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2016年09月27日

茄子と鶏と車麩の甘煮

砂糖醤油味醂塩少々で調味した出汁で茄子と鶏胸肉と車麩をただ煮ただけ。近所のマルエツで車麩の安売りをしてたのと埼玉産の茄子が美味しそうだったのでコレにした。
食事しながら見たのは、やっぱり!というべきか(^^ゞ録画しておいた米大統領選候補の初テレビ討論会。正直これでもしトランプ氏が勝利したらアメリカの民度を疑わざるを得ないと思えるほど、まともな討論になかなかならないやりとりにはうんざりさせられた。もっともトランプ氏は意外なほど自己抑制のきいた話しぶりだったし、むしろヒラリーさんのほうがアグレッシブに個人攻撃をしかけた面もあったようだが、話しぶりはコントロールできていても肝腎の言ってる内容の乱暴さというか、それって飲み屋でクダ巻いてるオッサンにしか通用しません!的な粗雑極まりない論法には驚くしかなかった。国内に雇用がないのはすべて海外の労働者のせいであり、金持ちのサウジアラビアやアメリカにクルマ売ってる日本なんかをどうして自分たちが防衛してやんなきゃいけないんだ!といった徹底的な排外主義を案外とごまかさずに主張したのは、その手の意見に賛同する人びとが支持者の中核をなすからなのだろう。
片やヒラリーさんは、トランプ氏の所得申告が公開されない点や過去の過激な発言に鋭い突っ込みをかける一方で、自らのメール問題は拍子抜けするほどさらりとかわすなどして終始余裕綽々で受け流していた。ヒラリーさんが女のくせそうした余裕綽々の態度で討論に臨むこと自体が小面憎いと感じる男性も中にはあるのだろうし、たぶんそうした男性がまたトランプ支持者の中核であるのかもしれなかった。でもって現代社会において、その手の男性は誰が大統領になろうと自らが経済的に浮上するチャンスを掴みにくタイプなのだろうし、別に米国に限ることなく恐らくは世界中で今その手の人たちの問題をしっかり話し合わなくてはならない時代になっているともいえそうだ。


コメント (1)


お誕生日、おめでとうございます!これからもどうぞ健康で、読み終わるのが惜しくなる作品を書いて頂けますように!
「料理通異聞」、寝る前に少しずつ読んでいますが、まだ序章なのに素晴らしく面白く、まさに「読む御馳走」です。小説に食事や食べ物が出て来ると、かみしめる様にゆっくり読むのですが、ここでは当時の江戸の食生活や身分の違いによる生活の違い、料理屋の様子、土地土地の景色など、全て丁寧に描かれていて、大事に大事に読まずにはいられません。なかなか進まないのがうれしく、(酒井抱一ってこんな身分だったのか!?)と驚きましたが、この先もどれだけ驚きと楽しみが待っているかと思うと、至福の読書のひと時です。

投稿者 ウサコの母 : 2016年09月28日 19:57

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