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2012年01月05日
挽肉とブロッコリーのカレー
QPで見た料理。ニンニクのみじん切りで香りづけした油で粗みじんにした玉ネギを透き通るまで炒めてから合挽肉と炒め合わせ、薄力粉を振ってとろみをつけ、カレー粉で味付けし、水煮缶のトマトと生姜のすりおろしとスープの素、酒、湯を加えてじっくり煮込んだ上でブロッコリーを足して柔らかくなるまで煮て、仕上げのカレー粉を入れ、ウスターソースと醤油、粗塩、胡椒で調味する。こう書くと面倒そうな手順だが、意外と簡単に作れる。ただし水煮のトマトを1缶使ったらカレーというよりハヤシっぽい味になった。ブロッコリーは茹でずに入れる細かく小房に分け、茎も皮を剝いて使うべし。玉ネギは1センチ角くらいの大まかなみじん切りでOK。
大間で水揚げされたマグロ1本に5千万以上の高値が付いたというニュースを聞いて急に銀座の「あら輝」に行きたくなった。誰かいいパトロンを探したいものである(笑)。それにしても原発の風評被害はどうやらマグロにまでは及ばなかったようで、ホットしてらっしゃる関係者も多いのではなかろうか。とにかく人口爆発や新興国の進出によって、これからますます食べられなくなるものが増えそうな勢いだから、食べられるものは何でも今のうちに食べといたほうがよさそうな気がする人もきっと増えているにちがいない。
ところで食べログにやらせが見つかったというニュースはさもありなんだが、これは私もときどき見ていて、メニューがいちいち書いてあったり、グルメ評論風の文章や結構シビアな意見が載ってたりするので、皆さん本当にマメだなあと感心していて、知らない土地で店を選ぶときには大いに参考にしたりもしているのだけれど、別に全面的に信じているわけではないのは雑誌の紹介ページと同断である。実際に行って食べてみれば、ワタシ的にはどれもそこそこにオイシイけれど、だからといって何が何でもこの店で次もゼッタイ食べたいと思うような店もほとんどないのが「食の現在」だし、何故こんな店が!!的な疑惑が今やどんなジャンルの情報にも生じてしまうのは、店でもなんでもとにかく多すぎるからである。こんなに沢山ある中で、一体どうやって選べばいいのかというような悩みは、私たちの若い頃になかったもので、それは実に幸いだったのかもしれないと今にして思うのである。モノが無いのは確かに不自由だが、有りすぎるのがもっと不自由であるのは、選ぶという事前の行為に人生の大切な時間を奪われてしまうからで、選択のための情報を選ぶことさえ大変で、しかもそれが必ずしも正確なものばかりではないとしたら、いっそ何もかもミズテンで世渡りしたほうが時間の無駄遣いは避けられるということなのかもしれないと、今や徐々に残り少くなりつつある人生の時間のほうが惜しい私は思うのでした。
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コメント (2)
あけましておめでとうございます。旧年中はいいたい放題してお世話になりました。今年は、少しでも大人の女らしいコメントをしたいと思います。(なるべく感情的に流されているようにしたくないので気をつけてはいるのですが・・・)たまに、不快な気持ちになった方がいるのではないか、とーっても不安になります(臆病者ですが・・・)
カレーにトマト水煮一缶使ったことがあります。(料理番組で観たか本かです)。最初のほうは美味しかったのですが、結構くどくてはけませんでした。これは、ブロッコリーから野菜の美味しい水分が出てちょうど良くなりそうなので一度作ってみたいと思います。
投稿者 nao : 2012年01月06日 02:31
10年前ぐらい前にアメリカの有線チャンネルがたくさん有り過ぎてわからない人用にガイドブックがあると聞きました。
食べログもまぁそんなもんでしょう。
私はひねくれてるから、自分がイヤな目に合った店を後で読むのに使ってます。
クレーム付けてる人のを「そうそうわかる、あの店いつもいっしょな慇懃無礼しとんなぁ」と共感したり、
褒めてるのも読んで「ええ~そんなんが心遣いかな?それとシェフ自らがホンマに撃ってきた鴨やないのに、この日も豊漁でしたんか~オカシイわ」とか。
料理学校出たらすぐに親にお金を出してもらいでもして、ほんとカンタンに開業できる世の中ですもん。
まぁ3年も持ちませんわ、方丈記です。
食べに行く客もホンマもんもわからずまま毎晩外食の人も増えて、値段だけであっちの店こっちの店と渡り歩きますからね。
食べログは時代のアダ花、在ってもわるぅはないけど、証券取引所がカンタンに上場させるほうが問題ちゃうかと思いますわ。
投稿者 毎晩晩酌 : 2012年01月06日 14:23