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2014年07月01日

豚ロースの塩麹焼き

昨日買っておいたトンカツ用のロース肉を、けさ塩麹味醂醤油少々を混ぜ合えたタレに漬け込んで焼いただけ。塩麹に漬けると肉が軟らかくなるのでGOO!
集団的自衛権の行使容認が予定調和的に閣議決定された今日、青い空に映えるきれいな入道雲を久々に見てゆくりなく亡き母親のことを想い出してしまったのだが、彼女は大変な教育ママで、そうなった理由はどうやら「あたしらはホンマに何にも知らんアホやったから」ということにありそうだった。
彼女はまたどちらかといえば反体制的なことをよく言う人で、ウチのお客さんの中には自民党の政治家で総理経験者みたいな人も何人かいたにもかかわらず、一貫して自民党にはゼッタイ投票しない人だった。で、結局、私もその点では大いに母の影響を受けてるわけだけど、彼女が妙に反体制的だった理由は何かといえば、一つには中央に反発しやすい大阪人だったこと、一つには戊辰戦争で薩長に負けた長岡藩の士族だという意識がとても強かったことなども挙げられるが、やはり一番の理由は多感な思春期が戦前と戦後にまたがり、戦前の「教科書に全部スミ塗らされた」ことで、体制は全く信用できず、国家も必ずどこかで間違いを犯す、というのが肌身でわかっていた世代だからだろうと思う。
今回アベボンに易々と本望を遂げさせたのは、自民党に大勝ちさせた人たち以外の何ものでもないので、もしその人たちの中に「こんなはずではなかった!」とか思ってる人がいるとしたら、それは単なる「ホンマに何も知らんアホ」だったので、あとでまた子供にそう言いなさいよ、としか思えないのだけれど、大勝ちさせた原因はそうしたアホの存在ばかりでなく、94年に導入された小選挙区制にあることはいうまでもない。この選挙制度によって自民党内部でも異論を唱えるのが難しくなったことは内閣及び党執行部の独走や暴走を許す結果につながっている。でもって非常に皮肉なことに、この小選挙区制の導入を決めたのは自民党内でもリベラル寄りの三木派に属し、なんだか頼りない感じしか受けなかった海部俊樹であり、これに真っ向から反対したのが結果的に一番得したようなコイズミだったのだから世の中わからないもんである。つまり、いかなる法制度もそれを決めた時点では誰も予測できないような事態を巻き起こす代表的な事例ともいえるが、今回の集団的自衛権行使容認も現段階では誰も予測できないような事態を生みだす恐れが無いとは全く言えないところが恐ろしいのであります(-。-;)


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松井さんのお母様や私の母が生きて居たら「又同じ事くりかえすんかいな。アホやな」と言うでしょうね。権力が嫌いな典型的な大阪人でしたから。子供時代から一家で選挙演説会に行きました。私は連れて行かれたのですが、一度も自民党の代議士のは聞いた事が無かった。だから私も一度も自民党に一票を投じた事はないです。しかし、今は与党の反対勢力と言える野党が無い状態。これが一番安倍さんがやりやすい状態になってる。

下にも書いておられますが軍需産業で経済を下支えをしたいのも見えてきます。そうなれば防衛族と軍需産業を扱う会社との癒着も起こり、そのまま戦前の日本の再現です。三菱は早くから自衛隊向けの軍需品を扱ってましたが1980年代に住友系列が日本特殊金属、戦前は中島航空機を吸収して軍需産業の仲間入りをしましたが、その頃からいずれ日本は軍需製品を輸出出来る国にする事が経済界と自民党の密約だったような気がします。

投稿者 お : 2014年07月01日 22:47



2014年07月02日

茄子の肉巻き、タコとワカメの酢の物

肉巻きは前にQPで見た料理。茄子に豚肉を巻きつけて油をひかないフライパンでじっくりと火を通してから、塩とすり下ろしニンニクを振って、砂糖酒醤油すりゴマを混ぜた合わせ調味料で味付けするだけ。茄子は縦八等分にし、細いほうと太いほうを入れ違いに二本合わせて肉を巻きつけること。茄子から水分が出るので油をひかなくても焦げつかない。
食事中に放送したNHKのクローズアップ現代では、今年のオールスターメンバーをカープだらけにしちゃった「野球女子」なる女性ファンの増加とその実態を取りあげていて、京都の妹ならきっと「若い男はAKBの握手会で、若い女が球場に行ってたら、そらお姉ちゃん、子供は出来んで〜」と言いそうだな〜と思いながら見ていたのだが、対象は何であれ、この種のごヒイキ行動は江戸の昔から日本女子の伝統ともいえそうで、取り立てて怪しむには足りないのであった。むろん野球のみならずサッカー場に足を運ぶ女子も沢山のはずで、先日ザック・ジャパンの凱旋ならぬ敗北帰国に際して空港で黄色い声援を送っていた彼女たちの姿を見ると、同じリーグ敗退でも空港で選手たちに飴をぶつけて手荒い出迎えをした韓国に比べて、やっぱ日本は敗者に優しいというか、甘いのも伝統だよね〜と思わざるを得なかったものである。「あんなんでは今後もゼッタイ勝てへんで〜体力も違い過ぎるけど、目つきがゼンゼン違うやん。日本は今やスポーツもお坊ちゃんしか出来へんようになった国なんやさかい、そら、この先どんな頑張っても世界に勝てるはずがないわ」と、この件でも妹はバッサリ斬り捨てていて、まあ、そりゃ豊かな先進国に育った子供たちが中南米やアフリカ諸国のように目をギラギラさせるのは無理かもしれないと思いつつ、それでも欧州諸国がリーグ突破を成し遂げるのは、かつて植民地を擁した宗主国の強みであろう。たまたまフランスVSナイジェリア戦を観た時は、最初どちらがフランスなのかわからなかったくらいチームが他民族なのであった。
で、サッカーに限らず、今後も先進国の繁栄を謳歌し続けようと思ったら、日本も多民族国家になる覚悟がいずれ必要になってくるだろうし、そのためにはそれ相当のリスクも覚悟しなくてはならない。それが嫌ならひっそりと没落していく道だってなくはないのだった。もっとも民族によってそれぞれ得意分野と不得意分野があるとしたら、日本人はサッカーは難しくても野球は相当イイセン行ってるみたいだし、一般的にも技術力やサービス精神ではそこそこイイセン行ってるし、トータルとして自前でなんとかやれないことはないはずだ、と考えてる人もあるのだろうが、これだけ自前が劣悪だと、全員を他民族でまかなったほうがいいんじゃないかくらいに思えちゃうのは、何を隠そう政治家であります(-.-;)y-゜゜


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豚肉巻も、グリーンアスパラからナスになり、夏の到来を感じます。味付けもしっかりと、冷たい麺のおかずにもなりそうです。
豚肉も小麦粉も輸入品に頼っているので、やはり武力よりは外交で仲良くしていただきたいし、紛争のある国にも武力介入よりは農業などの産業をと願います。CO2対策としてもそれが一番かと。
労働力も、外国人の単身の短期間だけを対象に受け入れる、そんな都合のいいことが何十年もできると本気で考えているのでしょうか。私は移民に賛成ですが、移民が子供を育てるし遠からず高齢者になるので、税金を投入することについては少子高齢化対策がますます重要になると思います。
昨日からTVで繰り返し報道される県議さんについては、うちの子が「子供か!」とあきれています。こういう人が当選するのか、と投票に行く気がしなくなるかと心配していましたが、子供ならではの痛い指摘がありまして、「政治家に文句言うなら、自分が出るべきじゃないの」。ごもっともな意見で、自分が議員になることはできないまでも、議員になってほしい人、支援したい人を知っている程度には地域社会で人とつながる必要を感じたことです。次回の国政選挙からは、投票した人に「私の代わりに自民党に反対してください」と言いたいです。

投稿者 TAKA : 2014年07月03日 10:28



2014年07月03日

お造り、八寸、海老と芋の炊き合わせ、いさきのズンダ焼き他

日本舞踊の志賀山葵師から漫画家の高見まこさんとと共に椿山荘の「みゆき」にお招きを受けての会食。
つい先ごろ八十九の齢を迎えられた葵師は相変わらず若々しく、精神がクリアでいらして、ご本人自身「とても八十九だなんて思えないんですよ」と仰言るのもむべなるかなで、拙著『今ごはん、昔ご飯』を御礼代わりに差しあげたら、「そうそう今あの番組気に入ってるんですよ。『孤独のグルメ』っていったかしら」と即座にTVの流行り番組が飛びだすあたりはスゴイ(!_+)のでした。で、とにかく「聞いておいて戴きたいことが一杯あるんですよ」と志賀山流や日本舞踊界に関する話のみならず、何しろ八十年以上も古典芸能の世界で生きてらっしゃるわけだし、亡きご主人がNHKの芸能番組に登場する有名なアナウンサーだったこともあって、業界のさまざまなお話をお聞かせ戴くことができた。中にはあまりにも面白すぎて、こんなの聞いちゃっていいんだろうか (^_^;) と思うようなお話もあり、当然ながらブログには書けません(-.-;)y-゜゜
ところで葵師からいろいろとお話して戴けるのは、年齢が離れているにもかかわらず、お互い驚くほど色んな接点があるからで、母親の実家もよくご存じだったり、早稲田の先生方とも親しくされていたりするから共通の知り合いが多くて何かと話が尽きず、ご縁というのは本当に不思議なもので、やはり毎度ながらの世界の人間は三百人くらいしかいないのかも、という気持ちにさせられるのだった。
ともあれ昔の記憶がはっきりしてらっしゃるのみならず、イマイマの情報もよくキャッチされており、私が河出書房新社の日本文学全集に関わることもご存じで、その話が出たところ、ちょっと驚かれたのは高見まこさんだった。というのも、この三人が出会うきっかけとなった『仲蔵狂乱』の漫画化を企画して連載を始められた青年マンガ誌『乱』の元編集長の稲村氏が同誌を辞めてPHPに転職され、次ぎにまた朝日新聞出版社に移られたという話を、三人が初めて揃った時に高見さんから聞かされた覚えがあり、それがちょうど同社の時代小説大賞の選考委員を私がお引き受けした直後だったのでなんだか不思議なご縁だなあと思っていたのだけれど、その稲村氏が今度はなんと河出書房新社に移られるという話を、高見さんはつい最近ご本人から聞かれされたばかりだったのだとか。こうなるともう私も高見さんも稲村氏とまたゼッタイ何か一緒に仕事をしなくちゃいけないような強迫観念に襲われつつあります(◎-◎;)


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昨今の80歳代は皆さんお元気で若々しくていらっしゃいますね。今日、松竹座の初日でした。珍しい舞踊劇「女夫狐」を中村翫雀、扇雀さん御兄弟で踊られましたが、翫雀さんの軽やかな踊りが良かったです。今日は昼の部だけの観劇でしたが、昼の部の客が引ける頃、一階カウンター前に扇ママがお立ちになり、会釈をされながら「有難うございました」と見送りをされてました。本当に凄い方です。今の自分の立ち位置を踏まえた行動が直ぐに出来る、これが女性の賢さだと思いますが、なかなか見習えるものではありません。そしてあの若さと美しさも分けて頂きたいですわ(-_-)薄いクリーム色の絽の訪問着が良くお似合いでした。

投稿者 お : 2014年07月03日 22:52

「今ごはん、昔ごはん」、楽しく読ませていただきました。
「てぇ~」(注;朝連ドラの甲州弁)とか「そうそう」とか言いながら。あとがきマンガも本書のエッセンスという感じなっており、面白かったです。「お盆に水をはり、それに大文字焼きの火をうつしてのむ~」なんて日本文化の醍醐味ですね。京都が世界の観光都市1位にえらばれたそうですが、こういったならわしを大事に次の世代そしてまた次の世代へ伝えていってほしいと思いました。

投稿者 やすみ : 2014年07月04日 20:58



2014年07月04日

夏野菜のサラダ、生ハム、黒豚のパテ、海老のグリル、キッシュ、ガスパチョ、カプレーゼ、パエリャ他

大宮東口の南欧田舎料理「タパス」で幻冬舎のヒメと食事。
今日は年末から新聞連載を予定している江戸の名料亭「八百善」をモデルにした時代小説の内容についての打ち合わせで、ヒメに一通りの構想を話したところ「いや〜物凄く面白くなりそうですよね〜」と手放しで賛意を表されたものの、少し盛りだくさん過ぎる恐れもあるので、どこかを端折るなり、なるべく省筆を心がける部分が必要だろうという認識で一致した。
仕事の件とは別に、この間世間で話題になったさまざまな件に話が及んだが、ヒメが来るなり「今日はこれを松井さんにお見せしたいと思って」と、いきなりテーブルに置かれたのは一昨日の朝日新聞夕刊の一面記事。そこには「大宮◎人気急上昇」の大見出しが躍り、大宮が商業地としても住宅地としても人気が急上昇して、駅前の商業ビルは空室率が大手町や銀座、新宿よりも低く、それでいて1坪あたりの賃料は新宿や横浜より高めだとか、ネクスト調べの2013年人気の街ランキングでは池袋、荻窪に次いで三位に入ったというような記事だった。「ここへ来るたびに街が凄く賑わってるな〜とは思ってたんですけど、こうして活字になったのを見ると、改めて松井さんのヒキの強さってスゴイな〜と思っちゃいました。こちらへ引っ越された時は、ええっ、なんで大宮なの?ってみんな思ってましたもんねえ」とヒメは感心しきりで、「ほうらご覧、やっぱり賑わし神なのよ〜」と私は鼻をうごめかすことしきりであった。実際に住んでみたら、こんなにベンリで住みやすい場所は他になかなか見つからないように思えるので、大宮もようやく正統な評価が得られるようになったというわけなのだろう。なぜ今まで気づかれなかったのかが不思議なくらいだけれど、恐らく新幹線が停まる駅になってから交通の便が急速によくなったせいかもしれない。三軒茶屋に新玉川線が開通したばかりの時期に引っ越して、以来モーレツな勢いで町が発展したのを目の当たりにした私は、当時の三茶のような活気を確かに今の大宮に感じるのであるが、年齢相応に静かに暮らしたいと思ってこちらに引っ越してきただけに、あんまり
発展されちゃうのも何だかな〜と多少フクザツな心境でもあり、賑わし神である以上もう結局どこへ行こうが同じなのかも…という気持ちにもなっちゃいました(^_^;)




2014年07月05日

ゴーヤチャンプルー

前にQPで見た通りに作ってみた。まず木綿豆腐は重石を長く載せて平べったくなるくらいにしっかり水切りし、小さくちぎって胡麻油で色づくまで炒めていったん取りだしておく。薄く半輪切りにしたゴーヤは塩をしてしばらく置いてから水でさっと洗ってこれも水切りを入念にしてから油で炒め、豆腐を加えて塩醤油砂糖少々で味付けし、花がつおを混ぜ合わせて溶き卵を回しかける。シンプルな調味でも下処理を丁寧にして作ると結構美味しく戴けます∈^0^∋
今週のTV各局はインパクトが強すぎるアブナイ人の映像を垂れ流すことで、重要なニュースを霞ませる魂胆かと思えるくらいだったが、世界報道の自由度ランキングで韓国や台湾より下の59位に転落しちゃった日本のマスコミとしては、それくらいのことは平気でやりそうな感じである。昨日、幻冬舎のヒメともその話になったが、ヒメいわく、近頃は新聞などで現場の記者がいくらちゃんとした取材をしても、それをデスクやもっと上のクラスで握りつぶしちゃうことが結構あるそうなんですよ、と聞かされて、さもありなんという気がしたものだ。それは現段階でまさか政府の弾圧を恐れてるとかではゼンゼンなくて、広告主としての経済界に対する配慮であろうと思われる。原発にしろ集団的自衛権にしろ、政治家は経済界の後押しというか、むしろ要請を受けて動いているつもりも大いにありそうで、財界のトップにしてみれば、国内事業に際しての電力確保や海外事業展開にあたってのセーフガードは是非とも必要だし、結果的にそれが社員の生命と生活を守ることだという認識であるに違いない。その認識があまりにも近視眼的に感じられるのは当然で、なぜならトップというものは得てして人生の先行きが短い人によって占められるからである。とにかく今の時代は昔と違っていかなる場合も簡便且つ精密な映像記録が残されて、それが瞬時に世界へばらまかれるのだから、今後もし何らかのリスクが生じた際は、変節漢の巣窟でもあるマスコミによって現政権の言質もまたしつこいぐらい映像で世界中に垂れ流されることになるだろうが、その頃には現財界トップやアベボンをそそのかした元凶として最も糾弾すべき安保法制懇の元外務官僚らジイサンたちはみんな死んじゃってるに違いないのが甚だ残念であります(-.-;)y-゜゜




2014年07月06日

野菜プレート他

乗馬クラブの帰りに人事部のSさんと大宮西口の「バル・デ・エスパーニャ・セロ」で食事。
梅雨の晴れ間となった今週末も当然クラブに行ったものの、騎乗は控えめに90分レッスンを一回にして、ゼッケンを洗ったり、鞍や頭絡の手入れをしたりと、この時期しっかりしておかないといけないことに時間を費やした次第。レッスンのお相手は最近お馴染みの小柄な鹿毛ヤブサメ君で、見た目よりずっと酷い状態の馬場でも、彼はしっかり駈けてくれるのが何よりである。性格も申し分ないイイ子なのだが、右手前の駈歩だけが玉にキズというべきか。それこそ流鏑馬で同じ方向にばかり走っていて馬体が歪んだのかも?と勝手に想像しちゃうくらいにギクシャクとして反動が大きいため、駈歩が速くなると尻が弾かれ体が前に落っこちそうになってヒヤッとさせられるのだ。馬場が悪い状態だと反動がさらに大きく感じられるから今週は右手前のギブアップ宣言をしたところ、「右手前ずっとダメじゃないですか〜松井さんは左手前だと、たぶん自分が思ってる以上にキレイに乗れてるんだけどなあ」とインストラクターのHさんに残念がられ、「ええっ、ひょっとしたら、今それって初めて私のこと褒めてくれました?」と却って気をよくしちゃった、なんともオメデタイ人間でありますf(^ー^;
人事部のSさんとは久しぶりにお会いして相変わらず馬事中心に何かと話をしたが、今年の春の人事異動で彼女は「とうとう自分の部下が二十代から五十代後半まで全員男性になっちゃいました〜でも男性っておだてるとけっこう仕事をちゃんとしてくれるんで、却ってラクなんですよね」と聞いて、「確かにウマでも牝馬のほうが扱い難しいもんね」と応じた私(^^ゞ 今度の部署は出張も残業も少なくて「まあ、今まで苦労した分のご褒美みたいな感じでラクなんですけど、来年の異動でまたどうなっちゃうかわかんないから、今年はもう目一杯遊ぼうと思って。お芝居なんかもガンガン誘ってください」とのこと。私も年末から新聞連載が始まるとしばらく大変だから、それこそ今年の夏は目一杯遊ぼうと思ってたので、釧路のドサンコ外乗はもとより、軽沢の乗馬クラブや、与那国島の外乗までご一緒しようというような話で盛り上がったのだけれど、オバサンの私はいいけど、妙齢のSさんはこんなオバサンと一緒に外乗なんかしてていいんだろうか?という疑問がふと湧かないわけでもないのであった。でもって最後は今ちまたで持ちきりのあの人物の話になったところ「ノノちゃんと結婚するくらいだったら私一生独身でいいからって、周りに言ってるんですよ〜」というお話には、そりゃそうだわね〜と誰しも相づちを打たないわけにはいかない真実味がありますσ(^◇^;)


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今日、週刊誌を読んだら暴君本田圭佑の真実と言う記事を読みました。内容は他人をスケープゴートにすれば自分たちは反省しなくて良いという典型のように思いました。この内容が事実だとしたら、Wカップの前に辛口の意見をマスコミが流せば良いだけでしょ?自分たちが煽りに煽ったことは無罪で彼だけが悪いの?と思いました。サッカーファンの応援も自分たちが楽しければそれはそれで良いのですがうるさすぎて迷惑です。もう少し回りがサッカーを観戦するのに邪魔にならない音量とか、単調な(複雑だとこれも困りますが頻繁な大音量は試合会場で見る時は集中して見にくい大きな障害でした)。あまり神経質に非難したいわけではないのでついでにいえばですが。
 昨日の内容にも全くだ。と思っています。自分が死んだ50年後、100年後を全く考えていない政治を行われるとほとほと困ります。

投稿者 nao : 2014年07月07日 22:19



2014年07月07日

トマト・アラビアータのパスタ

シアターコクーンで前川知大作・蜷川幸雄演出「太陽2068」を観る前に渋谷で食事。
太陽に当たると死んでしまう夜型の新人類と従来通り昼型の旧人類に分かれた近未来社会を背景に、理知的に進化した新人類と旧人類の対立を通じて民族問題や都市部と僻地の格差問題など現代社会が直面するさまざま問題を寓意的にちりばめて、人間の本質とは何か、果たして人類に未来はあるのかといった壮大なテーマをごく日常的なセリフで展開する前川戯曲。これをただ「寓意だけの演劇」にはしたくないという構想とコクーンの舞台をフルに使いたい意図の下、コンパクトにまとまった戯曲を敢えて猥雑に散らすような蜷川演出が、今回は巧く功を奏したのかどうかいささか疑問で、結果的には却って戯曲の観念的な甘さが目立つ印象を受けた。奈落を新人類のエリアとして、舞台を上下にダイナミックに使った手法も客席の位置によっては非常に見づらいものとなっている。
ただし旧人類の若者と新人類の若者が互いの欠点を披瀝しつつ友情を育むシーンは旧人類役の綾野剛が意外にコミカルな持ち味を発揮して達者に演じているし、新人類役の成宮寛貴とのからみも悪くないので綾野ファンは必見かもしれない。前田敦子は松也ファンが結婚をゼッタイ阻止したくなりそうな演技に留まっている。




2014年07月08日

肉巻きもやし

昨日のQPで見た料理。塩胡椒で軽く下味した薄切り豚肉でモヤシを巻いて電子レンジで蒸すだけ。トマトとキュウリを添えて、酢、砂糖、醤油、胡麻油、練り芥子、蒸し汁を混ぜ合わせたタレで食す。火を使わずに簡単にできるので夏向き。
台風8号が猛威を振るう中、今年2月に訪れた沖縄の南城市で全域に避難勧告がなされているのを知って、現地でお世話になった牧場の方々のご無事を願わずにはいられない。何せスタッフは女性ばかりだったし、周辺に遮る建物がまるでなくて、2月の時でさえ風を相当強く感じる土地だったから建物も心配だし、何よりも案じられるのはあの可愛らしい与那国馬たちや一緒に飼われていた山羊や鶏だったりするのだけれど、馬たちはアダンの林にでも潜り込んで意外と平気にやり過ごしているのかもしれない。とかく自然の脅威に最も弱い動物は都会に暮らす人間なのであろう。11日あたりには関東にもやってきそうな台風だが、大宮は低気圧の影響をほとんど受けない土地なので、まず家にいたら大丈夫かと思いきや、なんとその日に限って都心に用事があるとは、晴れオンナの私にしては珍しい間の悪さだった。そもそも関西から取材にいらっしゃる方のために、11日に色んな用件をまとめたのだけれど、当日その方は果たしてホントに関西から出て来られるんだろうか?それも少なからず心配です(^_^;


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秋台風は足が速いけど、春から夏の台風はのそのそと足が遅いから、終わって帰るときに困った状況になる可能性が高いように思います。
 子どもと主人の関係で全くテレビを見ない生活なので正しくない可能性もありますが今の時期で、早く進みそうな偏西風やら高気圧低気圧が無ければ、一週間ほど東京関西より南で愚図愚図する可能性が高いのではないでしょうか?。

投稿者 nao : 2014年07月08日 23:37



2014年07月09日

鴨ロース、炙りサーモンのサラダ、鮪とアボカドのグリル、フォアグラの西京漬けソテー、釜揚げしらすご飯ほか

角川春樹事務所の原さんと大宮0760で食事。この店は入り口でまずビックリしてもらえるし、美味しい酒の肴的なメニューが結構豊富なのでご案内した次第。
原さんとお会いするのは久々だが、「異常なほどゼンゼン変わってないよね〜!」と開口一番に言ったら装幀家の芹澤氏にも同じことを言われたとのこと。で、その芹澤氏に装幀して戴いた『師父の遺言』を原さんはいたく気に入られたので久々にお越しになるというふうに伺いつつも、私はてっきり別件でいらっしゃるものだと思い込んでいたから「ええっ!原さんはご存じなかったんだ」とすっかり驚いてしまったのである(!_+)その別件とは同社で刊行された「並木拍子郎種取帳」シリーズをNHKがラジオドラマ化するというもので、五月に著作物使用願いが日本文藝家協会を通じて私のもとに送られてきたのだが、以後は何の音沙汰もないまま、私はこれまたてっきり角川春樹事務所のほうに連絡が入っているのだろうと勝手に考えていたのである。ともあれ、その件が実際に進行しているのかどうかも全く不明なため、今回初耳だった原さんに問い合わせをお願いすることになった次第で、まことにタイミングよくお越し願えたのは有り難かった。
で、お互い久々なので仕事と関係なく何かとおしゃべりが弾んだのであるが、原さんの数々の体験の中でも非常に驚かされたのは、某女性作家と台湾に同行した際、ひと足先に帰国した原さんが帰宅途中の山手線内でなにげにパスポートを開けたら、それが女性作家のものと判明し、大慌てでそれをなんとか台湾に届けられるよう航空会社と交渉したというお話だった。台湾のホテルの貴重品箱から出す際に取り違えたらしいのだが、要するに取り違えたまま出入国が出来た!という事実は恐ろしいまでのザル審査を想像させて「それだったら偽造パスポートなんか作る必要ゼンゼンないじゃん!」と思わず叫んでしまった私であります(@_@;)




2014年07月10日

砂肝とレタスの唐辛子炒め

前にQPで見た夏向きのさっぱりした炒め物。胡麻油とサラダ油を合わせて熱し、砂肝を強火で炒め、塩胡椒して生姜の千切り、赤唐辛子、斜め薄切りにしたセロリと赤ピーマンを炒め合わせて醤油砂糖酒黒酢を混ぜた合わせ調味料を加え、仕上げにセロリの葉を炒め合わせる。砂肝は塩少々を振って揉み、銀色の部分を除いて切り込みを入れてからさっと茹でておくこと。ある程度まで下処理をした市販品をゲットしたので手間いらずだった。
今日は翻訳家の松岡和子さんがさいたま芸術劇場の稽古場の帰りにわが家へお越しになってお泊まりになるはずだったのだけれど、台風で延期なさるとの連絡が入った。もっとも、今これを書いている午後九時の時点でも、わが家のあたりはまだちっとも雨が降らず、窓も開けっ放して涼風を招き入れている感じだ。先ほどテレビを見てたら埼玉県中南部に洪水警報が出たが、この辺は中南部じゃないのかしら?中南部って一体どの辺を指すわけ?てな疑問が湧くのはいつものことで、今回も激しい降雨は寝てる間に過ぎてしまうものと思しい。このあたりが低気圧の影響をほとんど受けないのは地勢的な条件によるものであろうが、古くから地元にいらっしゃる方々は氷川様のお蔭だと思ってらっしゃるに違いない。埼玉県は秩父地方を除いて全体的にわりと平坦な土地のように見えながら、地域によって気象が結構違うので驚かされる。とはいえ比較的自然災害の少なそうな内陸部であり、ネイティブの方はよく海もないし山もないと不平がましく言われるが、京都盆地の暮らしづらさを知る私に言わせれば、内陸で山がないなんてサイコーじゃん!なのである。世界中いずこも景観に恵まれた土地というのは、それなりのリスクやマイナスポイントを抱えていると思って間違いなく、今年は日本全国梅雨入り直後から非常に雨が多くて地盤が弛んでいるはずだから、今後ますます台風には要注意であろう。ともあれ8号は明日の朝にも関東を抜けるようなので、私の晴れ女ジンクスが破れることはなさそうです。




2014年07月11日

洋食弁当、ゴーヤと島豆腐のサラダ

台風をなめて昨夜もリビングの窓を開けっ放しで寝てしまい、とはいえ一応心配だから朝イチバンに見に行ったら、ベランダも濡れていないくらいで、なんとそこにカメの卵を発見!実はこれまでも二度ほど産卵していながら、私の発見が遅れて、気がついた時は夫婦が踏みつぶして黄身が散乱する状態だったから、今日は慌ててプランターに入れた次第。週明けには有精卵かどうか判明するので、有精卵の場合はカラスに盗られない方法をなんとか講じなくてはならない。ただ孵化器に入れてまで熱心に増やす努力をしないのは、カメが納税者になってくれないせいかもしれません(-.-;)y-゜゜
午後からは麹町の文藝春秋本社に出向いて『老いの入舞い』に関する月刊「公募ガイド」誌のインタビューをお受けする。文春は社長の交替に伴って大幅な人事異動があったようで、花田第二文藝部長と第一文藝部に異動になられた内山さんのご挨拶を受け、新刊担当の川田さんや文庫の山口さん共々この大人事異動に伴う社内の混乱ぶりをお聞かせ戴いた。オフィスのレイアウトもなかなか決まらないのでしばらくは電話が床に置かれるというカオス状態だったとか。外部連絡が重要なはずの出版社としてはなんとも大変な事態だったに違いない。
文春から次に向かった先は銀座二丁目「ルノアール」の個室で、今度はポプラ社刊行『今ご飯、昔ご飯』に関する「あまから手帖」の取材をお受けした次第。同誌は関西のグルメ情報誌で、この日に東京出張するから是非に!といわれて、文春のほうのインタビューもこの日にまとめさせて戴いたのだが、私が場所を銀座に指定したのはギャラリー青羅で開催中の「大沼信之色鉛筆画個展」を見に行くためだったのである。で、インタビューを終えたあとポートレートは戸外で撮りたいということになり、「あまから手帖」のお三方とポプラ社のお二方で撮影場所をいろいろと選んでらっしゃるうちにその画廊に着いてしまい、とても色鉛筆で描いたとは思えない巧緻な絵に「あまから」の編集者とカメラマンがいたく感心されて、結局大沼氏が今回披露された超大作「千年オリーブの樹」をバックに撮らせて戴いたのだった。それにしても、いきなり女性六人がドヤドヤと押しかけて、大沼氏はさぞかしビックリされたことであろう。
ところでインタビューがひと通り済んだあと「あまから」編集部の穴田さんがこの際どうしても伺いたいことがあると仰言るので、何の話かと思ったらカメの話で、ご自身もカメを20年も飼われているのだとか。カメの話は飼ってる人同士でないとなかなか出来ないので、この際にと思われたらしいのだが、「わざわざ東京まで取材にいらっしゃるなんてスゴイ熱心だなあと思ってたんですけど、理由はカメだったんですね!」とポプラ社の倉澤さんは妙に腑に落ちた感じのようでした(^○^)
晩ご飯は帰りに大宮エキュートでゲット。




2014年07月12日

タイ風グリーンカレー

暑い今日は手抜きのレトルト。
週明け月曜の早朝にはいよいよ終焉を迎えるワールドカップ。別にこの間わざわざ早起きしてまで見たわけではないけれど、起きてすぐテレビを点けたらる後半戦をやってたりするので、つい見てしまったことは何度かあって、ワタシ的に面白かったのはオランダ V S コスタリカの準々決勝だったりするが、やはり世の中を騒がせたのは開催国ブラジルの大惨敗で、私がテレビを点けた時はすでに5−0という衝撃的な数字が画面に出ていたのであった。ただでさえ開催反対のデモが起きるほど経済的な問題を抱えている国だけに、これは大暴動が起きちゃうんじゃないかと心配したくらいで、バス20台が焼かれた程度ならまだマシなほうだったのかもしれない。ともあれこの間にワールドカップで浮かれてる場合じゃない!という現実を世界に突きつけたのは、またしても パレスチナ情勢の悪化であろう。この問題に関しては、今度こそ解決に向かうような期待を何度も持たせながら、そのつど破綻して、結局のところ根本的な解決方法は永遠に見つからないような悲観的な気持ちにさせられるのは如何ともしがたい。現段階ではイスラエルの極右政権に非難が集まりやすいのは当然といえそうだが、昨日TVを見ていて衝撃的だったのは麹町のイスラエル大使館にデモ隊が押しかけているニュース映像で、なぜ私がそれに強く反応したのかといえば、お茶のお稽古場がまさにそのイスラエル大使館の敷地内にあるからなのだった。敷地内といっても、そこはイスラエルと全く無関係な私人宅で、にもかかわらずそこへ行くには大使館のポリボックスの前を通って検問を受けなくてはならないという面倒さがあるのだった。むろん、そんな些事は脇に置いて、今度もなんとか早く事態の打開が図られることを切に祈るばかりだ。




2014年07月13日

ゴーヤと島豆腐のサラダ、手鞠鮨

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
今週からいよいよ新作の時代小説を助走的に書き始め、毎度のことながら出だしがけっこう難渋し、金曜日の夜は頭がカッカしてあまり眠れぬまま土曜はいつもより早く執筆を開始。頭はスッキリしてたので午後から乗馬クラブに出かけて夕方からの90分レッスンを受けたところ、近頃になく馬場の状態が良かったせいか、猛暑の中でも小柄な鹿毛のヤブサメ君は快調に駈けてくれた。反動がめちゃめちゃ大きい右手前の駈歩ではこちらもアドレナリンが大放出される感じで、なんとか巧く乗りこなせてホッとした途端に息が弾んでなかなか収まらず、これはマズイと判断し、その場でレッスンのリタイアを申し出て下馬した次第。私としては前に下馬してから調子が悪くなってインストラクターの方に迷惑をかけた覚えがあるので、今回はそうならないうちにと思って早めに下馬したのだけれど、下馬直後に他のインストラクターやフロントの方々が心配されて、逆に多くの皆様にお世話をかけるはめになって恐縮の至りでした<(_ _)>そもそも土曜日の暑さは尋常じゃなかったので、いくら頭がしゃっきりしてても寝不足の騎乗が祟ったのだろうけれど、この分だと頭のコーフン状態が続いてまた眠れなくなりそうだったので、敢えて猛暑日の乗馬を決行し、おかげさまで土曜の夜は久々にぐっすり眠れて、今日またクラブに行ってしまった懲りないワタシでありますf(^ー^; 今日のお相手は超お馴染みハイセイコーのお孫さんで、高齢の彼女もまた助走の段階が非常に悪くてインストラクターの方をやきもきさせたが、駈歩になると快調なのはいつも通りだから、常歩の段階をあまり長く続けてダラけさせないで、いっそ早い目に一度激しい動きをさせたら却って常歩のほうもしっかりしてくるのは、年を取った人間が行動するパターンと同じことなのに、インストラクターはまだそんなに年寄りといった方々ではないから、そうし老齢化現象というものに思いが至らないのかも?と今や自身が老齢化しつつあるワタシはいつも思うのでした。で、お孫さんと同じく高齢馬のラン君を可愛がっておられるラン君ママが、今日も駄々をこねるラン君をやさしく洗ってらっしゃるのを見て、「馬って人間に洗われるのって一体どんな感じなんでしょうねえ」と思わず話しかけたら、「さあねえ、汗をかく動物って人間と馬とカバくらいしかいないみたいだし、同じ汗かき仲間としては、気持ちいいんじゃないかって思ってるんだけど」と答えられて、なるほど、そう言われてみれば、ホントに汗かく動物って生物界で物凄く少数派だったということに改めて気づいたのだった。カバは皮膚が乾かないように汗をかいてるので、人間みたいな汗のかき方をするのは馬しかいないわけである。おまけに頭に長い髪がある動物も少数派だし、そういう意味では人間と馬って結構な共通点があるわけなんですよね〜(^o^)




2014年07月14日

サワラの霜降り、焼きネギのサラダ、豚の角煮、鴨ロース、大吟醸豆腐、しらすかけご飯

翻訳家の松岡和子さんとご一緒に「大宮0760」で食事。『ロミオとジュリエット』の稽古を終えておいでになった松岡さんに「晩ご飯どこがいいですか?」とお尋ねしたら、さすがに英米文化の方だからパリ祭とは関係なく、ブログを読んでとても気になってらしたようで、「数字が並んでる店!」と即答なさったからご案内したところ、入り口でやっぱり「ええっ!!」と大きく驚かれ「聞きしに勝るっていうのかしらねえ……」と、ご期待に違わずご満足戴けたのは何よりでした。料理もおいしくリーズナブルとのことで、「どうやって見つけたの?」と仰言るからTBSの報道番組で大きく取りあげた時にうちの近所だとイッパツでわかったんですよ〜とお答えした次第。実際うちから一番近いといってもよさそうな飲食店なのである。「大宮っていろいろあってベンリだし、いいわよね〜」と仰言るから、私はこないだヒメからもらった朝日新聞の夕刊一面を見せながら「こないだシアターコクーンでお目にかかった扇田昭彦さんにも、この記事の件で、松井さんは最先端を行ってるんだなあって言われたんですよ」と、またしても鼻高々なワタシ(*^^)v「ホントに東京脱出して大正解よ。最近まとめて都民税を払うので大変だったんだけど、これからオリンピックとかで高い税金を取られちゃたまらないもん」と松岡さん。「それならいっそ南相馬市とかにふるさと納税しちゃったらどうですか」とお勧めしたワタシ。それやこれやで日本の政治家の惨状にも話が及び、とにかく今日の滋賀県知事選挙の結果はまだしも救いだったというしかないような結論に達したのでした(-.-;)y-゜゜




2014年07月15日

かじきとパブリカのトマトソテー

昨日のQPで見た料理。棒状に切ったカジキに塩胡椒し薄力粉をまぶしてオリーブ油でソテーし、いったん取りだしてから油を拭き、新たなオリーブ油で潰したニンニクを炒め、乱切りしたパブリカをしっかり炒め合わせてカジキを戻し、ざく切りしたトマトをぶち込んで火を通し、塩と粗挽き黒胡椒でシンプルに味付け。とてもシンプルな調理のわりに結構おいしく食べられました∈^0^∋
食事しながら見たNHKのクローズアップ現代では低年齢層に対するスマホ使用の規制問題を取りあげていて、ラインで疲れてる子供たちの中には規制に却ってほっとしてる向きもあるらしく、現代っ子のなんとも厄介なコミュニケーションの有り様が浮かびあがったが、ラインについては子供ばかりでなく主婦層の間でもイジメとかが起きている実態を、先日ヒメから個人的な体験を通じて教えてもらったばかりである。それにしても、このライン問題はあきらかに同調圧力みたいなものと関連づけられるのだが、昨夜は松岡さんとの会話でも「一体なんだって日本はこんなに同調圧力が強いんだろう?」てな疑問がワールドカップ報道に関連して出たのだった。「選手たちが自分たちを鼓舞して必ずリーグ突破するっていうのは当然だと思うんだけど、それはけっこう難しいことでもあるんだって誰も言い出せない雰囲気は何なのよ〜ホントにこんな風にして太平洋戦争をしちゃったんだろうなって、私も思ったわよ〜」と松岡さんは心配そうに仰言ったのである。同調圧力は世界的にも子供同士のグループで起きやすい現象のようだから、オトナの社会でもそれが強いうのは要するに頭脳レベルが子供の段階でストップしているのではないか。つまりこの国の本質は一貫して、村上隆が看破したように「カワイイ」ということなのかもしれない。もっとも私は子供の頃も同調するということがほとんどないまま今に至っていて、同調することのメリットを全く知らないので、ホント誰かに教えてもらいたい気がするくらいなのである。仲間はずれにされたくないという場合、その仲間に入っていると物凄く得することがあるとか、物凄く魅力的な人物がいるとかなんだろうか。そういうグループでなければ、はずれても別にいいような気がするというより、むしろはずれれたほうが時間を有効に使えるように思えてならないのであった。なので、こういう人間に同調圧力の問題を語らしても何の解決も生まれそうにないので、「私たちが自分の周りを見てる分には、日本の同調圧力の強さってやっぱゼンゼンわかんないんですよね〜」と松岡さんには申しあげたのでした(-.-;)y-゜゜


コメント(2)

「集団」を意識したとたんに、同調圧力が発生し、しかもたいへんな高圧だと感じます。みんな一緒、の中で安心したいから、輪を乱す人に厳しかったり集団の外から転居などでやってきた人にはハードルを課すとか。「そんなの常識でしょう」という言い方をする人かどうかで見分けています。
個対個では、相当なレベルでプライバシーの詮索が行われているのもまた日本で、法事の席で親戚でもない出席者から「どうして子供1人なの?できなかったの?」と大声で聞かれたことがあります。本当の理由は特に関心がなく、思い付きの発言だと思いますが、そして私が誰かも知らないで聞いたのだと思いますが。
スマホの規制についての番組は私も見ました。親が「全国的に規制してくれないと子供を納得させられない」と言っているのを見て、がっかりしました。子供を管理することよりも、自己管理、自律ということを学校でも家庭でも教えるべきと強く感じました。
うちの子が高校の時、夕飯まではメールをしなかったのに10時11時を過ぎると携帯にくぎ付けになっていました。塾やアルバイトが終わって、明日の重要な連絡も含めてメールをする時間だと言うのです。部活の先生も子育て中で子供さんを寝かせて仕事を再開する時間が同じ頃で。夜のうちに返信がない子も当然いました。
メールを送った側、受け取る側の状況や気持ちを想像する、「おもいやり」こそ、必要だと思います。

投稿者 TAKA : 2014年07月17日 14:27

昔から空気を読めないので同調圧力は全く何故そうしたいのかしなければいけないのかわからないのですが、ラインの必要性も全くわかりません。メールで表せる簡便な連絡方法以外、それを使う時間は無駄ではないのかしら?心を許せないそんな形で繋がるくらいなら、電話で話すかいっそ一人で孤独でいいやと思います。
 サッカーに関しての同調圧力はまだ心に余裕を持って聞き流せる範囲ですが、原発に関しての同調圧力は許したくありません。特に政府の原発再稼動を後押ししているけど、責任をとるような言質は一切規制委と原発会社に任せてあとは同調圧力で押し切ろうとする姿勢には歯軋りするほど腹立たしいです。
 どうせ人気取りに拉致被害者を取りもどすといっているのでしょうから、北朝鮮に一切お金を払わないと同時に経済支援になることはいっさい行わないで、数人しか取り戻せないなら、必ず横田めぐみさんを取り戻せば人気が取れますよと思います。(多分北朝鮮に馬鹿にされてあちらの都合の良い人をわずかに返してお茶を濁されるだけでしょう)。
 海や山の幸、農産物をたっぷり送ってくれていた勢いのある時に放射能汚染したのは東電でもあるけれども、同調圧力を演出した自民党のせいではないのでしょうか?避難している人は、根を張る場所を悩み、まだ腰を落ち着ける場所がない方が沢山いるのに?
 そのうち必ずばちが当たるでしょう。(この前台風情報予測をはずしましたが。でも晴れ女の勝ちで嬉しかったです)。
 

投稿者 nao : 2014年07月18日 00:54



2014年07月16日

鶏と茄子のドライトマト煮

QPで見た料理。鶏もも肉を塩胡椒してしばらく置いてからフライパンで表面が色づくまで炒めて取りだしておく。乱切りした茄子も塩をしてしばらく置いてからオリーブ油で炒め、ニンニクの薄切りを入れて鶏肉
を戻し、細かく刻んだドライトマトとアンチョビー、白ワインと水を加えて 5分ほど煮込んでイタリアンパセリのみじん切り(私はカットした)を振ったら出来上がり。茄子を塩であく抜きしてしんなりさせて少量の油で炒めるのがポイント。ただし仕上げに香り付けのオリーブ油をかけるよう Q P の先生は仰言るのでカロリー減にはならなさそうであります(^0^;)
NHKのクローズアップ現代を途中から見たら、近所のクインズ伊勢丹にあった!九条ネギの輪切りパックが映り、これを生産している京都のネギ会社が紹介されていた。この会社はネギの生産農家としてスタートし、今では他の農家からもネギを買い入れ、付加価値のある商品として出荷する会社に成長しているらしいのだが、こうして生産者が独自の販路や販売方法まで開拓する農家の出現と、今後の農協のあり方が問題にされていた。なるほど物流が画期的に進化した今日、生産者が販路を開拓する可能性は非常に高くなっているはずで、出版なんてのも農協に似た従来の取次会社方式からそろそろホンキでドラスティックな転換を考えてる出版社が結構あるのかも?いやいや大手や老舗出版社に限って案外そうしたことにゼンゼン頭が回らなかったりする人たちが多い業界なのかも?とか色々考えてしまった一方で、出版よりも日本の農業がどうなるかのほうが私でも心配なのはやはり「食」に直結する問題だからだろう。日本の農業が商業的なセンスを獲得すればするほど、物流が世界規模で拡大している今日「マグロにしろ和牛にしろ、みんな海外の富裕層の口に入ってしもて、日本人は結局もうオイシイもんがゼンゼン食べられへんようになるんちゃうか〜」と京都の妹はよく言ってるし、「そやから今のうちにオイシイもんをしっかり食べといたらええねん」と私は常に言い返すのでした(-.-;)y-゜゜




2014年07月17日

豚のレモン塩グリル

市販のレモン塩とすり下ろしニンニクと粗挽き黒胡椒と醤油少々で漬け込んで一時間ほど置いた豚ロース肉を、先日お目にかかった翻訳家の松岡さんのオススメに従って、魚焼きグリルで焼いた。確かにこれを使うと油不要でヘルシーだし、付け野菜も一緒にグリルできるのでラクちんでした(*^^)v
食事しながらNHK7時のニュースを見て、例のA賞N賞とも発表がないのは、両方ともまた揉めてるわけですね (^_^;) なんて思ってたのは、私の時も今回と同様、祇園祭のハイライト山鉾巡行の日だったからで、今年は船鉾も出て、24日の後祭も復活するそうだから見に行ってもよかったのだが、今年は母の新盆に当たるので、私は大文字のほうを見に行くことにしたのであった。
ところで下のほうの写真は、祇園ホテルの前で駐まっている祭の馬を、お茶の阪本先生が写メしてくださったのだが、今この馬たちはふだんどこで飼われているんだろうか?私が子供の頃は、祇園八坂神社と隣接した円山公園に馬場があったので、どうもそこで飼われていたような気がするのだ。で、ふだんはやることもなかったからかして、曳き馬で子供たちを乗せてくれていた。一周10円で80円出したら馬場を8周してくれるというシステムだったように記憶する。私はよく80円を握って乗りに行ってたのだが、思えばそれが今につながる乗馬の原体験だったわけであります。




2014年07月18日

前菜、オニオンスープ、牛ヒレステーキほか

朝日新聞社内の「アラスカ」で朝日時代小説大賞の選考後に会食。
候補作は四作あって「四作とも、今はこのくらいの水準なら、十分どこかが本にしちゃいますよ。それくらい時代小説が沢山出るようになったことを、果たして歓ぶべきかどうなんだか」と縄田委員がぼやかれたくらい出版界は斜陽産業にありがちな粗製濫造に走っているのかもしれないけれど、だからこそ、この賞くらいはそう簡単に受賞者を出さないほうがいいという考え方もありそうだ。ともあれ今回は縄田委員と私の推す作品が異なって、共に欠点があるものの、作り手の年齢を考えると大いに可能性も秘めており、共にほぼ同時代を扱いながら、テイストが全く違うという点も面白いので、両作品を優秀作とし、かなりの書き直しを前提に出版するという形で決着をみた。思えば前回は故山本兼一氏も選考委員でいらしたから、三人寄れば文殊の知恵ではないけれど、二対一というふうに分かれるので一作品に絞りやすかったのは確かである。もっとも意見が分かれたといっても全く平行線で揉めたというのではなく、互いに双方の欠点を十分承知しつつ、その上でどちらの可能性を取るかという判断だったし、両作品とも私自身どちらを推すか最初は迷ったのであった。で、この件に関して興味をお持ちの方は朝日新聞出版刊行の「トリッパー」(九月発売)に載る選評をご覧ください。




2014年07月19日

ラムチョップの塩麹グリル

翻訳家の松岡和子さんから教わった通り、朝から塩麹漬けして魚焼きグリルで付け野菜共々焼いたら、超簡単だし、脂が落ちてヘルシーだし、且つとても美味に仕上がりました∈^0^∋
ガザ地上侵攻とマレーシア機の撃墜でパレスチナもウクライナも情勢悪化の一途を辿り、世界が不穏な空気に包まれた今週も、ノノちゃん号泣会見をきっかけに発覚した地方議員の不祥事が続々と報じられていた日本はホント平和でいいですよね〜というしかないんだろうか( -_-) 地方議員の問題に関しては、私も決してえらそうなことをいえないような気がするのは、投票した覚えが余りないからであった。それでも三茶にいた頃は何度か投票したが、大宮に移住したらさすがに情報不足で投票行動に移れなかったのだ。要するに都市部は私のように地縁がないから無関心を決め込んでしまう人間がとても多いだろうし、片や地方は収支の手段も地縁がすべての人たちがいて、結果、津軽選挙みたいなことにもなってしまうのだろう。けれど議会制民主主義で国政をグレードアップするには、ホントは地方議会から底上げするしかないことは申すまでもありません。
今週はベネッセの顧客情報を盗んで流出させた派遣SE逮捕のニュースも流れたが、彼が名簿業者に売って得たお金が250万円で、片やベネッセが顧客への賠償に200億円を用意するという、その金額のギャップは何ともいえない感じである。大手企業は何重もの外部委託をして、実際に現場で働いている人たちは昔の土木現場さながらの大変な中間搾取に遭っているIT社会の構造と実態が、わずか250万で売ったという事実から見て取れる一方で、人間の子供は今や生まれ落ちると同時にまず消費者としてカウントされることが白日の下にさらされた感じでありましょうか(-.-;)y-゜゜


コメント(3)

ベネッセの情報を売った人が得たお金が250万円でベネッセの賠償金が億の単位なのがとても複雑な気分になります。(うちも賠償されるのかな?に始まり)たった一人が250万円を得るためにベネッセの顧客の情報を売ったことも、名簿を売る会社の胡散臭い雰囲気もふさわしい言葉が見つかりませんが、やっぱり人間が一番怖いと思います。
 ノノちゃんはあまり興味が湧かなかったのですが、こんな人が当選する日本の選挙も議会もその方法も疑問だらけで胡散臭く思います。
 自分の主張を通したいためについ暴力を使ってしまう感情は理解できるのですが、外国の紛争?はとても恐ろしいです。もっともアベ政権は身近な分それ以上に恐ろしいです。
 ラム肉も大好き(主人に獣と揶揄されますが)で、中心が半生くらいが美味しいのではないかといろいろ試してみたいのですが、お高いので最近はご無沙汰しています。グリルで焼くと焦げやすかったので、節電に相反していますがオーブントースターで焼いていました。

投稿者 nao : 2014年07月20日 01:25

今日、池袋の旭屋書店に行きました。入院中の友人に「老いの入舞い」「今ごはん、昔ごはん」「師父の遺言」3冊を持ってお見舞いに行くつもりでした。最新作はありましたが、他の2冊はお取り寄せでした。「老いの入舞い」は16日日経新聞夕刊、目利きが選ぶ今週の3冊に縄田一男氏が絶賛されていましたから、もしこの本もなかったら、一言苦言を呈するつもりでした。売れそうな、同じ本ばかり並んでいる本屋の姿は何だか見苦しいと思いませんか。

投稿者 真砂 : 2014年07月20日 17:33

7月12日に博品館で草笛光子さんの「6週間のダンスレッスン」をみました。イケメンのお兄さん相手に草笛さんが堂々ワルツからコンテンポラリーまではやがわりですてきな衣装をかえて踊り、翻訳劇の長々とした台詞も立派で、期待以上のすばらしさでした。草笛さんのデコルテや背中が美しいし、所作がきれい。面白い劇の要素がすべて入っていて、みたひとみんなすっごく元気になれる、、、声を大にして、お勧めしたいです。明日が千秋楽ですが。

投稿者 tirinity : 2014年07月20日 17:50



2014年07月20日

イカのマリネ、ポテトサラダ、上方ちらし寿司

乗馬の帰りに大宮高島屋地下でゲット。
大気が不安定で関東全域に荒天が予報された今週末も夕方から90分レッスンを受けて小柄な鹿毛ヤブサメ君に騎乗。夜間の降雨でかなりの重馬場となっていたにもかかわらず、ヤブサメ君は相変わらず軽快な走りをみせ、径路でも左手前はほぼノンストップで駈歩してくれたのに、反動が大きい右手前は私が足場の悪いのを気にして合図をびびったせいか巧く出せずじまいだったものの、インストラクターのHさんからは「まあ、左手前はちゃんと回れてたからヨシとしましょう」と言われ、ヤブサメ君をいつも可愛がってらっしゃる自馬持ちの会員さんも「ああ、今日はイイ調子で回ってるな〜と思って見てたんですよ」と仰言ったので、私にしてはまずまずといったところのようでした。おまけにレッスン中に怪しい雲行きとなって遠雷が聞こえたものの、小雨がぱらつく程度で済み、下馬して屋根付きの洗い場へ戻った途端に本降りとなったのは何よりで、ほんの一時バケツをひっくり返したような土砂降りとなったものの、恐ろしい雷雨とならずに済んだのは幸いでした。
それにしても今年はいつまでたっても寒気が押し寄せてくるようで、というよりも大宮の自宅にいると寒気がずっと居座り続けているんじゃないかと思えるくらい、北側の窓から毎日涼しい風が吹き込んできて、今年は仕事場でもまだほとんどクーラーを点けてないし、朝晩は半袖でいると肌寒いくらいなのだけれど、京都の妹に聞くところでは、関西は空梅雨でかなりの高温続きなのだとか。父親との電話でも「あんまり暑いさかい地震が心配や」と聞かされて、今年は関東と関西で気候がずいぶん違うような印象を受けております。




2014年07月21日

前菜の盛り合わせ、茄子とトマトのパスタ他

馬トモ人事部のSさんがクラブの帰りに大宮へお立ち寄りになって北海道旅行の相談をしながらの会食。道東の地図を前にして、ここに行ったら国後とか見えるかもね〜という話から、歯舞色丹は返してくれても、国後を返す気はなさそうだよね〜もっともプーチンも今はそれどころじゃないでしょ!という話になった。完全な側杖のマレーシア機撃墜は痛ましい惨事としかいいようがなく、プーチンも責任追及に慌ててビデオメッセージで報いたものの、結局はウクライナの親ロシア派を掌握しきれていない現実が明らかになるのみなのかもしれない。今や世界はどんなことに関しても、誰もが、誰をも、グリップできない状況に立ち至っているような気がする。要するに戦前の日本が関東軍の暴走を喰い止められなかったような状況が、世界のあちこちで起き始め、今後も起き続けるのではなかろうか。なかでも巨大すぎる国ロシアや中国は必然的に民度の格差が甚だしいのも相俟って、中央政府がグリップできないままに各地でさまざまな紛争を起こし、それがまたナショナリズムに結びついて激化するであろうことが頗る懸念される。思えば、いつの時代も世界規模の大戦争に先鞭をつけるのは意外に少数の跳ね返りであって、彼らの行動がどちらかといえば社会的弱者のナショナリズムを強く刺激することで、社会的優者であったリベラルな人びとが次第に排除され、あるいは彼らに迎合させられてゆくなかで、国家全体が誤った道に突き進むことになるわけなのだろう。で、そうした現象は過去も同時多発的に起きたのでした(-.-;)y-゜゜




2014年07月22日

チキングリル

先週末に使った付け野菜の残りが冷蔵庫にあったので、またしても魚焼きグリルを使って調理した。簡単なのでやみつきです(^^ゞ味付けもシンプルに塩胡椒のみという超手抜き料理。料理に時間をかけなかったのは夕方に京都の妹から電話があって、用件は後期高齢者保険についての問い合わせだけだったのだが、つい何かと話し込んでしまったからである。関西は結局空梅雨に終わり、とにかく毎日暑すぎるからつい地震が心配されて、「昨日もテレビで十一月に琵琶湖方面で大地震があるとかいう人があったけど、そやからいうて一体どないせえちゅうのん」と不安をかきたてるだけの報道にもウンザリの様子だった。「そやけど世界見てたら、日本はまだまだ幸せやなあて思うわ。私なんかそんなたいした望みはないねん。蛇口ひねったら水がちゃんと出てくるとか、もうそれだけでもええように思うてしまうねん」なぞとやけに殊勝な言い方をしたのはガザやウクライナの悲惨な映像を見たからなんだろうか?それともやはり琵琶湖周辺の大地震が本当に懸念されて、原発メッカ地帯がそれでやられたら京都がたちまち壊滅することを恐れているんだろうか?なんて考えながら「こっちも富士山がアブナイみたいやで〜今ちょうど書いてる小説で、当時の史料を読んだら、浅間山の大噴火の前年は江戸でも大地震が起きてるねん。とにかくこの日本列島で天災が起きるときは集中してて、一斉にどこもかしこもアブナイようになるんよ」なんて話しているうちに、それでもみんな海外へ逃げないのってある意味スゴイよね〜と改めて思っちゃったのであります(-.-;)y-゜゜




2014年07月23日

海鮮と夏野菜の塩炒めセット

整体治療に行く前に大宮ルミネ内の「石庫門」で食事。
私は子供のころ病気がちだったことや、身近に翻訳家の松岡和子さんや漫画家の萩尾望都さんといった物凄く元気でタフな年上の女性を見ているせいもあって、自分では虚弱な蒲柳の質のように思い込んでいるふしがあるのだけれど、考えてみれば、この年になるまで入院したのはたった一度!小4で扁桃腺とアデノイドの手術をした時だけで、年齢のわりにはまだ結構しっかり食べてるし、乗馬もずっと続けているのだから、人から見れば別にカラダが弱いといえるほうではないのかもしれない。目下、内臓面は至って快調で、顔面痙攣は出るものの、ほかの神経痛たとえば腰痛とか膝痛にも悩まされた覚えはこれまでゼンゼンなかったのに、つい最近になって、歩くときは平気なのだが、正座して膝を曲げるときに痛みを感じるようになり、今日は寺門先生にそのことを話したら、これは別に膝が悪いわけではなく、脚の内側と外側の筋肉のバランスが悪くなっていて、外側の緊張が激しいために膝に硬結が生じているのだとか。「これを放っておくと、膝に偏った負担がかかって軟骨がすり減るようになるんですよ」と言われて、そりゃマズイ!と思ったのは、膝の軟骨が喪われて非常な痛みを抱えられた高齢者が身近に何人もいらっしゃるからである。どうしたら脚の外側の緊張がとれるのかと訊いたら、なるべく内側を使うようにすることだと言われ「でも、なかなか内側の筋肉を使うことって出来ないんですよねえ」と仰言るから「馬を挟んだらいいんでしょうか?」と言ってみたところ「そうだ、それがいい。馬が苦しくて暴れだすぐらいに強く挟んでみてください」とマジメにお答えになった先生であります(^0^;)


コメント(3)

客の内側の筋肉を鍛える方法、私の教わったやりかたをおしらせしますね。
足のつま先を30度ぐらい外に開いて、(ガニ股にならないように)背筋を伸ばしてまっすぐ歩く(ゆっくりでいい)というものです。 いわゆるモデル歩きと同じようですが丹田を意識してというところが教えてくださった合気道の先生らしいところです。これは効果を実感しています。

投稿者 SUZUME : 2014年07月24日 14:59

SUZUME様ありがとうございます!さっそく実践してみます。

投稿者 今朝子 : 2014年07月24日 20:00

小4の時、扁桃腺切除とそれ以前は病気の問屋だったこと。
またまた共通点があってたいそう嬉しいです。

そうですよね。乗馬です。
鐙に、つま先を内向きにかかとを下げて乗ると太ももで馬体をはさむことができ、かつ腹筋と背筋が強化されるらしいです。
私はなかなかかかとを下げられずにいますが・・・・・(ー_ー)!!

投稿者 小山 雅子 : 2014年07月24日 22:15



2014年07月24日

豚シャブ

オクラ、ミョウガ、大葉の付け野菜はQPを参考にしたが、タレは市販のもので手抜きした。
夕方から大宮には珍しい激しい雷雨があって、私が引っ越してきて以来の一番大きな雷鳴が轟いたが、TVのニュースを見たら東京23区に大雨洪水警報が出て停電した地域もあるみたいなのでまだマシだったのでしょう(@_@;) ところで今日のは要するに夕立で、昔の夕立に比べて異常だったのかどうかはわからないが、色んな物事が昔とずいぶん変わって来たのは確かである。私が最も変わったと思うのはやはり食べ物で、江戸時代から私の世代くらいまでそう変わらないように思うのは、ふだん作り手の顔が見える物を食べていて、そんなに遠くで取れたり作られたりした物を常に食べられるような環境にはなかったからである。私は20世紀の料理屋生まれなので、今でも作り手の顔が見えない物を、たまには食べても常食したいとは思わないのだけれど、それは物書きという居職だからできることで、多忙なビジネス環境にあってはファストフードに依存せざるを得ない状況が生じることも十分理解できるし、批判をするつもりは毛頭ない。ただ皮肉な現象だなあと思うのは、動物のほとんどが食べることに一番の精力と時間を費やしており、人間も基本的には変わらず、食べるためにせっせと稼いでいるのに、肝腎の食べる時間がFASTになっちゃったということである。FAST化は今後もどんどん進みそうだが、そのことが根本的に問い直されることこそが人類の再生と未来を開くきっかけになるような気もしている。


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毎日あの青く変色した肉をテレビで見せられると本当に気色悪くて、ここ10年くらいチキンナゲット食べてなくてヨカッターと感じてます。子供たちが中学生くらいまではしょっちゅうMACを一緒に食べてたけど原料の肉の産地はアメリカだと思ってました。
毎日の食事作りはウンザリする時もありますが、スーパーで産地を確かめて買った食材で料理できるのはけっこう贅沢な生活なのだと思える日々です。
春雨はなんとなく中国産を買っていましたが、やっぱりだめですね。

投稿者 礼華 : 2014年07月25日 09:59



2014年07月25日

夏野菜の焼きチーズカレーほか

歌舞伎座の帰りにHオークラの「カメリア」でお茶の阪本先生ご一家と会食。
平日に昼の部を観たのは久々で、やはり「夏祭」のキャスティングに興味があったからだが、考えたら海老蔵の団七を見たのも今回が初めてで、思ったほど大坂コトバの違和感はなく、東京の上演ならこれで十分ではないかと思う。ただ本人きっと今は幸せなんだろうな〜という気がしたほど人間として妙に中和されちゃった感じで、人殺しをするような男にゼンゼン見えないのは如何なものか。この作品では恩義のためにやむなく殺人を犯す任俠の男であるとはいえ、前半にもう少し無頼の勇み肌が見え隠れするようでないと、大昔から連綿と続く「団七」という役柄の伝統からは外れてしまう。根っからイイ奴なのではなく、妻子も得て一所懸命イイ奴になろうと頑張っていたのに結局なれなかったという風に演じられるのが、この役の本質であろう。あと気になったのはなぜか団七縞の帷子をすっきりと着こなせていない点で、これは逆に荒事の伝統を引きずりカラダの使い方を丸くし過ぎて猫背気味になっているせいではないか?という気がした。中車の義平次はこの人らしいアクの強さを前面に打ち出しながらも、それほどハズレた演じ方はしていないし、後半の立ち回りになってからは、むしろ遠慮気味であっさりし過ぎているように見えた。もっと早くに観た方の話では、義平次との絡みで笑いが起きて折角の立ち回りが台なしだったとのことだけれど、これは本来かなりえぐく絡むシーンであり、単に最近のお客さんがよく知らなくて笑っちゃうだけなのかもしれない。玉三郎のお辰はさすがにオトナの芝居を見ている気がしたが、少々お疲れ気味だったのか、登場と引っ込みがあまり際立たず、ことに引っ込みのセリフが流れてしまったのは、この人にしては珍しいというべきか。吉弥のお梶と猿弥の一寸徳兵衛は共にひと昔前なら大抜擢といえそうな配役ながら、過去の配役と比べてもさほどの遜色がないのはお手柄であろう。こうしたいわゆる世襲の御曹司あがりではない芸達者な人たちが今回のような大役に恵まれるチャンスもある歌舞伎界は今や政界よりもはるかに健全な業界といえる。なので歌舞伎に接して半世紀以上になるオバサンとしては、これでもなるべく寛容な目で見ているつもりなのだけれど、今日ちょっと不安になったのは長唄連中で、「心残して」の只唄や立ち回りの「お前が袖」などの超ポピュラーな下座唄を聞いて愕然とした。各浄瑠璃がそれらしく聞こえなくなって久しいものの、とうとう長唄よお前もか!という感じで、文楽の太夫を含めて邦楽におけるヴォーカル面を今後どうキープするのかは深刻な問題であろう。もっとも消費者に良し悪しがわからないのなら別にゼンゼン問題ない!とする傾向は、今やどの業界にもあるわけですが(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

海老蔵さんはやんちゃをしていた頃のほうが役者としての魅力が輝いていたのではないか?と疑っていたところです。これからもっと努力して家では分別のある大黒柱でも役では魅力のある破天荒さを演じられる役者になってほしいと思います。しかし、数年後歌舞伎を見に行ける余裕ができた頃にとても魅力的になっていたなら、チケットが手に入らないかもしれないからゆっくりでお願いします。と、自分に都合の良いことを考えてしまいました。
 某社のチキンナゲットは、小麦粉とスパイスの味はするのに肉の旨みが全く無かったので何の肉を使っているかわからないし捨てるか使うかぎりぎりのくず肉だろうと思っていました。偏見かもしれませんがメインのハンバーグの肉はナゲットよりはわずかに肉らしい感じがしましたがこれも似たような物だろうと思っていました。(おなかが空いていたら食べたこともありますが、できればなるべく選びたくないと(空腹でも美味しいっと思ったことが無い)以前からずっと思っています)。安さも選ぶ第一の基準になることもしょっちゅうありますが、美味しくない安いものも美味しいけど安いものも材料を見たら絶対食べたくないものを商品として売るのは良心のない食べ物やさんだと思います。蛇足ですが、東京の催し物で売られる牛肉は、ひとくし500円くらいですがまずいの何の!。腐ってないか?と思うものばかりでした。懲りたので今後は決して買わないぞっと思っています(われながら10回くらい試したのは懲りないお馬鹿だと思います)。

投稿者 nao : 2014年07月26日 01:46



2014年07月26日

冷麺

市販のキットで作る。今日はさすがに暑いので晩ご飯は手抜きした。
昨日は観劇後に歌舞伎座ギャラリーを拝見し、松竹の前川さんと藤谷さんにも久々にお目にかかったが、話が一昨日の雷雨に及んで、銀座のあたりは建物が震動するくらいの雷鳴が轟いたと聞いてビックリ(@_@;)私は建物が震動するくらいの雷鳴を京都の祇園と軽井沢で聞いた覚えがあって、いずれも山が近いから別に不思議はないのだけれど、東京ではそこまでの雷体験がなかったので、やっぱり何だかおかしいよね〜と思うしかないのだった。で、ちょっと気になったのは、歌舞伎座はもとより地下鉄も喫茶店もホテルもどこもかしこも冷房が異常なくらい効いてることで、一時は省エネ弱冷を心がけていたのに、もう原発をどんどん再稼働させちゃえ!といわんばかりの強冷ぶりに、この国の人たちの喉元過ぎれば体質ってホント凄いよな〜と改めて再認識するはめに。何しろあれだけ沢山のビルが一日中冷房をガンガン入れてたら、そりゃ熱雷も起きるはずで、私が京都から東京に移住した42年前は本当に涼しくて冷房要らずの街だったことがまるで嘘のようである。暑いから誰もが冷房を入れるようになったのだろうけれど、みんなが冷房を入れることでますます暑くなっちゃったというニワトリと卵現象もある一方で、とにかく土と緑をどんどん無くしていったり、湾岸に高層ビルをドカンドカン建てちゃって風通しを悪くしたりと、つまりはトータルとして自業自得現象であるのは間違いなかろう。ともあれ私は自分が京都生まれで暑さに馴れていたり、整体のデトックスで汗が出やすい体質に変わったり、参道沿いの自宅マンションは風通しがよく階下がエントランスで誰も住んでいないせいもあってとても涼しかったりするので、今日もまだ仕事場のクーラーしか入れないで生活ができているのだった。もっとも、そのためには多少の暑さは我慢しているのであって、生まれた時からクーラーがあった世代にはこうした我慢をする必要を全く感じないで育ってきたわけだから、今に我慢ができないのも当然であろう。
考えてみれば、人類はあらゆる物事を堪え忍ばなくて済むように、さまざまな改良や改善や改革を加え進化をさせ続けてきたわけなので、世代が下がれば下がるほど、さまざまなことに関しての耐性がなくなってゆくのもまた当然であろうと思う。動物は、亀レベルでさえ、ラクして生きることを覚えると、もう元には戻らないのである。ただ人類はもう一方で、動物には決してない禁欲というものを、かつてはあらゆる宗教や思想が提唱することで巧くバランスを取って今日まで生き延びてきたのであった。そうした禁欲主義を消費資本主義が根絶やしにする方向で進みつつある人類社会の今後は誰も予測不可能なのでありましょう(-.-;)y-゜゜




2014年07月27日

ゴーヤと島豆腐のサラダ、餃子、ビーフン

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
熱中症で死者が出て外出さえも控えるようにという注意報が出た今週末、埼玉の最高気温は37度を記録して確実に35度超えはしてたであろう馬場で、やっぱり騎乗してしまった私f(^ー^; お相手は超お馴染みハイセイーコーのお孫さんで、とにかくお孫さんの体調を窺うための騎乗だから、こちらは無理をしないつもりで、用心のために屋根付きの馬場でビギナークラスのレッスンを受けたのだが、部班の頭数が少ないせいもあって結構しっかり乗れた感はあったし、一時体調不良で心配されたお孫さんもしばらく休んでいたのが良かったのか、今年はまだまだ暑さに負けず元気に走れているのがわかって何よりだったのだけれど、下馬して馬装を解いてから私のほうがダウンし、涼しい場所でしばらく休んでいたら手がシビレてくるので、こりゃマズイ、熱中症寸前だ!と判断し、今週もう一鞍乗るはずだったヤブサメ君とのレッスンは、当たり前だがキャンセルした。こんな猛暑で乗馬して熱中症になったのでは世間の誰にも同情されないし、クラブの方にも迷惑をかけるので、自主的に控えたのだけれど、去年熱中症寸前になって以来、どうも体調に自信が持てなくなってきたのは淋しい限りである。こんな猛暑で乗馬するほうがどうかしている!と思われる向きもあろうが、写真でおわかりの通りクラブは結構いつもと同じ盛況だし、私より明らかに年上の方なのに2,3鞍立て続けに騎乗してる方も、現にいらっしゃるのである(@_@;)なので私はやっぱり蒲柳の質ではなかろうかという疑いが出てくるのだけれど、本当に体力には物凄い個人差があるのを痛感させられる。オリンピックに出るアスリートとかを見ると同じ人間とは思えないほどフィジカル面がスゴイのを納得させられるが、一般人の体力差も実は相当なグラデーションがあって、ふだんはそんなことを余り意識させられないだけなのだろう。とにかく昨日今日の埼玉県下において真昼時の炎天下で乗馬してた人って相当なもんだと思います\(◎o◎)/!


コメント(4)

体力の個人差は、年を重ねるほどにどんどん広がり、今朝子さんが蒲柳の質なら、元々体力に自信がない私など、生ける屍寸前か(苦笑)と思えるのですが…。
楽しみにしていた海外旅行が間際に中止になり、予定になかった「夏祭」を見ましたが、「お鯛茶屋」が付いて筋が分かり易くなり、中車の義平次も悪くなく、面白かったです。新しい歌舞伎座になって以来、(なぜ、ここで笑うの?)と、あり得ない場面で笑いが起こるのは頻繁で、役者も気をそがれて気の毒ですが、もう驚かなくなりました。演舞場の松竹新喜劇も、勧められて見た所、懐かしい昭和の芝居で、かつて日曜の昼、家族で見た関西のお笑いTVを思い出し、藤山寛美の孫の東京デビューもあって、年に1回位、こういうほのぼのとしたお笑いも悪くないな、と思えました。

投稿者 ウサコの母 : 2014年07月28日 00:31

本当に体力には個人差があり、個人にも変動があります。年齢を重ねるごとにロコモ予防のためにも夏じゅう運動を制限することもできず。熱中症に注意しつつも身体を動かすことを楽しむのは健康寿命を延ばすことになると思います。インストラクターがいる状態での運動はベストではないでしょうか。
学校のクラブ活動などは、熱中症注意報が出ても光化学スモッグ警報が出ても通常通り行われているようです。大会が予定通りある以上、同じような気候で練習を休むことはできないからでしょう。これらの強制については、政府の規制がないと被害の防止は難しいと思われます。

投稿者 TAKA : 2014年07月28日 09:35

仮面ライダーが好きで、毎週日曜のテレビ放送を見るだけでなく劇場版の映画も見に行きます。今のライダーはあんまりバイクには乗りませんが、今年はとうとう馬に乗ってしまいました。変身した状態で、です。
不自由な格好で馬に乗って戦う芝居のできるスーツアクターさんたちと、それを乗せてきちんと芝居のできるお馬さんたちと、どちらにも感心してしまいました。ちなみに敵ライダーに変身するのは愛之助さんでした。

投稿者 ぷみ : 2014年07月28日 09:43

毎週毎週お馬さんのブログ記事を読んだ影響か、ついに私も乗馬を始めることにしました。体験乗馬に行っただけなのに、あまりの楽しさに、初期費用は!!!でしたが、乗馬クラブの入会申込書にサインしていました。
目標は外乗できることです。

投稿者 tucci : 2014年07月28日 13:12



2014年07月28日

揚げカボチャとじゃこのサラダ&牛肉のナンプラー焼き

QPで見た料理。カボチャとちりめんじゃこは素揚げしてレモン汁砂糖生姜汁豆板醤塩を合わせたタレで和える。牛もも肉はニンニクのすり下ろしとナンプラーに漬け込んでソテーする。
NHK7時のニュースで、佐世保の女子生徒殺害事件の加害者が去年母親を亡くしている事実を知って、何とも傷ましい気持ちがした。もちろん被害者とその遺族の傷ましさとは比べものにならないとはいえ、女性の最も多感な年頃だけに、一番の歯止めになれたかもしれない存在が喪われていたことは、加害者にとっての不運以外の何ものでもなかろうと思う。佐世保では十年前にも若年齢の傷ましい事件があったことは、報道されるまで気づかなかったし、今回の事件が別に関連しているわけではなくとも、地元では度重なる悪夢のようなショックに見舞われたかたちだから、私も講演で一度訪れたことのある土地だけに、地元の方々も気の毒に思えてならない。地元では命を大切にする心の教育にも特別に力を注いでいたようで、「百万回生きた猫」を教材にした教育現場もニュースに映し出されたが、正直こうした教育が事件を起こすようなタイプの若年者にどれほどの影響を与えるのかは甚だ疑問に感じられた。学校のような画一的な教育の場がおよそ何の役にも立たないタイプの子がいつの時代も確実にいて、そうした子でも別の何かに出会えるチャンスがあれば、個々に心の闇を開陳し、あるいは抱え持ちながらも、救われる道があるのではなかろうか。というようなことを、こうした事件ではいつも考えてしまう。


コメント(2)

聖母女学院のすぐそばの病院で精神科医をしております。先生のおっしゃるとうり、「命の大切さ」を教える試みは、このタイプの子たちには通じないでしょう。
自分の経験でも、思春期は、それ自体病気のような時期やと思いますが、このような特殊な能力を持ってしまった子たちが犯罪に進まないようにするのはどうすればよいのか?模索の毎日です。

投稿者 吉田貴子 : 2014年07月28日 23:05

人を殺すことはどんな理由があろうともしてはいけないし、極論ですが父親を憎んでいたのなら、父親に殺意をぶつけない本人のずるさを感じてしまいます。
 こういう衝撃的な事件は本当に気分が滅入りますが、加害者は少年法で顔写真が出ないように守られて、被害者の顔写真が氾濫するのも腹立たしいです(ネットの世界では加害者も被害者の写真も出ているようですが最低な行動のように思います)。つい見たくなる下世話な自身も悪いのですがこういう事件では被害者の遺族が特別に要望しない限り載せてはいけないように思います。

投稿者 nao : 2014年07月31日 10:44



2014年07月29日

鰻丼、寄せ豆腐、茄子とミョウガの味噌汁

鰻は大宮ルミネ内の「山家膳兵衛」でゲット。
ああ、こういう行為がウナギを絶滅危惧種にちちゃうんだよな〜と思いながら、やっぱり今年も美味しく食べてしまった土用の丑の日であるf(^ー^; 今年は稚魚の漁獲高が回復したとはいえ、どうせだんだん少なくなって、いずれ食べられなくなるほど高騰しちゃうんだったら、今のうちにせっせと食べとこ!なんて食い意地の張った人間は考えるのだった。ともあれ日本人はいまだに歳時記や年中行事の意識がカラダに染み込んでいるというべきか、古式ゆかしい文化であることは間違いないのだけれど、ウナギによらず一時期に集中する需要は地球の迷惑にもなりやすいのが大量消費型資本主義社会なのであろう。この時期デパートやスーパーに氾濫するウナギの蒲焼きの実質購買率はホントのとこどの程度なんだか、一度きちんとリサーチして報道してみる必要があるのではなかろうか。ウナギに限らず商品が常に需要をはるかに上回る過剰生産や過剰陳列に陥っている現状こそが地球を破戒する元凶のように思えてならないのだけれど、世界全体がそれを取り締まるような方向には進まず、むしろ却って過剰な消費を駆り立てるような傾向にあるのは、結局のところ人類そのものが過剰だから、という皮肉な見方もできようか。世界がこんな風に感じられる時代は人間の存在価値が薄らぎそうで怖くもある。


コメント(3)

妙に最近雑念があり土用丑の日すっかり忘れていました。うなぎはもともとあまり好きではない食べ物ですが、夏の丑の日は食べたくなります。これは中国産でも価格を抑えたい時には選ぶこともあります。しかし丑の日商戦で余った食品はどこに行くのか?心からどれくらい余って捨てられたか?家畜の飼料にしたのか?知りたいです。戦争中のことをリアルタイムで知っているわけではありませんが、土用のうなぎに関してだけは予約で請け負った以外は扱ってはいけない又はどの店(うなぎ専門店除く)も予約以外は十食のみ販売オーケー位に規制しても良いのではないかと思っています。
 二十年前ごろのことですが、もうすぐお正月ごろに四万十川に沢山の明かりを灯した船が蛍が沢山飛ぶようにきれいでした。生かして捕りたければ大量に捕る方法は採っていないと思います。
中国産のものは育て方に難があることもありますが、多分厳寒の頃に中国でも懸命にシラスを捕った人の収入は日本と似たり寄ったりで、他の魚よりは割高に買い取って貰えても収入はそこそこで、育てた業者は良心が無いほど割高な利益を得るのでしょう?。
 人口が多すぎるところがもっと廃棄を無くせるようにする方法を考えることがとても大切に思います。
 余計かも?ですが、過疎の田舎の有名でない川ではそれなりにうなぎが捕れますが河岸の整備・洗剤の使用など人間が余計なことをしたせいなのか環境汚染の影響も多分あり昔より十分の一百分の一千分の一くらいに獲れ高が減っているように思います。

投稿者 nao : 2014年07月30日 01:46

うなぎ 本当にそこらじゅうで売られていました。
宅食のお弁当にも数キレはいっておりましたよ。

京都のウナギ屋さんでは、日頃の感謝をこめて丑の日はお休みされるところがあるとか。
それにしても、小さいころ大嫌いだったうなぎ、味がちがうように感じるのは、養殖のエサが変わったからでしょうか?食べやすくなった気がします。

昨日 「老いの入舞」「今ごはん 昔ごはん」をもとめました! 今からワクワクです!! 

投稿者 カロ : 2014年07月30日 14:04

ウナギの余ったのは、冷凍にして、後で加工してつまみなどに使われるのではないでしょうか。 海外では全部が冷凍品ですよ。 生きたウナギを処理できる職人がほとんどいなくなったのと、あまりにも高価になったので使われなくなりました。

投稿者 ラスヴェガス : 2014年07月30日 23:25



2014年07月30日

スープカリー

今月は膝痛のため整体治療を短期連続して受けることになり、その前に新宿中村屋で晩ご飯した。自社ビル工事中のためか現在まだフルーツの高野ビルに居候している中村屋だが、高野ビルには4Fにコニタミノルタのフォトギャラリーがあって、今そこでなぜか(?_?)ダイオウグソクムシのライブ展示をしている。水中版ダンゴムシの王様みたいなこの深海生物が去年あたりからえらい人気になってるのはご存じの方が多いだろうし、実際にご覧になった方もあろうけれど、映像でしか見たことのなかった物好きな私としては、タダで見られるとあって帰りについ立ち寄ってしまいましたf(^ー^; で、ナマだとダンゴムシよりも結構メカニカルな質感があってキレイに見えなくもないとはいえ、ぬいぐるみが出来るほどの人気というのはちょっと解せず、「ナウシカ」に出てきたオウムみたいだからだろうか?と思ったりしたが、人気が出た直接の理由はどうやらニコ動のライブ放送らしい。5年間絶食を続けたという異様な生態も人気が出た理由だったのか、これをきっかけに今や深海生物全体が人気を呼んでいるようで、ギャラリーにはキモウツクシイ?深海生物の標本もずらりと並んで熱心に見ている人たちで賑わっていた。ホントは深海生物の写真がメインなのに、おまけの標本のほうが人気を呼んでたみたいで、本末転倒的な写真展だったのがおかしい。それにしても深海生物といい、クラゲといい、今こういうものに人気が出るのって、やっぱり現代社会に疲れてる人が多いせいかも?と思っちゃいました。




2014年07月31日

タコのコチュジャン炒め素麺添え、トマトとレッドオニオンとグリーンリーフのサラダ 

QPで見た料理。コチュジャン、砂糖、醤油、酒、味醂、すり下ろしニンニク、すりゴマ、ゴマ油、水を合わせたタレで櫛切りした玉ネギ、シメジ、薄切りした青唐辛子を炒め煮にして最後に蒸し蛸を加え、素麺を添えて食す。サラダは某社からお中元で頂戴した柚ドレッシングで食した。
またまた蒸し暑さが募ってきた今日の大宮はいよいよお祭りモードで、氷川参道沿いの門前町にあるわがマンションの周りは夕方から御輿がグルグル回って騒然とした。明日は山車も出てますます賑やかになりそうだが、残念ながら私は渋谷のシアターオーブで上演中の「ウオーホース」を観に行く予定。週末は久々に軽井沢で過ごすつもりでいたら、なんと某誌の軽井沢特集で巻頭エッセイを依頼されてビックリ(!_+) 偶然もさることながら、軽井沢には別荘の所有はもとより在住の作家の方も沢山いらっしゃるというのに、私が書くなんてメチャメチャおこがましい!ことに思えてお断りしようとしたら、すぐに電話がかかってきて押し切られ、なぜ私なんだろう(?_?)と思いつつも結局お引き受けするはめに(^_^;)かくして週末は取材というより再確認の仕事も半分兼ねた旅行と相成った次第。以前も私ごときが書くのは何だかとてもおこがましいように思えたのは乗馬雑誌のエッセイだったが、あんまりドップリ浸かっちゃってる人だと読者の共感を広範囲に呼びにくいのではないか、というような編集サイドの配慮があるのかもしれない。確かに京都特集でも、なんでこの人が?一体どんな関係?と疑問の湧く人選は多々あるのだから、一度はいっそ住もうかと思ってたくらいの土地なのは確かなんだし、別荘を持ってなくったって、まあそんなに引け目に感じることもないのだろう。とにかく大宮に住むようになった理由の一つにも、軽井沢に行くのにベンリ!というのがあるのですから(^^ゞ