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2014年10月01日
バーニャカウダ、秋刀魚の柚巻き挙げ、海老しんじょの湯葉巻き揚げ、アボカドと鮪のグリル、フォアグラの西京漬け、のっけ鮨ほか
新潮社の小林姐さんと範央クンと大宮0760で会食。文春の対談と、姐さんがブログを読んで一度ここに行ってみたいというオファーがたまたま重なって今日もこの店で食事することになっちゃったのだが、おふたりとも想った以上に満足なされた様子で、「入り口で非日常の異空間に入っていくような雰囲気がいいですよね〜」と姐さん。フォアグラの西京漬けに関しては「酒好きには堪らない味ですよねえ」と範央クン。何しろ酒の種類も豊富な店なので酒好きのおふたりには持ってこいのようでした。とにかく話題も豊富に盛り上がるなか、今日は私の迷惑メール問題もあって、何かとネット文化の話にもなり、ネットショッピングで迷惑メールが増殖するところから、今や自分では買わずに購入を他に依存する人もあるというような話やら、作家と編集者のやりとりも今や電話をあまり使わずメールがほとんどなので周りが雰囲気を察知できず、関係がギクシャクした場合にも先輩が適切なアドバイスをすることができなくなっているというような現状を聞かせてもらった。対面や会話といったことが非常に苦手な人も増えているようだし、対面しない分つい表現がカゲキになったり、攻撃的な文意に読めてしまったりして関係が余計に悪化するということも起こりがちのようである。素晴らしくベンリで自由に開かれたツールでもある一方、人間の関係性をがらりと変えてしまった側面もありで、この功罪半ばする過渡期を経て、人類全体がどんな感じになっていくんだろう?てなことは今や誰しも考えちゃうのかもしれません。活字をいっさい頼らず映像だけを情報の拠り所とする人間が完全にメジャーな層になった時代もまた、人類全体がどんな感じなのかはちょっと想像がつかないのであった。一方で天災多発地帯に住んでいたりもすると、先々のことなんて全く考えてられない刹那的な気分にもなるわけだけれど、姐さんたちは相変わらず「わざわざ大宮まで来て飲んで楽しかったね〜だけで帰るわけにはいきませんからね!」と、私にしっかり新作連載の催促をなさって帰られたのでした(^_^;)