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2012年09月04日
桃とサンマのサラダ、サザエの壺焼きエスカルゴ風、真子鰈のフリット、テリーヌ、生ハム6種盛り合わせ、イカスミ練り込みカッペリーニのかぼすソースほか
幻冬舎のヒメと大宮駅前のBuonViaggioで食事。
今日は夕方からソニーのリーダーストアの飯沼さん、エディターの酒井さん、幻冬舎のコンテンツビジネス室の林氏がお見えになり、リーダーストアのリニューアルに当たっての著者インタビューを二時間に渡ってお受けした。まず、なぜ私にインタビューを?と不思議に思ったのだけれど、各社が出している電子書籍端末の中でも、ソニーのリーダーのユーザーは四、五十代の男性が多く、実際に時代小説の人気が高いのだそうで「うちの読者層とバッチリ重なりますので」というお答えに、なるほど、と納得した次第。私はもともとIPad2で青空文庫をやたらと読んでいたのだが、IPadは車内で読むにはともかく、ベッドに持ち込むのは重すぎるし、また画面の縦横が勝手にくるくる変わって読みにくいのが難で、その後リーダーを頂戴して、軽くて持ち運びに便利だし、画面が勝手にひっくり返ることもないのでベッドでも読めるし、書籍を読むだけならやはりこちらのほうがいいな〜とは思っていたのだった。それにしても、私の周囲では、旧友モリの娘が楽天でコボの部署に配属替えとなり、講談社の神保さんがデジタルコンテンツ営業部の部長に異動されるなど、このところ電子書籍に関連する話を相次いで聞いているせいか、楽天のコボが参戦した結果、電子書籍戦線はいやが上にも活気づいてきたという印象で、これが出版業界全体にとっての追い風になることを願いたいものである。私はもちろん紙の本の良さを重々承知している世代だけれど、なにせCD=ROMで歌舞伎事典を作ったこともある人間なので、電子出版物の可能性も高く評価しており、双方の棲み分けや共存が巧く出来ればそれに越したことはないと思っている。ソニーのリーダーでは時代小説の人気が高いと聞いて、それなりに意を強くしつつ、紙と電子双方になるだけいいコンテンツを供給すべく日夜筆をふるう、ならぬ今やキーボードを叩くことに集中しております。
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コメント (1)
CD-ROMの歌舞伎事典、なつかしいですね。買いましたよ!たしか松緑さんの弁慶の飛び六方があったと記憶していますが…
歌舞伎事典は重宝に活用していました。(今探したのですが見つかりません。探すのをやめたときにどこからか出てくるでしょう)
投稿者 hanako : 2012年09月06日 17:03