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2016年08月09日

牛肉と茄子とトマトのオイスター炒め

QPのリバイバルメニューなので、レシピは2015年9月7日のブログをご参照ください。
ところで昨夜は熱中症で倒れていたわけでもなく、オリンピックに熱中していたわけでもなく、「お気持ち」にショックを受けたわけでもなくて、光ケーブルの異常で通信一切が不能となっていたためブログもお休みせざるを得なかったというわけです<(_ _)>
最初は校正の際にジャパンナレッジの辞書を引こうとしてネットがつながらないのに気づき、次いで文春企画出版編集室の小高さんと石原副部長が駅からの連絡なく直接お越しになったので電話もつながらないことがわかり、もちろんWi-Fiもダメで、これはルーターがイカレてる証拠だと思ってケータイでNTTに連絡し、ひとまず指示通りにルーターにつながってる光ケーブルを押し込んだら夕方一旦は回復したものの、夜になったらまたすぐにダウン。もはや管理人さんは帰宅されていたので再びNTTに連絡を取り、修理の方がけさ見えたところ、どうやらこのマンション全体の光ケーブルが不調らしいと判明。近所の電柱に問題があったらしく、けっこう大がかりな工事になったみたいで午後二時過ぎにようやく復旧した。マンション全体という割には昨夜から誰も騒いでる様子が感じられなかったのはフシギとはいえ、ここは防音がしっかりし過ぎていて、ふだんから人の住んでいる気配が全く感じられないマンションなのでした(^_^;)
 というわけで通信がめでたく復活したので、今夜のブログには遅ればせながら今上天皇の「お気持ち」の感想を書かせてもらいます。本当に意外なほど率直な意志表明で、この方が戦後の青少年期に受けられた教育の健全さを再認識させられた恰好でした。政治的発言を封じられながら国家を代表しなくてはならない「象徴」というアンビバレンツな存在意義をずっと模索して来られた真摯さに打たれると同時に、こうした存在を内部に抱えることでしか権力が機能してこなかった日本という国の歴史と、その特殊さをも改めて考えさせられました。それは大昔から天災の多発する国土における為政者が絶えず巧妙な責任逃れをしたがるせいか、あるいは民衆の側が常に成り上がりの権力者を認めようとしないせいかは知らず、以前にも書いたように、近代以降は長州の成り上がり政治家と長州閥に牛耳られた陸軍に利用されること甚だしい結果として、昭和天皇が全軍を率いる大元帥の形で第二次大戦に突入。今上天皇はそれらの歴史的な過誤を踏まえた上で、祖先に百済人の血脈が流れていることを明言されたり、安保法案成立後には何かの折に可能な限り平和の大切さを訴えられたり、最大の激戦地ペリリュー島を訪れられたりして、ギリギリのところで意思表明をなさってこられたように思われます。かくして憲法改定が射程距離に入った今日、「天皇は日本国の元首」とする自民党の憲法改正草案第一章第一条に多大な憂慮を示されて、つまりは他国との戦争を可能にした憲法の下、再び開戦の詔勅という形で戦争開始の命令を余儀なくされる主権者の立場を自らにも、また自らの子孫にも押しつけられることのないよう、この際にあくまで「象徴」であることを喚起すべく国民に呼びかけられたものとも拝察されたのでした。


コメント (1)


アベちゃんの発言も御覧になりました?
がっかりさせられるほど役人のペーパー丸暗記がモロバレ。
何回も何回も天皇陛下を連呼してましたね。
2回目からは陛下、とだけでええのに。ああ、教養のかけらすらない総理やいかんや。

投稿者 毎晩晩酌 : 2016年08月09日 21:38

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