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2013年04月03日
ポークソテー ケチャップソース
QPで見た料理。豚肩ロース肉は叩いて筋切りして塩胡椒し、小麦粉をまぶしてしっかり焼くこと。これにケチャップと醤油、オイスターソース、酒、砂糖、水を混ぜたソースを煮からませるだけ。付け野菜は好みでアスパラガスに替えた。
例によってNHKクローズアップ現代を見ながら食事。昨日とがらっと変わって、今日は延命治療をしないで迎える最期についてのお話で、いつの間にかふつうに死ぬことが困難になってしまった現代医療の問題を改めて考えさせられた。本人が延命治療を望まないという要望書を病院に提出していても、病院が変わると本人の意志が無視されてしまう恐れがあるというのだから恐ろしい話である。病院にしろ家族にしろ何らかの利益を受け取るために延命治療を施すケースもあるのだろうし、救急車で運ばれてきた患者の命は救わないわけにはいかないと医師が判断する場合もあるのだろうし、とにかくなまじ生かせちゃう科学技術の進歩のために、何かよほど強い意志を表明しないと、人間はまともに死ぬことができなくなり、生まれた時と同様に死ぬのを自然に任せることはもはや「望み」の対象となっているのだから現代は実に厄介というか、ある意味滑稽ですらあるように思う。この問題に限らず、だんだん人間の営為が余計なことのカタマリのように思えてくるのは、何も老荘思想の影響によるのではなくて、人類が本当にかなり来るとこまで来ちゃってるせいなのかもしれない。こないだも旧友のモリと「人間て考えてみたらホント矛盾したことばっかりしてるよね。お掃除ロボットとか作って、カラダを使わなくなった分スポーツをしなきゃならないとかさあ」「そうそうマレーシアでゆっくりした生活をしたいために、日本でめちゃめちゃ忙しく働くとかねえ」てな話でお互い笑い合ったのでした(-.-;)y-゜゜
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コメント (2)
人類はゴキブリ並の内容を見たときに全く同感していましたが、今日の内容もなんとなく同感しています。
クローズアップ現代は私の大好き番組なのですが、もう少なくとも5年くらいご無沙汰しています。昨日のコメントを見て再放送はあるの?何時なのー?と生放送?とは知りませんでした。(見逃して悔しいー)。
投稿者 nao : 2013年04月03日 22:31
新しい歌舞伎座に行って来ました。一番安い3等B席でも花道が見えて、建て替えて良かった、と素直に喜べました。<バリアフリーで、エレベータやエスカレータもでき、座席も広くなり、化粧室も増えたし、楽で便利になった>と宣伝してますが、3階席の狭さは前と変わらず。傾斜が急で、出入口が減っても、花道が見える様になり、御の字ですが、こけら落とし公演は1年間続いても、ご祝儀料金は3か月だけで勘弁、早く通常料金に戻して欲しいです。先月中旬は、3等席もだいぶ売れ残っていたのに、間際になってお練りなどPRが効いたのでしょう。TVや新聞、雑誌、書籍など一気に歌舞伎づいていますが、急な盛り上がりだと、熱もすぐ冷めるのでは、とかえって気になります。
しかし「勧進帳」、弁慶の花道引っ込み、拍手でなく、手拍子が起きて気持ち悪かったですが、仕方ないのでしょうか…。
投稿者 ウサコの母 : 2013年04月04日 11:46