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2016年08月10日

南青山MANDALAの月刊ギィ・フォワシフィ

今日の昼間は集英社の伊礼さんが書籍部の鯉沼編集長ともども猛暑の中をわざわざ大宮の自宅にお越しになって、産休入りのご挨拶及びその間の引き継ぎをなさった上で「 来年の4月には復帰する予定ですので新連載のほうを是非」と念を押してお帰りになり、夜はザ・スーパーカムパニイ往年のスターで私の好きだった田村連さんから「ついこないだ『壺中の回廊』をとっても面白く読ませてもらいました」と言われたのが余りのタイミングなので、すっかり調子づいちゃった私はやっぱり続編を書くべきなのかも(^^ゞと思った次第です。
なぜ田村連さんとお目にかかったかというと、南青山の老舗ライブハウスMANDALAで今年の4月から来年3月にかけて毎月「月刊ギィ・フォワシィ」と題した同人の戯曲の連続上演が行われており、その企画者でもあり出演と翻訳及び演出も手がけている中村まり子さんからご招待を戴いて、今日はまり子さんと連さんが『相寄る魂』という二人芝居で共演をされていたからである。その昔ギィフォワシィ・シアターという同人の戯曲を30年に亘って上演し続けたプロジェクトがあって、私はそこで『相寄る魂』を観ているのだけれど、その時の印象とはまた違った面白さが感じられた舞台で、冴えない中年男女の妄想が次第にハイテンションに至る、ウエルメイドな不条理劇とでもいえそうなこの短編ブラックコメディは、俳優の個性に応じてその色を微妙に変えるところに演じる側観る側双方の魅力があるのかもしれない。MANDALAではこのシリーズ上演の他にも井上ひさし作品のドラマ・リーディング等が行われていて、今は無き渋谷ジァン・ジァンを彷彿とさせる空間で、満杯の客席にも往年のジァンジァン常連っぽい感じの人たちがちらほら見えた。飲み物だけでなく結構オイシイ食べ物もあって、飲食しながら舞台を楽しめるのはジァンジァンには無かったここならではの魅力だと食いしん坊の私は思いました∈^0^∋


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