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2016年06月12日

カボチャとイカのとまとスパゲティ、野菜サラダ

乗馬の帰りに会友のKさんと近くの駅ナカで食事。
思ったより涼しめだった今週末はクラブが結構賑わってて、送迎カーが往きも帰りも満員状態。この半年ほどで会員さんも少し増えた感じだし、「賑わうのは有り難いんですけど、皆さんに気持ちよく乗ってもらえなくなると困るし、そこが悩みどころなんですよねえ」とオーナーも嬉しい悲鳴というよりは痛し痒しなのかもしれない。てなわけで私も部班レッスンを含めての2鞍騎乗で、それにちょっとしたおまけ騎乗があった。
まず1鞍目はデカ鹿毛オー君でマンツーマンレッスン。オー君には先週メチャ走られちゃったので多少恐怖心が残ってるかと思いきや、案外そうでもなくフツーに乗れました(*^^)vインストラクターのY先生には右足の位置がときどき変わる点を注意され、半減脚の際の脚の圧迫や、コーナーで半減脚を使って馬の力を溜め込んでから斜め伸長速歩を勢いよく出すコツなど、細かい点を丁寧に教えてもらい少しでも馬場馬術を囓ったような気分になれるのが何よりでした。次の部班レッスンでは久々にオレ様系ドサンコのパピ君に騎乗。相変わらず始動の鈍いパピ君は途中でS先生に乗り替わってもらったものの、その後はサクサクとクロスバーを跳んで懸命に駈歩をしてくれた。近頃は脱走癖があって隙あらば勝手にどっかへ行っちゃおうとするらしいけど、悪ガキの精神構造と一緒だからこちらがビシッと強気に出れば意外と大人しく従うことを発見してるし、乗り終わって賞めると満足して急にフレンドリーになるところなど、何だか憎めない馬なのである。
おまけ騎乗というのは、FAIRFAXという英国の珍しいメーカーの試乗鞍が来たので、この際みんな乗るだけ乗ってみようということになり、小柄な優等生鹿毛ボー君に取りつけて乗せてもらったところ、反動が結構大きいはずのボー君なのに、まるで馬が違ったようにふわふわして、正反動でも駈歩でもしっかりと座りきれるし、脚の位置が全然ぶれないので合図も出しやすく、素晴らしい乗り心地なのにちょっとビックリ。ポンドが高い今はさすがに手を出しにくいお値段なので、一緒に試乗したMさんとは「いっそこの際イギリスがEUを離脱してくれたらいいのにね」なんて話にもなりました(笑)。
聞けばもともと腹帯だけを作ってた英国のメーカーで、その腹帯がロンドン五輪の秘密兵器として英国に金メダルをもたらして名を挙げた勢いで、従来の鞍メーカーが踏み込めなかった鞍の改良に着手し、馬にストレスを与えない工夫が探究され抜いて出来上がった鞍なのだとか。さすがに昔から動物愛護精神に燃える欧米諸国では、今やいかに馬にストレスを感じさせないようにして乗馬をするかが求められ始めて、その流れで馬具が進化しつつあるという話であった。
馬具もさることながら、ストレスを与える元凶はやはり乗り手なのだから、馬を可愛がるならまず乗馬を上達するに越したことはないのかもしれない。今のクラブは初心者にも実に丁寧に乗り方も馬装の仕方もきちんと教えてくださるのであるが、「そうしないと馬が可哀想だからですよね〜きっと」と、このクラブで去年初めて乗馬を習い始めたKさんは仰言るのでした。


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