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2016年04月01日

女子会花見2016

恒例となりつつある大宮公園での女子会花見。今日は花冷えとはいえ満開の桜の下での楽しい宴会と相成った。飲食物もお手製、お持たせ含めて色とりどりに揃ったが、集ったメンバーも実に色とりどりで、まずわが家に集合して大宮公園に向かう先着陣の一番乗りはC G デザイナーの三村さん、二番到着は翻訳家の松岡和子さん、次いで元ミセス副編の福光さん、元マガハの中田さんと集まったところで公園に行って場所を確保。福光さんらと大宮駅で待ち合わせをされて先着組だったはずの作家の森まゆみさんがいらっしゃらないので、ケータイに電話をしたら、えっ!明日じゃなかったの(?_?) と驚きの声。そこから家を出られて、広い公園の中にいる私たちを捜して自力で無事に辿り着かれたのだからスゴイ(!_+)さすが「谷根千」の編集長である。 森さんは樋口一葉が東京以外で足を運んだ唯一の場所が大宮公園だと書かれていたので去年のお花見にお誘いしたら、すっかり大宮公園が気に入られたようで、「今年もこの景色が見たくて」と徹夜明け状態でお越しになったのだった。さらに去年お約束した漫画家の萩尾望都さんとマネージャーの城さんがお越しになり、最後に馬友オペラ歌手のSさんが現れて、多士済々総勢9名の女子会は色んな話題に及びながらも終始和気藹々と過ごせたのが何よりでした。本当に再現が不可能なほど色んな話が出て、たとえば「王妃マルゴ」を連載中の萩尾さんと「恋の骨折り損」の翻訳をされている松岡さんとの間ではアンリ4 世の話や、クリストファー・マーローが書いたセント・バーソロミューの虐殺をモデルにした戯曲の話が出るなど、なにげに専門的な話が飛び交っていたりするのも面白かった。とにかくふだんゼンゼン関係のない仕事をして、利害関係の全くない方々が集まると、却ってコミュニケーションが円滑になるような気がするので、来年もまたこうした花見が出来たらいいなあと思っています(^o^)/


コメント(2)

ゴージャスなメンバーの花見ですね。昨日大宮出張だったので仕事前に氷川神社でお参りし大宮公園で一人花見をしました。年度のスタートにお参りでき美しい桜を見ることができてエネルギーチャージした気持ちです。松井さんのブログを読まなければ訪れることもなかったと思います。機会があればまた訪れたいです。

投稿者 ちえこ : 2016年04月02日 08:34

なんと豪華な顔ぶれでしょう!2月文楽の幕間に森まゆみさんをお見かけし、愛読する著作が何冊もあるので、思い切ってご挨拶させて頂きました。萩尾望都さんも昨年末に初めてお話を聞く機会がありましたし、松岡さん翻訳のお芝居も何度か拝見。「ミセス」は中学生の頃からよく読んでおり、ファッション以外でも佐藤雅子さんの料理ページやお菓子のレシピ、海外ページや伊丹十三エッセイ等々、憧れの世界が詰まってました。今朝子さんも含めて綺羅星のごとく、フランスのサロンを思い出しました。

投稿者 ウサコの母 : 2016年04月02日 22:23



2016年04月02日

すき焼き風

土曜日は近所のマルエツが牛肉全品4割引きセールをするので、毎週ついついこんなメニューになってしまいます(^^ゞ で、これまた毎回つい見てしまうのがフィギュアスケートで、今夜は世界選手権男子フリーの録画放送を見ながら食事。幸い結果を知らずに、羽生は初っぱなから何だか滑りが硬いな〜と見ていたら、案の定ミスが相次いで、 S Pとは比べものにならない結果に終わったとはいえ、「陰陽師」プログラムではずっと神がかっていたから、ラストプレーではこの人もやっぱり人の子!感で終わったのも今後のためには存外悪くなったのかも。結局2連覇を達成したフェルナンデスはジャンプをパーフェクトで決めたばかりか、ただでさえノリのいい開催地アメリカの観客を乗せやすい選曲も手伝って会場を沸かせ魅了したのが実によく伝わってくる演技だった。宇野昌磨は果敢に挑んだ後半の4回転が失敗に終わってランクを下げるも、まだ10代とは思えぬほど成熟した表現力の豊かさに目を瞠らせる演技内容で、4回転を飛びまくるボーヤン・ジンと共にこれからのフィギュア界を担う人材として、この大会で世界に印象づけたのは確かだろう。
今週はとにかく風邪気味だったせいで前半は仕事をこなすので精一杯だったし、後半は昨日の花見イベントの準備にかまけていたりして、今日はいささかお疲れモードでもあるのでニュースネタの話にまで及ぶ余裕はないのだけれど、今日の昼間突然知らない番号から電話がかかって来て、受話器を取ると合成音声でいきなり「今年の夏は参議院選挙が……」と喋りだしたところでウザイと思って切ってしまったが、後から一体あれは何だったんだろう(?_?)と気になって仕方がありません。どなたか似たような経験をお持ちでしたら教えてください。


コメント(1)

たいがいすぐ聞いて切ることが正しい対処法だと思います。
 まだ、肉声だったら止めてくれと言えますが、合成音声かどうかは知りませんが、出たと同時に自動音声で流れてくる住宅調査の声のウザイノ何の。
 あまりに頭に来たので色々聞いてはみましたが、放送法の絡みでそれは規制できず、その番号を拒否するとかの消極的対処法しか自分は取れないようです。
 本当にむかむか腹が立ちます。それを聞いた時すぐ切るしか手段がないのです(私の知っている限りでは)。

投稿者 nao : 2016年04月03日 01:09



2016年04月03日

海老と帆立のカツ、キャベツカツ、水餃子、ケールと茸のサラダ、トマトとひじきのサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
春爛漫の今週末も相変わらず乗馬で、馬場ではホーホケキョがひっきりなしに聞こえるし、花を咲かせたスモモの樹下に放牧された馬たち(写真上段)も長閑に見える中で、1鞍目は初心者の相手でも競技馬としてでも活躍できる熟練スーパーホースのハフアラmixウラ嬢に騎乗する予定だったが、ウラ嬢が前日のレッスンでハミ跛行になってしまったため急遽代替馬となったのが、なんと5歳になったばかりの超わがまま黒鹿毛サラのユキ嬢だったことに驚愕したワタシ(@_@;) 何しろユキ嬢は生産牧場でも蝶よ花よ状態で育てられ中央競馬でも一応1勝はしていて、去年の秋にちょうどワタシと同時期に今のクラブに入厩した超美形の牝馬で、S先生の異常なまでの寵愛のもと競技馬としての調教を受け、競馬を離れて半年くらいでカラダつきもめきめきと馬場競技馬と化し、L2課目くらいは軽くこなすまでに仕込まれて近頃は地方の競技会によく出場しているのだが、これがなかなかの悍馬で、放牧されると他の馬たちに喧嘩を売りまくっては騒動を起こし、昂奮すると上級者を振り落として暴れまくったりたり、時にはS先生をも手こずらせている姿しか見ていないために、ワタシなんかが乗ったらいきなり立ち上がって暴れだしそうな気がするし(>_<)、それよりもワタシが下手な乗り方をしてクラブの大切な競技馬を壊したりしたら一大事だし、ユキ嬢に乗るくらいならオレ様系ドサンコのパピ君に乗るほうがまだましだワイワイと騒いだのだけれど、「ユキちゃんは今は背中が張ってないからゼッタイ大丈夫です!」と押し切られて乗るはめに。結果こわごわながら手綱の持ち方や脚の位置はもとより姿勢や目線や顎の位置まで先生の入念なチェックを受けて乗ったら、意外とユキ嬢も落ち着いてこちらの合図通りに動いてくれたのがまるで奇跡のようでした(^_^;)駈歩は調馬索を付けての輪乗りに留まったものの、後肢を強く踏み込んで大きく弾むような馬場馬術ならではの駈歩の感触や、こちらの腰の送り方次第で馬のスピードコントロールができるのを肌で味わえたし、見た目に歩様が美しい馬の乗り心地はナルホドこんな感じなのか〜と馬場馬術の一端に触れた気がしたものである。それにしても、大切な競技馬のはずなのに、いきなりワタシなんかに乗らせるS先生の気前の良さというか大胆さはふしぎなくらいで、「この子は本当は素直ないい馬なんで、ユキちゃんに対する皆さんの誤解を解くために、今後も順番で会員の皆さんに乗ってもらうようにします」とはユキ嬢への愛が噴出して言わせたものなのでしょうか(^0^;)ともあれ2鞍目はお馴染みデカ鹿毛オー君に乗っても駈歩で積極的に腰が送れるようになったのは、こわごわでも駈歩をさせてもらったユキ嬢のお陰かもしれません。今日はレッスン後にクラブのオーナーがクルマで近くの花見所へ案内して下さったのもウレシイおまけでした。




2016年04月04日

筍とアスパラガスの味噌マヨ和え、筍の土佐煮、各種精進揚げ、小海老と三つ葉と煮筍のかき揚げ、鶏の唐揚げ、若竹汁、筍ご飯

「あまから手帖」誌の穴田さんから去年と同じく京都大原野の筍を4本も頂戴し、昨日荷が到着次第に茹でて、けさ下処理をし、ちゃんと鰹出汁も取って、夕方から上記の品々を拵えた次第。精進揚げは煮筍と穂先のほか定番のタラの芽、蓮根、ヒラタケ、シシトウ、ミョウガを加えた。ワタシは別に日清の回し者ではありませんが、「コツのいらない天ぷら粉」を使うと確かに適当に揚げても結構サクサク食べられました。例の如く友人2名のみをお招きしての宴では「同じ筍でもやっぱり食感や風味がゼンゼン違うよね〜」「ほんとにゼ〜ンゼン違う ! ! これだったらもういくらでも食べられちゃうわ〜」 との声が自ずとあがって大変に歓んで戴けたのは何よりだったが、とにかく大原野の筍はいいのが採れた日に送ってくださることになっているようで、到着日が事前にわからないため、お招きできる方も限られており、お二人が恨まれないよう、これまた例の如くお名前は伏せておきます。穴田さんにはこのブログを借りて感謝の念をお伝えします。本当にありがとうございました<(_ _)>




2016年04月05日

明治座4月花形歌舞伎

今月の明治座は菊之助、勘九郎七之助兄弟がいずれも初役にチャレンジする意欲的な興行とあって興味深く、昼夜さすがにスケジュールがきつくて観たのは夜の部だけだが、少し早めに出かけて C Gデザイナーの三村さんと共に周辺の花見散策も楽しんだ次第。
夜の最初の演目「浮かれ心中」の主人公は、原作者井上ひさしが山東京伝の創造した艶二郎のパロディとして描いた人物であり、醜男の艶二郎が色男になりたい一心で次々とバカげた行動を取るように、才能もないのに戯作者としての名を挙げたい一心で色んな騒動を引き起こすわけだから、彼の行動原理こそが本来はコメディの核なのだけれど、原作が世に出て劇化された時点では恐らくその核が周知に過ぎたためか、敢えてそれを外してさらりと仕上げた脚本のため、演出や演技でその点を相当に補わないと、随所のくずぐりでは笑えても、芝居全体としてのおかしさがイマイチ観客に浸透しない憾みがあるのではなかろうか。現行の脚本は場面展開で優れた面が十分にあるとはいえ、今日に上演する際は序幕で少し補訂をするなりして、観客にこのコメディの核をわからせるような芝居に仕立て直す工夫が要りそうだ。ともあれ主演の勘九郎はくすぐりの部分だけでも芝居を何とか保たせたし、戯れとホンキがぶつかる劇的なラストシーンのセリフも十分に聞かせてくれたけれど、如何せん芝居全体として見る時は役者不足が否めず、若手ばかりで演じるにはいささか難しい演目だったかもしれない。ただし脇を固めるメンバーで出色の出来だったのは町奉行所の役人を演じた亀藏で、声柄からしてもこの役でこれ以上の人材は見つけられないようにすら思えた。
もう一本の演目は舞踊「二人椀久」を菊之助七之助コンビで上演。富十郎雀右衛門の円熟した舞台とはまだ比較できないものの、今後はこの二人で再演を重ねてほしいと思わせるだけの美しさは感じさせてくれた。踊地で按摩けんびき以降はもっと狂いに近くなって行ったほうが面白いのだが、これも再演を重ねる中で次第に備わってくるのだろうし、このコンビならではの味が出てくるまでにはまだ先が長そうだとはいえ、今回の初演時を観ておいて決して損はないともいえそうである。ことに菊之助は独りの死を迎える椀久のラストシーンが非常に美しく、どちらかといえば内向的な演技者であるこの人に向く演目のようにも思えた。




2016年04月06日

塩肉じゃが

今日は久々のQP料理でほっこりしました(^ニ^)ジャガイモ、玉ネギ、豚肉の順に炒め合わせて水を入れて煮立ったら味醂と塩だけで調味し、しばらく煮込んでからスナップエンドウを加えて仕上げる。関東では肉じゃがに豚肉を使う人が結構いらっしゃるようだが、豚肉ならこの味つけのほうが合うかも。
その昔「ペリカン文書」という名画があったが、今や世界を騒がせているのはペリカンならぬ「パナマ文書」のようで、いやはや、それにしても世界中で一国を背負って立つ指導的な地位にある人たちでさえ、母国に税金を納めたくなくてタックスヘイブンを利用するというのだから(@_@;) 、 近代国家の枠組みはもう自壊をし始めていると見ていいのかもしれない。一方で金融経済の行き着く先が世界に何をもたらす結果となるのかも概ねつかめるようなところがあって、つまりは京都の妹のように平たく言えば「イマドキ悪いことをせな金もうけなんか出来へんで」が人類共通のメジャーな認識になって行くようだと、人類社会で両者の枠組みが崩壊する日も存外間近に迫ってきているようにも思えて、そのことには歓迎の意を表したくなったのであります(-.-;)y-゜゜




2016年04月07日

サワラの塩焼き薬味みそ添え、ほうれん草の胡麻和え

薬味みそは昨日のQPで見た通り、小鍋に味噌砂糖味醂醤油を入れて加熱しながら練りあげて、そこに小口切りした万能ネギ、生姜のみじん切り、すりゴマを加えて作った。これをふつうに塩焼きしたサワラの切り身に付けて食す。ほうれん草の胡麻和えはお彼岸に墓参りした母の菩提寺から粗供養に頂戴した「胡麻和えの素」を振りかけただけでベンリに作れました。当日は父の入院や取材などが重なってバタバタし、こちらからのお供えをし忘れたことに粗供養を戴いた後で気づいて恐縮したのでしたf(^ー^;
けさのワールドニュースで、やっぱりコワイなあ(!_+)と思われたのは、プーチンがついに親衛隊を備えるに至ったことで、この3,40万人も擁する大統領直属の軍隊を、欧米メディアは反体制派の抑圧に利用されると睨んでいて、結局のところロシアの政体は主義思潮と関わりなく、ツアーリ独裁体制みたいな域から相変わらず脱しないというか、常にそうした強権が好まれる、もしくは強権を許す風土や民度に留まっているとしか考えられないのであった。表面的には一応民主主義の体裁を取って首長選挙や選挙による議会政治を維持している国が今や世界の多数派とはいえど、実質的なそれを施行できている国が本当はどのくらいあるのか甚だ心もとない限りで、一票の格差是正でさえかくも難航する日本もまた他国のことをあながち嗤うわけにはいかない状況にあるのだった。日本の場合、近世近代の歴史を見る限りにおいて、突出した強権政治が誕生する危険性よりも、むしろ警戒すべきは国民の政治及び政治家に対する無関心や忌避感情がついには国家の暴走を許す結果につながることであろう。事は政治家の人数の問題だけではないはずで、うちの妹がよく「文化人でも芸能人でもスポーツ選手でも、どんな人でも選挙に立候補するて聞いた途端に、ああ、所詮その程度の人やったんね、と思てしまうわ」というのを聞くと、日本に議会制民主主義が本当の意味で根づくことの難しさを思わずにはいられないのであった。ちなみに妹がいうことは昭和の文豪谷崎潤一郎が戦前に出した随筆集「饒舌録」の中で書いてることと余り変わらないのが余計にコワイのでした(-.-;)y-゜゜


コメント(2)

パナマ文書って、2.6テラとか聞きました。ほんとでしょうか?
ひとつの文書なのに、テラってすご過ぎます。

今、CMで、三太郎や白戸家がさかんにギガを話題にしてますけど、ギガ超えて「テラ」です。

もう、読んでも読んでも果てしないって感じがします。40年分のデータってすごいですね。

ところで、単位の記憶の仕方って、大きい方はキロの千倍がメガ、メガの千倍がギガ、ギガの千倍がテラを、「いちキロめが銀河寺」と覚えるように、小さい方はミリの千分の1がマイクロ、マイクロの千分の1がナノ、ナノの千分の1がピコだから「お見舞いなのピコ」と覚えるようにというのは、全国的ではなかったのでしょうか?(かなり年下の人に聞いたら、知らないと言われてビックリしました。)
たとえば「710年平城遷都」を覚えるのに、「なんとりっぱな平城京」と覚えるように、普遍的かと思ってました。

投稿者 せろり : 2016年04月07日 22:49

妹さんの言う事は全くだと思います。多分私も似たような考えだと思います。
 政治家に関してはもうまともな人は出てこない可能性もありますので、投票は棄権しないし、腹が立つことがあればこちらで言いたいですが、みたくねえぇぇ(汚い感じで)。
 僭越ですが、今の状況とその当時は違う事もあると思いますが、でも人間も動物も長いスパンで見れば似たような行動をすると認識する事が正しいのかなぁと思います。

投稿者 nao : 2016年04月08日 21:34



2016年04月08日

ミネストローネ

QPで見た通りに作ってみた。オリーブ油でそれぞれ1㎝角くらいに切った新玉ネギ、ベーコン、ニンジン、ジャガイモ、インゲン豆の順に炒め合わせて水を注ぎ、煮立ったらアクをひいてこれも角切りにしたトマトを加え、塩胡椒で調味し、スパゲティを割り入れて柔らかくなるまで火を通すだけ。スープの素などは全く使わないシンプルな調味でとてもおいしく仕上がった。ベーコンはブロックで求めてたっぷり使うといい。
今日の夕方はJPICの阿曽沼さんと赤萩さんが"KABUKI A Mirror of Japan"の見本をご持参かたがた刊行の挨拶に訪れられた。このブログで既に何度か紹介しているが、これは拙著「歌舞伎の中の日本」の英訳版で、内閣府国際広報室の事業JAPAN LIBRARYの一環として、北米を中心とする海外の大学図書館に寄贈されるものらしく、上の写真のようなシャレた装幀で、しかもなんとハードカバーの豪華本仕立てだったのはちょっとビックリ (!_+)何しろ大学図書館に寄贈する前提だからハードカバーになったのだろうけれど、英訳は私の文体を活かして学術書には滅多に使わない口語体が用いられており、想った以上に忠実に訳されているのはウレシイ限り。ところで寄贈するだけでなく市販も予定されており、2016年度のJAPAN LIBRARYの中では最も売れ行きの期待値が高いそうなので、このブログでもまたAmazon等による電子書籍バージョンの配信や、ハードカバー本を直販するJPICサイトの準備が調った時点で右のお知らせ欄にアップするつもりです(*^^)v




2016年04月09日

アスパラガスとソーセージのスパゲティ

よくやるQP料理で、意外と手の込んだレシピは以前のブログを参照してください。
今週のテレビ報道番組は何だかやたらとバドミントン選手の不祥事を取りあげて、「違法カジノ」というコトバが盛んに聞かれたので、日本には既に「合法カジノ」が出来てたんだ!と錯覚したおバカさんは私だけなんでしょうかf(^ー^; もう随分前からカジノ法案が取りざたされていたので、今の清和会系自民党政権下ならその法案をスルッと通して合法カジノが出来ていてもおかしくない気がしたのだけれど、さすがにそれはまだのようでした。フジ T Vがカジノ運営に舵を切りたくてウズウズしているという情報も以前洩れ聞いた覚えがあるが、斜陽エンタメ産業が延命工作でこの事業に乗りだすケースは多分にあるだろうし、一方では観光立国構想とも抱き合わせになっているはずで、東京オリンピックまでには何とか合法カジノを誕生させたい思惑の人たちも大勢あることだろうから、今回の不祥事には「違法カジノ」というコトバが使われたと思しく、結果「違法やったらあかんけど、合法やったらええいう理屈がわからへん」と、わが妹に言われるはめにもなるのだった。それにしても違法にしろ合法にしろ、全世界的にカジノ欲求が高まっているらしいのは、現今の世界に蔓延している金融経済そのものにギャンブル的側面が大きい反面、他方で実人生そのものにはセイフティーネットを張り巡らすようになった人間社会の矛盾したありようが関係しているのではないかという気もする。つまり今は事前に色んなことがわかり過ぎて、人生は賭けだ!なんて生き方が誰しも出来にくくなったからこそカジノなんかに気持ちが向かうのではないか。ギャンブルは死と隣り合わせのスリリングさを擬似的に体験するシステムであり、社会が安全になればなるほど人は擬似死を体験したくなるのかもしれない。日本で今クスリとギャンブルが結構多くの人を蝕んでいる背景に流れるものは実人生の根本的な退屈だったりするんじゃなかろうか。




2016年04月10日

ヒレカツ、海老と帆立のカツ、イカのマリネ、トマトとひじきのサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
今度の乗馬クラブは馬場や厩舎が森の中にあるような雰囲気なので、春ともなれば文字通りの百花繚乱、芽吹きも始まって賑々しい草木の間に馬が散らばって放牧されている。暖かく穏やかな今週末は馬たちのカラダも十分にほぐれていたせいか、2鞍騎乗したお馴染みのデカ鹿毛オー君は先週よりさらに滑らかな乗り心地となって、ダイナミックな気持ちのいい駈歩を存分にしてくれたのだった。とにかく放牧場から自分で連れて来て乗ると、馬のカラダの調子が日によって違うのも肌でも感じられるし、またインストラクターのS先生はこちらの姿勢や体重のバランスなどを実に細かくチェックされるので、毎回乗るつどその時々の課題がハッキリとわかるのだった。で、今週末はこれまで右に偏り過ぎていた私のバランスがかなり是正されたものの、ダイナミックな駈歩を持続させるためには腰の送り方がまだ不足なことや、蹄跡の直線コースを離れて輪乗りに移行する際には馬を助けすぎてしまうというか、手綱の誘導を必要以上にしてしまう欠点を指摘された。オー君のほうもダイナミックな駈歩を長く続けると途中で脚がもつれるような感じになるため、「前に比べてちょっと後ろの筋肉が落ちてるから、つけ直さないといかんな〜」てなことらしく、私が下馬した後に乗り替わった先生が障害のクロスバーを何度も跳んで、元々障害馬だったオー君は超ハイテンションでみごとにクリアし、汗びっしょりでレッスンを終えたため、私がグルーミンググローブで丸洗いをしてやることになり、オー君も終始じっとして気持ちよさそうに洗われていたのだけれど、いや〜カラダがデカイだけにとても洗いごたえがありましたσ(^^)それにしてもS先生は完全主義者というか、その馬なりのベストパフォーマンスを常に追求なさっているので、馬たちは絶えずさまざまな調教を受けており、会員に乗られているよりも先生に乗られている時間のほうがきっと長いだろうし、それよりもさらに放牧されている時間のほうが長そうなので、たぶんストレスをゼンゼン溜めずにいるせいだろう、どの馬も大人しくて従順なのは畏れ入るばかりである。今日は大手のクラブから最近移籍されたOさんともその話になって、自分も早く移籍すればもっと上達してたかもと仰言るので、確かにそうかもと思い当たるのは、私自身のことはともかく、乗馬を始めてまだ一年ちょっとのMさんが、今日はかなり反動が大きくて難しい5歳サラ栗毛のメロ君でもちゃんと駈歩をなさっていてビックリしたからでした(!_+)




2016年04月11日

豚肉のカレー生姜炒め

QPで見た簡単リーズナブルな炒め物。生姜汁酒醤油ケチャップ砂糖少々カレー粉を混ぜ合わせたタレを豚肉にしっかり揉み込んでしばらく置いてからしっかり火を通し、櫛切りにした新玉ネギと炒め合わせるだけ。新玉ネギは先にさっと火を通して水分を抜いておいたほうがベター。付け野菜は春キャベツの千切り。
広島で開催されたG7の外相会合でケリー米国務長官が原爆資料館を訪れた際の取材が許可されなかった理由は、資料を見たケリー長官の表情を報道されるのを米政府が恐れたからで、それは原爆投下を正当化する米国内世論に配慮してのものだというのが、実にさもありなんと思えた。何万人もの人間を殺戮した行為であればこそ、それがその時点では絶対に正しいことをしたのだと信じ込まなければ、人間としては耐えられないはずなのである。結局どんな戦争でもいったん始めたら最後、当事者双方が人殺しの正当化を国内外に訴え続けるために拡大し続けなくてはならないところが恐ろしいのであって、正義の戦争なんて絶対にあり得ないのだということを人類共通のテーゼとするには、所詮は新大陸に移り住んでたかだか400年くらいの人びとの精神的な稚さがネックになるのだろうか(-.-;)y-゜゜




2016年04月12日

海老のトマトクリームパスタ

QPで見た料理。ニンニクと玉ネギのみじん切りをじっくり炒めトマトの水煮を砕き入れてしばらく煮込み、塩胡椒白ワインで下味した海老を加えて少し火が通ったら生クリームを混ぜて塩胡椒で調味してソースにする。パスタは太めを用いるのがベター。簡単な調理法で結構本格的なパスタ料理が楽しめます(*^^)v
けさBBCのニュースを見ていたら、例のパナマ文書でキャメロン首相が窮地に立つのみならず、政治家のどのクラスまで納税情報を開陳させるかで国民的議論が沸き起こっている様子だった。日本では80年代に閣僚クラスが、90年代には全国会議員に資産公開を求める法律が出来たはずだが、それらがどの程度に実体を反映しているものなのか疑わしくもあり、英国でいう納税情報公開との違いがどうなのかもわからない。これに関してBBCの調査によれば欧米各国で対応がまちまちのようだから、日本の透明性が現在どのくらいの水準にあるのかもわからないのである。それにしても、パナマ文書にはセコムを始め日本の企業名はいくつか挙がっているようだけれど、政治家の名前が挙がらないのはちょっとふしぎな気がするほどで、アソー君なんか真っ先に挙がりそうなもんだけどなんて、つい思ってしまうのでした(^0^;)




2016年04月13日

ガパオライス&クイティアオのセット

整体治療に行く前に大宮ルミネ内のタイ料理店で食事。
去年の末頃からえらくバタバタして整体治療に通う暇もなかったせいで、私のカラダは「相当ヤバイ状態ですよ。首なんか丸太みたいだし、いつ爆発するか怖くて僕もうっかり触れないくらいですよ!いくら忙しくても人間カラダ壊してまで忙しくする必要ありますか!」とジモン先生は珍しくゲキオコ(-_-#)だったから、これから少しマメに通うことにしようと思いながら、こういうお仕事も人体の保守点検サービスに入るんだろうか?そしたらお医者さんも入るよね〜なんてことを考えてしまったのは、今朝フランス2の放送で仏国の雇用状態が劇的に改善されたというニュースで、求人率のトップが保守点検サービス業だったからである。2位は何らかの指導員なのだそうで、これも私には乗馬インストラクターが真っ先に浮かんだのだけれど、学校の先生とかもこの中に入っているのだろうか?とにかく求人率1位と2位は表現が漠然とし過ぎていてイマイチ具体的な職業がハッキリわからなかったにもかかわらず、3位はウエイターというめちゃめちゃ限定された職業だったのには驚きつつも、さすがフランス料理の国!だと思われたのでした(^◇^;)




2016年04月14日

鉄板焼き

今晩は園芸ライターの光武さんがお訪ねになったので簡単な鉄板焼きにして、肉や野菜を焼いたあと〆で写真の山芋ネギ焼きと焼きそばを戴いた。
光武さんの御父上とわが父親は同年齢で、ちょうど同時期に入院されて、今日はそのお見舞いの帰りにウチに寄られたので、病院でのアレコレを話し合って、光武さんもウチも幸い意外と早く回復のメドが立ったので、お互い先が長いからあんまり早く煮詰まらないようにしようねえ、というような話になり、ほかにも仕事や何かでいろいろと話して、見ることもなしに T Vを点けていたら、熊本で震度7のテロップが流れてびっくりし、慌ててNHKにチャンネルを替え、その後もずっとニュースを見続けた次第。今のところ震度7にしてはまだそこまで酷い映像が流れてはいないような気がするが、本当の被害状況は夜が明けるまでわからないだろうし、とにかく被害が最小限で喰い止められることを祈るばかりだ。それにしても現代の日本における大地震は毎度思いも寄らなかった場所で起きるため、日本国中どこに住んでいようが絶えず不安な気持ちに駆り立てられるのではなかろうか。五年前は関東でも一時本当に覚悟せざるを得ないところまで追い詰められた気持ちを、光武さんともども改めて想い出したのでした。


コメント(2)

私は今回の被害は重くないと思っています。
 津波は無いし、約二十年前の阪神大震災よりマグニチュードは低い気がするし。
 それでも、大変に不安で辛くて家に戻れない人がいるだろうし、瓦礫や火傷の被害を負わないように気をつけて!!!。と思います。
 ただ報道の分からなさは極まっていると思いこう言うと非難を受けそうな気がします。
 普段テレビを見ないのですが、災害時は基本NHkのニュースを見ます。想定内の地震なら原発に問題は無いようですが毎回原発に問題ありませんと流すのも必要か?とは思いますが、今回も想定内では?。どう考えても異常の無さそうな原発をいちいちニュースに流すのは、震度七が起きても大丈夫です全く問題ありませんとアピールする為で、これに乗じて原発推進を政府は企んでいるのでは?と疑心暗鬼になります。以上が無いなら流さない選択肢もあるけれど全く流さないと一般の人が知らないうちに福島は三百年に一回くらいで大丈夫。今回大丈夫だったから次回も大丈夫かどうかなんて100パーセント分からないのに震度7くらいは全く大丈夫と印象付けようとしているのではないかと妙に勘ぐってしまいます。 

投稿者 nao : 2016年04月15日 03:35

今回の地震、これから先に起こる何かを予感させられるものでした。なんでもない日常が一瞬にして消えるという現実を、私たちは自分のこととして生きていかなくてはならないと改めて感じました。原発に異常無しといって運転を続ける危機感の無さにはゾッとするものを感じます。地震が起こった場所に遠くないところに阿蘇山と桜島があることを頭に入れ、最悪の事態を想定する想像力が不可欠です。放射能が垂れ流しになってからでは何の手も打てないことは福島で経験済みのはずなのに。話は変わりますが東京オリンピックのエンブレム、何かの枠に押し込められているようで何だか全部似た感じがします。国立競技場のゴタゴタといいエンブレムの魅力の無さといい、私には東京オリンピックが現実に開催されるような気がしません。

投稿者 ys : 2016年04月15日 21:57



2016年04月15日

トマト肉じゃが

前にQPで見た料理。切ったジャガイモをしばらく炒め、薄切りした玉ネギを炒め合わせてから豚肉を入れて火を通し、水を注いで煮立ったら酒味醂醤油塩少々で調味してじっくり煮込み、オクラを加え、トマトを入れて仕上げる。写真の色が濃いのは醤油ではなく玉ネギを焦がしたせいで、甘みがあって美味しく食べられました。
震度7にしては人的被害がさほど大きくはならずに済みそうなのがまだしもの熊本地震だが、余震相次ぐ中での被災者はもとよりも、名城の天守閣の屋根や石垣が崩れている映像は痛々しく、先年この地を訪れた時に城の存在感が強く印象づけられただけに、地元のショックが想像された。当時は確か一口城主制度という名称で修復費の募金をしていたが、果たしてその募金は今も潤沢に貯えられているのか、はたまた既にそれを使った修復後の被災だったのだろうか?それにしても、九州はこのところ火山活動が活発なだけに、今回の地震がそれと関連するかどうかも懸念されるし、今日電話で話した京都の妹は「南海トラフの引き金になるいう説を唱えたはる人もあるからホンマに怖いわ」とのことで、今や日本全国どこに住んでいたって絶対安全神話なんか信じられるはずもないのだった。で、今回震度7のテロップを見た瞬間、真っ先に浮かんだのは原発大丈夫?という気持ちであり、別にそれをしつこく強調される必要はないにしても、やはり一番知りたいことだったのは、もうあと一基でもメルトダウンしたらさすがに日本はもうオシマイの烙印を世界から捺されかねないからである。けさはBBCのニュースでも熊本地震を少しだけとりあげていて、ほんの数十秒の報道の中に「原発は異常ありませんでした」というコメントをしっかり入れていたのでした。




2016年04月16日

スターズ・オン・アイス

集英社の伊礼さん、伊藤さん、眞田さんと代々木体育館で「スターズ・オン・アイス」を見た帰りに原宿の鎌倉松原庵「欅」で会食。
子供の頃から色んな舞台芸能やスポーツを生で観てきた私が、今ホントに生で観たい一番のものかもしれないフィギュアスケート。それにどっぷりハマって海外試合までオッカケをなさっている伊礼さんからお誘いを受け、去年からとても楽しみにしていた「スターズ・オン・アイス」だが、今日会場でお会いしたら、なんと伊礼さんのお姉さんが熊本地震で被災し体育館での避難生活を余儀なくされて、今日ようやく福岡の一時避難先が決まり、熊本へ救援に駆けつけられたご両親も無事に羽田に帰って来られたというメールが会場に入って「ああ、ほっとしました。昨夜は心配でよく眠れなかったくらいなんですよ」と言われたのにはさすがに驚いたものである。現地では大きな余震が続くばかりか震域が広がりつつあるのを見れば、火山活動やさらなる内陸地震の続発も警戒されて、今や日本全国どこに住んでいようが誰しも「明日はわが身」と思えるだけに、今日楽しめるものは目一杯楽しみたいという気持ちもまた強まるのだろう。伊礼さんも私も伊藤さんも眞田さんも会場を埋め尽くした観客と一体となってスケーター達の名演技に拍手喝采。ことに伊礼さんは私たち三人に演技の解説をした上でご自身は何度もスタンディングオベーションをなさっていたのでした。
 それにしてもこの公演は現在のフィギュアスケート界では大変ゴージャスなメンバーの揃い踏みであるにもかかわらず、伊礼さんのお力で最前列の席が確保され、真央ちゃんのダブルアクセルをホントに目の前で見られた!し、イナバウアーは荒川静香の体型だからこそ見映えのする演技であることや、フェルナンデスは間近に見ても好い男であることや、現役復帰したパトリック・チャンは前回とは見ちがえるほどチャーミングになっていること等々が判明したのも有り難かった。現役引退後も表現力に磨きのかかった鈴木明子、テレビからは想像もつかないほどカッコイイ織田信成、相変わらず演技に色気があってファンを魅了する高橋大輔らベテラン勢もさることながら、2015年度のSP、FPを披露する現役若手も大いに魅せてくれた。SPを披露した宮原知子が前回とは段違いに表現力を身につけたのは、何よりも小柄な彼女が大きく見えたことに証明されており、この点は舞台芸能と同断であろう。宇野昌磨は前季世界に存在を示し得たFPの「トウーランドット」で、これが伊礼さんに言わせると最初の四回転をトウループでなく果敢にフリップに挑んで転倒したそうなのだが、その後すぐに持ち直して最後まで気の入った演技を披露し、今回一番の感動を与えたプログラムだったかもしれない。真央ちゃんもFPの「蝶々夫人」を披露する可能性があっただけに私はそれを大いに期待していて、エキシビションプログラムのほうだったのはちと残念だったとはいえ、誰よりも熱い声援を送られるこの人の愛嬌に間近で触れられただけでも幸せだったといえる。とにかく他にも出演者全員、ちゃんと高いお金を取って人に見せるだけの強靱で且つ美しい身体を有しているのが、こうしたショーを成り立たせているのは間違いありません。




2016年04月17日

きゃべつカツ、海老と帆立カツ、ベーコンとほうれん草のキッシュ、茄子とじゃこのサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
今日は出かける前にマンションの理事会があって、回り持ちの理事になった関係で月に一度は会議というよりも管理会社の報告を聞く会に出席しているのだが、今日は管理会社の方にマンション内のさまざまな装備、たとえば巨大な貯水槽や消防設備などの説明を聞きながらそれぞれの場所へ案内してもらい、イマドキのマンションはさすがに防災システムに神経を払っているものだと感心し、今やこういうことも面倒くさがらずにちゃんと聞いておかないといけない気分になるのは当然というべきで、いざという時が来るのはもう決して他人事ではないし、何しろ独り済みだからいざという時に頼りになるのはマンションの設備と住人の方々以外にないのであった。
それにしても「野の百合を見よ」「空の鳥を見よ」という聖書マタイ伝の文句ではないけれど、馬もまた自ら人間のごとく無闇に思い煩うことなく生きているからこそこちらの気持ちが癒されるだろう。今日もお馴染みのデカ鹿毛O君に騎乗し、かなり強い風の中でも駈歩で広い馬場を走り抜けスムースに巻乗りまでさせたところで 「 誘導も大分できるようになってきたから、次は斜め横足をしっかりマスターしましょう」とS先生に教えてもらったものの、これはなかなか狙った位置にきっちり馬を動かすことができず、馬場馬術の基礎を学ぶにも今後まだまだ長い練習の時が必要に思われた。ところが最初からこのクラブで習っている人の習熟度は相当なもんで、乗馬を始めて1年半も経たないMさんの上達ぶりに先週驚いたばかりだが、今日はよく競技会にも出場されてかなりの上級者と見ていたUさんが乗馬を始めてまだ3年と聞いて畏れ入ったものである。で、今日はそのUさんとMさんと私の三人がレッスン後にサマーカットされてすっきりしたオレ様系どさんこパピ君に裸馬で乗せて貰うことになり、何しろ鞍のない馬に乗るなんて全くの初めてだからこわごわだったものの、腰と大腿骨の動かし方で発進と停止ができるのもわかり、さすがに常歩止まりとはいえ巻乗りまではなんとかさせられたし、体熱や筋肉の動きがびんびん伝わって本当に動物にまたがっている!感じがしたのは得がたくも嬉しい体験でした。写真は鞍の部分の毛を刈り残してお尻に星マークも入れられたパピ君です。


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すみません。王様の耳はロバの耳って言いたくて堪りません。
歯を食いしばり別の話題にします。
 新聞で見る限り、16日の地震は津波よりはマシかもしれないけれど甚大な被害を与えたと思います。一回目より二回目のほうがマグニチュードが高いのに妙にニュースの緊迫感も新聞の緊迫感も薄いような気がします。
 一回目より大きな規模の地震でその場にいる人の不安や危険は一回目より明らかに多いのに、うまく言えないけど想定内と政府や業者が思っているの?。
この二回目のほうが深刻な状況なのに深刻そうにニュースも新聞も流していない。
 地震の起こる可能性はそれほど日本全国変わりないような気がするけれど、今回の地震は被害が膨大に増えそうで憂鬱です。

投稿者 nao : 2016年04月18日 02:15



2016年04月18日

豆腐とちくわの卵とじ

QPで見た簡単リーズナブルな料理。酒味醂砂糖醤油塩少々で甘めに調味した出汁に櫛切りした玉ネギと12等分した豆腐と斜め薄切りにしたちくわを入れてしばらく煮込み、三つ葉と揚げ玉をちらして溶き卵を加え火をさっと通しただけ。
まだ収束は見えないどころか、広域にわたる余震が現地の不安をいっそう募らせるかに見える熊本地震だが、こちらで出来るのはせいぜい義援金を送るくらいとあって、何とも歯がゆい無力感が募るのは東日本大震災の時と同様だ。それにしてもysさんが投稿されたように「なんでもない日常が一瞬にして消えるという現実を、私たちは自分のこととして生きていかなくてはならない」という気持ちは私の中であの時もハッキリあったにもかかわらず、それが五年間でかなり風化していたことを改めて実感させられた今回の地震である。中央構造線に沿った断層ドミノ型連続震災の懸念やその後の南海トラフ地震までが射程に入ってきた現実を直視せざるを得なくとも、取り敢えずは目の前の仕事をこなさざるを得ないのは誰もが同じで、一昨日会食した集英社の伊藤さんが「先のことは全然わからないなんていいながら、私たちはやっぱりこうして原稿をお願いしてるわけですし」と仰言ったように、私もまたせめて脱稿した分くらいは出版を見届けたいと思いつつ新作の構想を練っていたりもするのである。そんなわけで誰しも目先のことをするので精一杯なのは重々承知しながらも、昨日たまたま高齢者三万円給付に関するテレビスポットを見た時は、選挙目当てにこんなバラマキをしてテレビ広告まで打ってる場合か!と頭に来たのであった。誰しも目先のことに気持ちが向かうとはいっても、本来そんな凡庸な資質の人では務まらないのが政治家のはずなのに、今や一番目先のことに追われているのが著しく劣化せる日本の政治家だったりもする。かくしてアベボン政権下の日本は今そんなことやってる場合か!のオンパレードになっていて、原発再稼働しかり、自衛隊の海外派兵しかり、東京オリンピックしかり、衆参同一選挙しかり、中でも一番まずいのは、今後いかなる巨大震災に見舞われて援助を仰ぐ立場になるかもしれないシーンに突入しながら、余計な改憲をして近隣諸国の警戒心を高めることかもしれません(-.-;)y-゜゜


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日本の政治家の本業は「選挙」だと思っています。ふだんの政治とのかかわりも次の選挙のため。投票する側が、先を見通して投票するよという態度を示すのが一番だと思いますが・・・。18歳19歳のみなさんもしっかり投票してほしいものです。とはいえ、親が投票しているかどうかが大きいでしょうね。全ては、今の大人の責任と強く感じるこの頃です。
先のことはわからない、明朝、今日と同じに目覚める保証はないのが私たちの命です。身近な人を亡くすたびに思い出しては忘れてしまいます。
子育ての心得のひとつとして、何度も思い出すのは「子供が100歳まで生きても困らないように躾ける。子供が明日死んでも後悔しないように抱きしめる」ということです。自分の人生も同じように準備と片付けを怠らず生きていければ、充実させることができる気もしますが・・・。ぐずぐずと生きて後悔ばかりしているのもまた人間らしい気もします。
今朝、国会中継の最初を見たら「今TPPを議論する時期か」と発言されていました。TPPが本当に必要であれば5年後10年後を考えて今でも議論すべきですが、反対であれば地震を口実にせずはっきりと打ち切りを訴えて欲しいものだと感じました。

投稿者 TAKA : 2016年04月19日 00:37

震度5の余震がまだ続いて、気象庁や地震学者も「想定外」と語る、先行きが見えない大地震に重苦しい気持ちでいますが、昨日、東北の震災で被災した釜石の干物屋さんと、たまたま会えました。販売活動で全国を飛び回っている20代の若者ですが、1年半ぶりの再会を喜んだら「去年、結婚しました!」と教えてくれました。
未だ地震の恐怖と不安に耐えている熊本や大分の方達が、水や食料など最低限の物資さえ不足してるギリギリのさ中、不謹慎とも思うものの、震災から5年経って、復興へ立ち上がった日々の積み重ねが、彼の笑顔に感じられ、暗い気持ちの中に少し明るい光を感じたことでした。

投稿者 ウサコの母 : 2016年04月19日 12:49



2016年04月19日

クレソンとニラの焼きうどん

あきれるほど簡単なQP料理。牛肉を炒めて上にうどんの玉をのせ、そこに醤油をかけて玉をほぐし、さらに食べやすい長さに切ったクレソンとニラを順次加えて炒め合わせたら仕上げに粗挽き黒胡椒を振るだけ。夜中に空腹で帰宅した方にオススメかも。
食事中にNHK7時のニュースで6時ちょっと前に熊本で震度5強の地震が起きた構造について気象庁が説明をするとアナウンサーがいうので箸を止めて真剣に見ていたのだが、単に起きた事実をそのまま述べて、今後も警戒してくださいという呼びかけだけの、隔靴掻痒感に充ち満ちた報道にはいささか啞然とし、カメラに向かって発言している気象庁の人の目が完全に泳いで見えたので、不安感がいや増しに募るばかりであった。それにしても、これは民族性というより近代以降の国民性に関わるのだろうが、ちょっとでもこういう非常時状態になると皆もっともらしい顔つきで何だかわかったようなわからないような発言の仕方をするのは本当に困ったもんで、ことに報道人はわざとらしい深刻そうないい方や表情をむしろ控えるくらいの姿勢がほしいくらいである。けさはたまたまフランス2で自国の原発をめぐる問題を取りあげ、これまでその問題に当局や当事者がいかにノーテンキでいたかを終始あっけらかんとした調子で報道していて、逆にそのほうが真実味があり、だから今後は急速に改善されるのではないかという妙な期待を抱かせる報道にもなっていたのが面白く、さすがにフランスの公共放送は違ったもんだと思われたのである。それにひきかえ日本にはまだまだ何かといえば不謹慎だと目くじらを立てるような、戦前みたいな民度に留まった人間もいて、その手のレベルはどこの国でもいるわけだけど、それをバカにしないでむしろしなくてもいい遠慮をしてしまうのが日本の報道人の弱さであろうと思うのでした(-.-;)y-゜゜




2016年04月20日

そら豆とイカげそのぴり辛炒め

サヤ付きのそら豆が安売りされてたので、適当に作ったお酒のおつまみ風一品。ニンニクのみじん切りを入れた油を熱して豆板醤を加え、香りが立ったところでイカげそとそら豆と小松菜を入れてサッと炒め合わせ、酒と香り付け程度の醤油で調味しただけ。そら豆は硬めに茹でて皮を剥いておくこと。小松菜はカメに食べさせるために買ったものの一部を使っただけ。
東日本大震災の震源地でも直後はこんなに余震が多かったんだろうか?と首をかしげるほどの報道で、熊本や大分の方々の不安はさぞかしと思いやられるのだが、今日わたしが正直もっと不安になったのは国連特別報告者のデビッド・ケイ氏が日本における報道及び表現の自由に大きな懸念を示したことで、彼は実際に何人かのジャーナリストから日に日に圧力が増している旨の訴えを聞いたとしているのだから、この問題に関する政府の見解を問い質す記者会見があってもいいような話なのに、まだ今のところそれをしないのはふしぎなくらいである。政府が必要以上の権力拡張を図りそれを秘密裡に推し進めようとするのは別にどこの国でもあるような話なのだけれど、日本の場合そうした権力の監視役を果たすべきジャーナリズムがひ弱というか怠惰というか、取材する記者がネタを得るのに現場と馴れ合うことしかしないため、知らず識らず権力側に取り込まれてしまって、市民サイドに有用な情報を流さないまま世論を誤った方向に誘導する恐れが多分にあるのは憂慮すべきで、その点が所詮はきちんとした市民革命を経ずに近代国家をでっちあげた国の危うさともいえそうだ。本当に今のNHKとBBCのニュースを見比べると同じ公共放送とはとても思えない感じで、たとえば今日の高浜原発1、2号機が新規性基準に合格したニュースとか、伊方原発再稼働で地元が事情が変わったとして撤回を求めているニュースとかは、BBCならきっとあの美人キャスターが自ら記者会見に乗り込んで、合格させた主な理由をしっかり聞き出すとか、地元の陳情に原電がどう応じるのか本音を引きだそうとするくらいの、各地が揺れ続けている日本では結構重要な事件だろうに、余りにも短くさらっと流してしまったのはちょっとビックリ。こういうおざなりな報道の仕方だから却って市民は余計な不安が増して、政府や原電や原子力調査委員会の発表をちっとも信用せず何もかも疑心暗鬼に捉えてしまうようになるんじゃないか!と思われたのでした(-.-;)y-゜゜





2016年04月21日

ビーフシチューセットほか

翻訳家の松岡和子さんと青山アンデルセンで食事。
ガラスジュエリー制作の世界で第一人者ともいうべき光島和子さんがシェイクスピアをモチーフにした作品の展示会を青山のギャラリーCOMOで始められてからもう十二年なのだそうで、仕掛け人は文化出版局刊行「銀花」誌の元編集長萩原薫さん。この方は松岡さんの妹さんであり、また展示会場では松岡さんのお嬢さんでもある舞台美術家の松岡泉さんがジュエリーの背景となる道具を設置されるなどしていて、さらに今夜は松岡和子さんによるシェイクスピアレクチャーまで付いているから、「本当に家内工業みたいな感じでゴメンなさい」と萩原さんは仰言るのだけれど、どうしてどうして身内でこんなイベントが出来ちゃうのはステキとしかいいようがありません。で、松岡さんとは結構長いお付き合いながら、聴講するのは今夜が全くの初めてで、今秋豊橋で二人のトークセッションを控えているために一度は聴講しておこうと参加してみたところ、とてもナチュラルでフレンドリーな語り口に終始され、それでいて作品それぞれの成り立ちをきちんと押さえられた上で業界裏話も盛り込まれ、最後は聞いていてうるうる来そうなハートウォーミングな話しぶりにすっかり魅了されてしまった次第。
ところで松岡さんは熊本地震のニュースをルーマニアで知られたそうで、『リチャード二世』のルーマニア公演に随行されており、今夜は現地の話もいろいろと聞かせてもらった。まずルーマニアはEUに加盟しながらもユーロを使用する資格を認められなかったため、レイという独自の通貨利用を余儀なくされているが、そのため非常に物価安なので国民はそれなりに豊かな感じで暮らしていて、ギリシャのような経済破綻に追い込まれることがなかったのは何よりだったというから、本当に何が幸いするかわかったもんじゃないし、経済のグローバル化というもの自体も果たして人類全体に幸せをもたらすのかどうかわからない感じがしたとのこと。この国で何が幸いするかわからないといえそうなのはもう一つ、アンチエイジングのクスリとして日本でも知られるジェロビタールは、かの悪名高き独裁者チャウシェスク夫婦が自らの不老を願って国ぐるみで開発させたもの!という話でした。




2016年04月22日

中華野菜麺とミニ麻婆豆腐のセット

整体治療へ行く前に大宮ルミネ内の「石庫門」で食事。
長時間に及ぶ治療でへろへろなので、今夜のブログ雑記は割愛しますが悪しからず<(_ _)>


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相変わらず毎日楽しみに拝読しています。へろへろな時は無理をしないのが一番と思います。
 ただ、何となく忙しすぎて、この前にも勝る位のお小言を戴いたのでは?と思います。
 大好きで性分もあるとは思いますが、今朝子様の健康が一番の優先事項です。
 駄目よ?と言われたらどこかで手を抜いてください。
多分性格的に手を抜けない人と抜いてるのに気づかない人がいると思うのですが、今朝子様は忙しすぎるような気がします。
 どうしても自分がしたいことの優先順位を三位位までつけて毎日それだけこなしても忙しすぎるような気がします。

投稿者 nao : 2016年04月23日 00:21



2016年04月23日

キャベツと肉とトマトの重ね蒸し

QPで見た相変わらずの超カンタン料理。フライパンに食べやすい大きさに切ったキャベツを敷き、その上に削ぎ切りして塩胡椒した鶏胸肉を載せ、ニンニクの薄切りを散らし、トマトのざく切りをトッピング。それにオリーブ油を回し掛けてトマトが煮崩れるまでじっくりと火を通し、塩胡椒で調味しただけ。これにパルメザンチーズを振って仕上げるとベター。
このまま収束に向かってくれることを祈らずにはいられない熊本地震だが、阪神淡路大震災に始まって、東日本大震災にしろ、今度の地震にしろ、結局のところ地震が起きる地域を予知特定するのは不可能という教訓だけは得たようなものだけに、明日はわが身の対策を自主的に取るしかないと判断された向きも多いのではなかろうか。その分、消費活動は結構盛んになっているかもしれないと思うのは、私自身がしばらく怠っていたフリーズドライフードの備蓄を今週再開したからである。もう一つ、今日したことはケータイの買い換えで、近頃タッチ反応が非常に鈍くなってそろそろ限界かもと感じたため、この際ギャラクシーからiPhoneに機種変換しようと企てたのだった。以前からiPadを使用し、PCもMacの私が長年ギャラクシーだったのは、ドコモがiPhone導入に出遅れたせいである。
というわけで、機種のシステムが少しでも違うと使い慣れするまでに多少の時間がかかるから、土日をそれに充当すべく、今日イチバンで近所のドコモショップに行ったのは、土曜日の午後は込むのが必至と見たためだ。幸いイチバンに飛び込んだ甲斐あってほとんど待たずに済んだのはいいけれど、それでも手続きにめちゃめちゃ時間がかかってなんと二時間を超過したのはびっくりで、他にも今日やるべき仕事を抱えていたから気が気じゃなくて、ゆっくり過ごすつもりが思わぬ慌ただしい一日になってしまったのは残念至極。ホントになんでこんなに時間がかかるのか係の人に訊いてみたいくらだったが、クレイマー扱いされるのも嫌なので黙って我慢したものの、まずは書類の多さとセキュリティーの手続きやアプリ試用の説明やらで、要するに人類は超ベンリになったかに見える一方で、望まない面倒も山ほど背負い込んで余計な忙しさに煩わされることになっちゃたんだよな〜とつくづく思われたものである。
書類の多さは何も今日に限らずここ十数年来思い続けていることで、若い世代は仕事=書類作りのように刷り込まれていて別に気にもならないのだろうが、私くらいの世代だと日々舞い込む書類の多さに世界の異常と激変を感じている人も多いのではないか。書類の多さにしろセキュリティー対策にしろ、人類がふだん目に見える人たちとだけコミュニケーションを取っていればいい時代には必要が無かったわけで、私くらいの世代だとまだそういう状態にあった人類を辛うじて知っているだけに、ここ半世紀くらいでかなり、さらにいうとここ20年くらいで物凄く人類のありようが変わった!!のを意識せざるを得ないのだった。この流れはもう止めようがないどころかむしろ加速度的に進化し、この流れの中でグローバリゼーションも不可避であるのは誰もが認めざるを得ないことだけれど、それでも流れに抗う動きが一方で生まれるのは何だか仕方が無いことのようにも思えてしまう。先日青山のギャラリーで松岡さんが貧しい国ルーマニアの暮らしやすさを例に引いて「グローバリゼーションって本当に人類にとっていいのかどうかわかんなくなっちゃった」と言われたことにいみじくも思い当たったきょうの一日でした。


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ようやく、震度4の地震は減ってきたように思いますが・・・。被災地のみなさまのお疲れ、不安を思うと本当にお気の毒、そして明日は我が身と思います。うちも缶詰を少しだけ買い足しました。
今月初めに、大地震についてのNHKスペシャルがあったことを思い出しています。南海トラフを調査していたら、山陰に大地震につながる兆候が見られる、そして熊本付近の断層でも・・・という内容だったと思います。熊本は予想できなかったのか、もしかすると山陰でも近く地震があるのでは、とも思いますが、そもそも日本列島自体が地殻変動の産物なので、いつ地震が起こってもおかしくはないのかもと思ったりもします。

投稿者 TAKA : 2016年04月23日 23:56



2016年04月24日

トムヤムクン、青パパイヤのサラダ、ゴイクン、パッタイ、タイ風さつま揚げ

旧クラブの馬友オペラ歌手のSさんと近所のタイ・レストラン「マリタイ」で食事。Sさんとはお花見以来の会食で旧クラブの様子を何かと聞かせてもらい、連休中に一度は自馬持ちのAさんとご一緒に今のクラブに遊びにいらっしゃりたいと伺って、今の季節は馬場が新緑に映えてとても気持ちよく過ごせる旨をお伝えしたのだった。その新緑に映えた馬場で今週もデカ鹿毛オー君に騎乗し、1鞍目は上級者のM氏との部班レッスンで、M氏の騎乗された大型トロッター鹿毛リラ嬢が超サクサクと走行するため、オー君も遅れまいと懸命に力走し、こちらはあたふたしながらそれでも何とかくっついて20×60m馬場を縦横無尽に駈け回れたのだから私も少しは進歩しているのだろう。何しろスピーカーを手にしたS先生から巻乗りやら肩内やら斜め横歩やら矢継ぎ早に指示が飛んで、斜め横歩は人間でいうと欽ちゃん走りのように馬の足がクロスする形を求めるわけだけれど、馬が結構なスピードで走っているため咄嗟に馬の顔をどちらに向かせるかでが混乱を来してしまうのだった。ただ先頭のM氏にくっついて見よう見まねで馬の首を動かしながら、脚の使い方や手綱の持ち方ではS先生の指示を聞いていれば、馬は勝手に斜め横歩をしてくれるため、手応えというか少しは感触がわかったように思えたのは部班レッスンの成果というべきかもしれない。で、速歩での誘導はそこそこ出来るようになったものの、駈歩になると誘導しづらくなるのが目下の私の課題で、2鞍目は独りで右手前左手前ともに馬場を三周ずつして途中で巻乗りを入れる指示が飛んだが、巻乗りになると途中で速歩に落ちてしまいがちだからバランスの取り方を細かく指示された上に、アブミ上げで輪乗りの速歩をしてみるようにいわれたところ、アブミを履かない状態でオー君が直線径路に入って駈歩を始めちゃったのでさすがにひやっとした。停止の合図を出せばちゃんと停まってくれたからほっとはしたものの、さすがにアブミ上げで直線コースを駈歩で爆走されたらとても持ち堪えられない気がして、「残念だな〜これをしたら確実に早く上達するんだけどな〜」とS先生がいくら仰言っても勘弁してもらった次第。「僕は誰もが早く上達してほしいんですよ〜それが馬のカラダを痛めさせない一番の方法なんですから」と仰言るように、このクラブの会員さんは皆さん本当に上達が著しいようで、今週往き帰りが一緒でお話しする機会が多かった中学生のモエちゃんは乗馬を習ってわずか2年でなんと全日本の馬場馬術大会に出場するというのだからスゴイ。「一番わが家に近いクラブがこのクラブで本当にラッキーでした」とご本人も満足のようであります。


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横浜山手の「馬の博物館」に行って来ました。「馬鑑 山口晃展」が目的でしたが、古い合戦図や馬を描いた屏風絵、武者装束、馬頭観音像など馬に関した同時展示もありました。常設展では馬の進化を骨格や種類の違いから、馬具の変遷、日本と西洋の鞍の違いなど、洋の東西の馬文化を見ることができ、馬具の付け方も体験できたのですが、1人ではよく分からず、時間切れで残念でした。また江戸末期に建てられた遠野の曲がり屋を移築して、厩と母屋の一部を復元してあり、岩手出身の私には母の実家を思わせる匂いもして、懐かしかったです。山手駅から15分ほど急な坂道を上る結構な運動でしたが、お天気も良く、低料金で、なかなか楽しめる博物館でした。

投稿者 ウサコの母 : 2016年04月25日 22:16



2016年04月25日

焼肉、チャプチェ、チョレギサラダ、冷麺ほか

銀座のギャラリー青羅で大沼信之色鉛筆画個展を見た帰りに歌舞伎座前の「天壇」で元米朝事務所の大島さんと食事。
元松竹専務・歌舞伎座支配人の大沼信之氏は色鉛筆だけで玄人はだしの絵を描かれてほぼ毎年銀座の画廊で個展を催されるのだが、今年は富士山をテーマにした新作がずらりと並んで、ここにアップした写真の大作もその中の一つ。これだけの大きさ紙を色鉛筆で塗りつぶすのはさぞかし大変な作業とおぼしいが、色鉛筆の色も500種からあって、同じ青でもメーカーによってそれぞれ硬さや滑りなど感触がゼンゼン違うのだそうである。いつも感心するのは対象物の質感のとらえ方で、陶器の手触り感や動物のモフモフ感などがとても巧く活かされているが、今回特に私の目を惹いたのは写真だとイマイチわかりにくいものの半透明のガクと中の実をリアルに描いたほおずきの絵であった。
手術を無事に終えて食欲全開の大島さんとは「天壇」でここならではのミルフィーユロースを堪能し、そのあと歌舞伎座で観劇されていたお茶の阪本先生星野先生ご姉妹と落ち合って近くの喫茶店で久々に歓談の時を過ごしました。もっとも明日はお茶のお稽古にも伺うつもりなのですが。




2016年04月26日

骨付き羊肉の煮込み、ホワイトアスパラガスのサラダ

お茶の稽古の前にPメディアの三村さんとブラッスリーオザミ丸の内で早めの晩ご飯というか遅めのランチにした。というのも明日は早朝から人間ドックなので遅い時間帯には食べられないからである。人間ドックはなんと4年ぶり !! となるのに我ながらビックリして、この間仕事が何かと立て込んだからとはいえ、本当ならもう少し用心してもっとマメに検診を受けるべき年齢かもしれない。ともあれ今夜八時以降明日のお昼過ぎまで食事が取れないのでその前にガッツリ食べようとしたのだけれど、昨夜の牛タンや牛ロースと併せたらちょっと食べ過ぎじゃね?って感じで、体脂肪率やコレステロール値や血糖値が基準値を超えるんじゃないかと急に心配になって来ました(-。-;)そんなわけで、結果のご報告はまたこのブログでさせて戴きます。


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多分整体の先生の言う事が一番今朝子様の体調に合うと思います。検診の数値は入院が必要なら、気にしたほうが良いけれど、入院が必要ないなら、少しだけ気をつけようで良いのではないかと思います。
 そういう検査の仕事をしていた知り合いがヨーグルトを食べると確実にコレステロールが上がると言っていました。
 若い頃仕事で医療関係についていろいろ勉強しましたが、東洋医学と西洋医学は全く考え方が違うので、人間ドッグの結果は今のところ気休め程度の数値と受け止めています。
 よく見聞きする芸能人ニュースに数ヶ月前や一年前は大丈夫だったのにと言うニュースを良く見かけます。
 批判するつもりはありませんが、どちらかと言えば西洋医学は基本的に後手に回る医学で東洋医学は先手を打つ医学と思います。
 地震と一緒で困ったときに始めて実感し、癌であれば自分にとってベストの選択を選ぶ良い機会なのだろうと思っています(基本癌は十年位前から始まっている事が多い病気のように思っています)。
そして私ももう雑事に気をとられ、三年くらい検診を受けていません。もう不具合があったら受診するか、就職の必要がある時に検診を受けたほうが良いかも?と開き直りました。

投稿者 nao : 2016年04月27日 21:17



2016年04月27日

前菜の盛り合わせ、しらすのペペロンチーノ、魚介のトマトパスタ

今日は千駄ヶ谷のクリニックで4年ぶりに人間ドック受診をし、ざっくりした結果の告知もあって、血液検査はノープロブレム(*^^)v胃の内視鏡検査でも「非常にきれいですね」とのこと>^_^<身長は変わらぬまま体重が減って胴まわりは5㎝減\(^O^)/ とはいえ、良いことずくめでは済まなくて、以前から 2 ㎝大もあった胆石がこの間になんと3 ㎝ 強に急成長し「ここまで大きくなったら、やっぱり切ったほうがいいですねえ」と先生からはっきりと勧告されてしまった(__;) 痛みのない今なら腹腔鏡手術で簡単に済ませられるし回復も早いからオススメですと言われても、痛みもしないのに手術する踏ん切りはなかなかつかない。ドック終了後に近所で会食した幻冬舎のヒメも「お医者さんはホントによく切りたがるんですけど、切るとその後が何かと不調になったりもしますしね〜」と煮え切らない返事だし、切るとなれば胆嚢を丸ごと切除することになるわけで、どんな臓器も、今や盲腸でさえ、それなりの役割を果たしていることが明らかになったくらいだから、肝臓が胆嚢の代替になるとはいっても、そう簡単に取っちゃうのもどうかな〜と思われたりもする一方で、いつなんどき猛烈な痛みに襲われる心配がないともいえないわけだし、などと迷いは深まる一方で、食事したあとこれまた近所の整体治療院でジモン先生にお伺いを立てたところ、胆嚢に響く背中のツボに強烈な鍼を打たれ、胆石は食事の問題も大きいので、ひとまずそれを検討する参考に食日誌をこと細かにつけることを勧められたのでした(-。-;)


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今朝子先生の胆石が心配で初コメントします。私の場合は小さな石がいくつも出来て胆管をふさいで、スムーズに流れなくなった胆汁が血管に廻ってしまい、意識が朦朧となり、正直死ぬ時ってこんな感じかと思うくらいの辛さ、迷わず胆嚢摘出をしました。術後一年くらいは脂っこい肉や揚げ物は辛くて食べられませんでしたが、その後は医師の言う通り何故か平気になりました。今朝子先生のブログを読む度、健啖家ぶりに驚いていましたが、胆石でしたらとりあえず食べ過ぎと油脂と肉にはくれぐれもご注意くださいませ。大事にないことを

投稿者 つんつん : 2016年04月28日 10:12

今朝子先生の胆石が心配で初コメントします。私の場合は小さな石がいくつも出来て胆管をふさいで、スムーズに流れなくなった胆汁が血管に廻ってしまい、意識が朦朧となり、正直死ぬ時ってこんな感じかと思うくらいの辛さ、迷わず胆嚢摘出をしました。術後一年くらいは脂っこい肉や揚げ物は辛くて食べられませんでしたが、その後は医師の言う通り何故か平気になりました。今朝子先生のブログを読む度、健啖家ぶりに驚いていましたが、胆石でしたらとりあえず食べ過ぎと油脂と肉にはくれぐれもご注意くださいませ。大事にないことをお祈りしています

投稿者 つんつん : 2016年04月28日 10:14

同年代の先生のお考え、晩ごはんを含むご生活振りを楽しく拝見させていただいております。
私は40代の時、胸部の手術後の定期検診で胆のうに八ミリ程のポリープか石があると言われておりました。年に一度、ついでの感じで胆のうもエコー検査をしていたのですが、豚カツを食べると食後シクシク痛みがでるようになり、思い切って10年ほど前腹腔鏡手術で胆のうを取りました。
盲腸やその後の腸閉塞などの手術経験もありますが、胆のう腹腔鏡手術は身体の負担も少なく楽でした。私の場合は黒い数ミリの石が5~6個。取ったあとはチタンで止めてあるそうです。確か4ヶ所?開けた穴も今ではわかりません・・・
身内に胆石の激痛で緊急入院し、高齢のため経過観察していたところ、数日後に排出されたのか消え去り、何事もなく退院した者もいます。
術後の不調を感じたこともないせいか今はメタボ寸前の腹囲が悩みの種で、5㎝減!の今朝子先生が羨ましいです。
私の小さな経験を記させていただきましたが、どうぞこれからもお体お大切に益々ご活躍くださいますよう、願っております。

投稿者 のりこ : 2016年04月28日 19:58



2016年04月28日

フキとささみの胡麻ソース和え

QPで見た料理。茹でたフキは味醂醤油少々で煎りつけて水気を抜いておくこと。鶏ささみは塩で下味して表面をさっと炒めてから適当にむしっておくこと。油揚げは表面をこんがり焼いてから細切りにしておくこと。胡麻砂糖醤油練り芥子を混ぜ合わせたソースで和えたら出来上がり。
フリーランスの身には全く関係ないことながら、世間は明日から連休ということで、今日中〆切りの仕事が何かとあって一応全部クリアでほっとひと息σ(^^) もっとも私自身は連休中も概ねふだん通りに過ごす予定で、連休明けに京都に行って父を見舞うつもりなのは、観光地を故郷に持つ身の処し方というべきでしょうか。ともあれ連休前にガックリ来た人も結構いそうなのは、日銀のさらなる金融緩和という期待が外れて株価が急落したからである。それにしても、今の景気って結局は金融ジャブジャブ政策頼みでしかない!というのがこんなに露わになっても、なおかつそこにしか救いを求められないというか、あくまでそれを支持している人たちの神経がもうよくわからくなって来たのだけれど、先週から今週にかけては他にも日本ホントに大丈夫か〜と言いたくなるような出来事の連続で、これは書きだすと長くなるので明日にまわします<(_ _)>




2016年04月29日

鰹のたたきニンニクソース、レンコンの胡麻マヨ和え

鰹のたたきはQ P で見たレシピ通りの自家製。鰹のさくは表面に塩と粗挽き黒胡椒を振って油を敷いたフライパンでさっと火を通してからスライスし、万能ネギをたっぷりと添える。ニンニクのみじん切りを香り立つまで炒めてから水、醤油、酒を加えたソースをかけて仕上げる。レンコンの胡麻マヨ和えは友人に教わった料理で、スライスしてさっと茹でた蓮根を練り胡麻とマヨネーズで和えて、仕上げになぜかトマトをトッピングすると味わいがベター。
今週会った元米朝事務所の大島さんが「私たちの知ってる会社ってきっともうなくなるのよね〜」といみじくも嘆かれたように、家電メーカーの凋落は著しいし、三菱自動車の不祥事もモノ作りニッポンの信用を大きく傷つけたし、その昔は近隣アジア諸国の出来事みたいに思い込んでいた橋の落下事故なんてものまで起きてしまい、地震や噴火といった天災禍ばかりでなく日本の先行きが本当に案じられる今日この頃。昨日電話した妹は、かつて国会中継まで見るほど熱心に見ていたテレビだが「ホンマしょうむない番組ばっかしやし、もうニュース見るのもストレスがたまるさかい、テレビはゼンゼン見んとDVD借りて見てんねん」とのことだから、日本の放送局の凋落もまた推して知るべしというところだろうか。
私自身も最近は日本のニュース番組より海外ニュースのほうが世の中の大きな流れをつかめる気がして、照準をそちらに合わせたりすることが結構あるのだけれど、今週はフランスとオーストラリアのTVがトップニュースで取りあげたにもかかわらず、日本のマスコミがほとんどスルーした潜水艦受注の失敗がワタシ的には大いなる日本の懸念材料となったのだった。そもそもこの件は、日本が軍需産業へ本格的に乗りだす試金石といった感じの大事業だったようだし、オーストラリア現地でも早くから日本の潜水艦を導入する構えのような報道がなされていたのに、蓋を開けてみれば結果フランスに持って行かれちゃった形で、フランスのテレビ局はこの受注を大勝利とし、日本が敗北した原因まで分析して解説したのだった。で、フランスとオーストラリアの報道を併せて考えてみるに、どうやらオーストラリアは現地従業員を使って技術も伝授される方向を目指しており、フランスがその要求に応じた一方、日本がその点に積極的なプレゼンが出来なかったのが結果の明暗を分けたようである。
私個人としては今回成功して日本が軍需産業国へと舵を切ることの弾みにならなかったのがむしろ良かったとしたいくらいなのだけれど、それでもこの問題を日本のマスコミが一貫して余り扱わないことには色んな点で危惧を持たずにはいられないのである。たとえばインドネシアの新幹線でも受注に失敗したのは単に中国のオシの強さにやられただけだったりするのかどうか、今回の失敗は本当のところ何がイチバンの原因だったのかどうか、そうした失敗をきちんと分析した報道こそが日本経済の未来につながるというふうに考えられないもんなんだろうか?と、中韓を貶すことしか念頭にない某紙の見出しを目に浮かべつつ、そういう記事しか好んで読まない民度のオッサンの撲滅なくして日本の未来はなかろうと思うのでした(-.-;)y-゜゜




2016年04月30日

塩肉じゃが

前に間違えてゲットし冷蔵庫に眠っていた食材を使った。レシピは4/6のブログを参照。再度作ってもオススメしたい逸品。
TBSの報道特集を見ながら調理して、その流れで炎の体育会TVをつい見てしまったのは華原朋美が馬術の障害競技にチャレンジする映像が流れたからで、朋ちゃんはなんと国体4位の成績を収めた馬術競技選手だったとのこと(!_+)23年ぶりの公式競技会出場でも一度もバーを落とさずにゴールしたのはアッパレでした(*^^)v
ところで今週もまたまたセンテンススプリングの告発記事で、都民の皆様はさぞかしお怒りモードであろうと思われたのは、妹が一昨日の電話で「あんな男イチバン嫌なタイプやで〜ようあんなんを選ばはるわ〜」と言った時のことだ。私の記憶だと、確か前回の都知事選選はもはや選びようがないほどに候補者の人材不足を感じさせたのだった。別にそれを敷衍して考えようとしてるわけではないけれど、折しも米国の大統領選報道が盛んなだけに、米国の共和党もJ.ブッシュjrなんかを大統領にした時点で既に人材の枯渇は始まってたわけだよね〜でもって今はクルーズなんかよりはまだまし!!という判断に傾く人が多いんだろうな〜と思うしかありません(-.-;)y-゜゜