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2012年02月02日
大根とホタテ貝のサラダ、昨日の鍋の残り
冬によく作るサラダで、千切りにした大根を塩でしめてホタテ貝柱の水煮缶とマヨネーズで和えるだけ。昨日の鍋がたくさん残っていたの作ったのはこのサラダのみ。NHKの「クローズアップ現代」を見ながら食事。今回は「科学が開く料理のトビラ」と題して、前半は液体窒素を利用した料理などが紹介されたが、正直イマイチ食べたみたいと思うほど美味しそうな料理はまだ開発されていないような気がした。
後半は地方に残る古来の料理法を科学的に分析する取り組みが紹介され、その結果として、野菜は50度くらいのお湯で洗ったほうがシャッキリするとか、ご飯の味は炊く温度でおいしさが決まるというようなことがわかったらしく、それらは大いに役立たせてもらえそうだ。冒頭で昆布のだしを一番良く引き出せる温度は60度というのが紹介されたが、そのことは私が調理師免許を取得した30年以上前にすでに試験問題に出ていたのをよく憶えている。
そもそも料理は大昔から科学の一種であり、西洋では錬金術の基礎にもなったとされるくらいだが、たとえば自分でお吸い物を作っているときに、出汁に酒や醤油を加えていって、最初のうちはどちらかの味が立ち過ぎているのに、ある瞬間それがぱっと一つに融合してオイシイ!!!になるのは、まさに化学反応以外の何ものでもないような気がする。特に塩を使うと面白いくらいに化学反応するのを実感されたことはないだろうか?酒、砂糖、醤油、塩を使った場合、甘みは塩加減ひとつで消えたり強くなったりする。それゆえ私は料理をしている時に塩を使うといつも化学実験してるような気分になるのでした。
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コメント (3)
私も料理は科学だと思います。塩加減ひとつの塩梅と言う言葉は、料理の一番重要な核のような気がします。(と言うほど料理上手ではあーりませんが)。
晩酌子様の説明で少しわかった気がしますが、自殺する校長さんは板ばさみで辛いでしょう。それで死んでも周りや家族にきちんとその方たちは信号を送っていたのでしょうか?自殺するほど辛いことを抱えて自殺する人を非難する気持ちはありませんが、自殺したら家族や親戚が自分以上に苦悩する可能性も考えてからにして欲しいです。
それに、多分自殺した校長はほとんど男性ではないかと思います。間違いであれば申し訳ないですが、女性の校長なら開き直るところを自殺した方が多く統計さえとれない状況で、地域差もとても大きそうに思います。
投稿者 nao : 2012年02月03日 03:13
そうそう確かに料理はサイエンスだと実感します。でも、です。このところ、モレキュラー・ガストロノミーとやらいう、まるでキッチンが化学実験室になってしまったような調理がはやりらしいです。調理場にボンベやら計器やらが並んでいるのだそうです。高圧でソースを泡状にしたり、寄せ物をゼラチンの比重で層状にしたり・・・。そうまでしていただかなくても、と、思うのですが、どうでしょう。近頃、どこのレストランでも登場する白いだけの四角い皿に色鮮やかなソースがしぶきのように飛んでいるスタイル、これもまたはやりでしょうか。あたたかな色と絵柄のお皿で、ゆったりのんびりおいしいものが食べたい、と思うのですが。
投稿者 せからしか : 2012年02月03日 11:53
美味い料理を間違いなく作るには、方程式があるのは当たり前で、昨日のクローズアップ現代はスタジオに校長センセが出張ってくるまでせなアカンのかしら、ちょっと演出しすぎてヘンやった。
校長の自殺が多いのは男が多いからいうのはそうかも。小学校は女性校長多いですが高校はまだまだ男が多いから、それありかも、naoさん鋭し。
女はイイ意味で図太いですから、死を選ぶまで己を追い込まないですもん。男はんは、イザとなると気ィ弱いからなぁ。
昨日のコメは昔なじみのツレに代書してもらいました。
そのツレは学校時代には先公(いやさ今はめっきり使わないのでああ、トシがばれてしまう)を、
クチで凹ますのが凄い子で、けれど愛嬌があるせいか人たらしのトコがあり、最後は先公ちゃんを苦笑いで手打に終らせる名人です。
私立組の方にはなかなか想像しにくいでしょうが、私が通った公立校は教師同士がとかく複雑で、日々の取るに足らない小さいことですら、上に押さえられているせいか教師同士が仲悪く、ご自身らが面イチじゃないので、生徒にあたるというか、ぎすぎすしてましたわ。
いやさ、もう大昔のことです。
それと世間からすりゃ、学校の事はたかが~に入るくらいの話題性が薄いお題なので、学校関係者だけが深刻に考えすぎ。とかく真面目なお人らやからね~。
投稿者 毎晩晩酌 : 2012年02月03日 13:13