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2012年10月17日

おでん ぴり辛ダレ

ぴり辛ダレはQPのレシピ本から。酒、醤油、味醂、コチュジャン、砂糖、塩少々、出汁の素を混ぜ合わせて作る。おでんは紀文頼み。今日は仕事のあとで美容院に行ったので料理は手抜きに。NHK「クローズアップ現代」を見ながら食す。
今日はいつもより時間を延長して[Can women save Japan?](女性は日本を救えるか?)と題するIMFの提言リポートに基いた日本の女性の就労問題がテーマとなり、パート勤務労働者でも管理職になれるオランダや近年急速に女性管理職を増やしている韓国の例が取りあげられて、女性の労働環境が今や先進国の最低レベルにある日本の状況が露わにされた。この問題については私もかねがね不思議に思っていて、出版業界でさえ管理職や役員の割合がいまだ低いのにビックリさせられるのだった。管理職も役員も全体の半数はいて当然の業界だと私には思えるが、とてもとてもほど遠い状態なのである。でもって女性政治家の少なさにも驚かされるのだけれど、ひょっとしたら男性の能力や意識が低い業界ほど女性の進出も低い、な〜んて結論が導かれたりするんだろうか。
ともあれ私の身近にあるのは出版界にしろ興行界にしろ純然たるビジネスという雰囲気はあまりない業界だけに、乗馬クラブで知り合った中から初めてこれぞ本物のキャリアウーマン?という感じの方を何人か発見したのであるが、彼女たちの話はちらっと伺うだけでもホントに大変そうで、その下の世代の女性が後に続こうとしないのは、それこそインセンティブがなさ過ぎるからではないかと想像されるのだった。少なくとも子育てとの両立は非常に困難な状況に置かれていて、その一番の原因は何よりも男女共に就労時間が長すぎることであろう。サービス残業や自宅持ち帰りが当たり前になっている仕事の多さは何が問題なんだろう?女性進出で却って出生率が高まったという諸外国と日本の仕事は一体どこが違うんだろうか?経済同友会は今後女性の管理職を30%以上にするという目標を掲げたようだけれど、仕事のやり方そのものを根本的に考え直さないと、管理職に抜擢されそうになって逆に辞めちゃう女性だって出かねない気がするのだった。仕事の効率化がなかなか図れないのは、コミュニケーションの取り方がとても面倒臭い日本社会のありようそのものに起因すると思えるだけに、社会全体の意識が変わらないと結局は管理職になった女性にますます負担がかかってしまうことになるのでは?と心配されます。
ところで話ゼンゼン変わってランチしながらTVで見たのは染五郎復活の記者会見!ずいぶん悪いという噂も流されているみたいだったので、先週お茶の阪本先生ともお話をして、早く記者会見だけでもされたらいいのに〜と言ったばかりだったので、元気そうな姿が見られて何よりでした(^_^)


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コメント (1)


就労時間の長さはほんと問題ですね。
IT業界なんかも、締め切りが厳しくお客さんの要望がちゃんとつかめてないとシステム不調で、メンテナンスがたいへんだと言いますよ。

若い人がデートもできないのでは、少子化どころか結婚するひとも減ってしまうわけだわ、と思います。

投稿者 ぱぐ : 2012年10月18日 15:52

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