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2012年09月06日
メバルのカルパチョ、アワビのソテー、ウニのせイカ墨練り込みフェデリーニ、サマートリュフの大麦リゾット、牛三筋肉のステーキバルサミコソースほか
文春文庫の山口さん、「オール読物」の山田編集長、武田デスクとご一緒にうちの近所にある老舗イタリアン「リストランテ・ベネチア」で会食。烏骨鶏の生卵を添えたトリュフの大麦リゾットは食感が面白く、なかなかの逸品でした。
今日は来年の新春号から「オール読物」でシリーズ連載するお約束をして、大まかな設定はお話ししたものの、構想はまだほとんど出来ていないので、これからが大変だ(◎-◎;) お仕事もなければないで困るのだけれど、そんなに簡単にすらすら書けるものではないし、書く前にはいろいろと構想を練ったり、資料調べをして、書いたあとはゲラをチェックしなくてはならず、本当にちっとも気の休まらない商売である。「いや〜作家の方も僕らの若い頃とはゼンゼン違ってきましたよね〜」と、山田氏は昔のようないわゆる無頼派の作家が昨今は全く姿を消した話をなさったが、別にそれほどの売れっ子でもない私でさえこんなにタイトなスケジュールに追われちゃってるわけだから、現代の作家はそうそうワイルドには生きられないはずである。ともあれ編集者も昔に比べるとまるで堅気の会社にお勤めするような優等生タイプが増えてきちゃってる現状の問題点を山田氏が指摘されたので、今の時代は作家や俳優といった表現者までがたぶん職業の対象として認識されていたりするのだろうし、とにかく何もかもが仕事をすること自体よりも、食べるための職に就くことのほうが強く意識されていて、その最悪の例が政治家なんじゃないの〜(--#) てな話を私はしたのだった。
武田氏とは久々の再会で、以前N賞のパーティの時に中村京蔵丈から熱〜い眼差しを送られていたのが印象的だったのを想い出しました(*^^)v
山口さんは以前「オール」の編集者としてN賞受賞後の初エッセイを担当してくださっていて、それを読んで面白く思われたNHK出版の加納さんから自伝エッセイWEB連載のオファーを頂戴したのだが、いよいよその連載も明日の午後2時以降に配信スタートとのこと。なので明日のブログにはサイトのアドレスをUPするつもりです\(^O^)/
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