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2014年08月15日

中華総菜三点盛り、ばら寿司

大宮高島屋地下でゲット。明日から京都なので料理はしなかった。仕事もなんとか予定通りに片づいて、心置きなく帰京できるものの、気象庁はさらなる悪天候を予報しているのでホントに心配になってきました^_^;というわけで、明日から週明けの月曜日まで京都におりますので、ブログは火曜再開とし、それまでお盆休みとさせて戴きます<(_ _)>
ところで今日は終戦記念日だが、今年は戦後七十年という節目ではなくその前年であるにもかかわらず、例年に増して太平洋戦争関連の報道や特集をTV各局がわりあい熱心にやっているような気がするのは、やはり集団的自衛権にからんでの関心や危機感が高まっているせいかもしれない。中でも一昨日見たNHKスペシャル「狂気の戦場ペリリュー忘れられた島の記録」は衝撃的な映像で、今までにちらっとでも耳にしたことがただの一度もない孤島の戦闘で、一万人近い日本人が戦死している事実に愕然とさせられた。日本が持久戦法に切り換え、アメリカが虐殺に向かった最初の戦場としての位置づけで、日米双方の生き残り、いずれも現在九十歳以上の元兵士の証言を交えながら、米国に残されていた膨大な記録フィルム、しかもカラー版を流したのだが、火炎放射器やナパーム弾で日本兵の虐殺に邁進する米軍も米軍なら、米兵を縛り上げて斬首に処したり銃剣の的にしてグサグサに突き殺した日本軍も日本軍で、憎しみと報復の連鎖がが兵士たちの人間性をどんどん喪わせてゆく戦争というものの恐ろしさを、百万言費やす以上の雄弁さをもって、映像は如実に物語っていた。それにしても、双方にとってこんな無惨な記録をきちんと残していたばかりか、それを当の敵国の放送局に貸し出して放送させるというあたりは、さすがに米国ならではだった。今も昔も戦争で残虐な行為を繰り返している、どうしようもなく攻撃性の強い野蛮な国の側面はあっても、一方でその事実をきちん認め公開する勇気はやはり賞賛に値するのではなかろうか。たとえば南京虐殺のカラーフィルムがあったとして、日本がそれを中国に貸し出して公開させるということはどうも考えにくいのである。アメリカにだってもちろん、南京虐殺はなかった!みたいな発言をする人たちや圧力団体は存在するに違いないが、それらを抑えつけて、真実をきちんと認める勇気を持った良識的な人びとが、国の方向性を決めるパワーをも備えているらしいことが、信頼に足る国だと思わせるのであった。真実をきちんと認めたり、伝えたりする勇気のない人間が舵取りをするような国は、他国の信頼を得られないばかりか、自国民の信頼すら得られないはずであります。


コメント (2)


NHKスペシャル途中まで見て耐えられずチャンネル変えてしまいました。生きている人間に向けての火炎放射。沖縄戦の記録で読んだ事ありますが、カラーでのフィルム、ものすごい生々しさでした。米兵の斬首など見なくて良かったという心境です。
ご指摘のとうり、国家にしろ個人にしろ、見栄をはって、「真実の過去」を認めず思いきり糊塗する、率直でない態度は信用できません。

投稿者 礼華 : 2014年08月15日 22:23

私も最期まで見る事が出来ませんでした。若い頃は日本の兵士が台湾で日本語を覚えようとしない原住民の首を撥ねる写真を見て眠れなかったけど、次を読みましたが、年を重ねると辛くて耐える事が出来なくなりました。
戦争の怖いのは人間性が変わる、狂気を帯びる事。よく遺族が「理性ある兄弟や夫がそんな惨い事をするはずが無い」と言われたりしますが、どんなに優しい理性ある人でも人の死が日常になれば変わる、それが一番恐ろしいのです。子供の頃、近所の帰還兵の叔父さん達から戦争にまつわる話を聞きました。従軍慰安婦の事も。全て無かった事で済ませる国は信用されません。

投稿者 お : 2014年08月16日 22:58

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