トップページ > 牡蠣ご飯、蕪のおろし汁

2012年10月08日

牡蠣ご飯、蕪のおろし汁

前にQPで見た料理。同量の酒、醤油、味醂を煮立てた中に生姜の千切りと牡蠣を入れて火を通し、煮汁だけを水に加えてご飯を炊き、炊きあがってから取りだしておいた牡蠣と生姜をのせる。出汁に皮ごとおろした蕪を入れて煮立て、醤油と味醂、塩で味付けし、仕上げに片栗粉でとろみをつけて、別に茹でた蕪の葉を散らす。
今日は絶好の行楽日和にもかかわらず、朝からほとんど休まずにずっと仕事をしていてほとほと疲れてしまった(×_×)原因はまさかこんなに大変になるとは思わずに始めたNHKのWEB連載で、何が大変だといって自分から発案した注付けがイチバン大変で、ああ、失敗した!と思ってもあとの祭りである(;。;)
今書いてるのはちょうど学生時代の演劇体験なのであるが、70年代演劇についてわかりやすくさらっとまとめたものはありそうで意外とないのである。ウイキペディアなんかは呆れるくらいいい加減というよりも、どうでもいいような受賞歴を羅列するしかできないような、つまりは実際に観たことも当時の書籍を読んだこともないような人たちが、どういう目的もなしに、ただヒマに任せて書いてるに過ぎないようだし、それにクレームもつける人もいなければ、書き足しがなされた様子もあまりないのは、要するに当時の演劇好きでネットに興味を持ってる人がほとんどいないのか、仮にいてもタダで書くほどのヒマ人ではないのだろう。とにかく渋谷のジァンジァンでやっていた「授業」が中村伸郎の「一人芝居」になってることについては、まり子さんがクレーム付けてよ〜!であります。そんなわけで、別に大したことを書くつもりはゼンゼンなくて、ただ全く知らない人にイメージが浮かぶ手がかりになりそうなことをちらっと数行書くつもりが、思わぬ手間暇がかかってしまうのは、やはり演劇というものが一口ではなかなか言い表せないからでもあろう。なので書いているうちに煮詰まって頭痛がするどころかだんだん歯が痛くなってきたのは「授業」の
せいにちがいない(というジョークが通じる人も今や少ないかもしれませんが(^_^ゞ
それにしても、このネット上にフリーの匿名情報が氾濫していることも便利だと歓迎するばかりではいかないような感じが今回のことで改めて強くしたのだった。最近は出版の校閲者でさえネットのコピーを得々と振りかざす時代だが、タダが当たり前だったTV番組の行き着く先が今日の惨状であるのを思うと、フリー情報もまた今後グレードが上がるよりもむしろ劣化が避けられない気がしないでもないのである。何よりも匿名によって責任を負わずに情報を流すことが当たり前になってゆく社会風潮の行く末が私は恐ろしい。むろん便利になることも、何かが良くなることもきっとあるだろうが、その反面これまでのプロフェッショナルな送り手たちが姿を消すことによる無責任情報の氾濫によって、結果としてあまりにも高い代価を支払わされることになるのではないかという不安がぬぐい去れないのであります(v_v)



このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kesako.jp/cgi-bin/mt/mt-tb_kesako2.cgi/2421

コメントしてください




ログイン情報を記憶しますか?


確認ボタンをクリックして、コメントの内容をご確認の上、投稿をお願いします。


【迷惑コメントについて】
・他サイトへ誘導するためのリンク、存在しないメールアドレス、 フリーメールアドレス、不適切なURL、不適切な言葉が記述されていると コメントが表示されず自動削除される可能性があります。