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2013年05月23日

イカと新じゃがの煮物、万願寺トウガラシの塩焼き

今日のお昼は「魔の二歳児」を抱える文春の内山さんがお一人でわが家へお越しになったので、近所の「マリタイ」でランチをしたあと、久々に楽しく色んな話をさせてもらった。まずはガタガタする物音でベランダをご覧にになると、そこには下半身を♀の甲羅に押しつけながらアッアッとひわいな声をあげる♂がいて「ああ、俊寛はちっとも変わりませんね〜」と笑われたら、飼い主としては何とも言えません(-.-;)y-゜゜
今日の話題、三浦雄一郎さんのエベレスト登頂が話題になったのも、お互いガラパゴス旅行をした際に立ち寄ったエクアドルの首都キトで高山病になったため「三千メートルであんなに苦しかったんだから、八千メートルなんて信じらんないよね〜」と意見が一致。株価の話にもなって、お互い売り損ねた株は今のうちにさっさと売っちゃったほうがいいのかもね〜なんて言ってたら、私たちのような人間でさえそう考えるくらいなのだから、これはもう当然のごとくというべきなんだろうか、NHK7時のニュースのトップは東京株式市場の大暴落だった(@_@;)
このところ相次いだ政治家の乱暴な発言についても話題になり、「ああいう発言が許されると思えるような雰囲気を、私たちがいつの間にか作っちゃってた、てことなんですかねえ」と内山さん。「政治家に限らず、何かを発信するなら乱暴なくらい短くてインパクトが強いコトバを使わないと効果が無いというような雰囲気が醸成されちゃってるのは確かかもねえ。なんだか世の中全体がどんどん乱暴な方向に突き進んでるという感じで、これもネット文化の影響に拠るところがあるのかもね〜IT革命はもちろん産業革命的な側面が大きいけれど、一方で思想的な革命という側面もあって、ネットはいわば究極の平等主義を実現しようとするツールでもあるわけでしょう。理想としてはステキだと思うんだけど、平等主義を実現する過程においては当然さまざまな問題が出てくるわけで、人類は本当にそんなことを実現できるのかどうかということが、またしても問われる事態になっていくのかもね」と私。「ツイッターとかって、あれは誰に向かって発信してる行為なんでしょう?受け取り手を想定しない発信ってあり得るんでしょうか?」と内山さん。「むしろ受け取り手を想定せず、誰の発信も平等化されるというところが斬新だったからこそ流行ったんじゃないの。それはそれでいいと思うんだけど、問題はそこからこぼれ落ちてゆく多くのことに気づかなかったり、それまでのコミュニケーションがどんな風に成り立っていたかもだんだんわからなくなっていってしまうことだろうねえ。ひょっとしたら人類はあらゆる面で、これまでに培ってきた多くの叡智を喪うようなことにも
なるのかもねえ。そして結局は平等化どころか、果てしない二極化を人類にもたらす可能性のほうが今は大きいような気が私はするんだよね〜」てな具合にいささかマジな話もしておりました(v_v)



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