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2013年02月12日

タラのカレースープ

QPで見た料理。オリーブ油でニンニクのみじん切りと生姜の千切り、玉ネギのクシ切りを炒めて香りが立ったらカレー粉を炒め合わせ、水とワインを入れて十五分ほどじっくり煮込んでタラを加える。タラは塩をしてしばらく置き、ワインで表面の塩を洗ってから加え、煮すぎないようにするのがポイント。仕上げに塩と醤油少々と粗挽き黒胡椒で調味。
今日ちょっと驚いたのは別に北朝鮮の核実験ではなくて、およそ七百年ぶりとかいうローマ法皇の引退で、このベネディクト十六世はつい最近もツイッターを始めたりして驚かせてくださった方だったのを想い出したものである。日本人の多くはローマ法皇って何さ?てな感じだろうけれど、一応カトリックのミッションスクールに十二年間も通っていた身としては、これでまた例のコンクラーベが行われて白い煙か黒い煙かをみんなが注目することになるんだろうな〜とか思ったりするわけだが、それにしても、法皇が自らタブロイド端末をいじるような時代になっても、カトリック教徒の信仰心は相変わらずなんだろうか?てなことも気になるのだった。ただし科学技術の進歩と人間の宗教心は必ずしも反比例するものでもなさそうなのは、日本でも今どきは若い男女が大挙して神社に押し寄せてたりしているからで、なまじ科学が発達し過ぎて周囲を取りまく状況が以前より不可解の度合いを強めた結果、神にすがる気持ちがふたたび強くなった人間も増えつつあるのだろうか。本当に不可解といえば、今の世の中は何もかも不可解なニュースが多すぎて、ひょっとしたら正常な神経の持ち主のほうが少数派なのかもしれないような気がしてしまうくらいである。今やもう世界中で常識とか限度とかいう概念が消滅しかかっている人が増えてる感じなのは何よりも恐ろしいのであります(@_@;)


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コメント (2)


家族で「法王」か「教皇」かで会話したばかりなのに「法皇」という呼称が出てきてびっくりいたしました。因みにカトリックでは「教皇」が推奨されているようです。カトリック系ホームページと今朝子様のブログを毎日拝読している者も生息しているという事をお伝えしたくて書き込みさせて頂きました。今日は「灰の水曜日」四旬節が始まる大事な日です。「人は塵から生まれて。塵に帰る」という日です。お忙しいところ、失礼いたしました。

投稿者 テレジア : 2013年02月13日 13:31

毎日、今朝子さまのブログを楽しみにしています。
「コンクラーベ」という言葉がでてくるとは、さすがですね!
私は高3の時倫社を習った奥村一郎師との出会いから、21歳の時に洗礼を受けました。
主人とも教会で出会い、家族みんな信者です。
パパさまのツイッターには驚かせられましたが、今回の引退もビックリです。
あのヘデが信者というのも変かもしれませんね。

投稿者 hede : 2013年02月13日 16:33

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