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2012年09月05日

胡麻ダレ五目冷麺

整体治療に行く前に大宮ルミネ内の「石庫門」で食事。
寺門先生の治療院は代々木駅の近所にあるのだが、今日は駅前にどこかの神社(まさか代々木八幡?)のお祭提灯が飾られていて、それを見ていたら「山野美容学院」とか「山水楼」とかの提灯と並んで「日本共産党」と一字ずつ書かれた提灯が中央にデカデカと見えたので思わず笑ってしまった。ひょっとしたら神社のお祭りではなかったのだろうか。何せ唯物論のはずなので。
ともあれ今度の選挙では、いっそ共産党にでも票を入れるしかないんじゃないかという意見を昨日会った小林姐さんからも聞いたのだけれど、私の世代は「反代々木系」と呼ばれた新左翼の台頭を知っていて、共産党は古くてダサイ左翼のイメージだし、おまけに小選挙区では死に票になる確率があまりにも高くて、比例代表で投票するしかないのが困ったものなのである。とはいえ左翼系支持者の唯一の受け皿といった観があるのも確かで、欧州圏では左翼右翼双方の台頭が見られるのに、日本では右寄りばかりの発言が目立つのは何故なんだろう。今は世界中が1930年代と似ているようにいわれ、グローバリゼーションによる労働不況で人心が右と左に大きく振れるなか、穏健なリベラル派が退潮を余儀なくされるのは当然としても、日本で左翼の台頭が見えづらいのはちょっと不思議なくらいで、昭和初期ののほうがずっと左の勢いはあったようである。要するに現代の年収に乏しい若い人たちは経営者に搾取されているという感覚が薄く、実際問題まだ日本の国自体が豊かなおかげで、それほど追いつめられてはいないと見るべきなのだろうか。私自身は今後も右や左にブレることなく、一貫してリベラルを標榜したいところだけれど、その受け皿も本当に見えづらくなったことに困っております(-_^:)


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コメント (1)


こんばんは。
「死に票」という言葉が気になったのですが、落選した候補に入れた票ということでしょうか。それとも、最初から当選の望みのない候補にあえて入れた票ということでしょうか。
私には、どちらも死んだ票とは思えないのです。落選した人の得票数は、当選した人に「自分を支持していない人の数」として認識されると思うのです。
そう考えて自民も民主も嫌だからと当選の見込みのない共産党に投票してきました。共産党に政権を取ってほしいなんてこれっぽっちも思いませんでしたが、マイナス投票の制度がないので。
これからは、橋下を阻止するために自民や民主も使うつもりです。

投稿者 ぷみ : 2012年09月05日 23:43

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