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2011年11月15日
姫路おでん、しそ餃子
伊勢丹クインズでは全国各地のおでんが売られていて、ゲットした姫路バージョンは甘くて濃いめの出汁で煮てあるにもかかわらず、生姜醤油を付けて食べるというものだが、結構おいしく食べられた。とにかく今日は何でもおいしく食べられるくらい猛烈にお腹が空いていて、その理由はランチも食べ忘れるくらい執筆に集中していたからである。いよいよ新作の歌舞伎バックステージ・ミステリー連載開始で、今日は第一回分の60枚近い原稿を入稿してグッタリし、料理を作る気力もなく超手抜き晩ご飯になった。毎日原稿はしっかり書いているのだけれど、いざ入稿する段階で読み直すとゲゲッ!!となって書き直すことが多く、これでまたゲラの段階でゲゲッ!!となるのはいつものことである。今度の新作は背景が昭和初期で、江戸時代に比べると格段に語彙が増えるため、こちらがコトバを選択する幅も広くなって余計大変になってしまうのでした(-_-;)それにしても昭和初期1930年代は世界の状況が色んな点で現代とよく似ていることがわかるのだけれど、関東大震災の時とも妙に符合しているのは歌舞伎座と魚河岸の件で、歌舞伎座もちょうど建て替え中に震災が起きて工事を一からやり直したし、魚河岸は日本橋からの移転が震災前から問題になっていて、かなり根強い反対運動があったにもかかわらず、大震災の結果なし崩し的に築地に移転するかたちになったようである。これらのことは別に小説とは何の関係もないが、妙に気になってしまったのでここに書いておきます。
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