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2012年03月17日

帆立貝と菜の花の白和え、肉じゃが

今日はしっかり2品作りました∈^0^∋白和えは以前QPで見たように思って材料をゲットするも、レシピ
本に載ってなかった!ということは、どうやら別の何かで見たらしく、故に自力で調理した。絹ごし豆腐は水気をきって潰した上で練り胡麻と混ぜ合わせて塩、砂糖、醤油少々で味付けして和え衣を作る。菜の花はさっと塩ゆでし、帆立貝は生のママ軽く塩をして四等分してから混ぜ合わせる。肉じゃがはまず牛肉を炒めて砂糖と酒で味付けし、玉ネギとジャガイモを加えて軽く炒め合わせてから醤油で味付けし、水を注いで柔らかくなるまで煮込む。牛肉の出汁だけで十分おいしく仕上がった。
料理しながら見ていたTBSの「報道特集」では大阪の教育基本条例案をめぐる問題をじっくり取りあげていた。教育に競争原理を持ち込もうとするこの手の法案は、英国のサッチャー政権に端を発して、米国では911直後のブッシュ政権下で導入され、両国とも結果的には失敗で終わったという見方が現在では強いらしい。へたに数値目標を掲げると、米国では却ってズルする先生が現れたりというような弊害が実際に起きたようだし、市場原理の導入みたいな考え方は、こと教育に関しては本末転倒にならざるを得ない感じが強く匂った。同番組では以前妙に私が気にしてブログに多くの書き込みを頂戴していた三鷹高校の元校長肥田先生の事件も取りあげられて、東京と大阪の2大都市でさえ、この間首長の資質によって教育現場が大変息苦しい状況に陥っている問題点が併せて指摘された。橋下氏は面従腹背大いに結構という考えのようであるが、先生たちが面従腹背で「君が代」を歌う姿は、当然ながら子供たちを却ってアンチ日の丸アンチ君が代にしちゃうにちがいないと想像され、ひょっとしたら橋下氏は深謀遠慮に長けた反日運動家なのかも?という気がしたくらいである。なぜなら彼の主張するところはどうしても世界スタンダードから一周遅れの感が否めず、それは大阪という地域の特殊性によるものなのかもしれないと、この間もろもろの報道を見て同情もしているのだけれど、本当の意味で日本を世界の潮流の中に位置づけるに足る発想とは到底思えないからであって、つまりはかつての二流国の追いつけ追い越せを再現しようという以外の何ものでもないと見るからである。おまけにそもそも教育の問題は文科省も含めて、現場での施行が発案された時点から必ず遅れるために、結果的に悪い目にばかり出てしまうので、いっそ何も口出ししないほうが却ってマシなのではなかろうかと、つい思ってしまうのだった。
ところで発展途上国は別として、いわゆる先進諸国において、ここまで情報が行き渡るようになった今日、学校教育は子供たちにどの程度の影響力を持つのか、あるいはどういう教育が今後の社会における人材の育成につながるのか、本当のところを確信して教育に携わってる人は現在どのくらいあるのだろうか。いわゆるお受験して一流の大学に入ることなんてもう何の意味も無いよね〜という否定的な意見はよく耳にするのだけれど、従来の職業訓練的なモノ以外に、これからの人材に絶対必要とイメージされる教育の具体例を寡聞にして私は存じません。ヒップホップがそれなんだろうか?と、またしつこくイチャモンつけてしまいました(^◇^;)



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コメント (3)


肉じゃがよく作りますが私はまず玉ねぎを炒めてジャガイモを加え軽く炒めて一度煮立ててから肉を入れていました。今朝子様のやり方目からウロコです!なにか関西風で美味しそう!早速やってみたいです。
日の丸君が代 私も横浜のキリスト教の学校だったので日の丸より何かというと聖歌でした。でも公立の学校はやはりスポンサーが国だったりするのでこだわるのでしょうね。愛国心というものは強制されたり法で定められるものでなく兎追いしかの山だと思いますが。風邪はすっかり治られましたか?

投稿者 ねこかおる : 2012年03月18日 08:36

松井様の意見を読み、橋本市長に対する私の何となく感じる違和感の根源が判ったような気がします。確かに彼がしゃかりきになり、職員の粛清をしようとしているのは大阪市民として36年、今は市を出て府民ですが、よくわかるのです。縁戚関係に公務員(教員も含め)は数多く、その実態は「働かず、権利だけは主張する」これを言うと「真面目にやってる方も居る」と言われますが、一般企業に勤める者からみれば、それさえも甘い。
しかし橋本氏の教育始め、文化に対する考え方は維新後の明治時代の政治家と変わらない。維新を革命として礼賛する方は多いですが、地方の資料などを見ると江戸時代よりも庶民にとって過酷な生活を強いられていて、全てが良かったわけではない。まあ、革命とはそういうものかも判りませんが、しかしその頃の政治家と変わらぬ考えを推し進めても、戦後民主主義を知った国民が全て受け入れられる筈もなく、一番大事な教育が政争の場になるだけのような気がします。

投稿者 お : 2012年03月18日 09:40

春は肉じゃが。新じゃが出てくるからですかね。私のやりかたはなんと何にも炒めなしです。
乱暴に思う方がいらっしゃるでしょうが、勇気を出して試してみるかたに簡単にご披露します。
お鍋にじゃがいも、玉ねぎを底に敷いて脂身のサシが大目の薄切り牛肉をじゃがいもの上に乗せ、
砂糖お醤油みりんも少し、赤ワインとその半分の量のお水をじゃがいもの肩が浸かるくらい入れてお鍋のフタをして煮るだけ。
炊き始めはすごくえげつない匂いがしますが、かまわずに8割がた柔らかくなるまで煮ます。直ぐに食べずに3,40分そのまま置いてじゃがいもの芯に味がしみるようなじませ、食べる直前にもう一度暖めてできあがり。
炒めるやり方よりもじゃがいもの角が煮崩れません。不思議です。
橋下改革はまず最初に極論をぶちあげて目を惹くやりかた。
それまで安穏としてきた聖職さん相手にはああなるのかしら、まともに受け止めすぎないように。
まぁでも公務員の世界は緩みきってますから、橋下クンはハレンチ過ぎる口調になるんでしょう、改革は始まったばかり。
長い目で見守りましょう、監視。

投稿者 毎晩晩酌 : 2012年03月18日 17:39

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