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2012年08月30日

京都行

今回は全く私的な用事ばかりで過ごした京都だが、幸い一昨日、昨日は恐れていたほどの暑さではなかったものの、今日は午前中から猛烈な蒸し暑さのなかで久々に墓参りを妹といっしょに済ませて早々に引き揚げてきた次第。一昨日は祇園の「川上」でこれも妹といっしょに晩ご飯。これまでは一応取締役の一員だった両親が今年から「川上」の経営から完全に退くことになるので、食後は店主の加藤氏と妹の3人で久々にゆっくりとお話をした。現在は加藤氏、南氏、野上氏の三人を中心に総勢九名がフル稼働で店が回っているとのこと。「昔は先輩と後輩で出勤と帰りの時間が違いましたけど、今はそんなことも言うてられん時代ですから、僕もふくめて全員朝8時半の出勤で、帰りもみんな一斉に帰ることに決めてるんです。朝一番にまずその日の献立をみんなで確認するところから始めるんですよ」と加藤氏に聞かされてさもありなんで、「確かに今の若い人を動かすには、こっちもいっしょにどころか、倍以上に動かんとついてきてもらえへんやろなあ」と言いながら、つくづく昔とは世の中が変わったことを改めて思い知らされた気がしたのだった。
昨日は伏見に住まう両親を見舞い、母親の病状がさらに進んでいることや父親の精神的な衰えを目の当たりにしながら、その前後に母方の叔母や、妹のダンナと腹を割って何かと話し合い、ご両人共にとても理解があったので少しはほっとしつつも、現在日本人の多くが直面している高齢者問題を個別的に突き詰めて考えざるを得なかった。とはいえ、まだ先の長い話でこちらが先に参ってしまっては元も子もないし、またこちらだって今の健康状態があと何年維持できるかどうかもわからないわけなので、妹のダンナとは今度どこへいっしょに遊びに行くかというような話で盛り上がったりもして、和気藹々のうちにお別れできたのは何よりだった。
京都滞在中もさまざまニュースがTV画面を賑わし、染五郎の転落事故がひとまず深刻な事態を避けられそうな報道にはホッとした次第。一方、南海トラフ巨大地震の被害予想は深刻を通り越しているにもかかわらず、永田町には相変わらず今そこにある危機がまるで気にならないノンキな人びとがたむろしているらしく、ブースカに対する問責決議案が可決して、結果、何もかも先送りになっちゃうってホントですか〜〜!!!という事態には愕然とさせられる(-_-#)「国会議員はみんな若年性も混じった認知症やねんで。そうとしか考えられへん。そら、どこの国もバカにして、どんどん攻めてくるんは当然や(`ヘ´)」と妹のお怒りもピークに達しておりました。


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