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2013年02月18日

治部煮

QPは鶏肉の治部煮だったが、私はあくまで大好物の鴨を使った。塩少々と酒で下味した鴨肉にそば粉(これは薄力粉で代用可)を打って、酒、砂糖、醤油、味醂で味付けした出汁に投じ、椎茸と厚揚げを加えてしばらく煮込み、別茹でした小松菜をプラスして、仕上げにわさびを添える。
週が明けてもTV各局がまだロシアに墜ちた巨大隕石の話題で持ちきりなのは映像がばっちり収められたニュースだからだろう。というわけで「クローズアップ現代」お前もか!と言いたい気持ちで見ながら食事した。杞憂という言葉は中国大陸にあったらしい杞の国の人が、天が崩れ落ちてきやしないかと心配で眠れなくなり食事ものどを通らなかったという故事にちなんだ言葉だと、確か子供の頃に読んだ「中国故事物語」という本に書いてあったが、隕石が降ってきやしないかと心配するのは果たしてどの程度に杞憂なんだろうか?と思ったりする一方で、青森の東通原発にも活断層が見つかったというニュースを心配するのもまた杞憂に感じている人が結構いそうな気もするのだった。
隕石が墜ちてくる確率と、巨大地震の起きる確率がどの程度に違うのかはわからないけれど、原子力規制委員会の調査報告がだんだん杞憂として片づけられるようになったりするのを心配するのは果たして杞憂なんだろうか(-.-;)y-゜゜


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コメント (2)


杞憂ではないと思います。阿部?自民政権になったときの一番の憂鬱さがこれだったのですが、案の定新たな原発神話の出来そうな雰囲気がぷんぷんしていますね。実際は廃棄物処理について全く進めていないのに。
 借金と同じように、原発は処理方法を確立できないなら、使わないほうが賢明なのではないのでしょうか?
 東電がまた真っ暗だったといったのが意図して虚偽の説明をしたわけではないと少し前に言っていましたが、担当者の勘違いで済む問題ではないし、どう好意的に受け取っても都合の悪いことは組織ぐるみでは無いと言い張って反って何も東電の意識は変わっていず、組織で犯罪行為をしているのと同じなのにこの言い訳が報道されて当たり前になっているのが信じられません。
 民主党も綱渡りのようでしたが、今の自民党は政権交代する前と同じ考えで動いているのに肯定するマスコミって・・?。
時限爆弾のようにそのうち日本が崩壊したり、そのうち地震がおこり大混乱になって明治維新のような大きな変革が起こりそうで怖いです。杞憂であって欲しいですが。
 でも東電の言い訳も許されないものだと思うし、阿部総理の政策も全く今のニーズにあっていないと思うのに許されていてマスコミが平気で擁護するかのように報道する今の常識は狂っていると思います。

投稿者 nao : 2013年02月18日 23:05

「婦人画報」連載の「川上」の献立ページ、早速チェックしたら、最新3月号で最終回なんですね。1年の連載だったのでしょうか。お料理や器、しつらえなどの素晴らしさ、季節に合わせたおひざ掛けも洒落ていて、昨年秋の至福のひと時を思いだします。全ての回を見たいので、図書館でチェックしなくては。

投稿者 ウサコの母 : 2013年02月19日 22:19

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