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2014年09月17日
突き出し、八寸、お造り、鱧松茸鍋、佐賀牛のステーキほか
集英社の横山氏、伊藤さん、伊礼さん、眞田さんと北浦和の老舗料亭「玉屋」で会食。
「小説すばる」の担当編集者だった横山氏が編集長になられて、今日はそのご挨拶かたがた新担当の眞田さんをご紹介くださったのだが、眞田さんはなんとあの眞田幸村のご子孫なのだそうで、「眞田の子孫といえば、今でも上田で武者行列をしてらっしゃる方の一族なの?」と訊いたら「あれは直系の子孫で、うちは静岡に隠れ住んだ一族のほうなんですよ」とのこと。現在その静岡方面の一族は三十人くらいで冠婚葬祭等には必ず集まるようにしているとか、家紋はやはり六文銭で、男子の名前には「幸」の字を付けないようにしているとかいろいろと面白いお話が伺えた。ご本人もなかなか面白い方で、芝居がお好きとのことなので私のほうもその手の話を何かとさせて戴いた。新たに「小説すばる」の編集長になられた横山氏は、つい最近同誌の新人賞の選考会があって、初めての司会役を無事クリアしてほっとひと息なのだとか。「小すば新人賞の応募総数って今どのくらいなの?」と何げに訊いたら「それが千六百本もあったんですよ」と伊藤さんに答えられてビックリ。朝井リョウさんが出ちゃったおかげで新人賞の応募が一段と増えたらしいとはいえ予想外の本数でした(!_+)「で、とにかく僕としては、僕が編集長の間に是非とも松井さんに次の連載を始めてほしいんですよ。『壺中の回廊』は、僕としては三部作のつもりなんで」という激しいオファーを頂戴した私は「とにかく新聞が終わるまでちょっと待ってね」とまたしても同じ決まり文句で逃げを打ったのでありますf(^ー^;