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2014年10月29日

断食4日目

今朝は少し早めに目覚めてしまったのは、昨夜、京都の粟野先生が父の体調をご心配になってこのブログにご投稿を戴いたからで、とにかく9時まで待って電話をしても出ないので心配になり、すぐ妹に連絡をしたところ、妹が駆けつけようとして家を出る時に電話をしたら「もう熱もないし、体調もええから、今日はこれから四条でロータリーのお友だちに会うて百味会に一緒に行く言うたはるねん。ホンマ心配してアホらしなってしもた」とボヤいていた。で、私がもう一度かけたらすぐに出て、9時はまだ寝ていたとのことで、えらく鼻声だったが、やはり妹が言った通りなので、とにかく今日の外出は控えたほうがいいと忠告した次第。これに関しては「川上」の加藤氏からも電話があり、どうやらお客様の中でブログの書き込みをご覧になって、ご心配を戴いた方が他にもいらっしゃるようなので、まずは無事であることをお伝え致します。一応、父は甥っ子と毎日ケータイのワンギリで連絡を取り合うようにして、もしもの場合に備えているし、4日前に妹が家を訪ねた時は元気だったという連絡を貰っているので、何の心配もしていなかっただけに、今回は狼狽えてしまったものの、親身になってご連絡を戴いた粟野先生には感謝に堪えません。父が先生に家族の連絡先を言わなかったのは娘たちに心配をかけたくないという彼なりのダンディズム?なのかもしれないが、それで却って余計にご心配をおかけしたようで申しわけ無く思っている。「うちの一家はみな身内によそよそしいて他人みたいな気を遣う変わった家やさかい、よそにはなかなか理解してもらえへんのよ」と妹は常々いうのだった。
ところで今回ちょっと狼狽えたのは、もうすぐ母の一周忌で、去年、奥さんの一周忌にダンナさんが亡くなられた親戚があるからだった。実は私の断食も11月5日の母の一周忌に合わせて、ちょうどその日が最後の回復食の日になるよう設定している。パーキンソン氏病だった母は嚥下機能がダメになって食事ができなくなり、「川上の女将さんが、最後は何にも食べられへんようになるてホンマ気の毒やで〜」と妹の言ったことがどこかでひっかかっていたのかもしれないが、とにかくその日に合わせる形でスケジューリングしたのだった。で、その日は別に一周忌の法要なぞは催さず、新国立劇場でその名も「ご臨終」という芝居を観る予定にしています。


コメント (2)


いやはや、わが道を行く親には気苦労が伴いますよね。
 ただ熱があったけれども復調している様子ですが、少し気になります。家の父は糖尿病の気があったのに感染症をこじらせて命取りになりました。畑で何時もなら汗を流す作業をしている時に、ぞくぞく寒気を感じていたのにそうだったのか。と聞き伝わった時は死んだ後でした。
 高齢者が熱を出すのは様子を見て良くなる事も頻繁にあるとは思いますが、明らかに異常のサインを体が送っているので少し要注意ではないでしょうか?。
 お母様はなんとなく最後に食べられる時を察知して食べたいものをリクエストしていたような気がします。多分その後が長かった可能性はありますが、家族に感謝してさばさば未練一切無く旅立ったような気がしています。
 気のせいかもしれませんが。主人の姑を亡くしたときにも思ったのですが、罪悪感で一杯になったらいかんよ。死んだ後子どもが落ち込みすぎることなく、幸せを感じて生きて欲しいと親は思うよ。と義姉の罪悪感をきいた時思いました、(その時私も自己嫌悪するくらい落ち込んでいましたが)。

投稿者 nao : 2014年10月29日 22:37

老親が居ると何処に居てもおなかの底に、ドンと何かがあるような思いが続きますね。何時までも何事も無く過ぎて行ければ良いのですが。しかし親が亡くなると次は自分の番、これは幾つで親を見送っても同じ思い。ただ順番に逝けるのは親にとって幸せです。
私は祖父母同居、結婚してからは母と同居。つくづく思いますが身内だからこそ気を使い、よそよそしいくらいの付き合いのほうが息苦しく無くて良いと思います。特に同居の場合は親は何時までも親で子供の事は何でも知って居て当たり前の姿勢を崩さない。息が詰まりそうになる事もありますよ。

投稿者 お : 2014年10月29日 23:25

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