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2012年03月15日

鶏のカルパチョ、鶏の唐揚げ、野菜サラダ、だし巻き、おにぎり

翻訳家の松岡和子さんとさいたまムービックスで「戦火の馬」を観る前に大宮駅前の「喰心」で食事。「わざわざ東京から埼玉まで来て映画観る人は珍しいと思うのよね」と松岡さんは仰言りながら、「でもやっぱりこの映画は馬好きの人と一緒に観なくちゃねえ」ということで、さいたま芸術劇場での「シンベリン」の稽古帰りに大宮へお越しになったのだった。確かにこの映画、最初から最後まで馬が映っていないシーンのほうが少ない、馬好きには堪らん必見の作品だが、ミュージカルの映画化だけに超ウエルメイドなドラマの作り方や、カメラワークの巧さを併せて非常に楽しめるように出来ており、たまたま乗った帰りのタクシーの運転手さんも、私たちが話していたら「僕もちょうど昨日観たんですけど、3度くらい泣けるシーンがあって、久々にイイ映画でしたねえ」と口をはさんでこられたくらいである。私はむしろ意外と笑えるシーンがあって面白かったのだが、冒頭には馬の母子愛が丁寧に映しだされ、戦場のシーンでは人間の友情と馬同士の友情が並列に描き出されることで、馬も人間も同じ生き物として共に生命を全うする難しさと尊さがひしひしと伝わり、危機一髪の苦難を何度も乗り越えて生還する姿に勇気づけられ、さりげない反戦のメッセージを受け取ることもできた。現在のこのスリリングな日本では本国よりもサバイバルの共感が得られそうな気もする。それにしても馬同士の友情を演じる馬たちの名演技にはビックリさせられます\(◎o◎)/!


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コメント (3)


私も拝見いたしました。
泣けるよッと言うことだったので、ハンカチ2枚を持って出かけたのですが、意外と泣けるシーンがなく、むしろ戦闘シーンで目を覆うために必要でした。
100年前の戦争ではサーベルと機関銃が同列だったのかと不思議でなりません。
ドイツ兵とのやりとりや、あひる?ガチョウ?の演技、その他ユウモア・ウイットあふれるシーンに外国映画の豊かさを感じました。
勿論 馬達は秀逸でしたね~。
どのような調教をしたらあんな事ができるのかしら。
おやつに釣られない馬がいるなんて・・・・・。
目だけでなく体全体で演技していましたもの。
\(◎o◎)/!です。
シルバー割引で¥1000でした。
馬と映画関係者に申し訳ない金額です。(;一_一)

投稿者 小山 雅子 : 2012年03月16日 19:47

「戦火の馬」War horseブロードウェイ版(舞台)は、
2011年トニー賞でミュージカルではなく、
ドラマでの受賞です。
登場する馬は、実物大のパッペットで
実盛や熊谷のそれと違って
南アフリカのパッペットショーのカンパニー3人がかりで
「ライオンキング」よりリアルな動きです。
you tubeかNHKのオンデマンドでトニー賞授賞式があれば、
一端を観れます。

投稿者 細傳痴庵 : 2012年03月17日 13:38

「戦火の馬」War horseブロードウェイ版(舞台)は、
2011年トニー賞でミュージカルではなく、
ドラマでの受賞です。
登場する馬は、実物大のパッペットで
実盛や熊谷のそれと違って
南アフリカのパッペットショーのカンパニー3人がかりで
「ライオンキング」よりリアルな動きです。
you tubeかNHKのオンデマンドでトニー賞授賞式があれば、
一端を観れます。

投稿者 細傳痴庵 : 2012年03月17日 13:39

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