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2013年03月21日

豚シャブとわかめの辛子酢味噌

QPで見た料理。豚シャブ肉とワカメとワケギをそれぞれ食べやすい大きさに切ってさっと湯に通し、溶き辛子と砂糖と酢を混ぜ合わせた味噌で和えるだけ。豚肉を茹でる湯には塩を入れ、取りだしてから酒と醤油で下味しておくこと。それぞれ茹でてから水に取らずに自然に冷ますのがポイント。要するに昔からある「ぬた」なのだが、最近はこの言葉を使わなくなったんだろうか。子供の頃あまり好きではなかったぬたが、美味しく感じられるようになったのはやっぱり歳のせいなのかも(-.-;)y-゜゜
NHK7時のニュースを見ながら食事。いよいよ日銀は黒田体制で始動し、景況感が好調に推移する中で二十五年度の地価公示がなされ、都市部においては下落幅が縮小したという報道だが、このところの日本はメタンハイドレード実用化の可能性が出て来たり、南鳥島沖に高濃度のレアアースが見つかったりと、なんだか朗報続きでめちゃめちゃ上げ潮ムードになってきた感じに見えるのは、アベボンの超アゲアゲ作戦にマスコミが呼応している結果なんだろうか?とにかく私なんかのところにまで銀行さんがわざわざ電話をくださるくらいだから、金融関係は本当に好調なんだろうと思う。株価も上がり続けて、大手企業は給料を上げるところが続々と出ているのも朗報には違いなく、給料に関してはアベボン自ら早いタイミングで財界に直に働きかけたのがアピール度満点の非常に巧いやり方だったことは認めざるを得ないだろう。あれこそ民主党がやってもよかったのに、なまじ連合がバックについてるから、ああいうあざとい真似は却って出来にくいし、やっても財界側に通じなかった可能性が高い。自民党の中でも比較的共和党に近い考え方と思しきアベボンだからこそ意外性があって効果的だったのであろう。ともあれこうした順風満帆がどこまで続くかは予断が許さないと誰でも思ってるだろうし、先日六本木で会った幻冬舎のヒメが「いや〜久々に何だかちょっと懐かしい(バブルの)匂いがするんですよね〜でも、さすがにみんな懲りてるから、まだ様子見い見いの感じで、とにかく三月の決算期が済むまではなんともいえませんよねえ」というのが大方の見方かもしれない。それにしても地価公示は都市部で一部上昇に向かう地域もある一方で、下落が加速している地域もあるようだし、大手の給料は上がっても中小零細が上昇に転じる可能性は今後あるのかどうか、日本に限らず世界的にそうした格差そのものが縮小に進む方向性は果たしてあるんだろうか?日本に限らずいずこの国も金融緩和でお金がジャブジャブの状態の中では、とにかく踊らにゃソンソンのアゲアゲテンションで乗り切るしかなさそうだから、いずこもミニバブル容認の形になっちゃうのかも。そしてそうしたアゲアゲ状態が生みだす人類の精神構造に関して誰も責任を取ってくれないことだけは確かであります。


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