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2012年03月14日

ブリの照り焼き、切り干し大根と油揚げの煮物、昨日の残りのミルクシチュー

去年の冬から、西日本では天然ブリが獲れ放題みたいで、私も本当によく食べている。今日のは和歌山産でした。
柔道したり、ヒップホップしたり、君が代をちゃんと歌ってるかどうか唇の動きを見られたりまでするのだから、今の学校の先生は本当に大変である。永井愛さんの作品に「君が代を歌わせたい男たち」という風刺喜劇があったが、現実はもはやコメディーを超えているというべきか。唇の動きを見た校長の映像がTVに流れた時は、ええっ、これが校長!!!嘘でしょう、まだガキじゃん…と呟いてしまうような若い男性に見えたのだから、私も本当に年を取ったものである(/_;)
近代国家の成立と共に始まる近代のマスプロ教育の目的は国家にとって必要な人材を育成するものなのだから、国がお金を出している教育現場で国歌を歌わせたがるのはある意味で当然ともいえて、私なんかは、ああ、歌わせたいのね、ハイハイ、てな調子で割り切って受け流せば済むような気もするのだけれど、真面目な人ほど「君が代」という文句に躓くのだろうし、教育を国家から切り離したいと考える人がいても決しておかしくはないのであろう。
私の場合は、フランスに本部を置く修道会が経営するミッションスクールで学び、校長がフランス人だったので、学校行事には君が代とフランス国歌の両方が流されたし、君が代を歌うよりも聖歌を歌う機会のほうが断然多かったので、教育には常に教育をする側の何らかの意図が反映されている(つまり、ミッションスクールならキリスト教の伝道というような)ことを子供心に理解した結果、教育というものをある程度冷めた目で見るようになったのかもしれない。なので公立の学校は国が作りたいような人間を作るべく教育してるのだろうと思ってはいるのだけれど、だとすると今回のダンス必修は、韓流タレントに対抗し、EXILEみたいなグループをどんどん増やして外貨を獲得しようという意図なのだろうか???


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コメント (1)


真面目に君が代に反発して歌わない教師は、世慣れてないのね(ため息)な気分がします。信条に反しても職務の一部として歌わざるをえないのも生活の知恵なのでは?と疑問に思います。 
 だからといって、苔のむすまで天皇を支える礎になれと言う歌詞の国家をいつまで有難がるのか嫌気は差していますけれども。
 その上唇の動きを見て罰則を与えようとすることが、正義のようにうけとれる新聞記事も阿呆かいなと思います。多分教育界は閉鎖的で今でも無理が通れば道理が引っ込む世界なのでしょうね。それに反発する教師も個々人で反発するのではなく、仲間を作ったりスパイのように情報収集して教育委員会だけでなく現在の教育のありようも上から通達する官僚主義から脱却出来る方策を虎視眈々と狙うべきなのでは?個々人で反発しても粛清されるのは昔からですが、やる気でやれば、仲間は集められるのではないかと思います(監視をくぐるのが厳しいとは思いますけれども)。

投稿者 nao : 2012年03月15日 23:00

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