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2011年11月26日
すき焼き
神田明神そばの「神田の家」で藤山新太郎の江戸手妻を見た帰りに幻冬舎のヒメと湯島の「江知勝」で会食。
千代田区の指定文化財である「神田の家」は空襲を免れた都内でも珍しい木造建築物で、江戸時代から連綿と続いた材木商の家だけに素晴らしい木材を使用したみごとな普請が今日に公開されている。ここでは月2回藤山氏による江戸手妻=マジックショーが催されており、今回はイベントプランナーの新日屋さんからご招待を戴いたので、ヒメをお誘いして拝見した。「正直いうとマジックのほうはそんなに期待してなかったんですけど、どうして、どうして、スゴイですねえ。めちゃめちゃ面白かったです~」とヒメが仰言ったのは同感で、江戸時代はこんなことくらいでも受けてたみたいですというような手品かと思いきや、狭いお座敷で見ていながら種も仕掛けも全くわからない本格的なマジックが邦楽の鳴り物入りで江戸情緒たっぷりの語りを交えて展開される。私は開演に遅れて前半を見損なってしまったが、後半の和紙で蝶を作って扇で飛ばしながらさまざまな変化を付けて最後に蜘蛛の糸や紙吹雪が飛びだす仕掛けと、本物の木綿針を
十数本と糸を呑み込んでそれらをつなげてふたたび口から取りだす芸などは実に見応えがあった。機会があればまた見たいし、本物の馬を一頭舞台に出して、それを丸ごと頭から呑み込むようにするトリックもあるらしく、それなんかはゼッタイ見たい!!!と思います。
ところで明日は旅先でブログは一回お休みします。湯治場としてだけではなく、戦前は御用邸もある高級リゾート地として知られた伊香保を新連載ミステリーに登場させるための取材旅行で、伊香保を舞台にすることにはちゃんと理由があって、 某TV局の温泉女将シリーズみたいに温泉に入りたいから舞台にするわけではないのですが(笑)、せっかく群馬に行くなら、やっぱりその前に北軽で馬に乗りたい~という気持ちにはなりまして(苦笑)、明日は早朝に出発し、北軽井沢で乗馬してから伊香保で一泊することにしたのでした。帰宅後にまた旅先の写真と映像をお届けするつもりです。大阪ダブル選挙がどうなるかは群馬で知ることになりそうです。
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コメント (1)
奇術協会の会というのか、見に行ったことがあります。ほんとに、間近かで見ても素晴らしいものでした。
ただ1つ気になったのは、ステージで鳩とか生き物を使ったマジックをしたあとで、カードのマジックをした時に、私は舞台の床が気になって気になって、全然パフォーマンスに集中できませんでした。
というのは、生き物の糞が舞台にたくさん残ったままの状態で、次のマジシャンがカードのマジックをするのですが、彼がパラパラと落とすカードが糞の上に散らばっていくのが見ていて哀しかったです。
あれは、人気のあるらしい若いカードマジシャンへの嫌がらせだったのでしょうか?
何故、舞台をサッと一拭きモップをかけてから、カードマジックに移らなかったのか、今でも後味悪い記憶です。
あ、それから、少し前に、個人情報をバラすような書き込みをして申し訳ありませんでした。いくら、ほとんどバラされてることとはいえ、してはいけないことと思います。今朝子先生はじめ皆様に不快な思いをさせてしまったことと思います。ごめんなさい。
それからもう1つ。
以前、現代アートの作家さんの作品が、個展の早々にほぼ売約済みだったことについてです。
あれは、もしかしたら個展の前に内覧会があるとか。
事前に以前の購入者に内覧会をすれば手堅いですよね。(憶測です。)
投稿者 せろり : 2011年11月27日 18:10