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2011年12月05日

焼き鳥

麻布十番の「世良田」でお茶の阪本・星野両先生と先生のお友だちと一緒に忘年会。この店は有名人もよく来ているらしい予約の取りにくい高級焼き鳥店で、今夜も超満員のなかで、私たちは写真の野菜詰め手羽先や、一部フォアグラも交えたレバー、超新鮮なハツ、ジェノベーゼソース添えの焼きフルーツトマト、本わさび載せのささみ白焼き等々をお腹が苦しくなるほどたっぷり頂戴して、帰りは腹ごなしに4人でイルミネーション満載の丸の内オフィス街をお散歩してから帰途に就いた。
「世良田」はもともと先生のお友だちが行きつけの店だったらしいのだが、先日阪本先生が行かれた時になぜか私の話が出て、ご店主が「今朝子ちゃんなら知ってる」と言われたそうなので、いったい誰なんだろう??という好奇心もあって行ったのだけれど、「ああ、やっぱり今朝子ちゃんだ」と言われても、私はさっぱり想いだせずにいた。それもそのはず、ちょうど40年前に、私が初めて東京に出てきたお祝いを、当時、六本木の日産ビルの地下にあった某料理店で催した時にいらした方だったのだという?(@_@)?
蝶ネクタイを締めたキャラの濃いご店主に「憶えてない?」と言われ、そう言われてみたら、確かに六本木の日産ビルの地下で何かあったような記憶はうっすらとあるのだけれど、それは誰が催してくださったのかも今はわからず、ひょっとしたら、初めて「香妃園」でご馳走してくださったあの方だろうか?という気がするも、なにせ40年前の話だから、すべてがあやふやなのだった。で、ご店主は、かつて「川上」の従業員で、その後原宿で焼き鳥店をなさっていたH氏のこともとてもよくご存じで、その店の開店時には手伝っていたと仰言るし、ご店主ご夫妻の新婚旅行でも「川上」を訪れられたという。しかも奥様のほうが「雁金屋草紙」で第一回時代小説大賞を受賞された鳥越碧さんのお友だちだそうで、ご店主ご夫婦と鳥越さんがご一緒に「川上」へ2度もお越しになったのだという。私も鳥越さんと2度くらいお会いしているが、もちろん互いにそんなことは知らないから話には出なかった。というわけで、「世良田」のご主人とはまことに不思議なご縁としかいいようがない。それにしても大学生になったお祝いパーティを六本木で催してもらったなんて、その後の大学生活とはおよそかけ離れたオシャレな感じなのだけれど、そんな場所で催してくれた人って一体誰なんだろう???


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