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2011年12月21日

かき揚げ丼ととろろ蕎麦のセット

整体治療の前に新宿ルミネ内で食事。新宿に行ったら中村屋のカリーを食べるつもりが店舗改築工事中で残念でした。年内執筆のラストスパートで脳がめちゃめちゃ疲れているらしく、このところベッドでは本があまり読めずに寝てしまうのだが、今日は整体の操法中にうとうとしてしまいました(^_^ゞ
今日ちょっとショックだったのは森田芳光監督の訃報で、情報誌ぴあが休刊になった今年逝かれたのも何やら因縁めいて、いみじくも一つの時代が終わったことを象徴しているかのようだ。確かPFFぴあフィルムフェスティバル初期のグランプリ受賞者のはずである。代表作の「家族ゲーム」は封切り時に観ていて、実に尖ったセンスの斬新な映画に感じられた。漱石原作「それから」の映画化も当時の風俗をきちんと踏まえながら非常に現代性を感じさせた名作だと思われた。「キッチン」の不思議なムードも妙に印象に残っているし、ジュリー主演の「ときめきに死す」やPC通信の出会いを描いた「ハル」も面白かったし、尖ったセンスの映画を撮り続けてくれるのかと思いきや意外にふつうの娯楽映画を撮りだしてからはほとんど観なくなってしまった。ただ去年たまたま観た「武士の家計簿」は思ったより面白く、この人ならではユーモアのあるセンスが光っていたように思う。川島雄三は享年45であれだけ尖った名画をいくつも残したのだから、61歳なら十分ともいえるのだけれど、自分と3つしか違わない方が亡くなったので、やはり早いなあと思ってしまうのだった。


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コメント (1)


森田監督、61歳。昔なら早いとは思わなかったのかもわかりませんが、まだまだ面白い映画を作れそうな監督だったのに、惜しいということ他なく思います・
C型肝炎を患っておられたとか。浅田真央さんの母様も肝炎から肝硬変で亡くなられました。お二人とも肝癌まで進まないで肝硬変だったとか。ウイルス性肝炎にも進行状況が個々に違うもののようですが、本当にお気の毒です。

投稿者 お : 2011年12月22日 22:20

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