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2012年09月16日
ちらし寿司、海老とジャガイモのサラダ
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
九月も半ばだというのに、まだ夏空の下に広がる馬場で今日も1鞍騎乗。今日は台風の加減で蒸し暑かったせいもあってか、いつものお相手ハイセイコーのお孫さんは厩舎で後ろ向きになって、名前を何度呼べど叫べど振り向きもせずに寝ていたから、大丈夫かしら(◎-◎;) と心配しつつも、脚とムチでかなり強めの合図をしたら駈歩がわりと長く続けられて、おまけに右手前の駈歩も珍しくちゃんとしてくれた\(^O^)/出来たと思っても逆足の恐れがあるので念のためにインストラクターの方に訊いたくらい、ふだんは非常に右足から出るのを苦手としているお孫さんなのである。それが今日意外と巧く出せたのは、インストラクターの号令で発進前に馬上体操をしてこちらの体勢を変えたからだろう。こちらもふだんあまりしない右手前なので、体重のバランスがそれ用にならず、お孫さんの苦手ぶりを助長している気味があったのだけれど、今日でようやくちょっとコツがつかめた感じだ。それなのに来週は旅行でクラブをお休みするのがちと残念だが、とにかく今月は思いきって強めの合図を出すことで、お孫さんのパワーを限界に近く引き出す方法が教われて満足でした。馬ばかりでなく、乗り手も自らの限界をどこかで打ち破る必要があることを教わった気がしてます。
ところで今日はクラブへ出かける前にTVで中国の反日暴動の報道を見て、私が十年ほど前に泊まった西安のホテルがメチャメチャに破壊されている映像にちょっとビックリした。当時はまだ日本との経済格差がずいぶんあったが、国内の経済格差も深刻になりつつあるという印象を受けたもので、北京はオリンピック前の整備事業が盛んに行われていた一方で、そこからバスでわずか二、三十分ほどの距離にある農業地帯では、地平線が見えるほどの広大な農地をまだ全く機械を使わずに耕していると聞かされたのを想い出す。農村部から逃げだして北京の街角で浮浪者となっている若者も沢山いたし、上海の高層ビル群とその裏通りの雰囲気のあまりの違いにショックを受け、日本の昭和三十年代から1980年代までが一体となったような状況にはさすがに無理を感じて、そうした国内矛盾がいつかは破綻を来すようにも思われたのだった。
そんなわけで、反日暴動自体は概ね昨日も書いたような経済発展から落ちこぼれた人びとの欲求不満のはけ口であり、政府側にとってはガス抜きなのであろうが、何も中国だけに限らず今や世界中に欲求不満とストレスを抱えた人たちが爆発的に増えていることを考えると、本当に世界の先行きが思いやられるのであった。不満のはけ口を結果として排外に向かわしめる構造にも気をつけないといけない。国内のエグゼクティブ
が自分たちへ向けられそうな矛先を逸らしている場合を往々にしてわるわけで、それは何も中国政府ばかりとは限らないから、今後日本の政治家の言動にも要注意であろう。
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