トップページ > 鶏もものバター焼き

2011年12月24日

鶏もものバター焼き

日本でクリスマスに七面鳥でなくニワトリを食べる習慣が定着したのはいつ頃なんだろう?KFCの戦略に乗せられただけじゃないだろうし、な~んて毎年このシーズンに思うのだけれど、今日は伊勢丹クインズで九州のアカ鶏なる美味しそうな骨付きもも肉が売られているのを見て、私が子供のころ大好きだったバター焼きを想い出して作ってみたら、我ながら上手にジューシーに焼けて満足した。表面を皮のほうからこんがりとかなり長いあいだ焼いた上で、骨付き肉は火の通りが悪いから、最後に電子レンジでしっかり熱を通したほうがいい。
フィギュアスケート全日本選手権を見ながら食事。浅田真央にとってはこの試合があって本当に良かったんじゃないだろうか。人間どんな時でも自分を救ってくれるのは、目の前に何かやらなければならないものがあるということだろうと、年を重ねた今つくづく思うのである。リンクにいる彼女よりも客席のほうが緊張しているような異様な雰囲気の中で、長い手足を活かした伸びやかな振付でいつもよりゆったりと舞うことを心がけた無難な演技を披露して観る側をほっとさせてくれた。トリプルアクセルにこだわらない今シーズンの彼女は却って表現力に幅が出てきて、ようやく一皮剥けたオトナの演技を披露してくれるようになった。一皮剥けたといえば、村上佳菜子の進境が著しくSPは掛け値なしの1位であることが素人目にも窺えた。
とにかく日本選手権を改めてじっくり見ると、男女を問わず選手層の厚さは驚くばかりで、今や柔道よりもこちらのほうがよっぽどお家芸と呼べそうな気がしてくるのでした。柔道は今だとフランスのほう上でしょう。なので中学の必修教科は柔道よりもフィギュアにしたほうがいいんじゃないかと思ってしまうのであります。


このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kesako.jp/cgi-bin/mt/mt-tb_kesako2.cgi/2134

コメント (4)


中学の必修教科フイギャーに賛成!!としたいところですが、絶対に文科省から「国技では無い」とか「スケートシューズは各自用意させるのか?」とか喧々諤々になりそうです、笑い。
私も浅田真央選手にはこの大会があって本当に良かったと思います。人間いかなる時も「やる事がある」「しなければいけない事がある」と思うと苦しい事も、哀しい事も乗り越えられます。一番悲しいのは「する事が無くなり、必要とされない事」です。

投稿者 お : 2011年12月25日 22:09

骨付きもも肉大好きでしょっちゅう作っています。(私にとってはごちそうの感覚が刷り込まれていてなぜかタンドリーチキン味も大好物なのですが)この鶏肉はバター焼きがあっているだろうと思います。くせの少ない鶏肉であれば私は塩胡椒した後10分~30分以上下味がなじむのを待って魚焼きグリルで表裏5分づつほど焼いてその後オーブントースターで5-10分焼くのが定番なのですが、バターを使うならフライパン電子レンジ調理かな?と想像しています。
 柔道空手は素晴らしい国技とは思っていますが、一生懸命取り組んでいる人だけが恩恵にあずかれ精進できるのではないかと思います。柔道もフィギュアもするな!とは思いませんが、嫌々やらせたら、弊害が大きすぎる気がします。
 あつかましいのですが、12月半ばごろの私のコメントが削除されていました(120歳が寿命との内容が入っていたところ)、文句は無いのですが、何が良くなかったのか教えていただけないでしょうか?。
 すばるの新連載第一回始めて初出を生で読めました。これからの続きが楽しみです。(立ち読みでは理解できないのでしっかり購入しましたが、昨今の本屋は選んだり立ち読みしにくい状況なのが残念です。ネットで気軽に立ち読みも購入も出来るのは良い点もあれど、頑固な感じの小規模な本屋がつぶれていくのは残念でなりません。私にとっては気軽にふらふら~と立ち寄りたい店が本屋なので)。
 すばるのカーテンコールの欄も今朝子様のこの連載への心構えが伺えて得した気分になりました。
 東州しゃらくさしは三度目を読み返したいと思いながら、内容が深くなかなか落ち着いて読書に耽られないのでまだ何度も読み返したく思います。

投稿者 nao : 2011年12月26日 21:20

nao様へ
すいません。こちらで何か削除した覚えは全くないのですが。

投稿者 今朝子 : 2011年12月27日 00:03

nao様へ
すいません。こちらで何か削除した覚えは全くないのですが。

投稿者 今朝子 : 2011年12月27日 00:04

コメントしてください




ログイン情報を記憶しますか?


確認ボタンをクリックして、コメントの内容をご確認の上、投稿をお願いします。


【迷惑コメントについて】
・他サイトへ誘導するためのリンク、存在しないメールアドレス、 フリーメールアドレス、不適切なURL、不適切な言葉が記述されていると コメントが表示されず自動削除される可能性があります。