にいわれて早めに下馬することに。いやはや週に二鞍しか乗らなくてもサラとは疲れ方が違うし、翌日の筋肉痛も乗馬を始めた頃に戻ったみたいにきつい感じであります。何しろ馬場馬術を習う基礎の基礎みたいなものすらこれまで何ら習得して来なかったのだから大変なのは当たり前だし、その点S先生が丁寧に教えて下さるのはまだ救いといえて、今週は肢巻(=しまき。馬の脚をガードするための繃帯みたいなもの)の仕方もしっかり教わったのでした。
ところで、このクラブでこれまでずっと相方を務めてくれていたサラ10歳鹿毛オー君は厩舎でも私がクリトンを連れ出したりしてるのを毎度じと〜と見ているし、洗い場で一緒にいたりすると痛いほど視線を感じてしまうので、クリトンにニンジンやリンゴや黒砂糖を与えると必ずオー君にも与えるようにしていて、オー君に構っていると今度はパピ君がヒステリーを起こすので彼にも同じようにやっていたら他の馬たちもどんどんおねだりを始めて瞬く間にニンジンもリンゴも黒砂糖もなくなってしまい、近頃は人間関係ならぬ人馬関係の気疲れがハンパではありません(^0^;)
とにかくこのクラブは馬の頭数も会員数も少ないせいで、入会した当初から何だか馬にじろじろ見られているような感じを受けたものだが、勢い人馬関係も濃密になりやすいのであろう。というわけで今日は洗い場で一緒になってとても切なげな目でこちらをじとーっと見ているオー君のそばへ寄って頭を撫でながら「今度また乗せてね〜」とお願いしたのでした(+_;)




2016年11月21日

豚肉、厚揚げ、エノキダケのコチュジャン煮、大根の葉の胡麻油炒め

コチュジャン煮は前にQPで見たカンタン料理。豚肉にニンニクのすり下ろし、コチュジャン、酒、砂糖、醤油、胡麻油を揉み込んでフライパンでしっかり火を通してから厚揚げとエノキダケと水少々を加えて蒸し煮にするだけ。厚揚げは湯通して切っておくこと。大根の葉はマルエツで安かったので、葉野菜高騰の折しも子亀ノリ君のためにゲット!した分を横取りしたもの(^^ゞ
今日のワールドニュースを見て、ほうーと唸らざるを得なかったのはドイツのメルケル首相が四期目の出馬表明をなさったことである。難民受け容れすぎ問題で彼女の属する政党CDUが惨敗を喫するなど国内人気は一時どおっと落ち込んだはずなのに、それでもまだ相当数の支持者があるからこその出馬とおぼしいけれど、世界全体が反リベラル内向き志向に流れる中での出馬は、前回までとは違って逆風が吹きまくりのはずだから、本当なら余り傷つかないうちに身を退きたいところだろうに、敢えて出馬を決めたのは、やはり先日オバマ大統領から世界リベラルカラー旗振り役の後任を託されたことの責任感から来るものなのだろうか?あるいはドイツ国内でも右派の台頭が著しい不穏な情勢をこのまま放っておくわけにはいかない!という責任感の表れなんだろうか?それにしても、この方の政治的手腕というか、タフ・ネゴシエーションというかは国際政治の舞台でもこれまでダントツの光彩を放ってきたし、先日のトランプ大統領誕生の際にも言うべきことを正面切ってきちんと発言した唯一の首長だし、そもそもが物理学者というリケ女からのスタートだけに人間として桁外れに優秀な方なのだろうとは思うけれど、そうしたまっすぐな優秀さを備えた人が政治家としてちゃんと活躍できるドイツという国はそれだけでも評価されてしかるべきなのかもしれない。翻って日本は……なんてのは言わずもがなにしても、共に第二次大戦の敗戦国だけに、戦後の何がどう違ったのか、あるいは国民が何を重視し、何を軽視してきたのかというような問題を近ごろつくづく考えさせられるのであります(-.-;)y-゜゜




2016年11月22日

レンコン蒸し

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先週のQPで見て、早く作りたくてたまらなかった料理(^^ゞすり下ろしたレンコンを塩で調味し、茹でた海老とギンナン、シメジを入れてラップで適当な大きさにまとめて電子レンジで加熱。酒味醂醤油塩で調味した出汁にカタクリ粉でとろみをつけたあんをかけ、わさびを添えて食す。すり下ろしたレンコンはザルに入れて自然に水切りをして使うこと。水を切りすぎないようにするのがポイント。電子レンジを使うと意外に簡単に出来るし、レンコンを食べると暖まるので寒い日にオススメ!
けさはベッドの上でゆったりした横揺れを感じて西日本で地震?と思った私だが、震源地は福島沖と知って何よりも原発が心配され、第二原発の使用済み核燃料プールの冷却装置が一時ストップしているとの報道にひやっとさせられたのは、むろん私ばかりではないだろう。今や日本全国どこで地震が起きてもおかしくない状態であり、なおかつ日本全国の海岸線にはどこかしらに原発があったりする状態でもあるのだから、別に近くに原発があるわけでもない少し揺れたくらいの土地にいてさえ、常にそのことを心配せずにはいられないのであった。なのに高浜原発や美浜原発や老朽化した原発の稼働延長が次々と認められる事態に結果責任を取ってくれる主体って一体どこなんでしょうか(-.-;)y-゜゜





2016年11月23日

おでん

寒くなったのでコレにした。市販の紀文製。
アベボンが初会談で「信頼できる指導者」としたトランプ氏は早くもTPP離脱を表明したようだし、プーチン大統領はやっぱり北方四島の返還に難色を示していそうだし、これすべて日本政府が今後ドタンバの大逆転を盛りあげるために仕組んだ演出としたら、それはそれでアッパレなんだけれど、もし両方とも思惑が外れてしまったら、結局は両首脳からいいようにころがされちゃったみたいで、みっともないやら恥ずかしいやらといったところだろうか。それにしても、プーチンにしろ、トランプにしろ、見るからにワルなので、ころがされちゃっても仕方がないような、むしろふつうなら信頼するとかアテにするとかしにくいタイプに見えるので、余計におマヌケな感じがするのかもしれない。「これがメルケルさんやオバマだったら、確かに信頼しておかしくない相手のような気がするんだけど、アベはよりにもよって、なんであんな見るからにワルと親しくなろうとするんだろう?」と昨日妹と電話で話したら、「そら決まってるやん。アホやからよ〜、アホは優秀な人が苦手なんよ〜そやからワルと一緒になるんよ〜学校なんかでもそうやんか」と笑われてしまい「今の世の中はアホとワルのほうが大きな顔ができるんよ〜そやから優秀な人ほど気の毒なんよ〜私は自分がアホのほうに生まれて今はつくづく良かった〜て思てるで〜」とのことでした(^_^;)


コメント(1)

 妹さんの言葉に、「そうか!!」と膝を打つ思いです。
なるほどねー。「金持ちのあほぼん」やからワルが好きなんですね。
それに比べて、貧しいお家の学級委員のメルケルさんってえらいわー。これからも頑張ってほしいです。

投稿者 はっち : 2016年11月24日 18:20



2016年11月24日

常夜鍋

寒いのでコレにした。ご存じない方のために一応レシピを書いておくと、昆布出汁にニンニクと酒を入れて塩少々で調味し、豚肉とほうれん草を煮ておろしポン酢で食す鍋だが、今回はエノキダケが安かったので追加してみました。
けさ起きて窓の外を見たらやっぱり雪が降っていて、だんだん積もるのをホンマかいな!と驚いて見ていたのだけれど、ワールドニュースを見たらトランプ氏が国連大使にインド系の女性を起用するというので驚かれていたようだった。女性でおまけにカラードだというのがトピックに値するほど、つまりは偏見にみちみちている人物であり政権になりそうだとの印象を与えているわけだろう。ともあれ選挙前に言ってたことをこんなに次々と覆して非難されるどころか、却って安心されてる人って滅多にいないというか、人類の政治史上初めてのケースなのかもしれない。にもかかわらずTPPに関しては早くも断固離脱表明してるのは、ただオバマの手柄に乗っかりたくない肚というばかりでなく、TPPが必ずしも米国に断然有利な貿易協定ではないという現実的な判断から、もっと自国に有利な貿易協定を他国各位と結ぶべくゴリ押し外交をしそうな気配がムンムンで、そういう恫喝的な相手と渡り合えるタフネゴシエーターが果たして日本にいるのかどうか、甚だ心もとない限りである。それにしても日本でTPP担当の大臣が途中からボンクライシハラjrに替わった時点で、ひょっとしたらこれはもう日本側が諦めモードに入ったのかと私は穿った見方をしたくらいなのだけれど、別にそういうことでもなかったんでしょうか(-.-;)y-゜゜




2016年11月25日

お造り、土瓶蒸し、和牛ロースト、河豚の唐揚げ、白子ポン酢、鮨ほか

お茶の稽古の帰りに市ヶ谷の居酒屋で稽古仲間とお食事。稽古日は昨日今日だったが、雪のせいで今日に集中。大人数で話が何かと弾んで帰宅が思ったより遅くなってしまった。ふだんは京都の稽古場に通ってらっしゃる関西某大学院教授の河合さんも、今日は国立劇場の帰りにこちらの稽古場に立ち寄られて『仮名手本忠臣蔵』の感想を述べられ、雀右衛門と又五郎のお軽平右衛門がバランス的に良かったのだそうで「今日は『七段目』で泣けました」と、いつも辛口の河合さんにしては珍しく大賞めでした。




2016年11月26日

牡蠣とニラのチヂミ、シシャモの干物

こないだのQPで牡蠣と豚肉はフライパンで火を通してから加える方法を見てナルホドと思い、市販のチヂミキットで作ってみたが、既にイカとニンジン入りのキットだったので具が盛り沢山になりました(^^ゞ
シシャモは釧路の炉端焼き店「ひょうたん」のお母さんから頂戴したもの。昨日留守をしていたため宅配に持ち帰られてしまい、今日の再配達が遅くなって、受け取った時は晩ご飯が済んでいたのだが、味見だけと思って一尾焼いたら、余りに美味しくてたちまち四尾も食べてしまったf(^ー^; 当たり前だがスーパーで売ってる干物なんかとは全然違って、生魚に近いような食感なのに生臭さは微塵もないし、塩は極薄くきかせてあるからいくらでも食べられるのである∈^0^∋食後にフィギュアスケートNHK杯男子フリー演技を見て羽生結弦はやっぱ別次元だよな〜と思ったのと同様「ひょうたん」のシシャモもやっぱ別次元の干物なのでした\(^O^)/
その前のNHK7時のニュースを見て驚いたのは、博多駅前の陥没埋め立て道路がまたもや地盤沈下を起こしたという報道で、これはどうやら想定済みの現象だったようだが、地元ですら事前に何の説明もされていなかったようだから、当座はひとかたならず心配されたに違いない。何しろ猛烈な突貫工事だったし、日本の土木工事ではまず滅多なことが起きないはずと信頼されたのは早やひと昔も前の話で、今はもう他の東アジアの国々と同様、何が起きてもおかしくないような気がしているのは私だけなんでしょうか(-.-;)y-゜゜




2016年11月27日

シシャモの干物の干物、揚げ茄子の生姜だれ、椎茸の肉詰め、豚肉と厚揚げのぴり辛煮

シシャモ以外は乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
冷え込んだ今週もオランダの子クリトンに騎乗。冬場はどんな馬でもスピードアップするが、クリトンはとにかくパワフルなので、速歩も駈歩も持って行かれないようにするのが結構大変(^_^;) 軽速歩だと馬上で立ったり座ったりするテンポをわざと遅らせることで減速させられるし、それはさすがに慣れてきたのだが、馬体に尻を密着させて座り込む正反撞の速歩で馬のテンポをコントロールする(?_?)ってメチャ難しく、今までツルカメ算程度しか習ってこなかった子がいきなり微分積分をやらされてる感じといえばいいだろうか(-。-;) ともあれ今週は調馬索でキープしてもらいながらでも駈歩に挑戦したところ、馬なりのテンポで走られたら持って行かれ感ハンパないので、やっぱり早く何とか半減脚を使って減速させる方法をマスターしなくては!と思われたものである。ただし半減脚で足の置く位置を微妙に違えると先週みたいにぶっ飛び駈歩になっちゃうので、今はこれも恐る恐る使っている状態だ。で、駈歩発進もカカトはおろかクルブシを使ってもビュンと飛びだしちゃうので、なるべくふくらはぎで合図するように言われ、それがイマイチ通じなかったから腰を強く前に送るよう指示された通りにしたら、その場でフワンフワンと弾みだし「今それ完全にパッサージュしてますよ」とS先生に言われてしまいましたf(^ー^;
とにかくクリトン君は御歳15才だから馬場馬術のワザを既にいろいろとマスターしてヒキダシが多いのだけれど、今まで物凄く可愛がられていたらしく、人間にベタベタ甘えまくる態度を見たら意外と精神年齢低めの父っちゃん坊や馬といえる。それだけに当クラブでもカワイイと評判になっていて、そのせいかこれまで超カワイイ美形女子として人気を集めていたユキ嬢は若干オカンムリ状態のようで、厩舎で前を通ろうとしたら噛みつこうとしたくらいだが、洗い場ではマッチョ系男子だとわかったせいなのか二頭同士で何だか妙にいいムードになり、オー君とサマ嬢のカップルに続いて、またもや不毛な恋のあだ花(何しろ片っぽは去勢されてるので)が咲こうとしている感じでしたσ(^◇^;)




2016年11月28日

台湾風玉子焼き、シシャモの干物

QPで見た通りに作ってみた。胡麻油で斜め薄切りにした長ネギと細切りにして塩もみした大根とザーサイを炒め合わせて塩胡椒で調味し、醤油少々を垂らした溶き卵に加えて胡麻油で焼き上げる。大根は塩をしてしばらく置いてからしっかり水を絞ること。具入りの溶き卵は高温に熱したフライパンに入れて端をかき寄せながら混ぜてから蓋をして弱火で5分ほど火を通し、裏返して同様にする。裏返す際はフライパンより少し小さめの皿をかぶせてひっくり返すが、今日は珍しく我ながら上手にできました(*^^)v 切り干し大根でなく生の大根を使うと甘みが出て瑞々しく仕上がります。シシャモは「ひょうたん」さんから沢山頂戴したにもかかわらず、冷凍するのは惜しいから、今日で全部食べ尽くしてしまいました\(^O^)/
何だかんだいって後3年半しかない東京オリンピック会場がまだFIXされないというのは、関係者には心配されても、大方の東京都民には別にどうでもいいことだったりするんだろうか。それとも大切な都税をオリンピックごときに使われてたまるか!とまだ主張し足りない人や、どうせその前に首都直下型地震が起きて結局やれないんじゃないの(-。-;)とか思ってる人もいるんだろうか。この間のゴタゴタは少しでも都税の負担を減らしたい思惑と、この際に手に入れる金を少しでも減らしたくない関係者及び関係業者の思惑のぶつかり合いだろうけど、とにかくたった2週間のイベントのために将来的な負のレガシーをごっそり抱え込むことだけはしたくないというのが多くの都民の本音ではなかろうか。片やスポーツ関係者の側からすれば、この際に後継者育成に寄与するレガシーを遺したいのは当然ながら、一方でスポーツの後継者だけ増えればいいのか!とか、何がアスリートファーストだ!そもそも自分の好きなことして生きてる連中に、好きでもない仕事をマジメにして払ってる税金を何だって注ぎ込まれなくちゃいけないんだ!と思ってる人たちもいるんじゃないでしょうか(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

もしも直近に大地震が起きたら主催地の事情でオリンピック中止となるのだろうか?とりあえず、アスリートがオリンピックの後も使用したいと思える設計で維持管理もしやすく低コストで出来るものが良いだろうと思いますが、突貫工事や手落ちがないように着工しないと時間はだいじょうぶなの?と思います。立派や豪華は必要無いけれど安全で良質の必要があると思います。また、税金を使うのだから、自然に湧いて出たようなお金を遣うような責任感の無い森元総理の発言には感情を逆撫でされますが・・。

投稿者 nao : 2016年11月29日 12:44



2016年11月30日

カレイの干物、ほうれん草のお浸し

大きなカレイの干物は釧路「ひょうたん」から頂戴したもので、身はさっぱりとした繊細な味わいながら縁側は脂の甘みが濃厚で併せて大変おいしく戴きましたm(__)m
今日はまた新刊の拙著『料理通異聞』に重版がかかりましたので、ご購読下さった皆様にも厚く御礼申しあげます<(_ _)>出版不況がいわれる折しも単行本の増刷はホント有り難い限りです\(^O^)/
ところで昨夜は集英社担当の伊藤さん、元担当の八代さんとご一緒に池袋の東京芸術劇場で『三代目、りちゃあど』を観劇した帰りにメトロポリタンホテルで食事をし、話が弾んで帰宅が午前サマになったのでブログは更新しませんでした_(._.)_
『三代目、りちゃあど』はその昔新大久保のグローブ座で観て「野田秀樹はもう書けなくなっちゃったのかしら?」と初めて思わせた作品だという記憶がある。その後も復活しては、また同様の思いを抱かせたりしながらも、とにかく書き続けているのは大変なことで、書けなくなっちゃったのかしら?と思うたびに、この芝居のラストシーンが想い出されて、孟宗竹=妄想だけが伸びて行くのを頼りにするしかない作家の業について考えさせられてしまうのだから、ひょっとしたらこの作品はやはりある面で傑作と見るべきなのかもしれなかった。ともあれ私の中では野田戯曲の名作と位置づけてはいなかったし、オン・ケンセンというシンガポールの演出家に対しても予備知識ゼロだったので余り期待もせず、壱太郎のチャレンジに対する興味だけで観たのだが、結果、思わぬ面白さを感じたし、この戯曲を正統に活かすに最適な演出なのかどうかはともかくとして、刺激的な舞台だったのは確かである。リチャード三世を演じる壱太郎は歌舞伎の女形演技に徹し、シェイクスピアを演じる茂山童司の発声及び身のこなしは狂言のそれで、これに東南アジアの影絵を加えて、つまりはアジアそれぞれの古典芸能の技法を、シェイクスピア古典劇を解体したパロディ戯曲に適用するといった演出は、かつての前衛劇を髣髴とさせ、へたをしたら時代遅れの陳腐な印象を与えかねないところだが、個々の役者のハイテンションが緊迫感のある舞台を成立させて有無をいわせない。壱太郎と童司を除くキャストは全員女優で、これがまた日本と東南アジアにまたがっていずれも個性的な実力派ぞろいなのも頼もしい限りだった。


コメント(3)

「三代目、リチャード」火曜日に観劇したのですが、松井先生だったらどう思われるかしらと思っていたので、興味深く拝読いたしました。ミーハーの歌舞伎および茂山家の狂言ファンとして、壱太郎さんの歌舞伎役者としての力量、また童子さんの狂言で培われた声量と身のこなし等日本の古典芸能の彼らの力に感じ入りました。パロデイ満載の舞台で、観劇中は、字幕を追うのに首が!!と思っていたのですが、終了してみると楽しんでいた自分に気づいて、野田さんの一筋縄ではいかない脚本に納得でした。

投稿者 順子 : 2016年12月01日 09:52

「三代目、リチャード」火曜日に観劇したのですが、松井先生だったらどう思われるかしらと思っていたので、興味深く拝読致しました。ミーハーの歌舞伎および茂山家の狂言ファンとして、壱太郎さんの歌舞伎俳優としての力量、また童子さんの狂言で培われた声量と身のこなし等日本の古典芸能にたずさわる若き彼らの力に感じ入りました。パロデイ満載の舞台で、観劇中は、字幕を追うのに首が!!と思っていたのですが、終了してみると楽しんで見ていた自分に気づいて、野田さんの一筋縄ではいかない脚本に納得でした。

投稿者 順子 : 2016年12月01日 10:23

「三代目、リチャード」火曜日に観劇したのですが、松井先生だったらどう思われるかしらと思っていたので、興味深く拝読致しました。ミーハーの歌舞伎および茂山家の狂言ファンとして、壱太郎さんの歌舞伎俳優としての力量、また童子さんの狂言で培われた声量と身のこなし等日本の古典芸能にたずさわる若き彼らの力に感じ入りました。パロデイ満載の舞台で、観劇中は、字幕を追うのに首が!!と思っていたのですが、終了してみると楽しんで見ていた自分に気づいて、野田さんの一筋縄ではいかない脚本に納得でした。

投稿者 順子 : 2016年12月01日 10:25