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2011年12月12日

タラと白菜のトウチ炒め

QPで見た料理。タラは塩胡椒酒で下味して片栗粉をまぶし、先にかりっと炒めて取りだしておく。生姜のみじん切り、白菜の芯、人参の薄切り、白菜の葉先を炒め、タラをもどしてトウチのみじん切りとすり黒ごまを加え、酒醤油砂糖少々と水溶き片栗粉の合わせ調味料をまわしかけ、仕上げに胡麻油をたらす。
また始まった各局の世論調査で軒並み支持率を下げたブースカだが、本物のブースカの生みの親である
市川森一氏がこんなに早くも逝かれるとは思ってもみなかった。『黄金の日々』はNHK大河ドラマの中でも好きな作品の一つだったし、同じく大河の『花の乱』も放映中の評判はイマイチだったが、去年DVDでまとめて見たら、哲学的ともいえる非常に優れたセリフが沢山あることに気づいたのだった。映画『異人たちの夏』を封切りで観たときは号泣して、しばし椅子から立ち上がれなかったほどである。当時のTVドラマは今日のように何でもアリのマンガチックな作品に支配されることはほとんどなく、山田太一氏のような淡々とした日常性をこと細かに描いた作品が人気を博する中で、市川氏は同じ日常的なメディアに当時としてはギリギリ許される範囲の浪漫主義を持ち込んで、どこか現実離れしてしまう作品を生みだされたし、私はそうした故人の作風が好きだったのである。


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