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2013年07月01日

ほうれん草のカリー、ラムチョップのカリー、サモサ、モモほか

近所の大宮東口のインドネパール料理店「ルンビニ」で翻訳家の松岡和子さんと食事。
ご自宅の建て替えをなさる松岡さんは、ご蔵書を整理して一部をさいたま芸術劇場のライブラリーに寄贈されることになり、今日はそれをマイカーに積んで劇場に運ばれたあと、わが家にお越しになって、久々に積もる話をあれこれさせて戴いた。お手製の梅ジャムと杏ジャムをお土産に頂戴したのはウレシイ限りで、両方ともご自宅の庭木から毎年採れる実でお作りになるのだとか。梅ジャムは珍しい天神(種の中の核) 入りで、天神のほろ苦みが絶妙の味を醸しだしており、以前たまたまウチに来ていた妹が食べた途端に「お姉ちゃんコレは売りもんになるで!」と絶賛した話をお聞かせしたせいで、今年はその妹の分まで頂戴して恐縮の至りでありますェ(__)ェ 片やこちらはご蔵書を整理なさっている最中に拙著の新刊を差しあげるのもどうかと思いつつ控えていたのだけれど、早く読みたい!と仰言って戴いたので、遠慮なくお渡しした次第。
ところで今日こちらにいらっしゃる話は一昨日の土曜日に私が横浜へ出かける直前にお電話を頂戴して知ったのだけれど、横浜で朝カルの方とお会いしたら、いきなり松岡さんの話が出たのはビックリで、もちろん松岡さんが朝カルで講演をなさっていて何のフシギもないとはいえ、昨日の今日ならぬ一時間前と後の話だけになんともフシギな御縁を感じてしまったものだ。なので今日はお互い本当に悪いことはできませんね〜という話になったのでした(^◇^;)


コメント(1)

壺中の回廊、読みました。
色々と考えさせられる内容でした。また、この役者のモデルはあの人かな?と推測するのが楽しかったです。
若い二人のその後が気になりますので、続編をお願いします。

投稿者 tucci : 2013年07月02日 12:10



2013年07月02日

麻婆茄子

日曜日に乗馬クラブでお会いしたオペラ歌手のSさんから頂戴したナスで作った。前に私がナスの高騰に驚いた旨ブログで訴えたのをご覧になって、ご実家で採れた美味しい茄子をお裾分けくださったものでありますm(__)mおいしかったよ〜Sさん(^o^)/~~~
今日は午後からUCカード会員情報誌「てんとう虫」の田中さんと「通販生活」の坂元さんがお越しになった。「てんとう虫」は15年ほど前に歌舞伎特集で数学者の森毅先生と対談をさせて戴いた覚えがあるのだが、今回は毎月の映画評の執筆というちょっと意外なオファーだった。聞けばこれまでの4年間は漫画家の黒鉄ヒロシ氏が担当されており、要は編集サイドが映画プロパーではない人間に敢えて依頼をされるカタチらしい。私は一時期毎週のように三茶の二番館通いをして、よく試写会にも行ってたのだけれど、近年はさすがにそんな余裕がなくなったし、芝居の場合は招待日がはやばやとフィックスされるので、わりあい見逃さずに済むのだけれど、映画はいつでも観られるような気がして、却って見損なうことが多くなってしまった。かくしてこれを機に、今一度もう少し映画を観るようにしてもいいように思われて、黒鉄さんと同様、試写会に足を運ばなくても済むのなら、という条件付きでお引き受けすることにした。月に何本か封切り前にDVDをで観て、これぞ必見!と思うような映画があれば、このブログでも逐次お知らせ致します。
「通販生活」は捨てられないモノ特集で取材を受けた際に、私の愛用している魔法瓶に目を留められた編集者の方から坂元さんに話が回って、今回はその魔法瓶の愛用度を語った上で、私が書斎で仕事の合間にお茶を飲もうとしているシーンが何カットも撮られて、撮影は全部で2時間にも及んだものの、この雑誌で最初に取材を受けた際は精米機の紹介でご飯まで炊くはめになったので、それと比べたらまだず〜っとラクだったのですが(^◇^;)




2013年07月03日

アスパラガスとドライトマトのパスタ

昨日「通販生活」の方が「お好きだと存じまして〜」と下さったアスパラガスで作ってみた。オリーブ油でニンニクのみじん切りと鷹の爪の輪切りとアンチョビとベーコンとアスパラガスと戻したドライトマトを炒め合わせてそこに茹でたパスタを加えただけ。
例の如くNHKのクローズアップ現代を見ながら食事。今日は流行り?の統計学がテーマで、ITによって生じた膨大な情報いわゆるビッグデータを有効に使うために統計学によるきちんとした分析がいかに必要かについての話をなるほど〜と聴いてはいたが、ここで説明はできませんf(^ー^; とにかく世界中が消費経済型社会になってしまった今日、経済発展の成否はこの統計学がカギを握っているらしいことを理解すればするほど、人間は今や経済の歯車を動かすための部品に過ぎないのかしら?という気持ちにさせられるのは如何ともしがたいのであった。ともあれ、これだけはどんなリサーチをしても100パーセントに間違いないのは、人間が死ぬということであろう。ところで今日は2020年夏期オリンピック開催地候補都市の最終プレゼンに関するニュースがテレビ各局を席巻していたが、日本が開催地になる確率は何パーセントか、な〜んてのもすでに算出されてるんでしょうねえ(-.-;)y-゜゜




2013年07月04日

ポークソテー

付け野菜は変形フルーツトマトと「通販生活」の方から頂戴した紫アスパラガスのマリネ。紫アスパラガスは火を通すと色が変わるし、柔らかいので、オリーブ油と塩でマリネして生のママ食することができます。
NHK7時のニュースを見ながら食事。参議院選挙公示日のきょうは各党首の訴えを放送したが、公明党の主張は自民党と相当ちがってるのに、なぜ連立が組めるんだろう???とか、小沢クンは自民党の憲法改正案の危険性をなぜこんなにも強く指摘するのか!!!とか色んなことを思いながらも、選挙戦はまだまだこれからなので今日はそんなには触れません。
それよりエジプトは一体どうなっちゃうんだろう?と他国ながら心配される。中近東の中でも比較的無事に治まっているように見えた国なので、ジャスミン革命以降の混乱ぶりはただただ驚くばかりだが、治まっているように見えたのは、結局のところ単に長期政権による圧政によるものだった、ということなんだろうか。とにかく私の世代はエジプトといえばナセル大統領のイメージが強かったのだけれど、ほかにどんな大統領がいたっけ?サダト大統領とムバラク大統領しか名前が浮かんでこないよな〜なんて思って調べてみたら、やっぱり第二次大戦後から今日までの間にその三人しかいなかった!!!のがわかってちょっとびっくりでした(@_@;) 要するに一度大統領になるとなかなか辞めない国情ゆえに、こうした過激な政変が起こってしまうのだろうか。イスラム教との距離感も微妙な感じの国であり、国民全体の民度というのもよくわからないので、事態がどういうふうに収束するのかさっぱり見当もつかない。果たして他国の観光客がのんびりとピラミッドを観るチャンスはいつ来るんだろうか?




2013年07月05日

鶏肉とズッキーニのチリソース

前にQPで見た料理。酒と醤油で下味してカタクリ粉をまぶした鶏胸肉とズッキーニは先に炒めて一旦取りだしておく。ニンニク、生姜、ネギのみじん切りと豆板醤を痛め、ケチャップと酒、醤油で調味した鶏ガラスープを入れて先に炒めた肉と野菜を戻して水溶きカタクリ粉でとろみをつける。ズッキーニは先に炒めたあと軽く塩をふっておくこと。
今日は涼しい風が吹き込んで全くエアコン不要のわが家だったが、明日から猛烈な暑さになるってホントなんだろうか?何度もそういう予報が出て肩すかしを喰らってるので、今度もまた大したことないんじゃないの?という気がして、明日こそ暑くなってほしいと願っているのは、♀カメが産気づいて久しいにもかかわらず、夜が冷え込んで血流が悪くなるせいか、なかなか産めない感じなのが可哀想だからである。それともう一つ、私自身がこちらで暑さに慣れておかないと、来週の京都行でへばりそうな気がするからである。
今回は少し長めに8日から11日まで滞在する予定で、物見遊山は全くナシに、実家の高齢者を見舞って今後の生活形態を相談することに終始する予定だ。パーキンソン氏病の母親がとうとう入院を余儀なくされてしまい、病院や役所関係との相談等、平日でないと出来ない問題がさまざまあるために、月曜からの出張と相成った次第。それにしても、以前も書いたが、わが両親は無年金者であり、且つあまりにも良心的な経営をし過ぎたせいで、不況下では持ち出しのほうが多くなった結果、今や貯えがほとんどない(◎-◎;) 状態だから、松井家で唯一の稼ぎ手である私はホントに大変なのである(×_×) 今年から青色申告で扶養控除を申請するにも納税証明書等が必要となり、国が社会保障費の締め付けを図ろうとしているのがみえみえで腹立たしい思いをしたものだ。もっとも親の財産が無いと、姉妹の仲が悪くならないという利点もあり、おまけに大学で理学療法士の資格を取ろうとしている甥っ子がこういう時は非常に頼りになる存在なので救われている。とにかく自身が疲弊して潰れないようにしながら、良心的な仕事を長続きさせることに専念しているつもりだが、出版界全体の凋落は覆うべくもなく、先行き不安いっぱいのなか、あまり深刻に思いつめるのは止めて、基本的にノーテンキな性格を活かし、カメや馬たちと楽しく過ごすのを心のよりどころにしている昨今である。なので今度の参議院選では相続税を百パーセントにして社会保障費に回すと公約した政党があれば是非とも投票したいのだが、それをぶち上げた政党がないこと自体、日本の政治家が右派左派問わずいかに特権階級化してしまったかの証拠かもしれません。




2013年07月06日

盲導犬

今日はシアターコクーンで初日を開けた話題作「盲導犬」を観たが、何せ唐十郎の戯曲とあって、凡庸な読み解きをしても始まらず、ただただ天才の発したコトバのイメージから成り立つ詩的な世界を感じたままに綴るのみだ。それにしても、この戯曲は上演の仕方や演者によってもずいぶん違った印象を受けるのではないかと想像されたが、コインロッカーを背景にシンナーを吸ってるフーテン少年(小出恵介)や、消えた盲導犬の行方を捜す盲人(古田新太)の登場する設定にしてからが、初演の70年代と今日とでは観客にも演者にも受け取り方が相当に違ってしかるべきだろう。つまりは当時はその設定にもっと生々しい世話物的な感覚があったからこそ舞台全体に漂ったに違いない、体制からハミ出した者たちの抱える闇や屈折といったものが薄まったように感じられるのは如何ともしがたいのだろうと思う。ただし、それゆえにまた「何故そんなに飢えるのか俺のファキイル……忘れるんだファキイル勝ち目はない」と盲人に歌われる不服従の象徴たる幻の犬ファキイルの存在自体が、体制と反体制といった時代状況から離れて、人間のもっと根源的なところから生じる得体の知れない怪物として立ちあがってくる面白さも窺えた。従って「支配と不服従」もまた普遍的な男女の関係性においてより濃厚に感じられる舞台であり、初恋の人のラブレターをコインロッカーに封じられたまま夫を喪った未亡人と、その夫を海を渡った土地で殺した現地の女性の二役を一身に備えた存在がその象徴として鮮烈な印象を与えるのである。とにかく彼女を演じた宮沢りえが出色の出来で、男たちに彼女を支配しようとする妄想をかき立てながら、実は彼女の被支配的な妄想こそが男たちを操るかに見えるような独特の存在感を発揮している。ことにラスト近くでようやく登場する幻の犬ファキイルに襲われて彼女が絶命するシーンは、まるで文楽の人形のような透明感を放つことによって、実はファキイルは彼女の内側にこそ存在し、死んだあとの彼女はファキイルが解き放たれて飛びだしていったあとの抜け殻のようにすら見えるのだった。もっともそれは余計な深読みであり、この戯曲はあくまで男の妄想によって生みだされた男たちのドラマであって、ラストは盲人とフーテン少年がコインロッカーを焼き「待ってろよ、ファキイル、これを焼ききる時、俺たちはお前と一緒にダッタンを越え、ペルシャを越え、ナイルを遡るんだ!」という唐戯曲らしい男のロマンが叫ばれて幕を閉じるのである。ほかにも「支配」を象徴する人間として盲導犬学校の先生と未亡人の死んだ夫の二役で登場した木場勝己の存在感が大きい。大きいといえば大林素子が今回は婦人警官役でちゃんと女優らしい演技を披露したのも印象に残った。蜷川演出では幕開きに盲導犬を演じる五頭の生シェパードが歩きまわるシーンにぎょっとさせられた後、長らくコインロッカーが背景に立ちふさがっていささか窮屈な舞台に感じられたのだけれど、その分テントが開くようにしてコインロッカーが後ろに消え、巨大な赤い月を背景に女の後ろ姿をくっきりと見せるシーンの解放感と美しさは格別だし、そこから女の絶命に至るまでの迫力が素晴らしかったといえそうだ。




2013年07月07日

夏野菜入りキーマカリー丼、アンチョビと夏野菜のキッシュ、小茄子のマリネ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
一体いつが梅雨だったの!?と言いたい関東では梅雨が明けちゃった昨日からいきなりの猛暑に見舞われており、カラダがついていけない人も多いなか、私はいつも通り乗馬に行って夕方の90分レッスンを受けてしまいました(^^ゞ お相手はお馴染みの鹿毛アラブ紳士のスーパー氏だが、厩舎から連れ出した段階でもうグッタリな感じに見え、水をやっても飲もうとしなかったから、持参した塩を見せたところ、すぐに舐めだして少しシャッキリしたのは人間同様、汗をかく動物だからなんだろうな〜と思いながら、騎乗する寸前に今度は私のほうが一瞬立ちくらみしそうになり、熱中症になったらマズイから、今日はレッスン途中でも下馬する気マンマンでいたのだけれど、いざ走りだせば、全身から汗がガンガン流れ出すにつれ、こちらの気分もシャッキリしたのは幸いでした。とにかく暑い時は汗をかいたほうがスッキリするし、そもそもしっかり汗がかけるカラダになって暑さに強くなったのは整体で毎回してもらう温熱デトックスのおかげであります。でもって、今日の猛暑に堪えたのは、明日からの京都行を控えて、万全の態勢を整えたって感じでしょうか。先日のブログにも書いた通り、一応8日から11日まで関東を離れますが、メールはIPadで見られますので編集者の方々もどうぞご連絡はなさってください。ただしブログのほうはお休みさせて戴きますので、この間読者の皆さまには拙著の新刊等をご高覧下されば幸いですm(__)m


コメント(2)

京都にお帰りなんですね。
「壺中の回廊」楽しく読ませていただきました。色んな役者さんを妄想しながら読んでいました。

さて、昨日 錦市場を通っていたら
『カリガリ博士』という たこ焼き屋さんがありまして、「壺中の回廊」読んだばかりなので、びっくりいたしました!(^^)!

まずは お知らせまで。京都で良い時間が持てますように。

投稿者 takakohime : 2013年07月08日 12:51

京都にお帰りなんですね。
「壺中の回廊」楽しく読ませていただきました。色んな役者さんを妄想しながら読んでいました。

さて、昨日 錦市場を通っていたら
『カリガリ博士』という たこ焼き屋さんがありまして、「壺中の回廊」読んだばかりなので、びっくりいたしました!(^^)!

まずは お知らせまで。京都で良い時間が持てますように。

投稿者 takakohime : 2013年07月08日 12:52



2013年07月12日

カレーライス、サーモンとオニオンのマリネ

マリネはオリーブ油とレモン汁を使った自家製。カレーは作ると暑いので中村屋のレトルトをゲット。
暑いといっても、今は涼しい風が窓から吹き込んできて、なんて過ごしやすい大宮なんだろう!!!と思わずにはいられない京都帰りの私である。
いや〜向こうに着いた初日はホント病気になっちゃいそうな感じの蒸し暑さでした(×_×) こっちは暑いといってもカラッとして風があるので救われます。ともあれ4日間で幸い会うべき人にすべてお会いできたし、打つべき手も概ね打ったという思いで帰宅できたのは何よりでした。妹の家から徒歩1分の場所に療養型病院が見つかったので、まずはそこの事務長さんとお話をして、そのあと主治医の先生や看護師さんやケアマネージャーの方ともお目にかかる一方、実家の改装準備も進めるなかで、妹夫婦や叔母や甥っ子らと連夜の家族会議を重ねた結果、具体的な道筋も見いだせたし、お会いした方すべてとてもいい方だったことや、家族会議の面々が皆オモロイ系の関西人だったこともあって、少しも煮詰まらずに和気藹々と過ごせたのも幸いでした。
昨日は妹と叔母と同道で午前中に四条烏丸の銀行街に行くと、ちょうど祇園祭の鉾立てをしている最中だったので、激写したのをブログにアップしました。上段がビフォアーでクレーンを使っているところ、下段がアフターの函谷鉾の立ちあがったところです。このあと法務局に行き、母親を再度見舞ってから新幹線に乗り込み、七時に東京駅に到着してすぐに宝塚の演出家 小池修一郎氏とステーションHの中華レストラン燕で会食。
小池氏と初めてお目にかかったのは私がまだ松竹にいる頃で、宮本亜門氏ともども一時期は親しくお話をしていたものの、その後お互い忙しくなってほとんど連絡もせずにいたのだけれど、来年の百周年イベントに関連してちょっとしたご相談を受けたことで、今回はたまたま在京中に急なお呼びがかって美味しい中華ベジタリアン食をご馳走になった次第。もっとも久々にお会いしたこともあって、仕事関連の話よりも阪神大震災の体験談等プライベートな話が非常に面白く伺えたものである。


コメント(3)

いつも楽しく読んでいます。今、ちょうど河竹登志夫さんの作者の家を読んでいたのですが、一番最後のその他のところで、川上のことを書いていますね。忠臣蔵に見たてた料理の献立は、昔は劇場周りのお料理ではよくあったようですが、今でもそのような趣向をする料亭があった、とのこと。なるほど、と思って読んでいました。今でもそのような趣向があるのでしょうか?

投稿者 佐藤 徹 : 2013年07月13日 07:37

佐藤さまへ
「川上」ではそもそも討ち入りの日に「一力」で催される集まりに仕出しするために作っていた料理だったので、今でもそれをする料理屋があるはずですが、『仮名手本忠臣蔵』の見立てができる料理人や、それを見て意味がわかるお客さんは、もはや存在しないのではないかと思われます。

投稿者 今朝子 : 2013年07月15日 19:52

なるほど。そもそも見立てるお客さんがいなくなってしまえば、途絶えてしまいますね。お忙しいところ、お答えいただき、ありがとうございました。壺中の回廊も読んでいます。頑張ってください。

投稿者 佐藤 徹 : 2013年07月16日 06:54



2013年07月13日

冷麺、焼き餃子

盛岡冷麺のキットに市販の焼き豚とキムチ、ゆで卵にミョウガを添えた。餃子も市販のもの。今日の昼間は昨日より涼しかったのに、夕方から蒸し暑さが募ってきたのでこのメニューになった。夜になってまた涼しい風が吹き込んでいるから、今夜もエアコンなしで眠れそうである。エアコンを点けたまま寝ると朝どうもカラダの調子が悪いので、ウチでは基本的に朝晩は点けないことにしていて、それでも十分凌げるのは断熱材が効いているか、はたまた私のカラダが暑さに耐性を備えているためなんだろうけれど、今週の月曜に行った京都での初日の晩はさすがにエアコンなしでは過ごせなかったものである。
とにかく今週は日本列島が暑い!!!というニュースでもちきりだったが、梅雨明けそうそうここまで凄い猛暑に襲われると、震災の前年が観測史上最も暑い夏だったことが自ずと想い出されて、何だか不安な気持ちにも襲われてしまうのだった。
京都では叔母の家に寄宿し、何かとおしゃべりをして、一緒にTVを見たりもしていたのだけれど、私がちょっと席を外した時のニュースを見ていた叔母が「アカウミガメが大量発生して明石で千六〇〇匹以上も捕まったらしいで」と話すのを聞いて一瞬ぞくっとした。それってひょっとしたら南海地震の前触れ現象じゃあるまいかと不安でたまらなくなり、そのあと他局ニュースでは触れられないからそう大した話ではなかろうとは思いつつつも、なかなか不安が拭いされないなかで、ようやくネットニュースで真相が判明した。要するにアカウミガメが時ならぬシーズンに大挙して明石の浜に上陸したというニュースでは全然なくて、外来生物のアカミミガメ (ミドリガメの成体)がなぜか明石の川で大量繁殖し、日本の自然体系を破壊する存在として駆除されたというニュースだったので、アカミミガメたちには悪いが、少しホッとした次第である。ともあれ今週はこんなニュースでもつい気になってしまうほど、関西も関東も異常気象的な酷暑でございました(◎-◎;)


コメント(1)

 エアコンをつけたまま寝ると私も調子が悪いのでいつも2時間タイマーにして消すのですが、朝暑くて目が覚めます。大抵いつもより三時間くらい前に目覚めるので節電を考慮したタイマーが切れ1-2時間後に三十分点けて後に2時間ほど消えるものがあると助かるなと思います。
 扇風機を直接当たらないようにかけることもありますが、いまひとつ心地よくないです。
 最近の情報で気になることは福島の原発汚染水のことです。今だらだらと原因がわからないといわれているようですが、そうではなくて原因が探れないのでは?
 メルトダウンした福島原発のことを置き去りに、再稼動しては困ります。
 豊潤な地下水のあるところに福島原発があるのなら、最初の頃にコンクリートを詰めようとして失敗したように汚染が進行しているのをごまかしているような気がします。新聞でさえ原因はわからないと報じるのは馬鹿っぽい。いつもの東電のごまかしがぷんぷんしています。

投稿者 nao : 2013年07月14日 02:30



2013年07月14日

おこわ弁当、ゴーヤと島豆腐のサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
今週末も相変わらず乗馬ができるくらい、快食快眠で体調がゴキゲンな私である。今週のお相手は超お馴染みハイセイコーのお孫さんと、鹿毛アラブ紳士のスーパー氏というお婆さんお爺さんコンビだったが、お二方ともご高齢のわりに日野原センセイ並の元気さで、スーパー氏はなんと今日5鞍も騎乗されるという酷使に耐え、輪乗りではいつに増してしっかり駈歩をキープし続けてくれたのだけれど、いったん休憩してからの経路では超重めで私もヘトヘトになりました(^_^; 久々に騎乗したお孫さんのほうは、私が馬房に迎えに行くといそいそした感じでハミをくわえ、口カゴも自らかぶろうとするなどやる気マンマン状態で、案のじょう速歩の段階から駈歩しようとするのを抑えなくてはならず、とはいえ、いつもは拒否しがちの各個巻乗りもしぶしぶながら全部クリアしてくれて、インストラクターのMさんからも「 以前よりよく動かせるようになりましたね」と賞められたのは、何よりもお孫さんの体調が良かったせいだろう。この猛暑のなかでも馬たちがまだ思ったほどバテていないのは、朝晩がわりあい涼しいせいではなかろうか。大宮の氷川参道に近いわが家でも夜はまだまったくエアコンなしで眠れるから、田園地帯のど真ん中にあるクラブの厩舎の涼しさは推して知るべしだろう。
ところで今日はクラブハウスで会ったオペラ歌手のSさんから「読んだ〜!面白かった〜!」と言われたのは先日差しあげた『壺中の回廊』で、歌舞伎にはあまり関心のなさそうなSさんが面白く読まれたならシメシメだわい∈^0^∋と思った次第で、何しろ初めての昭和モノだから、作者としてもイマイチ出来が心配で、このブログにも面白かったと書き込みを戴いている方々にいちいちお礼は申しあげておりませんが、感謝いたしておりますm(__)m
それにしても、今回にかぎってなぜSさんに新刊を差しあげたのかといえば、この作品では関東大震災を一つのモチーフにしている関係上、当時のことは入念に調べ上げたのだけれど、主人公の避難先を埼玉県の行田にしたのは、同地に実家のあるS さんのお祖母様が、震災当時、東京の空が真っ赤になっているのをご覧になって、ああ、あれではもう全滅だろう、と仰言ったという話を以前に伺った覚えがあり、今はどうだか知らないけれど、当時は行田から東京の空がはっきり見えたということがわかって、それが強く心にひっかかっていたからなのだった。他人様から聞いたそういうちょっとした話がきっかけで、作家の妄想がどこまで膨らむかという見本として、差しあげた次第である。乗馬クラブではもう一人ソフトウエア開発のM さんにも差しあげたのだけれど、それはMさんから「これ面白いですよ」と見せてもらった「東京今昔散歩」という写真集に、昭和5年に大ヒットした『何が彼女をそうさせたか』という映画を上映した映画館の写真が載っており、そのキャプションにヒントを得て冒頭のシーンを書き上げたからで、これまた作家の妄想力ってこんな感じなんですよ〜という見本にお読み戴こうと思ったのであった。そんなわけで、作家とは因果な商売というべきか、人間と接している限り、いついかなる時も取材を怠らないようなところがあるので、時には馬に乗ったり、カメと戯れたりしているわけでありますヽ(^0^)ノ 今週は人事部のSさんともお会いして、またあの素晴らしい北海道のどさん子外乗を来週末にしませんか〜?とお誘い戴いたのだけれど、行きたいのは山々ながら、仕事もいろいろと山積みで、それでも「世間は夏休みなんですよ〜」と言われたら気持ちが一瞬グラッとしてしまいました(-。-;)




2013年07月15日

豚肉とナスとミョウガの味噌炒め、黒ごま豆腐

久々にナスがやすくなっていたのでコレにした。豚バラ肉と生姜とニンニクの薄切りをまず炒めてから乱切りしたナスを加え、強火にして油がまわったところで蒸し炒めにし、ミョウガを加えてから味噌砂糖酒醤油少々を混ぜ合わせたタレをまわしかけて仕上げた。胡麻豆腐は市販のもの。
今日はまだ世間が連休でも、明日に〆切りを二本、月内に長短併せて五本もの〆切りを抱えている私は朝からずっと執筆をしておりました(+_;)
今日は海の日にふさわしく、強い風がずっと吹き通しで、まさに海の家状態だったわが家である。ことに早朝はかなり冷たい風が吹き込んで寒さに飛び起き、あわてて羽布団をかぶったくらいで、その後もずっと自然の風が涼しさをキープし続けたから、エアコンは全く使わずに済み、梅雨が早々と明けちゃったように、もう夏も終わっちゃうの?てな感じの一日でした。ところで夏はまだまだこれからがホンバンとはいえ、今日からマレーシアで始まったTPP締結に向けた交渉会合は今度で早や18回目を迎えるというニュースを聞いては、まだまだこれからがホンバンというふうにはちょっと思えないのであった。日本に交渉能力があるかどうかはさておき、こんなに参加が出遅れちゃってて、交渉の余地なんて一体あるんだろうか?それとも日本はこれまでやってきたODAとかで、他国に恩着せがましくミラクルなパワーを発揮するんだろうか? それでも重要五品目の聖域が守れなかった場合、 農村票を抱える自民党は果たしてTPPから本当にあっさり撤退する気でいるんだろうか?などなど直接的な関わりを持たないはずの私でさえ心配されるほどであります。


コメント(3)

今朝子さま、行ってまいりました京都。
ほんとに暑かったです。バテました。

修学旅行でもないし、小さかった子どももいない、夫婦二人だけの旅は何も欲張らなくていい。有名な寺社を1つも見に行かない京都の旅でした。
あ、比叡山延暦寺には行きましたが。
延暦寺は滋賀県でいいですよね。琵琶湖側から行き来するのが楽なんですね。知らないから、京都側から入って、琵琶湖側に通り抜けました。京都側から朝イチのケーブルカーとロープウェイを使ってたどり着いたら早すぎて、まだ延暦寺内シャトルバスが運行してませんでした。仕方ないから、自力で徒歩で根本中堂まで山道を歩きました。舗装された道から入って行って、途中どんどん険しくなって細い道になっていった時には、さすがに心細かったですが、聖書の「滅びに至る門は広く、その道は広く、そこより入る者は多し。いのちに至る門は狭く、その道は狭く、そこより入る者は少なし」みたいな言葉を心中、繰り返しながら歩きました。天台宗総本山でマタイ福音書を拠り所にしていいものかわからないけど、道が広くなって、ジョギングする人たちに出会いはじめてから、安心しました。
そしたら、入山料というのか諸堂巡拝券を買わなきゃいけない関所も登場。雲上界もお金は必要ですねぇ。

宵々山の前に京都の街を360度回転して見ることができるレストランに行きました。面白かったです。
遠くの山にボォーっと見える二重の半円。持参した双眼鏡で見ると、ライトアップされたお城のようで、お店の人に聞くと、「桃山城です」とのこと。
桃山城って、現存してていいんだっけ?(帰宅後、検索すると、昭和の頃のレジャーランドの置き土産っぽいものでした)レストランにサッカー観戦用の双眼鏡を持参って変ですか?。でも、おかげで面白かったです。

別の山の中腹に赤い光があって、双眼鏡で見ると鳥居の上部でした。こちらは、お店の方に聞いてもご存知でなかったです。橿原神宮の鳥居?帰宅後に検索してもわからないです。
次に手前に現れたモダンな大きな建物は何やら東京ビッグサイトとか江戸東京博物館を連想するもの。
「あちらは修理中の東本願寺さんです。修理中なので全体をすっぽり覆われていて、ちょっと大きな体育館のようですよね。」
つまり、期間限定の景観です。ちょっと得した気分。

レストランで長居したから、宵々山はもう人がいないんじゃないかと思ってましたが、まだまだたくさんの人でいっぱい。賑やかで楽しかった。あの音を生で聞けて嬉しかったです。

投稿者 せろり : 2013年07月16日 23:32

比叡山の疲れで爆睡した明け方、恐ろしいことを発見。
帰りの新幹線の切符を自宅に忘れてる!
ひぇー、どないしょう?!と慌てましたが、世の中、何とかなるもんですねぇ。
京都駅で切符を忘れてきたことを言うと、「紛失再」と赤字で印字された切符を出してくれました。その時、切符代金を支払わなければいけないけど、降車駅で切符を回収にせず、再収受証明(1箇年間有効)のハンコを押してもらって持ち帰り、自宅に忘れた切符と一緒にJRの駅に持っていけば、余分に払った料金を返してくれるとのこと。手数料300円くらい取られるらしいけど、25000円くらいの新幹線代が返ってくるかと思えば、全然OKです。

祇園川上のことは何から書いたらいいかわからない。もう夢心地でした。私は鮎が苦手で食べられないのですが、上手に料理してもらえればとても美味しく食べられることがわかりました。鱧につける梅肉が最高でした。お客さんが皆、持ち帰りたいと言うとのこと。私もできるならそうしたかったです。鱧がなくなっても、梅肉だけで、冷やの英勲を飲んでしまった。器もステキ。ちょっと可愛らしさもあって、見飽きない。
なんといっても良心的なのが、お料理の量。美味しいお店って、ほんとにちょっぴりしか量がない。全部を食べ終わっても満腹感がない。
ところが川上は、ちゃんと満ち足りた満腹感。
ほんとにお客さん思い。
これでは、大儲けはできないでしょう。最近の今朝子さまの嘆きに妙に納得してしまいました。

その上、働いている方の気立てがいいのです。
私が地図につけた印を見せながら、「新幹線までの時間に、ヤオイソのフルーツサンドを買いに行けますか?」と聞きましたところ、「今日は人がいっぱいで、道が混んでる上に道路規制もありますから、バスとタクシーはダメですよ。地下鉄で行ってください」と、大きな通りまで付き添ってくれて教えてくれました。
おかげで、迷わず阪急の地下鉄まで行けて、ヤオイソのフルーツサンドが買えました。
美味しかったです!
この味で、あのレトロな店構え。ヤオイソはスィーツ界の文学座ですね。
1個550円の和歌山県産の桃は思い切って買うことができましたが(もちろん1個だけ)、1個千円の岡山県産の桃はとても買えませんでした。

投稿者 せろり : 2013年07月17日 00:26

桃山城に近い山の中腹に見える赤い鳥居だったら、伏見稲荷ではないのでしょうか?

投稿者 今朝子 : 2013年07月18日 22:43



2013年07月16日

鯛のセビーチェ

昨日のQPで見た料理。メキシコ料理らしい。ライムの絞り汁、塩、オリーブ油、鷹の爪の輪切り、胡椒少々を混ぜ合わせたマリネ液に薄切りした白身魚を漬けてセロリ、紫玉ネギ、アボガドなどと和えるだけ。QPでは彩りに赤パブリカがプラスされたが私はカットした。レモンの絞り汁でもOK。玉ネギとセロリは氷水に浸けてシャキッとさせ、しっかり水気を切ってから和えること。とても簡単に出来るし、ヘルシーなのでカジュアルなパーティなどにもオススメ!
食事しながら見たNHK7時のニュースではまたしても参議院選に関する世論調査の発表があり、期日前投票を済ませた人と必ず投票に行くと答えた人を併せて66パーセントになったというが、果たして実際の投票率はどうなるんだろうか?せめて50パーセント台は確保しないといけないんだろうけど、それをクリアできたら御の字なんじゃないのと思っちゃうくらい、なんだか盛り上がりに欠けているような気がするのは自分がイマイチ乗れてないからだろうか?昔のようにせめて話題にでもできそうな大物候補も全然いないようだし、野党もただ政党の数が増えただけのようだし、それでもせめて時間のあるときくらいはテレビの討論番組を聴いていたりもするのだけれど、聴けば聴くほど自民党に票を入れる人たちの神経が信じられなくなっちゃうくらい、その主張にはさまざまな点で自己矛盾や齟齬が感じられるし、公明党も自民党と共闘している理由が相変わらずさっぱりわからないし、街角に立つ候補の映像を見ていたら、各党の色んな候補が「政治を諦めないでください!」と絶叫していて、諦めさせたのは誰なんだよ!と突っ込みを入れる聴衆もいないくらい町は冷ややかな反応だったりするし、それでも投票だけはしっかりしなければと思っていること自体、年寄りの証拠なんだろうか?と自分を疑いだしたりしているものの、一応どの候補とどの政党に投票するかはほぼ決めております。とにかく私は自分が投票権を得て以来一度として票を入れたことのない両党が与党になっているので、ねじれ解消なんて言われてもちゃんちゃらおかしいばっかりだけれど、そう言われたらその気になっちゃうような素朴な人も、まだこの国の民度なら沢山いるんだろうな〜と思ったりもするのだった(つづく)



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衆院と参議院は意見がちがうよでなければ与党のやりたい放題。ねじれてなければ民意は半分しか反映されないと思いますが、何故かマスコミはねじれているから政治が上手く回転しなように書いたり、TVでは真面目な顔をして局アナが言いますよね。マスコミの未成熟なんだなあ、といつも感じてます。

投稿者 お : 2013年07月17日 15:36



2013年07月17日

なす、トマト、鶏肉のオイスター炒め

昨日のQPで見た料理。ナスは乱切りにして先に素揚げしておく。鶏もも肉は酒醤油で下味してカタクリ粉をまぶしておく。生姜とニンニクの薄切りを炒めた油で鶏もも肉を炒め、青トウガラシ(QPではキュウリを使った)とトマトを強火で手早く炒め合わせ、ナスを戻して、オイスターソース酒醤油砂糖胡椒の合わせ調味料をまわしかけて仕上げにゴマ油を垂らす。
今日は本当に久々のまとまった雨に恵まれた大宮で、そのおかげかどうか、♀ガメの千鳥がようやく産みそびれていた卵を2個排出したのでホッとしました(*^^)v 俊寛がずっと追いかけ回していたもののドッキングに成功した様子は見られなかったので、今度もきっと無精卵でしょうが(-.-;)y-゜゜
というわけで今度の選挙もきっと与党の圧勝なのでしょうが、有権者の多くが震災復興に次いで経済対策を最優先課題にしているなかで、何しろ景気にはほとんど関係のない職業の私としては全く実感がないのだけれど、現政権下で景気はそこそこ上向いているという印象をこれまた多くの人が持っているのは確かなようである。とにかくビッグな金融緩和が一応の功を奏したのは間違いないものの、あとは今のところ例の如くの公共投資で景気浮揚を図るのみだから、楽観的な観測をするエコノミストもいるけれど、国内外の手堅い経済人の多くは正直まだ何ともいえない感じを持っているようである。詰まるところ本当の意味で日本が経済的に復活するには選挙後に大胆な規制緩和や既得権の排除を自民党政権がホンキでやれるかどうかにかかっていると、これまた多くの人は思っているはずだが、今までやれなかったものが一体どうして出来るんだ!という見方も当然成り立つわけで、だからこそ既得権益者とのつながりが薄い第三極の登場を待望していた人たちも大勢いたはずなのに、所詮は目先の景気浮揚さえしてもらえれば先のことなんてどうでもいい人たちのほうが多かったんだろうか?そもそも民主党政権になって、公共投資を控えたら目先の景気が悪くなるのは当然だったわけで、それでも日本のこれからを真剣に考えたらやっぱり目先のコンクリートよりも将来のある人間だよね〜と思っていた人たちも大勢いたはずなのに、その人たちも結局はガマンがきかないということだったんだろうか?いずれにしろ景気なんて国内ばかりでなく海外事情に大きく左右される面は否めず、今は順調そうに見えていても先行き不透明なことこの上ないのは、いつの時代も、誰が政権を担っても同じであり、そんなアテにならない気分のようなものを、政治判断基準の最優先にすること自体どんなもんなんだろうか?と私は思ってしまうのですが。


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 子どもは見てないときにとんでもないいたずらをしています。それと同じようにひょっとしたら有精卵かも?と期待しています。
 有王くんが養子に出て少しさびしいですし。
 イシハラさんが覇気がなくて悲しいです。全く大嫌いですが、東国原さんが東京都知事にならなかったことだけは感謝しています。

投稿者 nao : 2013年07月18日 01:28



2013年07月18日

豚肉とゴーヤの甘辛煮

QPで見た料理。まず昆布を水に浸して柔らかくしてから細切りにしておく。フライパンで豚肉を炒め、ゴーヤと細切り昆布と昆布だしを加え、同量の砂糖、酒、醤油で味付けし、煮汁がなくなるまで煮詰めるだけ。
今日の夕方は毎日新聞の内藤記者と藤原カメラマン、集英社の伊礼さんと横山氏がお越しになり『壺中の回廊』に関するインタビューをお受けした。昨夜はちょうど芥川・直木賞の選考会だったから文芸記者はさぞかし大変だったはずだし、「こんな暑い時にわざわざこちらまでお越し戴いて、すいませんね〜」と内藤記者に申しあげたら「いや〜どうしても一度大宮に来てみたかったんですよ〜」とのことで、前回お目にかかった時は引っ越した直後だったから、私はよほど「大宮はいいですよ〜」を連発していたにちがいない。なので折角お越しになったのだからと、インタビュー終了後に皆さまをお送りがてら、またしても氷川神社にご案内した次第。私は氷川神社のボランティア御師なんでしょうかf(^ー^;
内藤さんは相変わらず矢継ぎ早に鋭い質問をなさりながら、超スピードでメモを取られるのがさすがに新聞記者なのだけれど、その方から「松井さんはどんな作品でも、本当にジャーナリスティックなモノの見方をなさってますよね〜」と言われたのだからその点に関してはホンモノなのだろう。「そういう方がなぜ歌舞伎の世界にいらっしゃったのかがフシギで」と言われたら、確かにそうなのかも。今回の作品は昭和初期という今日と近い時代設定だけに、より強くそう感じさせるものがあったのかもしれない。でもって、「小説と芝居の書き方の違いとかはいつ頃から意識してらっしゃいますか?」と改めて訊かれたのがこちらはフシギだったのだけれど「なんで今さらこんなことを訊くんだって思ったでしょう。実は今度の作品の締めくくり方を読んで、私はなぜか今までのよりもずっと小説らしいというふうに感じたんですよね。だから何か意識的に書き方を変えられたのかと思ったんですよ」と言われて、やはり自分の作品についてはいくら客観的に見ようとしても、そこまでは見えないものだと思われたのだった。締めくくり方の点だけでいえば、芝居はやはり鮮やかな幕切れがないと成り立たない感じがするし、小説は一応終わったように見えても、その世界はまだまだずーっと続いている風に感じさせないと却っておかしいような気がするのではなかろうか。てなわけで、小説とは何なのか?というようなことを改めて考えているのは、明日が朝日時代小説大賞の選考会だからかもしれません。それについてはまた明日のブログで(^-^)/




2013年07月19日

ビーフステーキほか

朝日時代小説大賞選考会のあと朝日新聞本社内の「アラスカ」で会食。
第5回を迎える同賞で、今回初めて選考委員を務めることになり、なんとか無事に役目を果たしてほっとひと息であります(^ニ^)今月は〆切りの多さもさることながら、この仕事があったので大変なのでした。何しろ候補作は五本もあって、それぞれ平安時代や室町時代や桃山時代といったふうに時代設定もまちまちだから、こちらも専門外の時代を一応それなりに勉強した上で読まなくてはならないのが時代小説選考の厄介さであろう。とはいえ結局は小説として成り立っているのかどうか、成り立った上での魅力があるかどうかが一番の決め手になるのはどんな小説でも同じだし、新人賞クラスだと、その点に関して評価が非常に大きく分かれるということも余りないのかもしれない。選考委員がまた縄田一男氏と山本兼一氏と私の三人だけなので、話し合いも和気藹々と進行し、極端に意見が分かれて揉めるというようなことにもならず、思いのほかスムースに決定したのだった。発表はまだ先なのでブログには書けないが、ちょっとユニークな作品で不思議な魅力があって、私は一応コレを推すつもりだけれど、たぶんユニーク過ぎて選ばれないだろうな〜そしたら昔PHPでお世話になって現在別会社で時代小説の出版を手がけている熊谷氏にでもお話をして、本にすることをオススメしよう!と思っていた作品が意外にもすんなり受賞作となりました(*^^)v とにかくこの仕事を終えてようやく執筆だけに集中できるのですが、うっかりしていた〆切りがまだ一本あったので、今月中にあと四本!!!しかも来週末は相馬野馬追いにも行く予定でありますf(^ー^;




2013年07月20日

タイグリーンカレー、ラタトイユ

ラタトイユは先日集英社の横山氏から頂戴したもの。カレーは市販のレトルト。
今夜は窓を開けていると半袖だと寒いくらいで、この調子だと明日も爽やかなお天気になるだろうから、投票にも行きやすいはずなのだけれど、さて投票率が60パーセント台にのるかどうかといえば、無理なんじゃなかろうか?と思ってしまうのは、先日お目にかかった毎日の内藤さんでさえ、東京の選挙区で入れたい人がゼンゼンいなくて困っちゃいますよね〜てな話をなさっていたからである。また昔からあんなに民主党びいきだった妹も、期日前投票をせずに今日から旅行に出かけているのだから、民主党の惨敗は推して知るべしであろう。とにかく勝ち馬投票券の場合はいくら穴狙いとはいえゼッタイ来そうもない馬を買うわけがないし、それよりはまだゼッタイ本命を買ってゴールでいっしょに盛り上がろうぜ〜みたいなセンスで投票所に向かう人たちがけっこう増えてる恐れもありそうな今の日本であります(-。-;) 私は憲法改正に何がなんでも反対というわけではないが、今の日本の民度で、しかも現政権下ではゼッタイに止めといたほうがよさそうな気がしていて、なぜなら国外の信用が、これは何もアジアばかりでなく欧米においてでさえ失墜する恐れが大いにあるからだった。そんなわけで、憲法改正発議に要する三分の二以上の議席を与党及び憲法改正賛成派の政党に与えることだけは阻止したいという目的を持って明日は乗馬に行く前に投票を済ませるつもりだ。
だから票を投じるにしても闇雲にはしないで、もしかしたらかろうじて滑り込めるかもしれないような候補やそこそこ健闘しそうな野党を選んでみたいものであります。




2013年07月21日

蒸し鶏とナスの葱和え、豚肉の味噌炒め、麻婆豆腐

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
今週は例の如く鹿毛アラブ紳士のスーパー氏とハイセイコーのお孫さんというお爺さんお婆さんコンビに一鞍ずつ騎乗し、いずれもお元気で、懸命に駈けてくれたのが何よりでした(^_^) とにかくお孫さんに関しては、同じくごひいきのTさんからも「今年の夏は意外と元気だって、乗られた方皆さん仰言ってますよ〜」と聞かされていて、本当に一時はもうダメかと思っていたわりに最近はまた調子がいい感じである。人間の御年寄りでも、一時お弱りになったかな〜と思われた方が、また復活して以前よりお元気になられるケースも多々あるので、動物一般に、老齢化は波状に訪れるものと思われて、個体差もまた著しいのであろう。お孫さんは昭和生まれだから今年25歳を超えて、人間でいうと100歳くらいなのだけれど、お父さんのカツラノハイセイコは確か33歳まで生きたので、たぶん長寿の血筋なのだろう。そんなわけで最期まで看取ってやるつもりが、ひょっとしたら私のほうが先にくたばるかも (^_^;) と思えるような昨今の猛暑にめげないお元気さであります。もっとも昼間は猛暑とはいえ、埼玉は大宮あたりでも夜は温度がぐんと下がるのでわりあい快適に過ごせており、ほかの馬たちもまだそんなにバテている様子はあまり見られないという話もペンギンのOさんから伺ったものである。
ところで今日は昨日のブログに書いた通り、乗馬クラブへ行く前に投票所に寄ったのだが、案のじょう投票に来ている人がとても少なかったので、投票率が最終的には何パーセントになったのか知りたいと思ってNHKの開票番組を見たところ、投票率に関してのコメントがないままに、出口調査によって開票前から大方の当選者が判明している感じの報道なのでちょっと白けてしまい、実はこういうことも投票意欲を削ぐ結果につながっているのではなかろうか?と思ったりもしたのである。
選挙に限らず、現代は何事に関しても結果の先取りをし過ぎてしまう時代のような気がする。まあ、そういうことが出来てしまうのでしちゃうのだろうけれど、たとえば偏差値の結果で受験する学校を決めてしまうというようなことも、それがまだ当たり前ではなかった時代を過ごしていた者にとっては相当に違和感があって、今の人は人生をわざと面白くならないようにして生きているのではないか?とさえ思えてしまうのだった。結果がわかっていたら、それをなぞるように生きることの何が面白いのか、私にはさっぱりわからない。最終結果は死ぬんだから、それならさっさと死にゃあよさそうなもんだと思ってしまうのである。結果が先にわかりすぎてしまうがゆえに、自分が何かをすることで何かを変えられるという可能性もないように感じられてしまうことが人間の精神にもたらすものの大きさを思うとき、私は自分がまだ先のあんまりわからない時代に青春期を過ごせたことが何よりの幸せだったのではないか、と思えるような昨今であります。


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本当に前回の東京都議会議員選挙以前からずっと不愉快でしたが選挙日の一色のテレビ報道も衆参のねじれがなくなることも、腹立たしくて堪りません。ずっと選挙予測が外れるかもとかすかに期待してきましたがてんき予報はたまに外れるのにこちらは全く。
 史上最低の参議院得票率になりそうな雰囲気ですが、棄権した方が自民党以外に得票すれば絶対に過半数以上野党が当選することも可能だっただけに・・・悲しく思います。
 どれだけマスコミが煽ろうとも、原発廃止を願うなら自民党一人勝ちを阻止するのは。可能なのに。
 自民党が今後ますます付け上がりろくでもない政策を実行に移し、国民のためではなく、自民党の総理近辺の満足のため法案決定がスムーズにされ、公務員が安泰で、庶民は振り回されることになるのかと思うと絶望感に襲われます。

投稿者 nao : 2013年07月22日 00:29



2013年07月22日

ナスの煮干し炊き、鰻丼

ナスは茶筅切りにして煮干しごと出汁で煮て酒砂糖醤油で濃いめに味付けした。鰻は高島屋でゲット。高騰の折、何も丑の日に食べなくてもよさそうなものだが、わが家から一番近いポストが高島屋の前にあって、手紙を出す際についフラフラと地下まで行ってしまい、ひえ〜高い!!!と思いながらも最小の串をひとつ買ってしまったのでしたf(^ー^;
投票率が案のじょう戦後三番目に低かった昨日の参議院選だが、これまた案のじょう民主の惨敗と泡沫野党の消滅が決定づけられたなかで、共産党が大健闘したのは都議選と同じパターンだった。投票率が低かった分、組織票をガッチリ固めている政党が善戦するのは当然とはいえ、都市部のリベラル系無党派層の票もどっと流れ込んだにちがいない。根っからの民主党びいきだった妹でさえ今回旅行で投票をネグった京都でも、民主党に代わって共産党が躍り出たが、そもそも京都は共産党が強い土地柄で、思えば私が生まれてから過ごした十八年間はずっと共産党知事による府政だったのである。
ともあれ共産党の躍進は単なるムードみたいなものばかりでなく、欧州圏などで左派勢力が勢いを増している理由と同様に、TPPに代表されるグローバル化の波によって労働環境がますます悪化するであろう現実
を踏まえた上で、それに対抗するノウハウの蓄積を備えている党としての信頼が感じられた、というようなところもあったのかもしれない。ひょっとしたら二極化を余儀なくされつつある現実には、政党も二極化がふさわしいという判断もありそうである。とにかく今後は野党も漠然とした与党の反対勢力というふうな立ち位置では有権者の支持を得るのが難しくなるのではなかろうか。それよりも、たとえば自民党といえば土建業者の味方!といったイメージが鮮明なように、一体どんな層のどういった利益を守るべく活動をするのかを明確化して、自らの支持母体や立脚点をはっきりさせることが今こそ求められているような気がするのだった。むろん利益の中には原発撤廃して生命の危険を減らすということだって含まれているのは申すまでもありません。


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私は共産党に頑張ってほしいと思いますが、不満は多々あります。なにより、議席数が少なくて、政策への不満のガス抜き意見として取り上げられているのに何の改善もこの二十年ほど見られていないからです。
 今回もこの程度の議席数では、国民の不満も一応聞く耳は持っていますよとのポーズに格好に利用されるでしょう。
 自民党の金持ち優遇法案をどこまで阻止できるか?過程だけでなく結果が供なわなければ全く意味が無いので今後は私は選べなくなりそうです。
 意見を言う場を与えられて喜んでいないで結局は無視されているいる状況を改善して欲しいです。
 共産党の立ち居地と福島原発の避難者の立ち居地は酷似しています。でも共産党の方は切羽詰った言い方をしても気持ちの上で全くのあまちゃんであると感じます。
 これからどうしたら原発ゼロを早急に十五年くらいで実現できるのか?識者の方のお考えを得たいです。

投稿者 nao : 2013年07月23日 00:05

私も共産党にもっと強くなってもらいたいです。志位さんにこわもては似合わないけど。

すごく真面目で一生懸命に頑張ってるなぁとは思うのですが、私の中にも同じような印象が少しあります。ずっと昔の阪神タイガースのような雰囲気、優勝なんて絶対考えてないようないわくいいがたい感じが同様に感じられるのです。

ま、だから、つい応援してしまうのかも。今回は、知人が関わっている外国人労働者の支援に力をかしてくれることの多い仁比氏が当選してホッとしてます。

話は違いますが、今朝子さま、つくづく私は読解力がないのだと思うことがありました。
例の再購入した新幹線切符と一緒に渡された紙に、手数料についての記載があって、「乗車券、自由席特急券は各210円、指定席特急券は320円の手数料を差し引いて払い戻しをいたします」と書いてあり、私のは指定席特急券だから320円だな、と思った私は、自分に都合よくしか読み取れない人なのでしょうか。

乗車券部分で210円、指定席特急券部分で320円、合わせて530円の手数料でした。

投稿者 せろり : 2013年07月23日 16:33



2013年07月23日

夏野菜のハヤシライス

QPで見た料理。見た目も作り方もコレの一体どこがハヤシライスなの?てな感じだが、食べてみたら意外とハヤシライスでした(笑)。牛肉に塩胡椒とおろしニンニクを揉み込んで小麦粉を振ってからオリーブ油でさっと炒めていったん取りだしておく。玉ネギスライスをバター炒めにしてそこに湯剥きして細かくしたトマトと生とうもろこしの粒を加え、トマトの形が崩れるまで煮込んでから肉を戻し、斜め切りにしたアスパラガスを入れて、同量の中濃ソース砂糖醤油で調味し、仕上げに無糖のヨーグルトを加えて煮立てれば出来上がり。今日は午前中窓を開けていると肌寒いくらいで、昼間も涼しい風が吹き抜けていたものの、夕方になるとかなりムシムシしてきて、晩ご飯の買い物に出かけてちょうど帰ってきたら、ザッと夕立が来てまた涼しくなった大宮だが、TVニュースでは世田谷方面が冠水するほどの豪雨に見舞われた映像を見てビックリでした(@_@;)
最近は母親の入院の件等で京都の妹とまめに連絡を取り合っていて、今日の電話では「これから日本は一体どうなるのん?ホンマ自民党でええのやろか」と言ったから「あんたみたいに投票せえへん人がいるからこうなるんやないの」と切り返したところ、「前は自分らでもなんとか世の中をエエふうに出来るんとちがうかと思えたから民主党を熱心に応援してたんやけど、もうすっかり嫌になってしもた。ニュース見る気もせえへん」と、それなりに政治参加意欲のあった専業主婦に言わせてしまったのだから、投票率も下がるはずで、民主党の責任は非常に大きいものがあるといわねばならない。とにかくこの党は少なくとも労組連合をバックにした旧社会党系と松下政経塾組とが袂を分かって一本化しないと、どうにも先へは進めそうもない気がする。今日もう一本の電話は旧友モリとの会話で、「さすがにブレない共産党はスゴイわよねえ。でも共産党じゃやっぱりしょうがないのよね〜」と外交官夫人は仰言るし、確かに日本で政権を取る可能性は限りなくゼロに近い政党だから、私もどこかもうちょっと頼りになりそうな、与党になる可能性も秘めた野党の誕生を期待したいのだけれど、その可能性もこれまた限りなくゼロに近いのだろうか。ともあれ野党に一本化や、拮抗勢力となりそうな野党の誕生が難しそうに見える一方で、農業団体を抱え込んだ自民党がTPPPで割れるという可能性はないんだろうか?なんてことを、いよいよ日本が交渉に参加した今日は考えてしまいました(-.-;)y-゜゜


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加えて、共産党よりも得票数の少ない社民党ってのも存在の意味が問われると思うのですが。

投稿者 でじょん : 2013年07月24日 04:38

野党再編といっても、いわゆるリベラルが少なくなって、与党より右の野党じゃぁどうしようもないですね
今の自民党の方がリベラルだなんて事態になったら、目も当てられません

投稿者 アンクル : 2013年07月24日 11:50



2013年07月24日

鶏肉とナスの南蛮漬け

QPで見た料理。まずレモン汁とハチミツ、塩、醤油、鷹の爪の輪切り、水を合わせたマリネ液をこしらえて薄くスライスした玉ネギを加えてなじませておく。このマリネ液は香りがあって美味しいのでオススメ!表面に切れ目を入れたナスを高温の油でカラッと色づくまで揚げ、いったん火を止めて油の温度を下げてから鶏胸肉をじっくり揚げて、共にマリネ液にからめて仕上げる。肉は削ぎ切りにして塩胡椒で下味し、薄力粉をまぶして揚げること。
一体いつから日本は英連邦に入っちゃったんだろうか?薩英戦争とか馬関戦争で負けちゃった(?)薩長が明治政府を作って以来、実は植民地になってたわけなの?と訊いてみたいくらい、このところ英国のロイヤルベビー誕生のニュースばかり流し続ける日本のTV各局のせいなのかどうか、今日のNHKクローズアップ現代は現在保育士が不足している問題という、私個人には全く関係のないテーマだったにもかかわらず、つい見てしまったのであった。今や不足しすぎて引き抜き合戦まで起きている事態の理由としては、昔に比べて女性の就ける職業が豊富になった中で、保育士の報酬には自治体による制限があって、恵まれないわりに仕事の負担が年々増大している点が指摘され、負担の中には子供たちの食物アレルギーが非常に多くなって対策に追われることなどが挙げられていた。
それにしてもクローズアップ現代は、この食物アレルギーという問題を真っ向から取りあげたことってあったんだろうか?私もさすがに全部見ているわけではないので、見逃している恐れも多分にあるのだが、根本的な原因について一度きちん取りあげてほしいものである。何しろ昔はここまで多くなかったから、食の欧米化が原因とかまことしやかに言われているけれど、果たして西欧諸国ではここまで急速に増えてはいないのかどうか?食品添加物ばかりでなく、ある時代以降の畜産養鶏の飼料に問題があるのではないか?等々いくつかの柱を立てた上で大々的なリサーチをちゃんとして報告してほしいものであります。




2013年07月25日

汁なし担々うどん、ゴーヤのサラダ

担々うどんはQPで見た珍メニュー。豚ひき肉をしっかり炒めて豆板醤を加えて馴染ませてから味噌、酒、醤油で調味し、おろし生姜とおろしニンニク、玉ネギとザーサイのみじん切り、水を入れてしばらく煮たあとに黒白のすりゴマと酢を加えて仕上げる。このタレとキュウリの千切りを太めのうどんからめれば一丁あがり。ゴーヤのサラダはオリジナルに作ってみた。薄切りしたゴーヤをさっと塩茹でし、ゴマ油と醤油をかけて花かつおと和えるだけ。簡単だし清涼感があって結構オイシイので夏のサラダとしてオススメ!
このところ選挙後のゴタゴタ報道が相次いでいて、ことに民主党はもう目が当てられない感じではあるけれど、民主党を捨てて乗り換えた人も多かろうと思われるみんなの党も雲行きが怪しいようだし、自民党もTPPの行方によってはどうなることやらで、遠からずまたまた政界再編が起きるのだろうか?と、さすがに今回は期待も何にもなくて想像するのみである。それにしても、政治家のイメージもすっかり様変わりして、昔は密室政治という言葉に象徴される、本来は雄弁家のわりに肝腎のところでは口が重くて思わせぶりで腹に一物手に荷物みたいな感じの人が多かったような気がするが、テレビ報道が思わぬ力を持つようになってからは、とにかくワレがワレがの目立ちたがり屋が全盛時代を迎えて、従来の日本人型良識的な人間にはこんな恥ずかしい商売ゼッタイできない!と思わせるようになった結果、自ずとますますワレがワレがの人ばっかり集まる業界になっちゃったのかも?だから野党は少数政党が乱立したり常に分裂ぶくみだったりして、自民党は世襲議員が多い分ワレがワレがを少し控えめにできるので、まだ何となくまとまってる感じがするのかも?という気がするくらいであります。嗚呼(-.-;)y-゜゜


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本当に松井さんが書いて居られるような人物ばかりが政治家になりたがりますねえ。開かれた政治と、政治家個人が言いたい事を言うのとは違うと思うのですが。
民主のコロコロ変わる政治に疲れたと投書してる方が居ましたが、たった20%の国民から選ばれた党の元首が妙な信念を持って政治をされるほうがもっと困る事が起きると思いますが。

投稿者 お : 2013年07月25日 22:36

NHKの朝ドラ『あまちゃん』で、主人公と一緒に合宿所で暮らすメンバーの少女が、今朝の放送で亀のぬいぐるみを抱えてました。
半分目を閉じたような表情のぬいぐるみ自体が愛嬌があって可愛くて、そして抱えていた少女がちょっと小柄で、絶妙なバランスでした。
ドラマ内容そっちのけで、見入ってしまいました。
お昼、夜、土曜日と何回か再放送されますから、今朝子さまも是非ご覧ください。
あ、もしかしたら、もうお部屋にあるのかしら。

投稿者 せろり : 2013年07月26日 08:57



2013年07月26日

生ハムとマスカルポーネのパスタ

今日の夕方は新宿センチュリーサザンタワーのサウスコートで朝日新聞と読売のWEBサイトYORIMOの記者の方から近作『壺中の回廊』に関する取材をお受けした。記者の方はお二方とも私とほぼ同年輩の方なので、何かとご理解を戴いた上で取材をしてくださったから、こちらも好き勝手を言わせていただいた。そのあと、取材に立ち合われた集英社担当の伊礼さんと軽く食事をしてから整体の治療に。
毎日ブログをご覧の方ならおわかりの通り、まったく夏バテもせず快食続きで内臓関係は絶好調の感のある私だが、頭の疲れがひどくて執筆の最中にやたら生あくびが出たり、たまらなく眠くなったり、道を歩いていたらときどき宙を踏むようなふわふわした感じになったりするのが何だか脳がヤバクなる前触れじゃないのかしらと心配で、今日もサザンタワーの中を歩いている時にどこかにつかまらないと怖いくらい足もとが覚束なくなったから、助手の方を通じてその旨を寺門先生に訴えたところ、首を思いきりぎゅっと引っ張られてガクンと音がしたほどだった。要するに首が詰まって脳に酸素が行き渡らない状態だったのかもしれない。整体の帰りは妙に視界がハッキリして危なげなく帰宅できました\(^O^)/なんだかんだいっても今年還暦を迎えるわけだから、いろいろとガタが来るのは仕方ないのでしょうが、この高齢化時代にあってホントみんながどこまで頑張れるのかを考えると何だか怖いものがあります。なので若い人、もっと頑張りましょう!!!


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還暦なんてまだまだ若いですよ。これからです、不調と相談しながら色々やってゆくのは、(^◇^)

投稿者 お : 2013年07月27日 09:23



2013年07月27日

タイ風さつま揚げ、タイ野菜の炒め物、サテー、ジャガイモと鶏と豆のカレー、トムヤムクン、もち米

翻訳家の松岡和子さんと近所のタイレストラン「マリタイ」で食事。ここはホント結構おいしいので大宮近辺の方にオススメ!
明日は松岡さんともう一人の馬トモ仲間である元ミセス副編の福光さんとの三人で相馬野馬追いに行って参ります!大宮に越してきて最初に行きたい東北のお祭りだったのだが、震災で行けなくなって、今年ようやく東京方面からのツアーが企画されたので、それに飛びついたものの、現地の受け入れ体勢がまだ完全には整わない状態なのだろう、今回のツアーは日帰りしか用意されなかった。それなら個人的に常磐ハワイアンセンターと抱き合わせて旅程を組もうと思ったのだけれど、原発問題の渦中にある地域が間に挟まるので交通手段が得られないと知って、まだまだこの問題は全く解決されていないことを肌で痛感したのもまたある意味では今回の収穫かもしれない。そんなわけで明日は六時台の新幹線に乗ってまず福島市を目指し、そこからバスで現地に向かう予定だが、こんな時は新幹線が止まる駅のそばに住んでるってとってもベンリ\(^O^)/なのでした。世田谷にお住まいの松岡さんは六時台の新幹線だと大変そうだから、わが家にお誘いした次第である。明日中に帰宅の予定とはいえ、疲れていたらブログのアップは明後日になることを予めお断り申しあげておきますm(__)m


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相馬野馬追い、私も一度はは見たいと思っているのですが、やはり関西からでは遠くて行けません。福島に友人もいるのですが、まだ行けるところと、行かないところがあって、車持ち込みでないと大変みたいです。インフラも中途半端だし住居の事も殆ど福島は復興とまでは行ってないようですね。
電気の需要と供給のバランス、発電所のある地方自治体の不況問題を差し引いても、原子力発電所はやはり稼働させるのは止めるべきだと思います。天災は人間の予想不可能な分野ですから。

投稿者 お : 2013年07月28日 09:43



2013年07月28日

相馬野馬追い

六時台の新幹線に乗れば八時には着いてしまう福島を震災後になぜもっと早く訪ねなかったのかという忸怩たる思いがあるが、関西出身の私は親戚もおらず、知り合いもほとんどいない中で、支援する機会もなかなか持てず、今回初めてこのツアーを見つけてお訪ねしようと思ったのだった。結果、本当に被災地の現状を自分の目でちゃんと見てよかったと思えたのだった。
この時期にしては天候にも恵まれて、戦国の武者よろしく旗指物を靡かせて疾走する甲冑競馬や神旗争奪戦など古式豊かな行事も堪能できたし、とにかく400頭以上もの飾り馬たちが美々しく勢ぞろいする中で一周1200mの祭場を三周してもまだ止まらない放馬があったりするハプニングも含めて十分に楽しませて戴いたのだけれど、やはり胸に響いたのは、タイム誌にも取りあげられた南相馬市の桜井市長が陣羽織姿で壇上に立ち、挨拶の冒頭で「まず観光客の皆さまに感謝したい」と言われ、締めくくりに「この被災地の様子を今後も見届けてほしい」と訴えられたことである。その次に壇上に立った総大将を務める相馬家三十三代の若様が「先年の震災によって日本中で最も深刻な打撃をこうむったのはわが領地であった」という宣言もまた、経済至上主義が行き渡った今日ではもはや想像もつかない古い時代から、この土地にはしっかりと人びとが根づいて独自の文化を守っていたにもかかわらず、原発が生活の土台から揺るがしてしまい、それでもこの土地の人びとは自らの文化を必死に守ろうとしている気持ちがひしひしと伝わって、こちらもなんとか応援せずにはいられない気持ちになったものである。
下の動画で今年の神事の盛況ぶりをご覧戴ければ、もはや何の心配も要らないように見えるかもしれないけれど、福島から現地に到着するまでの間に私たちが乗ったバスは川俣町や飯館村を通過して、汚染土の土嚢が山積みされている場所や、草ボウボウの中に取り残されたビニールハウスの残骸や、空っぽの家と牛舎、仮設住宅の現状などを目撃し、復路では海岸沿いを走って津波の凄まじい爪痕から立ち直るまでにはまだまだの広大な地域を見せつけられて、桜井市長や相馬の若様の訴えを実感したのである。被災地の現実から目をそらしてはならないと心底から思えたことが、同行した松岡さん福光さん含めて、今回の馬トモトツアーの最大の収穫だったといえるのかもしれません。


コメント(3)

動画で相馬馬追いを実感できました、ありがとうございます。
よくここまで伝統行事を守って行って居られるとおもいます。
福島県以外から福島に来て欲しいと言う思いと、伝統行事をやり抜く事で相馬の町の復興に心を一つに頑張りたいと言う思いがあるだと思います。
福島県内でも発電所近くの立ち入り禁止地域の方、今はなんとか帰宅出来ている方、阿武隈川を隔てた山寄りの方、それぞれに思いも願いも全く違っていて復興というものはお金があれば全て上手く行く物でも無く、お金が無ければ全く前に進めない。人の心はお金では縛れないが、お金はいくらあっても足りない。それが災害被害であり、特に原子力発電所を抱えた被災地は永遠に解決できない問題も孕んでいます。
東電と地方自治体の仲立ちをして儲けていた団体の存在も段々記事になるようになってきました。それでも安倍首相は原子力発電所を維持稼働させるつもりなんでしょうか。

投稿者 お : 2013年07月28日 23:00

 私も昨年、訪れました。相馬藩といい会津藩といいい、武士のスピリッツが今でも根付いているのにカルチャーショックを覚える程でした。 昨冬、大槌町で除染のお手伝いをして、復興の険しさを体感しましたが、30年かかってもやりぬくと淡々と述べていた村長さんの言葉もそれを裏付けるものでした。 

投稿者 八島 秀二 : 2013年07月29日 15:14

これまでの動画は見れたのに、なぜか今回は音声のみで画像が見れず、残念です。ニュースで神旗争奪戦は少し見ましたが、若殿様の言葉は大河ドラマ「八重の桜」の松平容保とダブってジーンと来ました。私も、(何か復興支援をしなくては…)と思いつつ、2年以上経って、微力ながら募金活動の手伝いをしてます。

投稿者 ウサコの母 : 2013年07月29日 23:53



2013年07月29日

ナスとオクラと海老のミョウガ味噌炒め

QPのレシピ本で見た料理。乱切りしたナス、斜め二つ切りにしたオクラの順に炒めて塩茹でした海老を加え、同量の味噌と味醂で味付けし、さらにミョウガを加えて炒め合わせる。シンプルな料理だが意外と野菜の味わいがいい逸品だ。
今日たまたま元米朝事務所の大島さんと電話で会話し、現在目黒在住の彼女からは「壁板が破れかと思うくらいの降りだったし、ベランダは浮きあがっちゃうし、おまけに雷がドカンドカンそこら中に落ちてる感じだったからホント怖かったわよ〜」 と先日の豪雨の件を聞かされて、TVニュースは別に大げさな報道をしてるわけでもないんだ〜と納得。ここ何年も気象異常という言葉が毎年のように聞かれるわけだけれど、それにしても今年のそれは全国各地で異常の上にも異常というべき現象が起きているのかもしれない。幸いにして大宮はごくふつうの夕立程度で済んでいて、夕方はムシムシしても夜はすっかり涼しくなるのでわが家はずっとエアコン要らずの日々を過ごしている。もっとも私は梅雨明けの初っぱな超暑かった時期を京都なんかで過ごしたために、体内の感熱センサーがくるっちゃってるわけ?と心配するも、一昨日わが家にお泊まりになった松岡さんも「まるで高原に来たみたいだわ〜」と仰言って、エアコンなしでぐっすりお寝みになられたのだから、別に私の気のせいというわけでもなさそうなのである。でもって、こちらに引っ越してきてから、今年ほど朝晩がずっと涼しい年もこれまでにはなかったような気がするのである。とにかく明け方にはぞくぞくするような冷たい風が北の窓から吹き込んで目が覚め、慌てて羽布団をかぶったり長袖のパジャマに着替えることもしばしばで、なんだか大宮上空にずっと寒気が居座り続けているような錯覚に陥るほどだ。ともあれこんなのは断然いいほうの気象異常とはいえ、去年や一昨年と違っているのは確かだからして、なんだか気持ちの悪い感じは残るのでした。




2013年07月29日

ナスとオクラと海老のミョウガ味噌炒め

QPのレシピ本で見た料理。乱切りしたナス、斜め二つ切りにしたオクラの順に炒めて塩茹でした海老を加え、同量の味噌と味醂で味付けし、さらにミョウガを加えて炒め合わせる。シンプルな料理だが意外と野菜の味わいがいい逸品だ。
今日たまたま元米朝事務所の大島さんと電話で会話し、現在目黒在住の彼女からは「壁板が破れかと思うくらいの降りだったし、ベランダは浮きあがっちゃうし、おまけに雷がドカンドカンそこら中に落ちてる感じだったからホント怖かったわよ〜」 と先日の豪雨の件を聞かされて、TVニュースは別に大げさな報道をしてるわけでもないんだ〜と納得。ここ何年も気象異常という言葉が毎年のように聞かれるわけだけれど、それにしても今年のそれは全国各地で異常の上にも異常というべき現象が起きているのかもしれない。幸いにして大宮はごくふつうの夕立程度で済んでいて、夕方はムシムシしても、夜はすっかり涼しくなるのでわが家はずっとエアコン要らずの日々を過ごしている。もっとも私は梅雨明けの初っぱな、超暑かった時期を京都なんかで過ごしたために、体内の感熱センサーがくるっちゃってるわけ?と心配になるも、一昨日わが家にお泊まりになった松岡さんが「まるで高原に来たみたいだわ〜」と仰言って、エアコンなしでぐっすりお寝みになられたのだから、別に私の気のせいというわけでもなさそうなのである。でもって、こちらに引っ越してきてから、今年ほど朝晩がずっと涼しい年もこれまでにはなかったような気がするのである。とにかく明け方にはぞくぞくするような冷たい風が北の窓から吹き込んで目が覚め、慌てて羽布団をかぶったり長袖のパジャマに着替えることもしばしばで、なんだか大宮上空にずっと寒気が居座り続けているような錯覚に陥るほどだ。ともあれこんなのは断然いいほうの気象異常とはいえ、去年や一昨年と違っているのは確かだからして、なんだかちょっと気持ちの悪い感じは確かにするのでした。




2013年07月30日

鉄板焼き

今日は大宮の花火大会で、スラッシュの守部さん、元米朝事務所の大島さんと、まずわが家で夕食をしてから徒歩で観覧場所へ。幸い雨にはまったく降られなかったし、守部さんにも「これなら本当にエアコン要らずだよね〜」と言われたほど涼しい風に恵まれた花火見物には最適の晩で、たっぷり五千発の競艶を存分に堪能させてもらいました。というわけで、隅田川の花火でザンネンだった方には下の動画でささやかなお裾分けをさせて戴きまーす(^o^)/~~~


コメント(1)

そうだったんだ、「コメントしてください」をクリックすればよかったんですね。
最初、動画を見た時に、ちょうど花火が見えるあたりが右側の広告で隠れてしまい残念だったのです。グーグルで「パネルを隠す」というのをクリックすると地図が広がるように、どこかに仕掛けがあるはず、と思ったけど、わからなかったのです。疎くて恥ずかしいです。

素晴らしい花火、堪能できました。
ありがとうございます。

投稿者 せろり : 2013年07月31日 23:58



2013年07月31日

宇都宮の餃子、上方寿司

近所の高島屋地下でゲット。
バンザーイ!今日まとめて3本90枚近くの入稿を果たしてようやくほっとひと息であります\(^O^)/
さすがに料理をする余裕はなくて晩ご飯は手抜きでした(^^ゞ
それにしても今月は京都行きもあったし、朝日時代小説大賞の選考会もあって、よくぞなんとか無事に乗り切れもんだと我ながら感心しているくらいだが、こんな中でも映画を5本も見ちゃったのは、来月から映画評の連載まで引き受けたからである。でもって初っぱなに取りあげる作品としてはどうかと思って執筆の対象にはしなかったのだけれど、個人的に結構ウケたのはソダーバーグ監督の「マジックマイク」という作品だ。米国の実話を元にした男性ストリップショーの世界を描いたもので、とにかくショーの振付が面白くてすっかりハマってしまった。主演の男優を始め出演者の多くが全身から男の色気を存分に発散して、ストーリーなんてもうどうでもいい気にさせてくれる一方で、金融経済に支配されたアメリカの現在に対する皮肉もちらっと込められていたりするところがニクイ。マッチョ系男子のお好きな方には是非ともオススメしたい珍品ながらの秀作といえる。