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2012年09月29日

挽肉ともやしの味噌炒め

前にQPで見た簡単安上がりな料理。生姜汁と酒で下味した豚挽肉に片栗粉をまぶしてパラパラになるまで炒め、豆板醤を加えてさらに炒め、もやしを入れて炒め合わせて、味噌酒醤油砂糖の合わせ調味料で味付けする。
今日9月29日がちょうど日中国交40周年の日だそうで、日中国交が回復した1972年は札幌オリンピックや浅間山荘事件もあって、思えば何かと出来事が多かった年に、私は早稲田大学に入学したのでした。それにしても日中国交40周年に当たっては、さまざまなイベントや出版等が企画されて、ずいぶん前から準備していただろうに、それらが全部パアになって、泣いてる電通マンとか出版人とかイッパイいそうである。ともあれ、まさかここまで事態が悪化するとは誰も思ってなかったわけで、同様に誰もそこまで悪化するとは思わないうちにバタバタっと戦争が始まってしまう例は世界中の過去に多々あるので要注意だろう。昨日か一昨日の朝の報道番組で、誰か女性のコメンテーターが、最近の週刊誌を見ると「今にも戦争が起きそうというか、起こしたがってるみたいな記事の見出しがばかりが目について本当に心配になります」というような発言をされていたが、昨日電車の中吊り広告を見て、なるほど、この手の記事か〜と肯けるものがあった。ハッキリいって、今や出版各社が貧すりゃ鈍す状態のなか、特に週刊誌が主力商品になってるような出版社ほど経営の先行きが不透明だから、勢い売らんかな主義で、俗受けする見出しをつけているのだと判断すべきだし、そういう不届きな出版物は断固買わないことでマスコミに襟を正させるしかないのだけれど、うだつがあがらず欲求不満を抱える人間に限ってそういうものに手を出したがるのもまた昔からの通例で、その点は日中双方同様のことがいえるのだろう。もっとも、今どきは週刊誌の影響力なんて所詮微々たるもので、ネットの影響力のほうがはるかに勝っていそうだが。
私は「円朝の女」の最終章で日清戦争を背景にしたため、当時の新聞を読み込んで、いかにマスコミが戦争を煽るか実感し、小説の中でもそれについて触れたし、日清戦争を背景にしたのも、いずれは日中が衝突を余儀なくされるであろうことが念頭にあったからだとはいえ、書いた時点ではまさかこんなに急速に険悪なムードになるとは思ってもみなかったのである。いずれ衝突を余儀なくされるだろうとしたのは、明治維新の時点で国際的には英国の影響下に置かれた日本が、英国側から中韓を攻めるよう何度もそそのかされている事実があるので、対アジア的な見地からして、日本はまたしてもアングロサクソンの手先に使われる危険性が非常に高いと感じていたからである。つまり日米安保が中国に警戒心を抱かせるのは歴史的に理由の無いことではないのであって、日米間の集団的自衛権を認める方向に突き進めば、中国をますます刺激するだろうし、それでいて実際に局所的な衝突が起きた時は、米軍が何から何まで助けてくれるというふうに考えるのは余りにもおめでた過ぎて、むしろそんなことは絶対にありえないと認識しておくべきだろう。国際的には昔から甘ちゃんなニッポンである上に、昨今の政治家がまた昔とは比べものにならないほど甘ちゃんな人間の集団であるため、本当に外交の行方が心配でならない。日本の国難とは、あんたら自身の存在そのものだ!!!と私はアベボンだのイシハラだのに言ってやりたいのであります(`ヘ´)


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