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2012年01月27日
キャベツ入りポトフ
絶食明けの定番メニューで、昨日から絶食に近いほど食べていないのでコレにした。人間は食べないほうがよく眠れるのか、ふだんは5時間くらいなのが昨夜はなんと8時間!も睡眠を取り、却って午前中は頭が痛かったり気持ちが悪かったりもしたが、執筆しているうちに躰がだんだ元通りになって、晩ご飯はしっかり食べられたのでご心配なく。年に一、二度はこうして躰が自ずと弛んでくれて、幸いその時に無理を強いられることが少ない職業なので、なんとか今日まで大病をせずに過ごしております。
ところで今年中に必ずありそうな衆議院選挙にも困ったもので、さまざまな状況において日本がこんなに追いつめられている時代に、バカバカしい「引用合戦」を暢気にしている二大政党なんかには絶対に票を入れてやらない!!と思いつつ、さりとてどこに投票したらいいものか悩んでいる人は多いのではなかろうか。いくらなんでも石原新党なんて選択肢は全くナシだよな〜「立ちあがれ」も一緒になって、要するに時代錯誤な右寄りのジイサンたちの老老介護みたいな集団だもんな〜と思いながら、このジイサンたちにそれこそクリンチされたら橋下市長は一体どうするんだろう?なんて気にしている人も多そうである。ジイサンたちに抱きつかれそうな理由は、橋下市長にも教育に関する言動等に反動的な色彩がハッキリ見えるので、同類と思われているからだろうし、ジイサンたちと合体すれば、ちょっと心配してたけどやっぱり本当にそうだったんだ〜と思って離反する支持者もたくさん出るだろうから、彼が国政に打って出るつもりなら、ジイサンたちに抱きつかれるのはいささか迷惑だろうとも思われるのだった。一方、彼も本気で右翼的な改革者たらんとしてジイサンたちと組む可能性もあるわけで、何しろ「維新の会」というネーミングがそれを物語っていると解釈できなくはないのである。ブログ読者の若い方はあまりご存じないだろうが、かつて「昭和維新の歌」というのが流行った時代があって、「べきらのふーちに、なみさわぎー」なんて歌詞を何故か私も知ってるのだけれど、流行ったのは昭和初期の5.15や2.26事件が起きた時代で、当時も今と同じような世界的不況のまっただ中で、二大政党は汚職合戦でだらしなくてどうしようもなく、青年将校たちはこの歌をうたって国家主義的なクーデターを企てたのである。二番目の歌詞には「権門上に傲れども、国を憂える誠なく、財閥富を誇れども社稷を念う心なし」、三番目は「ああ、人栄えて国滅ぶ、盲たる民世に踊る」というような考え方の持ち主はジイサン新党やそれを支持する人たちには当然いらっしゃるとしても、「維新の会」はどうなんだろうか。ひょっとして「昭和維新」という言葉を全く知らずに「維新の会」を名乗ったとしたら歴史観があまりにもなさ過ぎる無知な集団だと思われるし、十分に意識してわざと名乗っているのだとしたら、それはそれでまた怖いのであった。
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コメント (1)
老々介護で思い出したわけではありませんが、書籍類の消費税の扱いに関して、読売のこの方が一説述べられたそうです。
(既にご存じかもしれませんが、送らせて頂きました)
http://www.webdoku.jp/shinbunka/2012/01/26/134134.html
投稿者 miyako : 2012年01月28日 15:38