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2015年05月28日

福井・石川 講演旅行 その2 福井県立 恐竜博物館 篇

そもそも今回の講演先に石川県が選ばれたのは、集英社の伊藤さんに「私はリクガメ飼ってるくらいだからゴジラとか恐竜とかも昔から大好きなんで、一度は福井の恐竜博物館に行ってみたいと思ってるのよ」とうっかり洩らしたからだった。かくして講演前日に入った福井では、講演を共催する福井新聞さんのご手配によって福井駅からさっそく同館に向かうことに。田園風景の中に突如出現した銀色の巨大な卵型ドームに入ると中は意外なほど現代的なアーティスティックな空間であり、そこを同館副館長の後藤さん自らのご案内でじっくりと拝見させて戴いた次第。この後藤副館長さんが大変にお話し上手な方だったので、さまざまな展示物が大変に興味深く見られ、恐竜の骨の化石に手を触れると非常にひんやりとして埋めている土砂との違いが歴然とすることや、恐竜ならではの骨の構造や鳥との共通点と相違点等々がわかりやすく学べたし、同行した一ツ橋文芸振興会の田村さんも「松井さんと一緒じゃなきゃこんな場所にはゼッタイ来なかったし、ゼンゼン期待もしてなかったんですけど、本当にあんまり面白いんでビックリしました」と仰言るくらいだったのである。展示されているのは福井県で発掘されたフクイサウルスやフクイレプトル、フクイテイタンばかりでなく世界中から購入された恐竜及びその他もろもろの化石群で、等身大の可動フィギュアたちも大いに活躍しているから、館内には子供たちの姿が沢山あった。それにしても平日の月曜日にしては意外なほどの人出だったので、副館長さんに伺ったところ、今や休日には1万人からの人出があるのだとか。すべてをきちんと見ようとすれば1日がかりでも足りないから、近所に泊まりがけで見学される方もあるのだという。恐竜好きの少年少女は全国に必ず一定の割合で存在するはずだから、北陸新幹線の開通で今後ますます訪れる人が増えそうな、私にとってはとてもナイスな空間でした(*^^)v
福井県や金沢には永平寺や兼六園等々他にもっと見学すべき歴史的名所が数々あるのに今回の観光はこの恐竜博物館に特化し、後は近松門左衛門が幼年期を過ごしたとされる鯖江の地を踏めたことが特筆に値するのでしょうか。



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