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2014年06月23日
中華前菜、海老の炒め物、フカヒレの姿煮、豚バラ肉の煮込み、雲呑麺ほか
文藝春秋社「オール読物」の山田編集長、武田氏、文庫担当の山口さん、単行本担当の川田さんと赤坂の中華料理老舗「維新號」で『老いの入舞い』単行本刊行打ちあげの会食。同作品は当時オール副編だった山田氏のオファーに始まり、連載開始時点で山田氏が編集長に昇格されたので担当が武田氏に替わったのだが、同社では本年度の社長交代に伴う大人事異動があって今度は武田氏が「オール」編集長になられて山田氏が文庫部に異動とのこと。思えば作家がすることは基本的にゼンゼン変わらないし、おまけに私は子供もいないし、飼ってるペットも老化をしない爬虫類なので、こうして仕事でつながる出版社の人事異動を聞く時にのみ、歳月の流れを強く感じさせられるのだった。とにかく何だかんだいって誰でも一年一年歳を重ねているわけで、今日お会いした四人の方々が現在の出版界を担う中核世代なのだが、この方々の入社時と現在とでは出版界の様相も激変していて、何をどんなふうに発信すれば、より多くの人に届くのかという出版の大命題を模索することが非常に難しくなってきているのは確かだろう。そんなわけで、今日はその手の出版文化に関する根本問題をあれこれ話したりする一方で、例の都議会セクハラ発言に関連して女性問題についての発言が山口さんからなされ、それでいて最近世界でメダルを獲得している日本の団体競技は「女性チームがほとんどなんですよね〜」てな川田さんの発言もあり、世界190カ国中の国会議員の女性率が「なんとコートジボワールより低いんですよ。それでサッカーも負けたんだとかいわれてらしいんですよね」と武田氏も発言されて、出版界で超保守系のイメージが強い同社でも、この世代まで下がると、まあ、まともな人たちなのよね〜と思いながら帰宅したら、ちょうど同社の社長交代に伴う役員紹介の挨拶状が届いていて、そこに女性役員の名前がひとつも見えない!ことに改めて考えさせられてしまったものである。同社に限らず、出版界には物凄く意外なほど女性役員の数が少なくて、本来、世の中の思潮をリードしてきたはずの業界が、いつの頃からか世の中からどんどん遅れてしまったことをある意味で象徴する事例ともいえそうなのだけれど、現場の編集者も、消費者である読者も女性率が極めて高いはずなのに、同様の小売業界に比してなぜこんなにも女性役員の数が少ないのか、そういうことって出版業界内で問題になってないんだろうか?結局、体質が政界と同じってこと?とか妙にいろいろ考えてしまいました(-.-;)y-゜゜
コメント (1)
日本の男の資質は戦後すぐと個人差はあってもあまり変わったとは思えません。又、女性も全体を見ればそんな男を容認してるように思います。今のスポーツ界は世界に通用してるのは女性が多い。だから我が娘はその中に入れたくて頑張りますけど、じゃあ自分は男性の中に入り同じように仕事をし、家庭でも男と同じ責任を被るか?しない人が多い。これでは何時までたっても日本の男の資質は変わらない。しかし政界は壊れてるとしか思えませんけどね。2世が暇つぶしに政治家になってるんですから。又そんなのを「あの方は誰それの息子さんだから」と直ぐに信じようとするのも保守的女性に多い。歌舞伎役者の世界も元々は役者になる人が少なくて仕方なく子供に継がしたのが、いつのまにか「梨園の名門出身」なんて事になってる。期待は結婚しない人が増えて家庭が一度無くなると、そこから変われるような気がします。
投稿者 お : 2014年06月24日 10:00