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2016年04月09日
アスパラガスとソーセージのスパゲティ
よくやるQP料理で、意外と手の込んだレシピは以前のブログを参照してください。
今週のテレビ報道番組は何だかやたらとバドミントン選手の不祥事を取りあげて、「違法カジノ」というコトバが盛んに聞かれたので、日本には既に「合法カジノ」が出来てたんだ!と錯覚したおバカさんは私だけなんでしょうかf(^ー^; もう随分前からカジノ法案が取りざたされていたので、今の清和会系自民党政権下ならその法案をスルッと通して合法カジノが出来ていてもおかしくない気がしたのだけれど、さすがにそれはまだのようでした。フジ T Vがカジノ運営に舵を切りたくてウズウズしているという情報も以前洩れ聞いた覚えがあるが、斜陽エンタメ産業が延命工作でこの事業に乗りだすケースは多分にあるだろうし、一方では観光立国構想とも抱き合わせになっているはずで、東京オリンピックまでには何とか合法カジノを誕生させたい思惑の人たちも大勢あることだろうから、今回の不祥事には「違法カジノ」というコトバが使われたと思しく、結果「違法やったらあかんけど、合法やったらええいう理屈がわからへん」と、わが妹に言われるはめにもなるのだった。それにしても違法にしろ合法にしろ、全世界的にカジノ欲求が高まっているらしいのは、現今の世界に蔓延している金融経済そのものにギャンブル的側面が大きい反面、他方で実人生そのものにはセイフティーネットを張り巡らすようになった人間社会の矛盾したありようが関係しているのではないかという気もする。つまり今は事前に色んなことがわかり過ぎて、人生は賭けだ!なんて生き方が誰しも出来にくくなったからこそカジノなんかに気持ちが向かうのではないか。ギャンブルは死と隣り合わせのスリリングさを擬似的に体験するシステムであり、社会が安全になればなるほど人は擬似死を体験したくなるのかもしれない。日本で今クスリとギャンブルが結構多くの人を蝕んでいる背景に流れるものは実人生の根本的な退屈だったりするんじゃなかろうか。