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2014年08月09日
よだれ鶏
昨日のQPで見た料理。よだれが出るほど美味しいという意味らしいがホントだろうか。鶏胸肉はネギの青い部分と生姜の薄切りを入れた鶏ガラスープに入れてひと煮立ちさせたらすぐに火を消して余熱で火を通し、しばらく置いて粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やして薄切りにする。ゴマ油を熱してニンニクの薄切りを揚げて、おろし生姜、砂糖、黒酢、醤油、ラー油、すりゴマ、山椒を混ぜた液にそのゴマ油とニンニクチップを入れて作ったタレをかけて食す。このタレは確かにオイシイのでオススメ。キュウリとミョウガの和え物を付け野菜にした。
台風の影響はいつから本格的になるんだろう?と思いながらこのブログを書いていて、大宮はまださほどの雨もなく、風も吹かず、窓を開ければ半袖だと寒いくらいの気温だから、ただただ過ごしやすくていいのだけれど、西日本は相当な被害が出ていそうで、どうぞ皆様ご無事でありますように。
食事しながらついBSで見てしまったのは、私が高校生の頃に封切られた日米合作映画「トラ・トラ・トラ!」で、タイトルでもわかる通り日米開戦のきかけになった真珠湾攻撃をテーマにしており、封切り時はさほどに感じなかったが、今回改めて見直したら、日本海軍がとても格好良く描かれる一方、米軍があまりにもお粗末というかおマヌケに描かれているのでちょっとビックリした。合作とはいえ配給は20世紀フォックスなのだから、アメリカはやっぱ太っ腹な国だと感心する。ところでこの映画は日本サイドのキャスティングがマニアックなことにも驚かされるのだけれど、近衛文麿役の千田是也を筆頭に芥川比呂志や島田正吾といった往年の錚々たる演劇人がチョイ役で登場し、彼らと同じチョイ役で渥美清も出演して、今日から見ればなんともフシギな豪華共演が成立しているのもおかしい。
おかしいといえば、この映画で最も驚かされるのは、わが母校の京都聖母学院がロケ地の一つになっていることによるものだ。うちの学校は何しろ旧日本陸軍第十六師団の跡地に建ち、司令部だった巨大な煉瓦棟を戦後もそのまま残していたので、数多くの映画のロケに使われていて、そのこと自体は別に驚くに値いしなかったのだが、驚いたのはその煉瓦棟の中央に大きく描かれた校章が映画にバッチリ映り込んでしまったことである。カトリックのミッションスクールなので、その校章は中世の騎士が盾に描いているマークみたいな感じの図柄で、今回見直しても、やっぱり日本人ならすぐおかしいと気づきそうなシーンであり、なぜカットするなり撮り直しするなりしなかったのか、今でもフシギである。聖母出身の方は是非ともこの映画を一度はご覧戴きたいです(^0^;)