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2016年09月10日
釧路〜京都行
豊橋での公開対談を終えて帰宅した先週の土曜日から今日にかけては、いやはや怒濤の一週間でした(^^ゞ
お留守番のカメらにエサをどっさり与えて日曜には釧路へ出立。まずは同行者の馬トモ人事部のSさんともども炉端焼き「ひょうたん」で蒸しシマエビ、メンメの煮付け、鰯・秋刀魚・イカ・ツブ貝の刺身、柳鰈の干物、ししゃもの干物、枝豆、ジャガバタ、焼き茄子、トマト等々をたっぷり戴いて大満足。素材の持ち味を少しも殺さずに活かした煮付けの調味は抜群で、次回は蒸しメンメと煮付けの両方を注文したくなったし、生臭みが微塵もない新鮮な刺身の甘みは驚くばかりで、干物類はもちろんのこと野菜の甘みにも舌鼓を打ちっぱなしで、ここはかなり期待して訪れても毎度それが裏切られないことに感心させられる店だ。とはいえ今回は台風が三度も襲来した直後とあって材料の確保が大変だったに違いなく、こちらも氾濫の警報が出た釧路川の様子をT V で観て気が気じゃじゃなかったのだけれど、休業日返上で臨時開店してくださった木村梅子オーナーにはひたすら感謝するばかりでした<(_ _)>
とにかく台風の影響が懸念される中で和商市場の野菜も相当に値上がりしており、釧路湿原は最悪のコンディションが予想されて、今回のドサンコ外乗は正直あまり期待しなかったのだが、意外や意外、新たなルートがきちんと確保されていて、月曜と火曜の両日共にメチャ楽しめたのは何よりでした(*^^)v
月曜はこの時期ならではの子連れ外乗で、今夏に誕生してまだ3月も経たない仔馬ウズマキ嬢と一緒に20キロほどの長距離を走行。既に駈歩でしっかり伴走できるまでに成長したウズマキは帰途でオトナ馬を追い抜こうとして蹴られたくらいのゲンキ印ながら、途中休憩したらごろんと横になって眠りこけたりする可愛らしさに私はメロメロ(*_*) 以前に訪れた際は仔馬に近づくと母馬が後ろ蹴りするほどの警戒ぶりだったのだけれど、ウズマキの母親ミク嬢は人間がいくら子馬に近づいても無頓着なので安心して近寄れた。ガイド役の川崎さんによれば、母馬の性格はさまざまなようで、ミクの母馬センヒメ祖母さんは母子密着も甚だしく孫まで生んだ娘とべったりくっついており、今は常に3頭一緒に行動しているのだとか。こうした母子関係ってイマドキの人間にもよくありそうだから面白いのでした(^◇^)
面白いといえば今回初日に騎乗したホヅル君はここでのお馴染みタワシの大ちゃんの弟だからしてとても乗りやすかったのだけれど、兄弟でこんなにも性格が違うのか(!_+)と驚くほどマジメでおすましのイケメン馬。片や二日目に騎乗した大ちゃんは相変わらずお茶目な甘えん坊で且つ食いしん坊だから、途中でガンガン道草を喰い、遅れたら駈歩で追いつくという例のパターンを今回の悪路の中でも繰り返す始末。二日目の走路はやはり台風による倒木や泥濘が多くて走行に難渋したため帰路は舗装道路を進むことになったものの、走路変更で思わぬ時間を喰ったので帰厩予定に間に合わなくなりそうだと判明し、そこからはガイド役の角田さんの指示でアスファルト道路に蹄の音を高々と響かせた駈歩でいっきにスピードアップした私たち。緊張感はひとしおながら乗り慣れた大ちゃんなので意外と安心して走れたし、これほど痛快な駈歩を満喫できたのは久々だったのでした\(^O^)/
もっとも雨で滑りやすくなっていた舗装道路では人馬転倒の恐れもあったわけだから、翌々日に京都での講演を控えていた私としては無事で済んだことを神に感謝しなくてはなるまい。
というわけで水曜に帰宅して翌日の木曜には京都に出立し、ホテルグランビアで催された全国観光土産品公正取引協議会の京都大会で「旅と食〜お土産とおもてなし」と題する講演を行ったばかりかその後のレセプションにも出席。誰もが一度は食べたか名前を聞いたかしている全国の超有名ブランドお土産メーカーの社長さんたちとテーブルを囲んで、祇園町の名妓の京舞を拝見しながらの会食だったのだから、我ながらなんて振れ幅が大きい一週間だろうか!と思うことしきり(@_@;)そのままグランビアで一泊し、翌日は同行した幻冬舎のヒメと祇園川上でランチして、そのあと私は再入院した父親を見舞いに行き、またもやすっかり元気になっている姿を見ながら、こうなったらホントどっちが先逝くかわかんないよな〜と思っちゃうほど疲れ切っていたのでした(-.-;)y-゜゜
コメント (2)
買えました。一気に読むには難しく、辞書を久々に取り出して読んでいます(それでも分からない単語や熟語があるのですがそれも楽しい)。
とりあえず飛ばし読みか適当で一回読んで、二回目読んで、三回目までは読まないと己の理解力が届かないと思っています。
時間を無視して読み切りたいけれど、今回は一回目からじっくり読み進み、一章?に一日掛かりそうです。
投稿者 nao : 2016年09月11日 02:20
とりあえず一通り読んだ感想は、鯛の料理法が興味深かった事と、どこかの書評で格調高いと読んだ気がするのですが、今の考え方や言動で無くまさに江戸時代の人が瞼に浮かび最初ややイメージを結ぶのに苦労したのですが、どんどん引き込まれ実際に在ったことのように思う感じがあります(私だけでもっと違う意味での格調高いかしらん?)。首を傾げながら次はゆったり時間が取れる状況を整えて読みたいなと企みます。
ついでに書店を覗いてみたら、大量に本を扱ってるなと思う書店が二軒ありそこではある!っとにんまりしましたが、普通の感じの書店では見つける事が出来ませんでした。どこの本屋でも山積みになっていても良いほど大好きになっています。
別館での出来事も映画のスピンオフみたいに読んでみたいとも思います。
投稿者 nao : 2016年09月15日 00:04