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2015年09月09日

油淋鶏

QPを見て、なるほど、こんな風にするのかと思いながら指示通りに作ってみたら美味しく出来ました∈^0^∋。鶏もも肉は下処理をしてから生姜汁と醤油に浸け込んでおき、卵と薄力粉を加えてコロモにし、表面にカタクリ粉をしっかりまぶして皮目から3分ほど揚げ、ひっくり返して同じくらい揚げる。裏返した表面に熱い揚げ油を何度も注ぎかけてパリッと仕上げるのがポイント。揚げたら少し置いて食べやすく切ること。掛け酢は生姜のみじん切り、長ネギの粗みじん、鷹の爪の輪切り、醤油砂糖黒酢を混ぜ合わせたもの。
今日は重陽の節句だというのに関東はとんだ雨台風に襲われて土砂災害に見舞われた地域もあるようだし、今後も予断を許さないようなので皆さんお気をつけ下さい。わが家のベランダでは昼間カメらが雨に打たれながらも子作りに励んでいたし、夕方には虹がくっきり見えたにもかかわらず、また降り出していて、それほど強くはなくとも今夜中降り続くのかもしれません。
食事しながら見た相変わらずのNHKクローズアップ現代では、ブラックバイトに立ち向かうべく高校生が労組を結成したり、安保法案に反対するシールズの活動などの例を取って、最近の10代20代の若者がちょっと前までと比べて積極的に社会参加する傾向に変わって来ていることを特集したが、人間は必ずしも世代論だけでは語れないものの、昔からやはり世代によってそれなり傾向があるのも確かだろうと思う。私がそのことを初めてはっきりと意識したのは、実は自分やその周辺世代の話ではなく、武智鉄二師と木下順二先生との会話で「僕たちより少し下の世代からダメになりましたねえ。論理的に物事を考えられる人がほとんどなくなりましたからねえ」というふうな話を聞いてしまった時なのである。両先生とも大正初期の方で、下の世代とは大正後半から昭和初期にかけての世代を指すものとおぼしいが、大正リベラリズムの残滓を知るお二人は次第に軍国主義教育に染まって行った下の世代に多大なる違和感を覚えられたのではないかと推測された。極端にいうと戦後の教育を受けた60代が「基本的人権の尊重が日本人の精神を破壊した」と発言する30代を人間としてとても相手に出来ないと感じるようなものだったかもしれない。ともあれイマドキの高校生が意外にしっかりしていることは、ここ二、三年全国の高校生を対象にした講演を立て続けに行い、その反応や感想文を目にしたおかげで実感されて、日本もまんざら捨てたもんじゃないという気がしていたのだけれど、そうした若者へのアンケートでは、自分の将来に対する不安よりも日本の将来に対する不安を持っている人のほうが断然多くて、なんと77パーセントにも達しているらしいのはとても気の毒でした(-.-;)y-゜゜


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