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2014年07月26日

冷麺

市販のキットで作る。今日はさすがに暑いので晩ご飯は手抜きした。
昨日は観劇後に歌舞伎座ギャラリーを拝見し、松竹の前川さんと藤谷さんにも久々にお目にかかったが、話が一昨日の雷雨に及んで、銀座のあたりは建物が震動するくらいの雷鳴が轟いたと聞いてビックリ(@_@;)私は建物が震動するくらいの雷鳴を京都の祇園と軽井沢で聞いた覚えがあって、いずれも山が近いから別に不思議はないのだけれど、東京ではそこまでの雷体験がなかったので、やっぱり何だかおかしいよね〜と思うしかないのだった。で、ちょっと気になったのは、歌舞伎座はもとより地下鉄も喫茶店もホテルもどこもかしこも冷房が異常なくらい効いてることで、一時は省エネ弱冷を心がけていたのに、もう原発をどんどん再稼働させちゃえ!といわんばかりの強冷ぶりに、この国の人たちの喉元過ぎれば体質ってホント凄いよな〜と改めて再認識するはめに。何しろあれだけ沢山のビルが一日中冷房をガンガン入れてたら、そりゃ熱雷も起きるはずで、私が京都から東京に移住した42年前は本当に涼しくて冷房要らずの街だったことがまるで嘘のようである。暑いから誰もが冷房を入れるようになったのだろうけれど、みんなが冷房を入れることでますます暑くなっちゃったというニワトリと卵現象もある一方で、とにかく土と緑をどんどん無くしていったり、湾岸に高層ビルをドカンドカン建てちゃって風通しを悪くしたりと、つまりはトータルとして自業自得現象であるのは間違いなかろう。ともあれ私は自分が京都生まれで暑さに馴れていたり、整体のデトックスで汗が出やすい体質に変わったり、参道沿いの自宅マンションは風通しがよく階下がエントランスで誰も住んでいないせいもあってとても涼しかったりするので、今日もまだ仕事場のクーラーしか入れないで生活ができているのだった。もっとも、そのためには多少の暑さは我慢しているのであって、生まれた時からクーラーがあった世代にはこうした我慢をする必要を全く感じないで育ってきたわけだから、今に我慢ができないのも当然であろう。
考えてみれば、人類はあらゆる物事を堪え忍ばなくて済むように、さまざまな改良や改善や改革を加え進化をさせ続けてきたわけなので、世代が下がれば下がるほど、さまざまなことに関しての耐性がなくなってゆくのもまた当然であろうと思う。動物は、亀レベルでさえ、ラクして生きることを覚えると、もう元には戻らないのである。ただ人類はもう一方で、動物には決してない禁欲というものを、かつてはあらゆる宗教や思想が提唱することで巧くバランスを取って今日まで生き延びてきたのであった。そうした禁欲主義を消費資本主義が根絶やしにする方向で進みつつある人類社会の今後は誰も予測不可能なのでありましょう(-.-;)y-゜゜


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